カテゴリー「今朝のクリニックFの音楽」の15件の記事

2012年3月21日 (水)

第70回米国皮膚科学会参加してきました リスト ピアノ協奏曲 第一番

おはようございます。

今日3月21日はクリニックFの診療日です。

昨日米国皮膚科学会の開催されたサンディエゴより帰国し、今日は早めにクリニックに出勤しました。

残念ながらサンディエゴではクラシックのコンサートには行けませんでした。

ちょっとクラシック音楽に飢えていて、なぜか聴きたくなったのがリストのピアノ協奏曲第一番。

ユンディ•リが弾いたものが見つかりましたので、のせておきますね。

実はクリニックFの音響を今月入れ替えたのです。

クリニックFには、オペラ歌手などの声楽家の方、ヴァイオリン、チェロなどの演奏家、ピアノの先生、声優さん、ロック歌手、ポップス歌手の方などなど、音楽の専門家や、音響にかなり詳しいの方もよくいらっしゃりますので、何人かの方が音の違いに気づかれました。

さすがです(笑)。

ご存知の方もいるかもしれませんが、LINNのDSというシステム。

素晴らしい技術だと思います。

そうそう、米国皮膚科学会(AAD)の展示ブースでは、ものすごく沢山の企業展示がありますが、特に新規性のあるものは、とても小さいブース見つかることが多いのです。

こうした細かいブースで技術者や開発者と語って、技術の先物買いをするのも僕の楽しみの一つ。

個人的に、これはいけるのでは!!

と思った全く新しい技術が二つありました。

一つはレーザー、IPL(フラッシュランプ)に次ぐ、第三の治療光になりうる光源の発表。

ちなみにプラズマやLEDではないです。

会場の何人ぐらいの人が気づいたでしょうか?

工学技術的にも新しく、これはいけるのではないでしょうか。

そしてもう一つは診断機器。

こちらもこのブログで触れてゆきますね。

米国皮膚科学会では、川口クリニックの川口英昭先生、湘南鎌倉美容院の山下理恵先生、かおる美容形成外科クリニックの佐藤薫先生、高崎メディカルクリニックの貝瀬友規先生など、日本の著名な先生方ともご一緒させていただき、とても楽しい時を過ごさせていただきました。

ありがとうございました。

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2012年1月20日 (金)

アンジェラ・ゲオルギュー マリアカラスへのオマージュ

おはようございます。今日1月20日(金)はクリニックFの診療日です。

今日の都心は、朝からボタン雪。初雪ですね。

交通機関が少々心配です。患者さんは大丈夫でしょうか? ご無理のないよう、お気をつけください。

昨日は木曜日で休診日を頂いていましたが、実は朝から篭って論文を仕上げていました。

集中したおかげでようやく一報書き上がり、昨日ポストに投函してきました。

独特の爽快感。

その後、本年オーランドで開催される米国レーザー医学会で発表する演題について、共同演者の工学部、薬学部の教授たちと4名で打ち合わせをかねた新年会がありました。

医学博士が2人。薬学博士1人、工学博士1人。

4人の博士の会合でした(笑)。

研究の専門が違うと、分野の常識にとらわれない意見や、思いもよらない人脈が出てきて、とても脳が活性化されます。

レーザーの話から始まって、放射能物質や微量元素の分光分析の話まで、話は尽きませんでした。

新しい仕事に生かせるといいなと思います。

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さて、今日のブログは久しぶりにクリニックFでかけるBGMの話です。

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先週訪れたイギリスロンドンのコベントガーデンで購入した、アンジェラ・ゲオルギューのアリア集のCD(写真左)。

これ、アマゾンでみたらまだ日本では発売されていないんですね。予約はできるようです。

彼女が愛してやまないマリア•カラスのレパートリーを集めたものだそうですが、非常に良いのでお勧めします。

アンジェラは、マリア•カラスとそもそもレパートリーも近い。

一方で声質は違うのですが、そこが面白いところです。

アンジェラの方が重厚感がある声で、DVDなどの現代のメディアにおいては、ズーム画像で高い表現力と演技力が要求されるため、今風の好みになるのかもしれません。

僕は昨年購入したこの椿姫のブルーレイもお気に入りです。

今はBLは安くなっていますね。

この価格で世界最高のオペラを楽しめるなんて、最高の贅沢です。

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2011年6月27日 (月)

2011年6月イタリア出張⑧ スカラ座の生んだ歌姫 ニーノ・マチャイゼ Nino Machaidze

おはようございます。今日6月27日はクリニックFの診療日です。

土曜日朝にイタリアから帰国したばかりで、ついそのまま週末を過ごしてしまったため時差ぼけを解消しきれず、朝4時に目が醒めてしまいました。

でも、今週日曜日からまたロシアのサンクトペテルブルグへの学会出張が待っています。こうなると、時差を直した方が良いのか悪いのか分かりませんね(笑)。

今日のクリニックFの音楽は、イタリア ミラノはスカラ座で購入したソプラノ歌手 ニーノ・マチャイゼ Nino Machaidze のファーストアルバム「Romantic Arias」です。

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彼女はスカラ座の研修所を卒業したのち、2008年のザルツブルグ音楽祭でアンナ・ネトレプコの代役として、ロミオとジュリエットのジュリエット役という大役を果たし、絶賛を浴びたのです。

当時25歳。その時の映像がこちらです。

Romeo et Juliette - "Je veux vivre dans"

主役の突然のキャンセルが、新人歌手にとっては絶好のチャンスで、登竜門だったりしますが、彼女の歌も演技も、完成度が非常に高いですよね。

きっちりとチャンスをものにしたのでしょう。

このCD、確認したのですが、まだ国内ではアマゾンでも売られていないようで、輸入盤の購入も来月かららしいです。

スカラ座に並んでいたものを、何となく気になって購入してきたのですが、かなりお勧めですよ。

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2011年6月 7日 (火)

「THE ART OF PIANO」イグナツ・ヤン・パデレフスキ

おはようございます。曇り空ですね。今日もクリニックFの診療日です。

今日は「THE ART OF PIANO」という20世紀を代表するピアニストの映像を集めたDVDから聴いています。偉大なピアニスト達をどこにいても動画で観られる・・・というのは、この時代ならではの贅沢ですよね。

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106分のオムニバス形式のインタビューと演奏映像なのですが、昨日紹介したアルフレッド・コルトーの映像も入っています。

昨日のブログで中村紘子さんの話をすこし書きましたが、それでふと昔読んだ「ピアニストという蛮族がいる」という彼女の本を思い出して、このDVDを久しぶりに探してきたのです。

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ちなみに、この本は僕がいまさら言うまでもないですが、名著です。読まれたことのない方にはお薦めします。

さて、このDVDで最初に紹介されているピアニストのイグナツ・ヤン・パデレフスキは1860年生まれ。

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ピアノを本格的に習い始めたのは24歳の時だったのだそうですので、テクニックが優れているよりは、長い髪で、気品のある演奏姿が、フランツ・リストが作り上げた「ピアノリサイタル」というビジネスモデルに見事に合致したのでしょう。

1887年にウィーンで果たした公式デビューから世界的なツアーに出て、ピアノ史上最大の興行収益を上げ、ホロヴィッツの出現まで、半世紀もの間ピアニストの代名詞となったと言います。

パデレフスキの演奏をライブで聴いた初めての日本人は、瀧廉太郎だったといわれていますね。どんな感想をもったのでしょうか。

演奏家として活動したのち、1919年に短い間ですがポーランドの首相という要職に就任したという、ちょっと珍しい人物です。

パデレフスキ (1860-1941) は、首相退職後、ハリウッド映画にも出ましたので、スターオブハリウッドにも名前が刻まれているのですよ。

スターの中にレコードプレーヤーが彫り込まれていますよね。

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その他、19世紀から20世紀初頭に生をなし、興行成績を上げたこれらのピアニストの映像と演奏が収録されているのです。

■ヨーゼフ・ホフマン (1876-1957)

■セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943)

■ベンノ・モイセイヴィチ (1890-1963)

■ウラジーミル・ホロヴィッツ (1904-1989)

■ジョルジュ・シフラ (1921-1994)

■マイラ・ヘス (1890-1965)

■アルトゥール・ルービンシュタイン (1886- 1982)

■フランシス・プランテ (1839-1934)

■アルフレッド・コルトー (1877-1962)

■ヴィルヘルム・バックハウス (1884-1969)

■エトヴィン・フィッシャー (1886-1960)

■エミール・ギレリス (1916-1985)

■スヴャトスラフ・リヒテル (1915-1997)

■アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ (1920-1995)

■グレン・グールド(1932-1982)

■クラウディオ・アラウ (1903-1991)

■アニー・フィッシャー (1914-1995)

収録されたピアニストは前世紀を代表する人ばかりで、まさにお宝もののDVDですね。

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2011年6月 6日 (月)

アルフレッド・コルトーのショパン

おはようございます。関東は梅雨に突入したと聞きますが、今日はカラッと晴天ですね。

今日はクリニックFの診療日です。

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今朝はアルフレッド・コルトーの「エコール・ノルマル音学院でのマスター・クラスより」という企画ものショパンを聴きながらスタートしました。

アルフレッド・コルトー(Alfred Denis Cortot)は、1877年9月26日にスイスのニヨンに生まれました。

優れた演奏家というよりも教育者として名を成した人です。

ピアニストにしては手が小さく、決して器用な演奏をしたわけではなかったようです。演奏会もミスタッチが見られたそうですが、独自の演奏練習法を編み出すなど、常に努力を怠りませんでした。これが後年の指導者人生に大きな影響を与えたのでしょう。

以前、ピアニストの中村紘子さんが、過去の演奏家の中で、何度も繰り返して聴き、自分が目指しているのはコルトーだけだというようなコメントをしていたのを思い出します。

1907年にパリ音楽院の教授に就任しましたが、

「音楽院の育成方法は、ピアニストだとピアノのことしか出来なくなる輪切りシステムだ」

と言いつつ改革を訴えました。

どこかの国の医学部の話のようですね(笑)。

1919年に、オーギュスト・マンジョとともに自らの音楽学校「エコール・ノルマル音楽院」を設立し、同年パリ音楽院を辞任。

さらに教育活動にも力を注ぎ、朝から公開レッスンを精力的に行ないました。

このCDは、1954年から1960年にかけて、エコール・ノルマル音楽院でのレッスン中の演奏を録音したもので、曲によっては途中で止まってしまうものもあり、びっくりしますが、コルトーのリラックスした演奏が聴けますよ。

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2011年6月 1日 (水)

パガニーニのヴァイオリン協奏曲第一番第二番 アッカルドとシャルルデュトワ

6月に入りましたね。今日もクリニックFの診療日です。

明日木曜日は休診日を頂いていますが、明後日金曜日も一部上場企業の依頼で高知県で講演を引き受けていますので臨時休業となります。高知には今まで一度も行ったことがありませんでしたが、先月に引き続き、1月以内に二回も行くことになりました。何か縁があるのでしょうか?

そんなわけで本日の19時までの診療の後、診療再開は土曜日です。本日の夕方頃の予約の枠がまだありますので、宜しかったらクリニック03ー3221−6461にお電話ください。

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今朝の音楽はパガニーニのヴァイオリン協奏曲第一番と第二番です。サルヴァトーレ・アッカルドがヴァイオリンで、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、シャルル・デュトワ指揮で1975年の演奏です。

思えば、17世紀18世紀のイタリアはヴァイオリン大国でした。

ストラディバリ家、グァルネリ家、アマーティ家といった、現在でも通用する優れたヴァイオリンを制作した一族がいたのもこの時代ですし、ヴィッターリ、ヴィヴァルディ、ヴィオッティなどの名演奏家が生まれた時代でもありました。

1782年にジェノヴァで生をなしたニコロ・パガニーニは、超絶技巧的な演奏をしたため、「悪魔に魂を売り渡し、絶技功を手に入れたヴァイオリニスト」と恐れられる一方で、シューべルト、ショパン、リスト、べルリオーズ、ロッシーニなどの同世代に生きた大作曲家達に多くの影響を与え感嘆させました。

中でもリストは自分はピアノでパガニーニの絶技功演奏を目指すと公言し、二人の演奏は絶大なファンを得たといいます。今で言うとマイケル・ジャクソン級の世界的な人気だったのでしょうね。

そんなパガニーニが作曲した超絶技巧のヴァイオリン協奏曲。全部で6曲が確認されています。孤高の人でありクラシックファンであった元小泉総理が、官邸にこもり、このパガニーニのヴァイオリン協奏曲を特に好んで聴いていたと誰かからか聞いたことがあります。

サルヴァトーレ・アッカルドは、1941年トリノ生まれ。17歳の時にパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第一位に入賞した、当代きってのパガニーニ演奏の第一人者として知られていますが、僕はシャルルデュトワとのカップリングのこの録音が好きですね。

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2011年5月30日 (月)

カルロス・クライバーの交響曲第五番「運命」

おはようございます。東京も梅雨入りで曇り空ですが、今日もクリニックFの診療日です。

今朝一番の音楽は、カルロス・クライバー指揮 ウイーンフィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェン交響曲第五番「運命」です。1974年の録音。クライバーの「運命」を初めて聴いた時は、「運命」という名の全く違う曲かとおもいましたよ。それくらい衝撃を受けた録音です。

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カルロス・クライバーは1930年7月3日、名指揮者として知られたエーリッヒ・クライバーの息子としてベルリンで生まれました。本名はドイツ名のカールでしたが、エーリッヒがナチスに反対してアルゼンチンに移った際に、カルロスと改名されます。

スイスはチューリッヒにある工科大学に進んだ、いわば「理系の男」なのですが、一転してミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場の練習指揮者として経験を積み、1954年にポツダムの劇場で指揮者デビューを果たします。この経歴にも僕は心惹かれてしまいますね(笑)。

指揮者デビューの際には、世界的指揮者の父エーリッヒに配慮したのか、「カール・ケラー」という芸名を用いています。カルロスの指揮者デビューに際し、父エーリッヒは「幸運を祈る 老ケラーより」と打電したと伝えられています。

カルロスは、世界各国の交響楽団と数々の名演を残すも、一度も音楽監督のポストに就任せず、1970年代頃からレパートリーをより少なく限定し、リハーサルの時間を極端に長くとって、自分の意に沿わないとわかった仕事は次々とキャンセルすることを繰り返しました。

これが逆に希少性を生み、キャンセルにより他の指揮者に代わる可能性があるにもかかわらず、チケットは瞬時で売り切れたそうです。

演奏録音の少なさに比較して、DVDなどの映像が多く残っているのですが、特に往年のカルロスはあたかもそれ自身が舞踊であるかのように優雅にタクトを振るのです。この姿が映像にこだわるカヤランからも本物の天才指揮者だと感嘆を受けた理由なのでしょう。

リヒャルトストラウスの薔薇の騎士の映像では、舞台が始まっているにもかかわらず、2分近くもカルロスクライバーの優雅な指揮を映し続けるシーンがありますが、納得できますよ(笑)。

良くも悪くも、世界的な知名度を持つ指揮者の息子として生まれた天才指揮職人と言った感じでしょうか。

最も好きな指揮者を挙げろと言われたら、「あの指揮者、この指揮者」と様々な演奏が脳裏に浮かび長い間逡巡するかもしれませんが、それでもやっぱりたぶんカルロス・クライバーを挙げてしまうのだろうな、と思います。

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2011年5月28日 (土)

トスカニーニ指揮シューベルト交響曲第八番「未完成」

おはようございます。今日もクリニックFの診療日です。

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今朝の音楽は、トスカニーニ指揮NBC交響楽団のシューベルト交響曲第八番「未完成」と第九番「ザ・グレイト」です。

1950年と1953年のカーネギーホールでの録音。

未完成は良い録音が多いですが、僕はこれが好きですね。

アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini)は 1867年 明治維新の前年に、イタリアのパルマで生まれました。

パルマ音楽院の作曲科の学生のとき、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を観て、あまりの完成度の高さに作曲家になることを断念して、チェロ科に転科した、というエピソードが伝えられています。

楽譜至上主義かつ即物主義な演奏スタイルは、ロマンチストで変化を好むフルトヴェングラーと評価も人気も二分されましたが、日本人にはフルトヴェングラーのほうが知名度が高いでしょうか。

本来であれば日本でももっと評価されるべき存在なのだと思います。

1898年にミラノのスカラ座の音楽監督に、さらに1908年にはあの作曲家のグスタフ・マーラーの後任としてNYメトロポリタン歌劇場の音楽監督に就任し、まさに20世紀前半を代表する指揮者となりました。

注目すべきはトスカニーニが、生前のヴェルディやプッチーニと同じ時代に生きた指揮者であるということ。

「オテロ」の初演にチェリストとして参加した時にヴェルディの知遇を得たり、プッチーニの遺作となったオペラ「トゥーランドット」をミラノのスカラ座で初演していたりと、録音が残っているだけでも貴重な存在なのでしょうね。

ちなみに、トスカニーニの娘のワンダは、ピアニストのウラディミール・ホロヴィッツと結婚していますが、1932年にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番『皇帝』で二人が共演したのがきっかけとなったのだそうですよ。

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2011年5月27日 (金)

ムラヴィンスキー指揮チャイコフスキー後期三大交響曲

おはようございます。昨晩香港から帰りました。

フライトの都合で行きは羽田発、帰りは成田着でしたが、都内へのアクセスがあまりに違いますね(苦笑)。

今朝の目覚めの音楽は、1960年録音、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルのチャイコフスキー交響曲4番5番6番(後期三大交響曲)でした。

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エフゲニー・アレクサンドロヴィチ・ムラヴィンスキーは1903年ロシア生まれ。20世紀にロシア、ソ連、東欧の地域で輩出された、最もカリスマ性のある指揮者だといわれています。

ロシアはサンクトペテルブルグにて法律家の父と歌手であった母の間に生まれた彼は、貴族の階級にあったのですが、一家は1917年のロシア革命で全ての財産を失ってしまいます。

もともと音楽の素養があったのだと思いますが、ぺトログラード大学で生物学を専攻していた際に、学費の捻出のためにマリインスキ―劇場でパントマイムの端役をしていた時期もあったのだそうです。

彼はその後レニングラード音楽院に入り直し、指揮と作曲を学びました。

彼の転機は1938年に訪れます。全ソ連指揮者コンクールで優勝し、レニングラードフィルハーモニー交響楽団の常任指揮者に抜擢されるのです。

以後、88年にレニングラードで死去するまでこの地位にありました。

僕もムラヴィンスキーのCDは幾つも持っていて、チャイコフスキーの他には同じくロシア出身の作曲家ショスタコービッチなども得意としています。今朝聴いた録音は、ムラヴィンスキーを世界に知らしめた超名盤と言われているものです。

チャイコフスキーの交響曲と言えば、日本では第六番の「悲愴」が良く演奏されますが、僕の好みは圧倒的に第五番です。

第五番のリハーサル中の風景をYOUTUBEで見つけました。

ムラヴィンスキ―は長身で威厳がありますね。

ムラヴィンスキ―も、この第五番を最も好んだと言われていて、生涯で最も多く録音および演奏を行ったのだそうですよ。

さて、クリニックFの診療も今日から再開です。昨日のブログでも書きましたが、今日は新しいemaxが来ますので、嬉しいですね。

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2011年5月23日 (月)

モーツァルトの三つのディヴェルティメント

おはようございます。明日から木曜日まで香港出張になりますが、今日はクリニックF外来日です。

今日の朝の音楽は、モーツァルト3つのディヴェルティメントです。ヘルベルト・プロムシュテット指揮シュターツカペレドレスデン1976年の録音です。カラヤンが絶賛したと言われるドレスデンのルカ教会での録音。この作品で最も評価の高いと言われる音源です。

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アナログLPからCD化されるにあたり、音源の質の低下が言われましたが、この作品はクラシック音楽の宝庫とも言えるドイツ・シャルプラッテンのオリジナルアナログマスターからCD化され、20タイトルが発売されたものの一枚です。

でも、今探してみると、こちらのCDも、もう手に入らなくなってしまったようです。

特にクラシックCDは一期一会で、次に探そうと思ってももう手に入らないことが良くあります。身構えていて、見つけた瞬間に手に入れないといけませんね。

話は音楽から脱線しますが、この「一期一会」という言葉は、茶道の千利休の言葉です。

「(これからも何度も会うこともあるかもしれませんが、)あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう。」

こういう気持ちでクリニックでの診療も続けて行きたいと思いますよ。

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