米国レーザー学会(ASLMS)
三月にオーランドで行われた米国レーザー学会(ASLMS)で発表をして来ました。ASLMSはAmerican Society of Laser Medicine and Surgery という学会です。レーザーの概念を初めて世に提示したのはアインシュタインだといわれていますが、実際に物理学者のメイマンによってレーザーの機械が作られたのは1960年の話です。1960年という年は、59年にキューバ危機が起こり、61年にケネディが大統領になるという、まさに冷戦の真っ只中でした。レーザーも兵器として軍事目的に開発されたのです。
軍事目的に開発されたこのレーザーを、人の肌に応用しようと考えたのがロックス・アンダーソン医師でした。1983年にサイエンスという雑誌に、当時まだ20代の後半だったロックスの“セレクティブフォトサーモライシス”という優れた論文が掲載されます。その功績を認められ彼は30代前半でハーバード大学の教授に就任し、以後約30年にわたって世界の皮膚レーザー学会をリードしているのです。彼が作った学会がASLMSであり、毎年3月から4月にかけて開催されるその学会には医師だけではなく、物理学者や関連企業・業者などレーザーに関わる人間が世界中から集まり、最新情報が一手に集まります。
写真は左からIBC(米国レーザー輸出業者)のTad長田社長、JMEC(日本最大のレーザーのディストリビューター)の森下社長、広島の慶友クリニック高山先生です。
左はマックス社社長のヘイリャン氏。エ ール大学の機械工学科を卒業し、MBAも持つ英
才です。いわばメカが分かる社長ですね。韓国系米国人で、非常に尊敬できる友人です。右が私の講演を聴いて、興味を持って質問してきたフランス人のDrです。名前は失念してしまいました。
才です。いわばメカが分かる社長ですね。韓国系米国人で、非常に尊敬できる友人です。右が私の講演を聴いて、興味を持って質問してきたフランス人のDrです。名前は失念してしまいました。 さまざまなレーザーが展示されます。この中を歩いていると、数年先に出るレーザーの話題が手に入ります。レーザー機器は非常に高価なので、購入する機械の選択は相当慎重に行います。会場内を歩いているとどう考えても怪しいものもありますが、10のブースのうち1つは人だかりがあります。そこでじっと話を聞いて、自分の医学知識に照らし合わせて考えて、“これは”というものを購入するのです。今年はフラクセルの話題が一人勝ちでした。
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