ポーランドのヤグレーザー学会 招待講演
今まで何度か海外の招待講演をしてきましたが、初めてヨーロッパの依頼が来ました。しかもいったことのない国、ポーランドです。 ミラノ空港経由でアリタリア航空で17時間近くかけてクラカウに着きましたが、空港でまさに東欧という面持ちの、ポーランド訛りのある英語をしゃべる美しい女性が出迎えてくれました。ポーランドはほとんど英語が通じないと聞いていたので、一安心。 小さな都市だけあって、車で街までは20分ぐらい。噂どおりの美しい町並みが続いています。 学会会場はクラカウ(クラクフ)という世界で一番美しい街といわれているところ。
ポーランドではワルシャワについで二番目に大きな町です。ワルシャワは大戦中にソ連により壊滅的な打撃を受け、一旦街が崩壊しました。クラカウはほとんど打撃を受けずに、中世の町並みをそのまま残したところです。1386年から1572年まで続いたヤギェウォ王朝の首都で、この都市が栄えたのは、ポーランド王国の全盛期と重なります。
歴代ポーランド王の居城であったヴァヴェル城の入り口
ヴァヴェル城の回廊よりクラカウを望む
ポーランドはレーザー治療が始まったばかりだそうです。しかし、経済状況は非常によく土地価格はバブルにちかい上昇が起こっているそうです。レーザークリニックは徐々に増えつつあり、皮膚科医、形成外科医、美容外科医達にとって、レーザーに対する興味も増すばかりだそうです。
クラカウ市街地このセミナーはCONSULTEONIXというレーザーのディストリビューターの主催するポーランドのレーザー初心者医師のための、とても小さいものでしたが、東欧特有ののポーランド人の優しさに惹かれました。社長のクリストフは真摯な人で、とても仲良くなりました。
左から韓国系アメリカ人、エール大学機械工学科出身のマックスエンジニアリング社長ヘイリャン(なんだか朝青龍に似ていますよね)。社長秘書のアグネシカ、社長のクリストフ。クリストフはアウディのユーザーなのですが、ものすごい勢いで飛ばします。運転は怖かった。
講演会はこんな小さな部屋で行われました。でもポーランド中の医師が集まっています。
夜の懇親会。ポーランド中の医師たちと。
世界最先端のレーザー情報がわかる
| 固定リンク
「国際学会 欧州 ポーランド編」カテゴリの記事
- ヴェリチカ岩塩坑(2005.06.22)
- ポーランドのヤグレーザー学会 招待講演(2005.06.21)
- アウシュビッツ見学(2005.06.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント