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2005年12月の4件の記事

2005年12月25日 (日)

フジテレビ アンチエイジング特番の放映

今日はフラクショナルレーザーがフジテレビに取材放映されました。クリスマス特番の「幸せに100歳まで生きる方法」という番組で、肌を丸ごと入れ替えるフラクセルという機器が取材されたのです。 フラクセルは2004年の米国レーザー学会(ASLMS)で初めて理論が発表された機械です。肌に70ミクロンという小さな穴をレーザーでたくさんあけて、ターンオーバーを促進し、肌を入れ替えようというものです。だいたい5日間ぐらい肌が赤くなりますが、1回施術すると15-20%程度の肌が完全に入れ替わります。 フラクセルの理論が発表されたときに、学会に参加している医師が、会場でどよめいたのを覚えています。穴を空けた皮膚の周りに正常な皮膚を残すと治療期間が短縮できるいうこと。そして70ミクロンという孔の大きさならば、照射直後にでも感染症を防ぐことが出来るということが、誰も気付かなかったのだけれど、まさにコロンブスの卵、コペルニクス的転回、医学理論に即したものだったのです。

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ナビゲーターのタレントさんが、本部より出された指令を下に、日本で最先端の治療をしているところに調査に来るという企画でした。

 

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今までも何度かテレビ取材を受けたことがありますが、今回の取材の時には一切の台本がなく、タレントさんとの会話で、診察を普段通りにやってくださいといわれました。とは言っても、この普段どおりがなかなか難しいのです。

 

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台詞が思いっきり棒読みになってしまって放映までは暗い気持ちでいました。実際に放映されてみると、良いカットのところだけ使用していただけたようで、安心ました。

 

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放映中に使用された写真です。しわが劇的に変わっています。

 

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2005年12月24日 (土)

小早川信木の恋 記者会見

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「小早川伸木の恋」というテレビドラマが、2006年1月よりフジテレビで始まることになり、その記者発表会に呼ばれました。主演は唐沢寿明さん。これは元々ビッグコミックに連載されている柴門ふみさんの漫画が原作となっているのですが、柴門ふみさんとは雑誌の取材がご縁で知り合いとなり、漫画連載にあたって、大学病院ネタをたくさん提供させてもらったのです。今回はその柴門ふみさんからのご招待。ちなみに小早川伸木の漫画単行本(四巻目以降)には、“取材協力 藤本幸弘”と印字されています。

以前柴門さんに、「どうやったらあんな漫画を描けるのですか?」と聞いたことがあります。柴門さんは、「まずキャラを実在の人物から何人か立てて、漫画の中に入れると、彼らが勝手にストーリーを作ってゆくのですよ。」とあっさりおっしゃいました。まさに稀代のストーリーテラー。実は僕も登場人物一人のモデルになっています。皆さん誰だか分かりますか?

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同じく大学病院に関する取材を受けた、東銀座にある永峯医院http://www.nagamineiin.com/ の永峯先生と柴門さん。永峯先生は東大大学院の時の先輩で、僕が姉のように慕っている人です。

本当にドラマが楽しみです。初回放映は1月12日(木)夜10時です。

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2005年12月16日 (金)

Dr.マドロック ハリウッドスター

ラスベガスの学会の帰りにロサンジェルスに立ち寄りました。当初は化粧品のドクターオバジのオフィスに表敬訪問する予定だったのですが、日程の都合で、A4MでJMECの西村専務に紹介を受けたDr. Matlockに急遽アポを取り、オフィスを見学に行くことにしました。彼はレーザーを使って、膣の縫縮術と、大陰唇の縮小術、そして、コラーゲンをGスポット皮下に注入して感度を上げるhttp://thegshot.com/

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といった女性のための三点セットを至極真面目に施術しているのです。あまりに沢山の女性自身の術前術後写真を得意げに見せられ、なんとも食傷気味になりました。。。。彼はMDとMBAホルダーで経済的にも成功しているとか。ちなみに教え子は世界17カ国に渡っていて、アジアでは特に韓国が多いそうです。お国柄ですかね。ちなみに日本でこの施術が出来る人はいないとか。弟子にならないかと誘われましたが、言葉を濁しておきました。文化の違いで日本にはなじまないような気がしましたが、ご希望の方はいらっしゃいますか??メールをいただければ施術を習いに行きます。彼曰く、満足度はかなり高いとか。

Dr. Matlockの病院の建物

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ロサンジェルスの街が見渡せる、丘の上に彼のクリニックのビルはあります。 

 

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ハリウッドの有名なビュー

 

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レンタカーの中からの写真。空の色がまさにカルフォルニアです。

ハリウッドブルーバードにて

 

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ハリソンフォードのスターの前で

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2005年12月15日 (木)

ラスベガス アンチエイジング学会

ラスベガスで開催された、アメリカのアンチエイジング学会に出席してきました。American Association of Anti-Aging(通称A4M)は毎年12月にラスベガスで行われる抗加齢医学の学会で、加齢に関することは、サプリメントからレーザーまですべてを扱う学会です。

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今年はホテルパリスで行われました。二分の一サイズのパリのエッフェル塔と凱旋門があるホテルです。 オーランドのディズニーワールドは家族のためのエンターテイメントですが、ラスベガスは大人のための街です。アメリカ人のエンターテイメント能力には、度肝を抜かれます。

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会場を歩いていて、特に気になったのは、デトックス(重金属排出のため)のサプリメントです。ここ数年、体内にニッケルや水銀、カドミウムなどの重金属がたまると健康に悪いので、何らかの方法で排出をしようという考えが生まれてきたのは、興味のある方は良くご存知だと思います。私も湘南鎌倉の海育ちですので、海水魚を丸ごと食べる機会が多くありました。海水魚の体内には多くの重金属がたまります。毛髪検査をしたところ、水銀が上限を超えていました。ちょっと驚きましたが。

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重金属を体内から排出するためには、キレーションセラピーと言うものが有名です。キレーションセラピーは、生体内にEDTAという物質を点滴で入れて、重金属をカニの鋏のように切り取って排出する方法です。米国では賛否両論もありますが、知名度が高く、小児の自閉症や、心臓の動脈硬化に良いと言う論文が提出されています。私は医学博士論文を書いた研究室でよくこのEDTAを使いました。EDTAを使用すると、溶液中のカルシウムが完全になくなってしまうため、生体内のCaが全くない状態での仮想実験が容易に出来るのです。その切れ味のよさから、カルシウムが体内、特に骨から必要以上に失われる危険性を否定できず、どうしても導入に踏み切れませんでした。また、重金属の中で水銀に対する効果はEDTAに見られず、しかも必須ミネラルは排出されてしまうという弱点もこの物質にはあります。    

今回の米国アンチエイジング学会では、このHMDという商品が面白いと思いました。これはEDTAのように点滴で導入するのではなく、食材に数滴たらします。それを食事として摂取すると、体内で作用が発揮されるのです。開発者のDr.George J.Georgiouに直接確認しましたが、砒素、アルミニウム、鉛、カドミウム、水銀、そしてウランなどの重金属に対して排毒作用があるのに関わらず、必須ミネラルが体内から減少しないのです。彼らのグループは過去三年間に1億円以上の研究開発費を投入しており、商品に対し、非常に自信を持っていました。近日中にクリニックでも、この商品を仕入れることが出来るようにしたいと思っています。

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デトックス効果で知られるコクーン(個人岩盤浴器)が展示されていて、JMECのブースに立ち寄りました。今年日本の企業で展示しているのは、ここだけでした。

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ラスベガスからLAへ ネバダ州の砂漠が続いています。

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