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2006年5月 7日 (日)

ホロビッツ

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今日はクリニックも休みにしました。久しぶりに好きな音楽を聴きながらゆっくりとすごそうとおもっていたところ、ラフマニノフのCDを自然に選んでいました。

ラフマニノフは僕が一番好きな作曲家です。ピアノ協奏曲の第二番とか、交響曲の第二番、ヴォガリーズ、そしてパガニーニの主題による狂詩曲。何度聴いたか分かりません。テレビのコマーシャルや、映画にも使われましたので、曲名を知らなくても、聴いたことのある人は多いんじゃないでしょうか。

各々お気に入りの演奏家と指揮者のカップリングがあるのですが、ラフのピアノ協奏曲三番はダントツでホロビッツです。ホロビッツは過去三回録音していますが、1951年に録音されたものが本当に秀逸です。モノラルなのが

残念ですが、一度聴いたら忘れられないでしょう。 ラフマニノフは作曲家でもありますが、同時にピアニストでもありました。しかし、自分の作曲した曲をホロビッツの演奏で生で聴いたラフマニノフは、それ以降、自分の曲は演奏しなくなったと聞いています。圧倒的な技術の差を感じたのでしょう。

あんな早いペースでラフのピアノ協奏曲三番を弾ける人は再び現われないと思いますよ。でも、もしかしたら、リストの超絶技巧練習曲を19歳であっさりと弾きこなした小菅優さんとか、いつかラフマニノフを弾いてくれるかも知れませんね。そうなったら嬉しいです。女性だからラフマニノフを弾くにはちょっと指が短いかな?でも、彼女はいわば、インディゴチルドレンなのでしょうね。

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