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2006年7月の16件の記事

2006年7月29日 (土)

毎日放送発全国ネット『知っとこ!』 放映

Fi1091_0e 本日朝、毎日放送(東京ではTBS系列)でクリニックが紹介されました。オセロの司会の『知っとこ!』という番組です。

その中で、イマコレという、イマはコレという女性の心をつかむキーワードを紹介する コーナーでの取り上げでした。

以下、知っとこの公式ホームページよりの抜粋です。

今年の夏はうしろ姿美人に!!「背中ケア」

ムダ毛、ニキビ、ぜい肉といった、女性の背中3大悩みを解決してくれる
最新背中ケア情報をご紹介しました。

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2006年7月27日 (木)

背中のニキビを退治する

Fi1076_0e 背中のニキビ、気にしている人多いですよね。


この季節、特に水着になる人も多いので、背中のケアを考える人が多いと思います。


でも、何で背中にニキビって出来るんでしょうか?

原因はいくつかありますが、まずは洗い方の問題。皮脂が出ないのにナイロンなどの素材のタオルや硬すぎるブラシで洗いすぎてアクネ菌が繁殖したり、合わない石鹸を使っているためにニキビが出来ている場合があります。これは清潔好きな日本人特有かもしれません。

次に肝臓機能や消化器機能が低下しているなど、内臓の弱まりにより出来ているニキビもあります。患者さんに聞くと、けっこうお酒が好きな人が多かったりするんですよ。こういった場合は生活習慣の改善も視野に入れつつ、一度医師の診察が必要です。
それから、もうひとつ。最初の「洗いすぎ」とは逆に、洗い方が足りなくて、角質がたまってしまっていることが原因で背中にニキビができてしまうことも多いですね。


こうした方には、ピーリング石鹸というものをお出しできます。割とリーズナブルな石鹸ですが、たまった角質を削ることで、肌をすべすべに出来ます。


これで治りが悪い方には、写真のクラリソニックという器械がお勧めです。値段は34800円なのですが、これが、いわゆる電動歯ブラシの背中版なのです。


完全防水ですので、洗いにくい背中を流したり、化粧を落とすときに本当に便利です。ニキビの原因であるポルフィリンの除去作用も強いので、ニキビが出来にくい肌になるのです。

このクラリソニックはクリニックFで、体験も購入もできますので、ご興味のある方はいらしてください。

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2006年7月26日 (水)

恋愛遺伝子?

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恋愛遺伝子って聞いたことがありますか?

血液の中には大きく分けて赤血球と白血球とがあります。

赤血球のサブタイプが、ABOであったり、Rhであったりする わけですが、移植術などでより重要なのは、白血球の サブタイプであるMHCというものなのです。

これは6個のコンパートメントの組み合わせから出来たもので、 まったく同じ配列を持つ人は数十万人に一人というもの なのです。骨髄移植などで、こういった話が出ますよね。

実は人間は種を残す生物として、MHCがより違う相手に 魅力を感じるようになっており、これがフェロモンと関連が 関連があるようなんですね。

MHCの種類(バリエーション)が違う

=フェロモンの臭いが違う

=強い遺伝子を持った子孫が生まれる

=相性が合うために惹かれあうということなのです。

恋愛で、何であまりに違う、この二人が惹かれあって 付き合っているのかな? なんて不思議に思うときが ありませんか?

でも、こういった生物学上の因子が絡んでいる可能性も あるのです。おもしろいですね。

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2006年7月16日 (日)

新しいレーザーテクノロジー

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今日は連休の中日ですが、赤坂プリンスで行われたCYNOSURE社の新製品のAFFIRMの発表会に参加してきました。

韓国から9名、香港から2名のドクターが参加して、総勢40人近かったでしょうか。新製品の発表会としては、比較的大きな会でした。

AFFIRMは、フラクセルの対抗機種としてデビューした製品ですが、フラクセルが照射線をスキャナ方式で照射するのに対して、アファームはスタンプ方式で行う点、使用する波長が1440と1550NMとわずかに違う点、そして皮下に侵達する深さが、アファームのが浅いため、痛みが少ない点などが違います。

実際に使用してみましたが、フラクセルのように色や麻酔を塗らなくて良いのが、施術時間を半分以下にします。効果が同じように効くのであれば、非常に良い製品だと思いましたよ。

レーザーマニア?オタク?としては、使ってみたいですよ。来月サンディエゴで行われるハーバードコントラバーシーというレーザーの学会で、実際に二機種を使用した先生に話を聞いてみたいと思います。

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2006年7月15日 (土)

第二回 東京抗加齢研究会

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世は三連休ですが、僕は学会続きです。

今日は大手町のサンケイプラザホールで行われた、第二回 東京抗加齢研究会に出席してきました。

アンチエイジング総合研究所所長の久保先生が会長のこの研究会は、今回第二回目ですが、200人近い出席がありましたね。

弁舌巧みな久保先生の司会で、会は歯切れよく進みました。いわば生活習慣病の予防システムのための研究会で、パワーリハビリ、サプリメントドック、健康寿命ドックなど、多くの企画が紹介されていました。

前回は1月に六本木ヒルズでやったのですが、今回は出席者は倍になりましたね。毎回出席者が増えて、驚く限りです。

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2006年7月13日 (木)

博士の異常な性愛

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僕はスタンリーキューブリックの映画が好きなのです。DVDも7つぐらいもっています。”時計仕掛けのオレンジ”や”2001年宇宙の旅”、そしてトムクルーズとニコールキッドマン元夫妻の競演した”ワイドアイズシャット”など、謎めいた名作がおおいですよね。

夜に”博士の異常な性愛” 原題”ドクターストレンジラブ”を久し振りに観たのです。出演: ピーター・セラーズ, ジョージ・C・スコット 監督: スタンリー・キューブリックです。

まだ冷戦時に作成されたこの映画の内容は、今の時代にも繋がる驚愕な内容なのです。

アメリカのとある空軍基地の司令官が突然発狂し、独断でソ連の戦略核基地攻撃命令を出してしまいます。数十機の核弾頭を持った米軍機がソ連に向かう中、司令官は空軍基地が味方の軍に攻め込まれると、核攻撃の解除暗号を伝えることなく、自殺してしまいます。

ソ連側には攻撃を受けると自動的に反撃してしまう人類滅亡爆弾が存在しました。その解除の方法はありません。緊迫した状況のなか、米ソ両国主脳はホットラインで和解し、全ての爆撃機がアメリカに引き返すのです。しかしながら、1機の通信機器を損傷してしまった米軍爆撃機が、任務の解除を知らずに爆撃を遂行してしまう。

その爆撃で、人類滅亡爆弾が作動してしまうのです。

なんと言うか、この手の映画で、本当に水爆を爆発させ、人類を壊滅させてしまったのは初めてだったのではないでしょうか…。冷戦当時、僅か100円程度の一つのコンピューターのチップの誤動作で、核戦争が起こってしまう危機に本当に瀕していたわけですが、北朝鮮のテポドン騒ぎを考えると、人事じゃないですよね。

ピンクパンサーの警部役だったピーター・セラーズが、米大統領、友軍の英国軍大佐、マッドサイエンティストであるドクターストレンジラブの1人3役を怪演しているのも印象深かったです。ストレンジラブの演説は、ヒトラーを皮肉っているのでしょうが、見る価値のある95分ですよ。

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2006年7月12日 (水)

めったに手に入らない焼酎

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月曜日に、MBAの同級生がクリニックに来てくれたついでに、焼酎のお土産を持ってきてくれたのです。それがこの写真の 甕雫(かめしずく) というやつです。

この焼酎、実は限定版で手に入りにくい。とても飲んでみたかったのですよ。ひしゃくつきで、焼酎をすくって飲むのです。

生産者は宮崎の京屋酒造というところなのですが、創業は天保5年(1834年)の創業です。なんと創業以来受け継がれてきた大甕で仕込まれているのです。1830年といえばベートーベンが亡くなって数年後。ペリー来日の前で日本が鎖国の時代。歴史を感じますね。

今日、家に帰ってあけて飲んでみましたが、まろやかで深みがある味。酒飲みにはこたえられない旨さでした。

Hさん、ありがとう!!

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2006年7月11日 (火)

クリニックの納涼会

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今日はクリニックの納涼会をしました。参加できたスタッフで約20人。せっかくの納涼会なので楽しい会にしたかったのです。

結局、幹事のビューティーチームの増田の采配で、赤坂NINJAという店にしました。実は評判の店ですよね。

赤坂東急ホテルの一階にあるのですが、店に入るところからエンターテイメント性に富んだ店で、店に入ってからすぐに、九の一が現われ、忍者道を通って、部屋に案内されました。

忍者風の創作料理にわきながら、馬鹿話で盛り上がりましたが、最後にマジックショーがあったのです。目の前の僕の1000円札が、あれよあれよという間に10000円に変わるのを観て、本当に驚きましたよ。

最近のテーブルマジックは進歩していますね。おもわずチップをあげてしまいました。

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2006年7月10日 (月)

味覚のマジック

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沢庵+牛乳=コーンポタージュ

牛乳+麦茶=コーヒー牛乳

のり+しょうゆ+みかん=いくら

ようかん+バター=スイートポテト

牛乳+酢=ヨーグルト

何のことだか分かりますか?

以前のブログ[関連した日記LOG]で話したと思うのですが、臭いに比べて、味の受容器というものは実は曖昧です。

甘、酸、塩、苦、旨味ぐらいしか、判定できないのです。

沢庵と牛乳を飲むと、ちょうどコーンポタージュスープを飲んでいるような感覚になるのです。

のり+しょうゆ+みかん=いくら というのは実際にやってみると驚きますよ。(笑)

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2006年7月 9日 (日)

プロバイオディクスって??

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プロバイオディクスという言葉を最近聞きますが、何のことだか知っていますか?

プロバイオディクスは、”消化管に常に住んでいる細菌群に働きかけて、生体に有益な効果をもたらす生きた細菌”というのが定義です。

probioticsは、共生関係(Probiosis)が語源で、抗生物質を意味するantibioticsに対比される言葉なのです。

1991年から特定保健用食品制度によって、生体に良い影響を持つ食品が、有効性と安全性が試験によって確認されたもののみ、商品に表示できるといったものです。

・食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の改善

・腸内への細菌やウイルスの進入を防ぐ

・抗コレステロール(コレステロールを低下させる)

・ビタミンB3、B5、B6、B12、葉酸、ビタミンKを作る

・ガン予防、老化防止など免疫を高める

・過敏性腸炎、クローン病、潰瘍性大腸炎による下痢を緩和させる

・口臭を減らす

などの働きを持つものがあります。

メタボリック症候群など、生活習慣病などを対象にした医療が、保険適応外になるのは時代の流れなので、特定食品として認可されたプロバイオティクス商品が医薬品との併用で医療分野に普及していくのは明らかでしょう。こういった健康を維持するための研究に携わりたいですよね。

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2006年7月 8日 (土)

村上春樹

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僕は高校生のときに村上春樹の小説に出会いました。

確か”世界の終わりとハードボイルドワンダーランド”の発売のときです。 衝撃を受けましたね。、『ハードボイルドワンダーランド』という人間の意識下のもう一つの世界と、『世界の終わり』と題された現実世界の二つの世界を一章ごとに交互に描いていくというなかなか凝った構成をしているのです。

この二つの世界は小説の中で、最後には見事に交わって行くわけですが、そこに至るまでの経緯や、『世界の終わり』で出てくるいろいろな事象が秀逸なのです。高校生のときから何度も読み返しましたが、いつも発見があります。ほんとうにすばらしいですね。

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2006年7月 7日 (金)

Saitaに載せていただきました

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Saitaに載せていただきました。

クリニック発のパワーコスメティック、フラーレンと高吸収性のビタミンCであるアプレシエ・APPSを組み合わせたナノラディエンスクリームと、フォトフェイシャルの最終系、オーロラプロについてです。

オーロラプロは、スーパーオーロラとか、オーロラ SRAと呼ばれている機器ですが、以前のオーロラに比べて、照射波長が100nm紫外線方向に振ってあり、シミが取れる効力が格段に高いのです。

今までのオーロラでは取りきれなかったシミが、この器械によって綺麗に取れるので、皆さんに驚かれます。比較的安い施術ですので、お試しあれ。

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2006年7月 6日 (木)

ビジネスマンが時間を節約する方法

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ビジネスマンは忙しい。僕も含めて、企業を動かしている人間は、与えられた業務をこなすだけではなく、組織の数年後の社会的なミッション、ビジョン、バリューを常に考え、社会的なニーズとシーズを実現するために頭を使うのです。

でも、世の中には月に100冊以上のビジネス本が出ますよね。全部読む暇はないのです。でも、ビジネスマンにとって本当にお勧めの本があります。TOPPOINTという会員制の月刊誌なのです。

詳しくはWEBを見ていただきたいのですが、毎月、100冊以上ものビジネス関連の新刊書を読破し、それらの中から

●内容が斬新で、

●アイデアに溢れ、

●経営者、ビジネスマンの皆様に本当に役立つ本

を10冊選び、そのダイジェスト4ページにを載せて毎月送ってくれるのです。この価格が月にたったの1050円。もう5年ぐらい読んでいますが、これほど役立つ月刊誌はないと思っています。

本というのは、本当に大切なところは20%ぐらいしかありませんよね。これを4ページダイジェストにしてもらうと、本を買う必要がほとんどなくなってしまうのです。僕は5年間で、500冊以上のダイジェストをもらったことになりましたが、このダイジェストを読んで、実際に買った本は、数冊です。

一冊2000円のビジネス書を500冊買ったとしたら百万円です。五年間トップポイントを買うと、約5万円ですから、約20倍のレバレッジです。時間の節約を考えたら価値は高いですよね。

ご興味があったら是非購読を申し込んでください。ちなみに知人の紹介の欄に藤本 幸弘と入れてくれれば、僕の購読期間が3ヵ月伸びるので、よろしくお願いします(笑)。でも、冗談抜きにお勧めの雑誌なのです。

そういえば、日本人というのはことダイジェスト本が好きな国民らしいですね。以前に中国史をまとめた十八史略という本が日本で売れたらしいですが、これは驚異にとられたようです。長い文章のなかから楽しみながら文脈を読みとるという楽しみを、自ら放棄してしまうわけですから。

一気に100冊ベストセラーなんて本もありましたね。でも、ビジネス書ならともかく、小説のダイジェストというのはどうなんでしょうか???結構売れたらしいですが。

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アイアムサムを観ました

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最近寝苦しいですね。僕はクーラーをかけて寝るのが嫌いなので、涼しくなるまで 夜に映画をDVDで観るのが習慣になりました。毎日観ていると英語は確実にブラッシュアップされますね。

最近ショーンペンに凝っていて、昨晩はアイアムサムを観たのです。本当にすばらしい演技です。ほぼ半分がアドリブと聞いています。まさに天才ですね。実は今まで映画の本編しか見ていなかったのですが、今回初めてDVDの付録の監督の製作ストーリーをみて、どんなに監督が出演者に対して愛をもって演技をさせていたかが分かり、いたく感動しました。まだ観ていない人はこの付録映像はお勧めです。

知的障害のために7歳の知能しか持たないサムは、スタバで働きながら一人で愛娘ルーシーを育てていました。母親はルーシーを生むとすぐに姿を消してしまったが、二人は理解あるサムの友人達に囲まれ幸せに暮らしているのです。そんなある日、サムは突然家庭訪問に来たソーシャルワーカーによって養育能力なしと判断され、7歳の自分より知能を超えてしまったルーシーを手放さなくてはならなくなってしまいます。どうしてもルーシーを取り戻したいサムは、敏腕で知られる女性弁護士リタのもとを訪ねるが、サムにリタを雇うお金などあるわけもなくやんわりと断られるのです。

しかしながら、サムの真摯な行動と、娘に対する愛、そして娘の父親に対する愛に、リタは心を動かされます。 無料で仕事を請け負った後、家庭でトラブルを抱えていたリタは、むしろ精神的にサムに助けられてゆくのです。そしてはらはらさせられ後の感動の結末。

最近、精神薄弱という言葉は使われなくなり、英語のmental retardationに対応する語として、精神遅滞という用語が一般化しました。精神発達遅滞は、 染色体の21トリソミー(ヒトの21番目の染色体が三つあること)または転座型、モザイク型のダウン症が多いのですが、ダウン症の人は、本当に心が穏やかで、サムのように優しいといわれています。ダウン症を持った両親の手記には、この子に本当に救われたとよく書かれていますよね。

最初にこの映画のサントラのCDを貸してくれたのは、弟の嫁でした。ビートルズの曲がちりばめられていて、きっといい映画なんだなと思って観た記憶があります。時間を空けて観ると、また違った視野から楽しめるものですね。本当に映画はすばらしいですね。

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2006年7月 5日 (水)

ブルーオーシャン戦略

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Harvard business school pressのブルー・オーシャン戦略 W・チャン・キム (著), レネ・モボルニュ (著), 有賀 裕子 (翻訳) という本を読みました。非常に面白かったのでご紹介します。

近年の技術進歩のおかげで、企業はかつてないほど多彩な製品やサービスを生み出せるようになりました。 しかし製品やサービスのコモディティ化が進み、価格戦争は熾烈になりました。差別化、低コスト、コア・コンピタンス、ブランディングなど、これまで数々の戦略を駆使して競合他社との戦いが行われてきたわけです。しかしながら、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、どれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになります。

血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのなら、いま企業がめざすべきなのは、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン(青い海)」なのです。

この本は、T型フォードからCNN、セメックス、ニューヨーク市警察、シルク・ドゥ・ソレイユまで、過去120年間30業界で生み出されてきたブルー・オーシャンの調査結果をもとに、未知の市場空間を創造し、差別化と低コストを同時に実現するための戦略を説き明かした画期的な本でした。

この内容を、現在の医療市場に照らし合わせると、非常に面白いと思います。今までの医療経営とは、医療の専門家として、限られた“病気の人“を取り合うという言わば、血みどろの戦いが繰り広げられる「レッド・オーシャン(赤い海)」だったのです。

しかしながら、これを予防医学や、抗加齢医療という広い枠で捕らえなおし、未病のうちに治療を行い、健康で元気にいられるようにすると、まさに経営的にも他に真似の出来ない「ブルー・オーシャン(青い海)」に飛び込んで行けるというわけです。でも、市場になるためには顧客の満足度が高く、しかも望まれているものでなければなりません。

今後も世の中のニーズを追及した医療界でのブルー・オーシャン戦略を選択して行きたいと思いました。

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2006年7月 2日 (日)

記憶に残る医者ドラマ

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医者ドラマって、最近変わりましたよね。昔のものは、あまりに現実と乖離していてあまり楽しめなかったのですが、医療監修のスタッフが入ることで、細かい設定はかなり現実に近くなっています。

白い巨塔は大学の時に本で読みましたが、唐沢寿明さんのドラマの方が面白かったです。原作では当時難しかった胃の噴門部癌が財前の専門でしたが、これは今では当たり前の手術になってしまっていますので、食道癌専門に変わっていました。

漫画の医療監修(というかネタの提供)をやっていた小早川伸木の恋[関連した日記LOG]なんかは、医療の現場のストーリーはかなりリアルなものです。ドラマではエキセントリックな妻のストーリー中心になってしまい、医療ドラマとはいえなくなってしまいましたが…。

先週最終回だった医龍-Team Medical Dragonは友人に勧められて、最後の二回をビデオに録画して見ました。最初から見ればよかったと思うぐらい、面白かったですよ。実際にはあんなに若くて、何でもできる天才外科医はいないですし、大学病院の医師は恋愛も出来ないぐらい本当に忙しい。でもノンフィクションとして見れば本当に楽しめる。

“事実は小説よりも奇なり“という言葉がありますが、僕も医者をやっていて良かったなと思える瞬間が何度かありました。自分がその場にいなければ、確実に命を落としていた患者さんも何人かいました。

若い世代の人たちには、もっと医者を目指して欲しいとおもいますよ。

ネットで少し検索したら、医者ドラマは限りなく出てきました。ドラマのWEBSITEもありますので、一話ぐらい見逃してもすぐにストーリーを追えるのです。すごい時代になりましたね。

「振り返れば奴がいる」という織田裕二、石黒 賢主演のドラマがちょうど大学の臨床実習のときにあったのですが、そういえば、あれの影響で心臓外科医になった友人がいましたよ。今頃どうしているかな? 

「医龍」

坂口憲二、稲森いずみ、小池徹平、北村一輝、阿部サダヲ、

水川あさみ、池田鉄洋、佐々木蔵之介、夏木マリ、岸部一徳

 

「小早川伸木の恋」

唐沢寿明、藤木直人、片瀬那奈、大泉洋、紺野まひる

勝村政信、市毛良枝、谷原章介、古谷一行

 

「救命病棟24時」

江口洋介、松嶋菜々子、香川照之、京野ことみ、小栗旬、大泉洋、

川岡大次郎、MEGUMI、小市慢太郎、鷲尾真知子、仲村トオル

 

「白い巨塔」

唐沢寿明、江口洋介、黒木瞳、矢田亜希子、水野真紀、上川隆也、

及川光博、片岡孝太郎、伊武雅刀、若村麻由美、西田尚美、野川由美子、

池内淳子、かたせ梨乃、伊藤英明、石坂浩二、西田敏行

 

「ブラックジャックによろしく」

妻夫木聡、鈴木京香、加藤 浩次、国仲涼子、松尾政寿、

綾瀬はるか、小林薫、岩松了、鹿賀丈史

 

「振り返れば奴がいる」

織田裕二、石黒 賢 鹿賀丈史、千堂あきほ、松下由樹 西村雅彦、中村あずさ

 

「輝く季節の中で」

中居正広 石田ひかり 篠原涼子 井森美幸 保坂尚輝

 

「Dr.コトー診療所」

吉岡秀隆 柴咲コウ 時任三郎 大塚寧々 石田ゆり子 筧利夫 小林 薫

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