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2006年8月10日 (木)

ハーバード・コントロバーシー

Fi1138_0e レーザーの国際学会に参加するため、サンディエゴに来ています。
 Controversies & Conversations in Laser and Cosmetic Surgery


通称ハーバード・コントロバーシーという学会なのですが、この学会は世界で多くあるレーザー学会の中では異色の存在です。


Fi1138_1e 通常の学会であれば、レーザー開発企業が援助し、大掛かりな発表会を兼ねるのですが、コントロバーシーで会話に入るのは、MD(医師)もしくはPHD(博士号を持つ他分野の研究者)のみで、純粋な臨床のみの検討が行われるのです。


つまり、いつもは企業の招待で、企業寄りの発表をする先生方の、いわば本音を聞ける貴重な学会なのです。

この学会では、通常は商品名を使用しません。たとえば、サーマクールはモノポーラーRF、オーロラはIPL+バイポーラRFもしくはELOS、フラクセルはFractional Reserfacing Divice となります。


今年は、フラクセルの後継機種がいくつか販売されましたので、そのあたりの本音の評価が聞けるのではと思っています。(笑)


写真はホテルからの風景です。

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