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2006年9月23日 (土)

モネの睡蓮

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今日、家に帰ってから日経新聞の夕刊を読んでいたら、第一面にモネの睡蓮の写真が出ていました。


睡蓮は多くの美術館に収蔵されていますが、僕が思い出すのはやはりフランスのオランジュリー美術館の睡蓮の間ですね。


オランジュリーはルーブルの横の、小さな美術館なのですが、美術館の1階の壁一面をぐるりと取り囲んでいるのが、晩年のモネの大作「睡蓮」の8連作なのです。一つ目の部屋は、『日没』『朝』『雲』『緑の反映』の四作品。さらに隣の第二室には『樹木の投影』『二本の柳』『朝』(2点)があります。


初めてオランジュリーに訪れたのは、1993年の冬でした。壁一面に広がる壮大な睡蓮の絵を前に、二時間ぐらいボーっとしてしまいました。幸せな時間でした。日本贔屓だったモネの作品は、日本の絵画の影響を受けたものも多いですよね。


昨年パリの学会のEMAAに参加したときには、オランジュリーは改装のため、閉鎖されていました。大好きな美術館だけに、残念でした。


そういえば思い出しましたが、オランジュリーの周りは、有名なゲイの待合スポットだとフランス人に聞きました。男性は、夜は気をつけた方がいいらしいですよ(笑)。

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