« 2006 EADV in Rodos その2 | トップページ | オリンポス12神 »

2006年10月 8日 (日)

EADV in Rodos その3

これはレーザーセッションの講演でした。僕は主にアメリカのレーザー学会に参加 していFi1309_0e ますので、ヨーロッパの学会の発表を聞いていると、少し遅れているとは感じます。でも、皆工夫してレーザーを使うんですよね。新しいものにこだわらず、古いものを工夫して、大切に使うというヨーロッパの文化を引き継いでいると思います。良いことです。

ここで、マックスピールで有名な、MAXエンジニアリング社の秘密兵器を見つけま した。Fi1309_1e 今までベールに隠れていたフラクセルを越える最新機器、MOSAICの実物が来ていたのです。先月に韓国に行ったとき、MAXエンジニアリング社の社長であるHaelyungに、とても自信作だと言われました。映像は本邦初公開だと思います。

この機械はまず、顔を両頬と鼻、前頭部、口周りの5つのパートに分けます。各々の面積 Fi1309_2e を測定して、それに見合った面積だけ1550NMのエルビウムグラスレーザーを照射するのです。各々のパートごとに強さを変えられるのが特徴です。フラクセルでも、口の周りや、目元の外側など、炎症や色素沈着が起こりやすいところがあり、この部位に照射するのを、施術する医者が経験的に避けてきたのですが、そういったトラブルは減るはずです。かなりしっかり出来ていますね。世界的に売れるのではないでしょうか。

MAXエンジニアリング社の営業部北米担当のジミーと写真を撮りました。ジミーはアメリカ Fi1309_3e で育った韓国人で、非常に流暢な英語を話します。機械の性能を誇らしげに語ってくれました。

最後に、しっかりとCertificateをもらってきました。クリニックの壁に飾ろうと思いま す。明Fi1309_4e 日はいよいよ帰国です。

|

« 2006 EADV in Rodos その2 | トップページ | オリンポス12神 »

国際学会 欧州 ギリシア編 」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: EADV in Rodos その3:

« 2006 EADV in Rodos その2 | トップページ | オリンポス12神 »