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2007年6月21日 (木)

再びスタンフォードへ

水曜日に慌しく用事を済ませ、そのまま成田へ。

学会とレーザー会社や化粧品会社との打ち合わせがあるのです。

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サンフランシスコ経由で再びスタンフォード大学へ。

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スタンフォードの形成外科医のドクターハンタッシュが、ハイドロキノンに代わる新しい美白剤のペプタイドを研究しているという情報を得たのです。

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ハイドロキノンは肌の表皮の基底層でメラニンを精製する過程の、チロシナーゼ阻害剤ですが、強力な美白剤として知られてきました。しかしながら、この薬は近いうちに米国FDAで禁止されることが分かったのです。

クリニックFでは基本的にレーザー治療が主となるため、ハイドロキノンをメインで使うことはあまりないのですが、それでも患者さんの希望もあってドクター・オバジのクリームプログラムのご案内もしていますし、禁止されてしまっては困る患者さんの顔が目に浮かびます。

美白剤については、アメリカでは議論も盛んで、今までもコウジ酸やアルブチンなどの商材が使えなくなったりしました。ハンタッシュとスタンフォード近くのヒルトンで食事をしました。彼は五つものハイドロキノンに代わる新しいペプチドを研究し、見つけているのです。

この商材は日本にも早々に入ると思います。でもその前に、1つ障害があったのです。明日書きますね。

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