ポラリスとリファームの違い
「しわ」をとり、「たるみを引き上げタイトニング」する治療器としてシネロン社の「ポラリス」と「リファーム」が有名だと思うのですが、この2台いったい何が違うのでしょうか?
まず、2003年発売のポラリスは昨年よりe-laserWRAという名前に変わりました。elosというシネロン独自の双極RF(バイポーラーのラジオ派)と、910nmのダイオードレーザーをあわせた施術です。
発売当時に、「小顔レーザー」と名づけられ、大変売れていました。顔を引き上げるばかりでなく、バストアップやヒップアップにも使用されてきたのです。
シネロン社は、サンフランシスコ在住の形成外科医マイケル=クーリックに治験を依頼してFDAの認可をとりました。クーリックは先日のサンフランシスコのミーティングでもゴルフをしましたよ。とってもナイスガイです。
リファームは2006年の発売です。elosに加えて、ダイオードレーザーの代わりに赤外線域のナローバンドの光を利用したのがポイントです。カナダのレーザー美容皮膚科医のムルフォランドが開発に関わりました。
現在はe-lightSTという名前になっています。
ポラリスからリファームに変化して何が進化したか?
僕は3つあると考えています。ひとつ目は痛み。ポラリスのときには、「この痛さに耐えられない」という患者さんも珍しくなかったのですが、リファームの場合、驚くぐらい施術中ほとんど痛みを感じることがありません。
二つ目はポラリスに比べ、リファームは肌のより深いところまで効果が浸透するので、たるみに対する効果が上がったことです。リファームの出現後、ポラリスは「たるみ」から「しわに効果がある」とキャッチフレーズを変えました。
三つ目は即時的な変化です。ポラリスに比べると、リファームは施術直後に治療効果が分かりやすい。リファームはアメリカでもっとも人気のある施術になりつつありますが、ドクターがまず試しに患者さんの右半分を施術して、鏡を見せると、法令線が浅くなり、目が大きくなるといったあまりの効果に驚いて、続けて左半面の施術も受けたいと希望するのだそうです。
レーザーや光治療器の世界では、進化が著しいため、新しい機械がより効果的な機械になるものですが、かといってポラリスに魅力がなくなったわけではありません。二番目の効能に書いたように、シワに対する効果は依然、強いと思います。
ポラリスを導入しているクリニックは少なくなってきましたので、シワに悩んでいる人にはお勧めかもしれませんよ。
ちなみにクリニックFにはポラリスもリファームもあります。(笑)
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