海外出張必需品
今日は韓国ソウルのレーザー学会に招待講演で呼ばれているので、早朝から移動します。
通常の医療の世界であれば、教科書に載っている治療法は10年前のもので、なんとかそれを応用しながら治療するということができるのですが、レーザーというハイテクで新しい分野を扱う以上、一刻一刻進歩する情報をいち早くキャッチするのが大切だと考えています。
そのためには、年間に、一回でも多く出張し、さまざまな医師たちと情報を交換し、それを日々の診療に生かすことができればと思っています。アメリカなどのレーザー先進国からは、新しい機器や、照射方法・使用方法の最新情報をもらうことができますし、ベトナムやタイ、台湾のような国からはホスピタリティーやアジアンスパの施術などの勉強ができます。海外出張では、常に多くの“気づき”と“学び”があります。
クリニックFは、いつ海外からの講演依頼が来ても、すぐ対応して移動することができるようにして、世界の最先端の医療を、リアルタイムに東京でご提案できるようにしているつもりです。
ここ数年間、年間10回以上海外に出ていますが、2007年も移動が多い年でした。
1月はタイ、3月韓国、4月インドネシア、4月香港、5月オーストリア、6月サンフランシスコ、7月再びタイ、8月ニューヨーク、9月ペルー、10月アルゼンチン、11月上海、11月ベトナム、そして今日もまた韓国。月一回以上の出国ですね。
ところで、頻繁に海外に旅行すると、お気に入りのグッズが出てきます。
僕は長い出張ですと、TUMIの革バックにラップトップコンピュータを入れて、手荷物として機内に持ち込みます。スーツケースは、ゼロハリバートンのアルミのものを長いこと使っています。セキュリティーのシール等も貼られて、かなり年季が入ってきました。ちょうど写真のような組み合わせで持つのです。
もうひとつお気に入りのグッズはBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンの「QuietComfort2」です。かなり前にカルフォルニアで偶然見つけて何となく買ってしまったのですが、このヘッドフォンは、イヤーカップ内に侵入してくるすべての音を内蔵の高性能マイクでモニターし、再生音と比較して騒音を識別。その騒音と逆位相の音波を送り出すことで音響的に騒音を打ち消します。周囲の重低音や高音の騒音を大幅に低減させるのです。長距離を乗ると、疲れがだいぶ違いますよ。最近はより小さなQuietComfort3が出たのですが、飛行機で寝るときに、耳がすっぽり入る大型の方がむしろ楽で、そのまま使っています。
機内の音楽もこれで聴けます。米軍や民間航空機のパイロット用ヘッドセットの開発で培ったノウハウを応用して開発された一品らしいです。
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