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2008年1月の23件の記事

2008年1月31日 (木)

ちゃんこ鍋

両国国技館で行われた今年の初場所は大いに盛り上がったようですね。白鵬が朝青龍を破って優勝したのは、見事だったと思います。

僕は研修医を終わった後に、大学の医局人事で両国横網の同愛記念病院というところに勤務していたことがあり、両国は詳しいのです。もう10年以上前になりますが、お相撲さんがたくさん来る、ちょっと変わった外来でしたよ。

Image049_2 昨日久しぶりに両国までドライブ方々ふらっと出かけてみました。先月リニューアルされたという健康ランド「江戸遊」にでも寄って帰るかな、と思って行ったのですが、ちゃんこ鍋が美味しそうで食べてきましたよ。

野菜も魚介類も肉類も豊富。ヘルシーですよね。最後の雑炊やうどんはぐっと我慢して帰ってきました(苦笑)。旨かったです。

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2008年1月29日 (火)

患者さんからのメール

先日クリニックFでライムライト+ジェネシスという組み合わせで治療を行った患者さんから、メールが届きました。ちょっと嬉しいメールだったので抜粋して御紹介します。

「・・・火曜日に照射していただきましたが、その日のうちに左側の頬骨の上・目の下あたりに群生していたシミが目に見えて浮いてきました。

そしてその浮いたシミが日々少しずつぽろぽろと取れていきました。

普通のお手入れを続け、顔を洗うたびに鏡を見ていましたが、気が付くと浮いていたシミが落ちていて、痕も残らずどんどん綺麗になっていくのです! 

最後の“浮き”は今朝までうっすらと残っていたので、合計すると一回の照射で浮いたシミが5日間かけて少しずつ落ちていったことになります。

気になったこととしては若干小鼻の角質が一時的に硬くなったようなかんじになったことと、詰まりが目立ったことです。

それ以外はシミが落ちるだけでなく、肌全体に以前よりハリが出ましたし、テクスチャー・・・特に頬から目元にかけて・・・もとても良いです。

ライムライトだけでなくジェネシスとの相乗効果もあるのだと思いますが、この肌の変化には自分でも感動しました。とても嬉しいです! ありがとうございました。」

こうしたメールを頂くと、本当に嬉しくて

「喜んでくれる患者さんがいるのだから、新しい技術を学んで診療をがんばろう!」

と思います。

医者は患者さんによって支えられ、励まされているものだということを再認識します。

メールありがとうございました。

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2008年1月28日 (月)

ゴルゴライン

G017_3ゴルゴ13。

世界を舞台に活躍する超一流スナイパー。

本名 デューク東郷。

この「ゴルゴ」の名前がついた「ライン」=「ゴルゴライン」って知ってますか?

実は僕も今日初めて知りました。

G131 ゴルゴの両頬に斜めに走るラインがありますよね。

あのように頬に斜めに入る線を「ゴルゴライン」と呼ぶのだそうです。

確かに加齢と共に、ここに入るシワを気にされている患者さんはいるんですよね。

「ゴルゴライン」の治療には、まずたるみを解消するレーザーを照射し、様子を見た後でフラクセルのようなフラクショナルレーザーを照射します。

G122たいていの場合はこれでだいぶ解消されますが、これでも解消されない場合には、ヒアルロン酸でその部分を膨らませていくことになります。

ゴルゴラインにお悩みの方はクリニックまで御相談ください。

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2008年1月27日 (日)

クリニック経営 成功への道

Photo_2 今日は秋葉原に出来た新しい富士ソフト株式会社のビルで「ケースに学ぶ、美容クリニック成功への道Photo」というセミナーの講師に呼んでいただき、講演してきました。

この講演会は日本を代表するレーザー輸入会社でもあるJMECの主催で行われたのですが、クリニックのマネジメントを主体にしたセミナーは美容クリニック部門では初めてのことなのではないでしょうか?

僕は講演の中で、これからのクリニック経営に対する考え方、導入すべき機器の選択方法、銀行に提出する事業計画書の作り方、理念やコンセプト、メニューをどう作っていくか、クリニックに導入すべき新しいWEB戦略・・・などなどについてお話させていただきました。

レーザーを使った美肌治療を主体とするこの業界が、今後より活気付いてくれば良いと思っています。

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2008年1月26日 (土)

理系の男

医学部に進学する人間は、僕自身も含め当然化学や物理、数学など理系の科目が得意な人間が多いものです。

その後医者になって大学病院に進むと、そこはもう(今思えば)理系のパラダイスです。

基本的に似たようなベクトルの考え方・思考の形成のされ方をもつ人間が研究職にも臨床にも技術にも大勢いますし、上司も同僚も部下も当然全員理系。自分の考え方を否定されることも特になく、疑問を持つこともなく過ごすことができるのです。

ところが、そのパラダイスから一歩出て

「開業」

という文系の牙城「経営」にも関わるようになると、実は世の中の半数以上は文系的思考の持ち主であり、その中で理系の人間は大変肩身が狭く、生きていく為には文系的な思考との刷りあわせを求められ、それが出来ないと非常に困難な道を歩むことになる

・・・ということを改めて目の当たりにします。

これが実に・・・

苦労するのですよ(苦笑)。

では

文系と理系の違いとは?

たくさんありますが、その中で最も僕自身が苦労し実感しているのは

文系の世界では「歴史」が重要で、その積み重ねによって今日がある、ということが根底にあるということ。

経営論でも

「孫子の教えでは・・・」

とか

「松下幸之助の哲学では・・・」

とか

はてまた

「ローマ帝国が滅亡したのは・・・」

とか

この手の話がよく出てきます。

そして、過去に何があり、それがどういう経過を辿って今日があるのか、そこが結構重要です。

すべての物事に“ストーリー”がある。

一方理系の世界では、「革新」とより合理的な「解」を導き出すことが重要なので、論理の構築や理屈は必要ですが、その「解」を導き出すことに必ずしも「昨日」は必要ではありません。エジソンやアインシュタインの功績は皆もちろん理解していますが、そこに立ち戻るということがあまりない。

むしろ昨日までの歴史が仇となり、それによって革新的な思考が妨げられる可能性もあります。

理系の人間に“ストーリー”は必ずしも必要なものではない。

これは、非常に大きな違いです。

小さなことで言うと、文系の人が医者や科学者、技術者と仕事をしてトラブルになるとき

「あの時こう言ったじゃないですか」

「あの時こういうふうに決めたじゃないですか」

文系の人から理系の人間は言われる、ということが起きるわけです。

このとき理系の人間は

「はて? そうだとして、だから一体どうしたというのだろう??」

自分がなぜ責められているのか 

どのポイントが悪いのか

これがよく理解できない。

あのときはそれがベストだと思った 

でも今はそうではない

あのときよりも合理的な「解」がわかった

なのに

なんで怒るのだろう? 

何が悪いのだろう?

むしろ喜ぶべき話では?

???

・・・ということになってしまうわけです。

しかしこれが大きな事態に発展すると

「あの人は自分が言った事をすぐに忘れる」

「あの人は約束を守れない人だ」

という“烙印”を押されてしまう。

これはツライ

実にツライ

自分は誠実な人間のつもりなのだが・・・

けっこう良いヤツのつもりなのだが・・・

いやいや、こんなことを書くとまるで僕が実際そう言われたことがあると誤解されてしまうじゃないか

こういうことがよく起きるのではないか? というフィクションですので。

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2008年1月25日 (金)

プラセンタ注射(点滴)をしない理由

クリニックFで時々患者さんから聞かれるのが

「プラセンタの点滴や注射はここではやらないんですか?」

ということです。

ラエンネックやメルスモンと言った薬剤を使用する点滴は他院で導入されているところも多く、実際効能があることは僕も良く知っています。でも、最終的に感染のリスクがあることはどうしても否めない。ドクターによって主義や考え方は違うので僕の判断が絶対とは思いませんが、健康な人を扱っている以上、自分のクリニックでは、リスクがある治療はやめようと思ったのです。これと同等以上の効果がある点滴を探して、メガビタミン点滴を導入したわけです。

プラセンタ(胎盤)は胎児へ必要な栄養分を供給しながら、不要な老廃物を運び去り、育て上げるという重要な働きをしています。そのため胎盤には、生きてゆくために必要なアミノ酸・活性ペプチド・たんぱく質・脂質・糖質・酵素・ミネラル・ビタミン・核酸・ムコ多糖類など、様々な生理活性物質を有しています。

プラセンタの点滴は、最初は肝炎などの治療などに用いられていましたが、滋養強壮や美肌効果などが次第に認められるようになり、現在はプラセンタ=美容という考え方が主流になってきたようです。エキスは、従来より世界中で様々な疾患の治療に広く使われ、優れた治療効果を上げています。

特にスイスのラプレリー研究所では、羊の胎盤エキスを注入する療法をすることで知られており、この方法は日本円にして300万円を超える高額な施術ですが、ハリウッド女優を含めて多くの人が施術を受けてきました。かのエリザベステーラもリピート客だったとか。

特にプラセンタ内に含まれる活性ペプチドはこのプラセンタの中心成分であり、この中には細胞の新陳代謝を促す働きを持つ細胞増殖因子を含んでいます。これらの成分をヒト胎盤から抽出したものが俗に言う、「プラセンタエキス」注射/点滴なのです。

日本でも、医療用医薬品として、肝炎や更年期障害の治療に対し保険適応が認められています。

ラエンネックやメルスモンの添付文書にも「原料提供者1人1人について既往歴、問診及び血清学的検査等によってウイルス・細菌の感染症等をスクリーニングし,その後HBV-DNA,HCV-RNA及びHIV-1-RNAについて核酸増幅検査(NAT)を行い適合した、国内の満期正常分娩ヒト胎盤を原料として製造されている。また,本剤の製造工程で行う121℃、20分間の高圧蒸気滅菌処理」を行っているとの記載があります。

しかしながら、慎重を期して選別されているはずの輸血でも、感染のリスクは常にあります。数年前に話題になったプリオン病や、まだまだ発見されていない経路で伝播する感染症もあるはずです。西洋医学は万能のように思われていますが、高々100年ぐらいの歴史しかないわけですから。事実、プラセンタを使用した経験があると、献血を拒否されます。

良薬口に苦し、と言いますが、効能のある薬は副作用もあります。全く新しい発想のレーザー機器など、新たな療法を取り入れるときに、僕は”自分の”医学知識”や”主義”に照らし合わせ、採用するかどうかを決定しているのですが、そうした見極めは大切ですね。

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2008年1月24日 (木)

肝斑の取材

Maquia年末に受けた肝斑の取材記事が今日発売の雑誌「MAQUIA」に掲載されています。

ぜひ御覧になってみてください。

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2008年1月23日 (水)

メガビタミン点滴 

クリニックFのPhoto 新しいメニューで人気があるのは表題の「メガビタミン点滴」です。

ビタミンやアミノ酸の効果効能は広く知られていますが、これらは経口や経皮で摂取するには限界があり、血液の中に直接注入する点滴療法が健康・美容先進国アメリカでは今注目されています。

これはノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリング博士による「メガビタミン療法」が元々のベースとなっているんですね。

老化や皮膚の疾患には酸化と糖化が深く関わっていると言われています。ビタミンCは、この内の「糖化」に関わるグルコースに化学構造上そっくりなのです。

これはビタミンCの血中濃度をあげることで、酸化も糖化も防ぐことができる、ということが言えます。

ビタミンCの活性酸素除去作用によってシミ、くすみ、肝斑、シワ、たるみ、にきび、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、敏感肌・・・など美肌の治療に有効なだけでなく、免疫力の強化にも繋がりますから、免疫疾患の予防、特に癌などの予防にもなると言われています。

また老化の元凶である成長ホルモンの低下を食い止めるアミノ酸の作用によって、いつまでも若々しく瑞々しい肌が手に入ります。

しかも今回の点滴のレシピは完全にクリニックFのオリジナルで、肌を構成する、アミノ酸の中でも特にグリシンとアラニン、そしてプロリンを配合しており、各種レーザーの効果も増幅します。

ビタミンCとアミノ酸の相乗効果で皮膚は劇的に変わります。

コラーゲンやエラスチンの再生サイクルが変わってくるのです。また体も疲れにくくなりますから、疲労感や倦怠感、不眠などに悩まれている方にもオススメです。

御興味のある方はぜひ一度クリニックまで御問い合わせください。

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2008年1月22日 (火)

ブルーノート東京

Bluenote昨日の夜は青山にあるブルーノート東京に久しぶりに行って来ました。

ブルーノートといえば、階段を下りてゆく写真のこのシーンが好きなのです。今日はどんな音楽が聴けるのかとわくわくドキドキするんですよね。

昨日は往年のバンドMatt Biancoが来日していて、その最終日でした。高校生の時にBasiaがマットビアンコにいた時によく聴いていましたが、青春の80’s懐かしいものですね。

今回も「Dancing in the street」で始まり、「サンシャイン・ディ」「Don't blame it on that girl」「Half a minute」・・・などなど全曲皆大盛り上がりしていましたよ。

聞けばブルーノート東京は今年で20周年。マットビアンコは25周年なのだそう。

時がたつのは早いですね。

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2008年1月21日 (月)

越乃寒梅

Koshino 今日クリニックに出勤したら、宅急便が届きました。大きなケースの中には、新潟の銘酒、「越乃寒梅」の一升瓶が5本…!!

先週クリニックにいらしてくださった上場企業の社長さんからの贈り物でした。驚きましたが酒好きな僕としてはとてもうれしい贈り物で、すぐに御礼の電話をさせていただきました。

考えてみれば、クリニックFには男性の患者さんがとても多く、そのほとんどが第一線で御活躍されている企業の社長さんです。こういうクリニックは女性の患者さんが普通は多いものなので、ある意味クリニックFはちょっと変わっているのかな。

僕は男ばかりの三兄弟の長男で、女性に対しては時々「KY」なところもあって反省することも多いのですが、男の気持ちはその分(?)よくわかります。診察でもついついそれぞれのレーザー機器の仕様、費用対効果などをパワーポイントを使って熱く語ってしまい、女性からは

「難しくてちんぷんかんぷん」

だと言われてしまうこともあるのです(苦笑)

でも逆に男性はこの方が

「なるほど」

納得できるようなんですね。考えてみれば自分自身もそうですが、車やOA機器なども男性は機能をまず理解することが重要ですからね。

また、女性の場合は値段がとても重要で、しかもそれが細かく細かくパーツごとにわかれている方が好まれる。でも男性陣の場合このへんは逆に細かいことを言われるのを嫌がりますから、単純な値段設定が良いのでは?と思いあれこれ頭をひねりました。

そしてNYまでの航空運賃を考え

ファーストクラス 

ビジネスクラス 

エコノミークラス

の三つのセット料金設定をしたのです。これも男性には受けが良かったようですね。

欧米ではビジネスマンや政治家が、当たり前のように競ってレーザー治療を行います。外見が与えるインパクトそれによるビジネス効果というものをよく理解しているのでしょう。

海外と取引する企業の社長さんが御友人からの御紹介でクリニックFをたずねてくださることも多く、日本人の意識も少しづつ変わってきているのかなと最近嬉しく思っています。

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2008年1月20日 (日)

万年筆

僕は万年筆を集めるのが好きで、毎年出るモンブランの限定ものとか、ついつい買ってしまうのですが、実は海外で最も評価が高いのは、同じくPILOT社のNamiki万年筆の漆シリーズなのをご存知でしたか?

Fnk30mak_img以前、アメリカのレーザー関連の学会ででNamiki万年筆のコレクターの医師と話したことがあるのですが、オークションとかで、非常に高値で取引されるのだって、熱っぽく話していました。Japan は国名ですが、最初を小文字にした japan は漆器の意味ですものね。

Namikiはまだ買ったことがないのですが、こんな奇麗な図案を見ていると、大枚はたいてしまう気持もわかります。

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2008年1月19日 (土)

ボールペンが消せる!!

Friction 今日、患者さんから不思議な頂き物をしました。

なんと消せるボールペンなのです。

その名も

「PILOTのフリクションボール」

全8本セットでいただきました。

熱で消える特殊なインキを利用しているのですが、消しゴムのかすも残らずに、きれいにボールペンの文字が消えてしまうのには圧巻。

書いてから何年たっても綺麗に消えてしまうのだそうです。日本の技術はすばらしいですね。

大切に使わせていただこうと思います。

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2008年1月18日 (金)

痩身のレーザー機器

Vela  痩身のネタが続きますが、今日は本業のレーザーの話です。

オーロラやポラリス、ギャラクシーで有名なイスラエル シネロン社のレーザー痩身機器のVelaShapeの日本上陸一号機がクリニックFにやってきました。

VelaShapeはRF、バキュームそして赤外線域の光によって部分痩せをするというもの。

そして「サイズダウン」という観点で初めての米国FDA公認機器なのです。

この機械、米国ではすでに、ものすごいヒット商品なのですが、医療法の問題で日本への上陸が遅れていました。まだ白人の症例写真しかないのですが、セルライトの除去能力は圧巻ですね。

クリニックFで、まず試用をして、結果を追ってご報告してゆきます。

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2008年1月17日 (木)

皮下脂肪に効くオイル

Sciensight 以前にブログでも紹介した部分痩せのジェル「パーツスリム」ですが、これがクリニックの患者さんの中でも、かなり好評です。

お腹周りに一ヶ月間塗ってもらった時の治験データを再度評価しているのですが、お腹周りの皮下脂肪減少率が平均で10%もあることがわかりました。

また、使用前後で体重が1kg増えているのにもかかわらず、逆にウエストが7cmも減っていた40代女性もいて、これだけ聞くと部分痩せの効果は、メソセラピー以上なのでは?と思ってしまいますよね。

クリニックFの患者さんには、痩せる為に針を使ったりサプリメントや薬を飲むことにどうしても抵抗がある・・・という方が少なくないので、そういうときにはこちらを御紹介させて頂くようにしています。

冬の間はどうしても脂肪を蓄えようと体がしてしまいますから、ライフスタイルやその方の哲学にあった痩身方法があると助かりますよね。

僕も寒いとついお酒が進んでしまうので、自分の皮下脂肪対策に塗ってみようかな、と思案中です(笑)。患者さんのために物を作ったり研究したりするのは好きなんですけど、自分のことになると不精なんですよね(苦笑)。

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2008年1月16日 (水)

レーザーで育毛

Imgmedliteabsorpspeclg 光レーザー機器を毛髪に使用した場合、脱毛効果があることは脱毛レーザーがあることから、いわば業界ばかりか一般の人にも常識ともいえます。

しかし、育毛のためにレーザーを使用することが出来るのをご存知でしたか? 2007年には米国の専門誌にレーザー育毛の論文が掲載されましたし、FDA(米国の厚生省)で認可を受けた商品も出てきました。

現在日本で手に入る家庭用のレーザー育毛機器は、4種類あります。それは韓国製のLEIMO 中国製のHairPro ドイツ製のHairbeam アメリカ製のHairmax でおのおの輸入販売元があり、日本でも相当数が売れているようです。

それぞれ890nmや660nmの波長を使用したLLLTと呼ばれる非常に低いエネルギーを使用したレーザー機器なのですが、輸入ではなくて、僕はこの改良型の機器を国内で作れたらと思って計画しています。昨年末に出た論文からヒントを得た、いいアイディアがあるんですよ。 

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2008年1月14日 (月)

スーパーマリオギャラクシー

三連休いかがお過ごしですか? 

僕はこの週末も結局仕事をしていましたが、連休ということもあって普段よりのんびりペース。

それでつい日曜日に手を出してしまったんですよ。

任天堂Wiiの「スーパーマリオギャラクシー」。

いや~、あれは手を出しちゃいかんですね。

002_2 手に汗を握りながら

「はっ」

と気がつけば何時間も経っている・・・。

しかしこのゲームを作ったプログラマーはすごい マリオは寿命長いですよね。

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2008年1月10日 (木)

あれ?全部合格している…。

今年の米国レーザー学会には、

「フラクショナルリサーフェシングレーザーのアファームの日本人に対する使用経験の演題」

「YSGGという新しい波長を使ったサーマルピールングが可能なリサーフェシングレーザーのパールの同じくアジアンスキンに対する使用経験の演題」

「赤外線域のレーザーを使用したときの、皮下に出現するフリーラジカルの研究の演題」

の3つの演題を投稿していました。

昨日はそのひとつが通ったことがわかって喜んでいたのですが、その後追加で2通メールが来て、なんと昨年提出した3つの演題全てが通過していることが、今わかりました。

というわけで、この学会で僕の演題が3つも発表できることになりました。ひとつの学会で3つも発表できるなんて、日本の学会を含めて初めての経験です。

最高に権威のある米国レーザー学会で発表することは、「レーザーオタク?」を自認している僕としては一番の名誉だと思っています。新年早々、こんな知らせが来て、今年はいいことがありそうです。

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2008年1月 9日 (水)

2008年米国レーザー学会通りました!

Poster08 2008年4月にフロリダで行われる米国レーザー学会(ASLMS)にいくつか演題を出していたのですが、そのうちの一つが採用されるとたった今、学会主催者から連絡がありました。

Dear Dr. Fujimoto:

Congratulations!  Despite the fact that this year’s conference has attracted an unusually large number of abstracts, your abstract entitled ESR ANALYSIS OF FREE RADICAL GENERATED BY FRACTIONAL RESURFACING LASER (1440nm) has been selected by reviewers.

今年は特に多くの演題が出ていたらしく、返事も遅かったですし、リバイズが必要であるとはっきり言われた演題もあったので、通過してホッとしました。嬉しいな。

僕自身、初めて発表をした2004年から5年間連続で、世界最高峰の米国レーザー学会で演題を発表する機会を与えられたということになります。

これからも日本から世界に最新の情報が発信し、自分の患者さんに還元できるよう臨床に研究に頑張りたいものだと決意を新たにしました。

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2008年1月 7日 (月)

マレーシアの先生からのメール

Img_013

今日からクリニックFでの新年の診療が始まりました。クリニックでメールを開けるとどっさりと新しいメールが…。毎日、処理が大変です。

ところで、ここ数年、アジアで招待講演が多いので、特に同じスキンカラーを持つアジアの先生方からどのようなレーザーを購入すればよいのかとメール相談を受けることがよくあります。

講演を実際に行った国のドクターからのメールがほとんどなのですが、稀に僕の講演を聞いたドクターからの紹介で、日本に観光に来る際に、クリニックFに立ち寄らせてもらえないか?といったメールをもらう場合もあります。円安の影響もあるのでしょうか。

昨日もバンコクで僕のアファームに関する講演を聞いてくれたドクターの紹介で、マレーシアのドクターからメールが来ていました。

He is the doctor with most experience with this laser in Japan. He is a very friendly chap who speaks perfect English, so you'll be in good hands.

と紹介を受けたそうです。僕の英語は完璧な英語には程遠いとは思いますが、自分の英語がある程度評価されているのは嬉しいと思います。

受験時代には数学や国語は得意だったのですが、記憶ものの英語はどうも好きではなくて、医者になって必要になってから勉強してしゃべるようになったのでまだまだ課題は多いのですけどね。

マレーシアはまだ行ったことがないのですが、とても素晴らしいところらしいですね。

ともあれ、本年もよろしくお願いいたします。

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2008年1月 6日 (日)

トム&ジェリーとピアニスト

Langlang 日曜の朝、「題名のない音楽会21」を観ながらコーヒーを飲んでいたのですが、中国のラン・ランさんという若手ピアニストの紹介がされていました。

ショパンの黒鍵のエチュードをさらっと弾いたのですが、僕の好みの絶技巧派。思わず聴き入ってしまいました。

途中インタビューコーナーがあり、流暢な英語で生い立ちを話していたのですが、彼は3歳のときに「トムとジェリー」のアニメを見ていて、その指がスパゲッティーのように伸びてトムが見事にピアノを弾くシーンを観て素晴らしくかっこよくて感動し、自分からピアノを弾き始めたそうなのです。面白いですね。

そのわずか2年後の5歳の時には初めてのピアノ演奏会の後、シェンヤン・ピアノコンクールで第一位をとるなど、天才的な才能を発揮します。現在は諸外国でコンサートをしてるそうですが、昨年11月日本にも演奏に来ていたらしい。行けばよかったな。

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2008年1月 5日 (土)

サウンド・オブ・ミュージック

Photo 広島で久しぶりにBS放送で『サウンド・オブ・ミュージック』を観ました。この映画は藤本家では子供のころ唯一遅くなっても最後まで観てよい映画でした。小さいころ弟たちと男三人兄弟で夢中になって観たのを思い出します。

大体一年に一回ぐらい放映されましたので細かいところも、曲目もよく覚えているのですが、何度観ても素晴らしい作品ですよね。僕の音楽好きやミュージカル好きは、この映画のせいかもしれないと思ってしまいます。

あまりに有名な映画なので、ストーリーは割愛しますが、オーストリアのザルツブルクの美しい景観や、誰もが一度は聴いたことのある素晴らしい音楽。「ドレミの歌」「エーデルワイス」「ひとりぼっちの羊飼い」「私のお気に入り」どれもが名曲です。

ナチスドイツによってオーストリアが併合されるといった歴史的な背景も描かれていて、大佐が、オーストリアの国歌「エーデルワイス」を歌うシーン。悔しさで、途中声が途切れてしまうところなんて、涙が出ちゃいますよ。

僕が好きな映画の三本にはやっぱり入るんだろうな。

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2008年1月 4日 (金)

肝斑をビタミン点滴で治す

肝斑に悩んでいる人に対して僕が注目しているのは、以前ブログにも書いたメガビタミン療法です。

末期癌と診断された御家族を持つ知人がいて、なんとか力になれないものかとあれこれ調べ始めたのが最初なのですが、実際に先月からその彼は主治医の了解を得て大量のビタミンC(画像)投与を始めたのです。

抗がん剤治療と放射線治療を平行して行っていますが、放射線治療の副作用が主治医も驚くほど出ていないのだとか。また御本人も非常に手応えを身体で感じているようです。もちろんこれからまだどうなるかわかりませんし、経過を見ていく必要はありますが、調べれば調べるほどに健康な人ほどその健康を維持していくためにこの療法は効果があるのではないか、と思うのです。

001 老化とは酸化と糖化であると言われています。グルコース(画像はこの著作より)に化学構造上そっくりなビタミンCの血中濃度をあげることで、酸化も糖化も防ぐことができるのです。飲むのでも塗るのでもなく、血中に高濃度のビタミンCを入れていくことで、ビタミンCの活性酸素除去作用によってしみの出現や癌の予防にもなります。同時に副作用?として透き通るような白い肌が手に入ります。

また量を調節して応用しレーザーと併用することで、肝斑やニキビ、アトピー性皮膚炎の治療にも効果を発揮することでしょう。

プラセンタ注射(点滴)やにんにく注射などをクリニックに導入することには全く食指が動かなかったのですが、2008年はひとつ新しくビタミン点滴療法をメニューに加えても良いかなと考えています。

現在レシピを研究中ですが、普段はとることのできない20種すべてのアミノ酸を加えたメガビタミン・アミノ酸点滴なんて作りたいですね。

注) 後日、メガビタミン点滴ができました。よろしかったらこのブログをご覧ください。

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2008年1月 1日 (火)

2008年 新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

003 お正月は両親の住む広島・呉で迎えました。鎌倉に育った僕は呉には住んだことがないのですが、この地は祖父が海軍で勤め、父が生まれた場所です。ちょうど14年前に父が呉大学の仕事に就くことになり、両親が移住したのです。目の前の海を見ながら家族水入らずでのんびりとしています。

こうした環境だと頭の切り替えにもなるので、調べ物や講演の資料作りも捗りますね。今月もひとつ医療経営セミナーでの講演を依頼されているので、その準備などもしています。

本年もクリニックFで良い医療を提供できるように勉強し、日々精進してまいります。

クリニックF 院長 医学博士 藤本 幸弘

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