ルクソールへ
カタール航空でドーハからルクソールへ。いよいよ国際学会周遊記の第6大陸目のアフリカに移動です。
ドーハからアラビア砂漠を越えて、写真は紅海の真上です。いよいよエジプトへの第一歩です。
ルクソールはかつてテーベと呼ばれたエジプト中王国、新王国、さらに末期王朝の一時期に首都として栄えた街です。紀元前20世紀。つまり今から4000年も前の都市なのです。驚きですね。
この日はルクソールの西岸を見学しました。この写真の後ろに写っている二つの巨像はメムノンの巨像と呼ばれています。この座像は新王国時代の絶頂の王、アメンホテップ三世のもの。
残念ながら修復中でした。
そして待ちに待った王家の谷へ。2月という冬の時期とはいえ、灼熱の太陽が谷を照らします。
ピラミッドを作った古王国時代の後、新王国時代になって、ファラオたちはルクソールの西岸の奥深い谷に死後の安住の地を求めました。この谷には有名なツタンカーメンの墓を含む、約60ものファラオの墓があります。
ファラオの墓は、現在十数か所公開されているのですが、残念ながら中の写真を撮ることを許されていませんでした。僕はツタンカーメンの墓を含め、四つの墓の中を見学しました。
この写真はトトモス三世の墓の前ですが、この墓の中の装飾は特に色彩が美しく、とても数千年も前に残されたとは思えませんでした。
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