« 2008年 僕の発表演題その1 | トップページ | 2008年 僕の発表演題その3 »

2008年4月11日 (金)

2008年 僕の発表演題その2

038_080412 ふたつめの演題は、東京女子医大の法医学教室と、4月から慶応大学の一学科になった、共立薬科大学薬学部との共同研究でした。

この研究では、レーザー照射後に皮下にできる活性酸素の種類を電子スピン共鳴装置(ESR)で測定、同定しました。

FullarenさらにクリニックFでもレーザー照射後の化粧品などで使用している「フラーレン(強力な抗酸化剤・写真)」を利用して、これらの有害なラジカル発生を抑え、肌の老化を最大限食い止め、より美しく変化させてゆくためには、レーザー照射後にどのような要素が必要なのか、検討したのです。

130_080411 英語の原題は 

“ESR analysis of free radical generated by Fractional resurfacing laser (1440nm) ”

でした。

化粧品はフォーミュレーションと原料にもよりますが、使い方によってはレーザー治療と大変相性が良く、お互いの長所を最大限引き出しあうことが出来ます。僕自身も今までいくつもの化粧品開発に関わってきましたが、その中でもフラーレンは思い入れのある物質です。

すでにクリニックで販売しているクリームも評判は良いのですが、出来たら近々また別の原料と組み合わせてもっとおもしろい、レーザーとの相性抜群な化粧品を作りたいですね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

|

« 2008年 僕の発表演題その1 | トップページ | 2008年 僕の発表演題その3 »

レーザー・光治療 」カテゴリの記事

化粧品」カテゴリの記事

ASLMS 米国レーザー医学会 」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2008年 僕の発表演題その2:

» フラーレン 学会 [フラーレンって美白・シミ消し・ダイエットに効果あるの!!]
フラーレン同士ってつながって目に見える形になりますか?また、そうだとしてもし....フラーレン同士ってつながって目に見える形になりますか?また、そうだとしてもしなくても何に使うんですか?(続きを読む) 2008年 僕の発表演題その2さらにクリニックFでもレーザー照射後..... [続きを読む]

受信: 2008年5月 8日 (木) 17時34分

« 2008年 僕の発表演題その1 | トップページ | 2008年 僕の発表演題その3 »