シネロン・バンケット・ディナー
土曜日は診療を夕方5時で切り上げて、品川のホテルパシフィック東京で行われた「シネロンバンケットディナー」にお招き頂き、講演をさせて頂きました。
オーロラ、ポラリス、ギャラクシーの販売製造元であるイスラエル、シネロン社のユーザーを集めたディナー付ミーティングで、円卓を囲んで100名以上の先生が講演を聞く・・・というスタイル。
こういうスタイルは初めてだったので、会場に行ってびっくり。結婚披露宴の会場みたいになってました(笑)。
でも、日本でこのようなミーティングを行うのは、今までになかなかないスタイルで、とても画期的だと思いましたね。
さて、講演の内容ですが、今回僕に与えられたテーマは
「e-MAXの有用性と当院における経済効果」。
前半で医療経営管理学一般についてお話をさせて頂いた後、クリニックFでのe-MAXの使用方法をご紹介させて頂きました。
これまで僕も10台以上のシネロンの機器を購入し使ってきましたが、RFと光治療を組み合わせたシネロン社のELOSシステムは、おそらくアジアンスキンに対して最も適した入門用光治療機器ではないかと思っています。
e-MAXは一台の機械で、オーロラSR、リファームST、ポラリスWRA、マトリックスIR・・・など、8種類のアタッチメントを選択することが出来るので、患者さんひとりひとりの肌の状態に合わせたキメ細やかな選択が出来るのです。
肌の老化と一言で言っても、しみ、しわ、テクスチャー、乾燥、たるみ・・・など、さまざまなファクターがあると思いますが、私見で言わせて頂くと、シネロンの機械はこういった肌の老化ファクターに対し、肌自体の平均点を上げ、ポテンシャルを底上げしていくには最も適した治療器であると、診療の現場で実感することが多々あります。
クリニックFでは、まずこの機械を使用して数回治療を行い、肌のポテンシャル=平均点を上げる事を「肌の基礎工事」と呼んでいます。
そして、その基礎工事を終えた後、この機器で対応しきれなかった「肌のさらに深いところにあるしみ」や「毛穴の開き」、「肝斑」、「たるみ」などの症状を、フラクセル2やアファーム、サーマクール、Qスイッチレーザーなどのより強力な機器を使用することで、肌のグレードをより一層高めるといった使い方をしていますが、結果的にこの方法が最もコストをかけずに、効率よく肌を変えてゆく方法なのです。
これは女性だけでなく男性にも大変人気があり、効果も目に見えて表れてくるので、皆さん楽しんで通ってくれています。
ディナーの後、米国シネロンのマーケティングディレクターで、僕のブログにも頻繁に登場しているマーク・テイガーMDと、ホテルのバーに飲みに行きました。
マークとは今年の4月にフロリダで行われた米国レーザー医学会(ASLMS)以来の再会でした。
今回、シネロンスタッフには、今年の11月にイスラエルのシネロン本社を訪問してほしいというありがたい申し出を頂きました。
実現したら、またイスラエル訪問記をこのブログでご紹介しますね。
明日は(もう今日ですが)早朝に成田に行き、NYに出張です。世界最先端の、良い情報を仕入れてきますね。
世界の最新レーザー情報 はこちらから
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