ニューヨーク公共図書館
42番街にある、もうひとつの名所=ニューヨーク公共図書館へ。
様々な映画や文学で、ここは舞台となっていますよね。
映画「ティファニーで朝食を」では、オードリー・ヘップバーンとジョージ・ペパードがこの図書館に行くシーンがありました。「スパイダーマン」のロケでも使われていましたね。漫画「BANANA FISH」では、ここでアッシュが死んだな・・・。
夏休み期間だったのもあると思いますが、中に入ると教科書を広げている大学生らしき人たちでいっぱいです。
僕もニューヨーカーを気取って、気になったNYのマスコミについての本を一つ手に取り、しばし読書。
内装は予想していたよりもかなり豪華で、建築も素晴らしいと思いました。写真では見づらいですが、天井画も美しかったですよ。
驚いたのは、著作権の切れた多くの書物が画像として取り込まれており、自由に読むことができるデジタル・ライブラリーの充実度です。これには、びっくりしましたね。
この図書館は、私立の図書館としては世界屈指の規模であり、ニューヨーク市の設置ではなく、民間の寄付による独立の法人なのだそうです。
寄付者の名前が壁に彫られていました。このように多くの寄付の下、この図書館が成り立ったのですね。
優れた図書館とは、
①情報拠点としての機能
②情報公開と共有、偏りのない公平な歴史の記録を残すという徹底したアーカイブ(保存)としての機能
③司書の高い専門性による資料の選択・収集・保管、電子情報の活用、高度な検索システム
④市民への情報リテラシー教育サービス・無料ビジネスコンサルタントサービス
⑤市民のコミュニケーション、コミュニティの空間
これらが揃っている図書館を指す、と昔読んだことがあります。そして、その理想的な図書館が、このニューヨークにある、と。
「図書館発展途上国」で育った僕としては、その優れた図書館を一度自分の目で見てみたい、と思っていましたが、今回それが叶って、納得。東京にこんな図書館があったら、僕の人生も変わっていたかもしれないな、と思ってしまいましたね。念のため聞いてみましたが、原則としてニューヨーク市に在住または勤務した人しか、この図書館の会員にはなれないということです。
いつかニューヨークに住むしかないな(笑)。
改めて自分の写真を見てみると、本当に眠そうですね(笑)。
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