第3回 キュテラ トータルスキンセラピーミーティング
週末のもうひとつのイベントは、東京の丸の内で行われた、キュテラ社のユーザーズミーティングの招待講演をさせていただきました。
キュテラ社は米国カルフォルニアにあるレーザー会社で、タイタン、ライムライト、ジェネシス、パールなどの機械を製造販売しています。
シワ、たるみ、シミ、毛穴、ニキビ跡など、ほぼすべての肌の悩みに対して、他者とは差別化された特徴ある機器を製造販売している、魅力的な会社です。
ここの副社長の、ハーバード大学出身の工学博士であるボブ・シャインとは今年だけでもフロリダ、シンガポール、カナダ、パリで顔を合わせました。しょっちゅう海外で出会う面々の一人ですね。
「これからの自由診療クリニックの展開」
というものでした。
ほんの数年前まで、
「医者が経営の話をするなんて、金儲け主義の医者だ」
と言われてしまったのですが、2000年以降、小泉首相が医療改革を始めて国からの医療費への支出を減らして以来、倒産に追い込まれる医療機関も出てきました。
さらに、2005年に行われた新しい医療研修システムにより、大学医局が崩壊し、医師を一気に大学病院に引き上げたことで、地方病院を中心とする医師不足の問題が噴出しました。
国民の皆さんも、日本の医療に対して不安に感じていると思いますが、我々大多数の医師もまた、日本の医療について不安に思っているのです。
疾病構造が変わるとともに、医療費が上がるのは当然ですが、今のように先端技術が必要な医療が中心となる場合、医療の質を上げるためには、お金が絡みます。
質の高い医療レベルを提供するためには、経営基盤の安定化が必要ですが、その安定化のために、アンチエイジング医療ように、自費診療が行える分野を取り入れたらどうだろうか?という提案をしたつもりです。
活気のある会でしたよ。
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