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2008年10月13日 (月)

NEW YORK CITY BALLET

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この日の午後、ある業者の社長さんから個人的にご招待を受けて、バスティーユにある新オペラ座に行ってきました。

ちょうどNYシティバレエ団が来仏中ということで、お声を掛けて頂いたのです。

学会会場から地下鉄で移動したのですが、なんだか落書き?壁画?もおしゃれです。

084 バスティーユ広場というと、1789年の「バスティーユ牢獄の襲撃」に端を発するフランス革命を思い出しますよね。

この新オペラ座はフランス革命200周年前夜祭の1989年7月13日に建てられたのです。

087 内装は非常に近代的。

089 高級時計メーカーのバシェロン・コンスタンチンの寄贈した世界時計もあります。

098 客席も十分に広さがあります。

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ご招待していただいたのは、モダンバレエでした。

僕が今まで観たバレエは、クラシック曲のついたバレエばかりで、モダンバレエは観たことがありませんでした。

なんだか、難解という気がしてどうも腰が引けてしまっていたんですよね。

010_3このバレエは三部構成でしたが、第三部がショパンのピアノ曲、エチュードとスケルッツオに合わせたディレクター独自の振り付けで5組の男女のペアが踊るものでした。とても斬新なものでしたよ。

ポーランドに生まれたショパンは、21歳のときにパリに移り住み、39歳で肺結核で亡くなるまでここのパリの住民でした。

ショパンとジョルジュ・サンド(女流作家)の有名な情事も、パリが舞台だったと思うと、なんとなく理解できます。パリは恋の街ですもんね。

話を戻してバレエですが、言葉を語らずに表情と肉体だけで、よくここまで音楽の世界とメッセージを表現できるものだと、心から感動してしまいました。

よく知っている曲に、このような解釈があるのかと思い知らされることにもなり、とても勉強にもなりました。

先週いたNYのバレエ団をパリで観ることが出来るなんて、偶然ですがとても贅沢な旅だとおもいました。

ありがとうございました。

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