パリのオペラ座
オペラ・ガルニエは1875年にナポレオン三世によるパリの大規模都市改造計画によって生まれました。設計コンクールで選ばれた36歳のシャルル・ガルニエは多彩な表現を取り入れかつ、皇帝の好みを取り入れた形で完成されました。
地下鉄のOPERA駅を上ると、目の前に入ってくる光景に圧倒されます。
何よりも素晴らしいのは、1964年にシャガールが手がけたこの天井画です。
僕はこの天井画がとても好きで、医学博士号をとった記念に、この絵の500枚限定のリトグラフを買ったのです。
この絵の挿絵を一つ一つ観ると、チャイコフスキーやビゼー、ベートーベンなどのオペラやバレエの情景が一つ一つ丁寧に描いてあるのです。
中央にある巨大なシャンデリアは、事故で落ちたことがあります。
また、このオペラ座の地下には大きな水槽があり、舞台裏は迷路のように複雑な構造なのだそうです。
これらがミュージカルの「オペラ座の怪人」の物語を生んだといえるのです。
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コメント
パリオペラ座には07年春、行きました。
バレエを観たのですが、
バレエよりも、何よりも、その建物の美しさに圧倒されました。
天井画を見上げ、首が痛くなったのも楽しい思い出です。
先生お写真撮るの上手ですね。
投稿: cocomero | 2008年10月17日 (金) 23時56分
cocomeroさん。コメントありがとうございます。
本当にあの天井画は素晴らしいですよね。実際のオペラの情景を思い出して、いつもうっとりとしてしまいます。最近はガルニエはバレエの上演ばかりになって、オペラ上演はバスティーユの新オペラ座に変わってしまったようですね。
天井画は、大きすぎて普通のカメラでは収められない。
しかも絵まで遠いので、フラッシュが届かないのですよね。
このために僕は先日買った、リコーの広角カメラを持っていったのですよ。
前に撮った写真とは大違いでした。
投稿: 管理者 | 2008年10月18日 (土) 11時15分