今日からイスラエル
今日からイスラエルに行くこととなりました。
二泊四日という強行スケジュールでの出張です。僕にとっては初めてのイスラエルとなります。
レーザー・光治療器の分野で仕事をしていると、イスラエルという国を抜きにこの世界を語ることはできません。軍事大国であるこの国は、レーザーの技術が非常に発達しているのです。
有史以来、戦争という期間は、起きる様々な悲劇とは裏腹に、国家の技術力を高めます。事実、現在の西洋医療の技術が最も進んだのは第一次、第二次世界大戦中と言われていますよね。
光治療の世界でも、フォトフェイシャル(IPL)の技術は、戦闘機の塗装をはがすために強い光を照射した技術がヒントになっていると聞いたことがあります。
現在でも、世界で最もレーザーの技術が進んでいる地域はアメリカのボストン周辺。そしてカルフォルニアのシリコンバレー周辺。そしてこのイスラエルになるのでしょう。
イスラエルは1948年建国で、人口わずか650万人ですが、労働力数との比率でみると、自然科学、工学、農業、医学の分野における論文執筆者の数は世界一です。生物工学の分野では極めて進んだ技術を持ち、軍需製品の性能・品質は世界でもトップクラス。
ハイテクの国なのです。
思い返せば、ぼくとイスラエルのはじめての接点は中学生の時。
「日本人とユダヤ人」というイザヤ・ベンダサンなるユダヤ人(後に山本七平のペンネームだと判明)が書いた本でした。父の書棚にあったのを偶然手に取ったのですが、衝撃を受けましたね。この本は、戦後の早い時期に発刊された海外の視点から見た日本人論であるということからベストセラーにもなりました。
後にこの本の痛烈な批判本も販売されました。(朝見定雄著「にせユダヤ人と日本人」)この本も同時に読むことが条件ですが、思春期には必読の書と言えるのではないでしょうか。
当時の僕も、日本人であるというアイデンティティーが生まれ、国際関係に非常に興味を持つようになりました。ある意味、人生観が変わりましたよ。
イスラエルの出張報告については、無事帰国したらまた書きますね。
世界の最新レーザー情報 はこちらから
クリニックF http://clinic-f.com/
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コメント
先生のブログをいつも楽しみに拝読しています。
私は関西在住なのでなかなか気軽に先生のクリニックにうかがえないのですが、機会を見つけて是非一度受診させていただきたいと思ってます。
HPを訪問するたびに、違う国に行っておられるのでびっくりするやら感心するやらですが、お体くれぐれもご自愛くださいませ♪
投稿: yuki | 2008年11月 6日 (木) 12時34分
yukiさん
コメントありがとうございます。
イスラエル。すごい国でした...。
おってブログを上げてゆきますのでまたコメントくださいね。
関西の患者さん。クリニックには沢山います。
東京にお越しの際、お寄りください。
クリニックFは、日本では一番新しい情報を持ったレーザークリニックだと思います。
投稿: 管理者 | 2008年11月 7日 (金) 23時00分
お返事ありがとうございます。
関西でもいくつかのクリニックでレーザーの施術を受けましたが、先生がブログにも書いておられるように施術者によって差がでるものなのだと実感しています。
クリニックFにお伺いできる日を目指して(?)今日も仕事に励みます!
投稿: yuki | 2008年11月11日 (火) 09時37分