イスラエル航空のセキュリティチェック
ところで、このエルアル・イスラエル空港のセキュリティチェックは聞きしに勝る、本当に厳しいものでした。
香港でチェックインするときに、専任のイスラエル人が名前を呼び留め、非常に細かい質問をしてきます。
すべて英語で結構長い時間でした。
「なぜイスラエルに入るのか?」
とか、
「誰か知り合いはいるのか?」
とかからはじまって、
「僕は日本の医者で、イスラエルのレーザーの開発会社とのビジネスミーティングがある。」
と一生懸命説明したのですが、立て板に水というか、埒が明きません。
特に僕の場合、パスポートが悪かったのかもしれません。出張で訪れた各国の印をなめるようにチェックされました。僕のパスポートには沢山の印がありますので、その中に、要注意の国があったのか・・・。どこがひっかかったんだろう?
あまりに時間がかかるので、
「そういえば!」
と思い出し、今回僕はシネロン本社から頂いたインビテーションレターを持っていたので、それを取り出し、提示したら、納得して通してくれました。
しかし、ここからがまた大変です。
ボーディングパスに記載されている搭乗時間が、実際の乗り込みよりも一時間以上前の時刻が書いてあるんですよ。
時間通りにそこで列に並んでいると、名前を呼ばれて再度持ち物チェックです。
僕は今回機体持ち込みの荷物しかなかったのですが、細かい物まで全部中身を調べられ、何かを採取して器械にかけるのです。
検査にかかること、30分近く。あまりに執拗で、あきれるを通り越して感心してしまいました。
あとから聞いた話によると、わざとそういったストレスをかけて、おかしな行動をするかどうかを見極めているのだとか。確かに途中でキレて怒り出す人が何人いてもおかしくないような状況でした。
まあ、臨戦態勢の国ですから、仕方がないですよね。
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