CUTERA社の敏腕SP
タイタン、パール、ジェネシス、ライムライト、アキュチップ・・・などのレーザー/光機器で知られる米国CUTERA社。
1998年にアメリカ カリフォルニア州はサンフランシスコ近くにある、ブリスベンで創立されたこの会社。今年でちょうど丸10年を迎えたことになります。
日本の美容医療業界でキュテラの名前が一躍有名になったのは、
「痛くないサーマクール」
として世界的に話題になったタイタンの登場によってでした。
たるみを引き上げるスキンタイトニングの機器としては、今でもサーマクールと並ぶ2トップの座を他に譲ることはありません。顔だけでなく、二の腕や腹部の引き締めにも欧米ではよく使われている機械です。
クリニックFでも、タイタンはもちろんですが、今年はパールが最も患者さんから反響の大きかった機器のひとつでした。女性の「変身願望」をわかりやすく短期間で実現させてくれる機器だったということでしょう。
CUTERA社のスタッフの方々には、日頃から僕も大変お世話になっています。
個人的にCUTERA製品の最も好きなポイントは、その色使いとデザイン性かもしれません。ロゴの色にもなっているグリーンは、西洋と東洋のちょうど中間くらいの絶妙な淡さを出していますし、ロゴデザインもこの業界では珍しくフェミニンです。
機器やハンドピースも、デザインとユーザビリティどちらもこだわって作ろうとしていることが伺えます。
そして、今回のNY出張では、米国キュテラ社NEW YORK担当のChris Huppeにお世話になりました。
カルフォルニア州に本社のある米国CUTERA社は、全米全土に40名ほどのセールスピープルがいるそうです。
そのうち、ニューヨークをカバーしているのは、なんとたった2人なのだとか。
世界でも最先端のこの巨大美容医療都市を、二人だけで回り開拓しているのかと思うと驚きました。
ニューヨーク市内にCUTERAのオフィスはなく、業務スタイルも完全フレックス。自宅で出来る作業は自宅でし、アポイントがあるときのみ、それに応じてクリニックや関係施設を回る・・・という、非常に合理的なやり方をとっているのだそう。
アメリカらしいですよね。
彼女はコネチカット州に住み、仕事があるときに車で片道2時間かけて、ニューヨーク市街までやってくるのです。翌日もアポがあれば市内で一泊し、終了後コネチカットにまた帰る。スケジュールを詰めるところにはぎっちり詰めて、休むところは休むというスタイルです。
CUTERA以前にはメドトロニックという心臓ペースメーカーの企業で働いていたとのこと。ペースメーカーも一大市場となっていますが、それでも転職に踏み切ったのは、CUTERAの
「トップとの間の風通しが非常によく、また働きやすい仕組みになっている。仕事のスケジュールを自分でコントロールしやすく、家族を持ちながら働く女性にも理解がある」
ところだ、と言っていました。
そんな彼女はなんと前四半期で、キュテラ社全米一の売り上げをあげて表彰されたのだとか。非常に細かいところに気配りのきく、素敵な女性でした。
ちょうど14歳になるお嬢さんが、クラシックバレエをもう10年も習っていて、今は自宅から離れた、バレエなどパフォーマンスやアート専門のボーディングスクールに寄宿しているとのこと。彼女がハンドルを握るレクサスの車内では、その話題で盛り上がりましたよ。
「一年に9回も“くるみ割り人形”を観ているのは、私ぐらいじゃないかしら(笑)」
と楽しそうに言っていました。クリスマスホリディで久しぶりにお嬢さんが家に帰ってくる、と嬉しそうでしたね。
そして、案内してもらったのが、パークアヴェニューを北上した写真の場所。
ある有名なドクターのクリニックなのです。
世界の最新レーザー情報 はこちらから
クリニックF http://clinic-f.com/
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