Mark Tagerとの再会
ところで、今回このワークショップでMark Tager(左から二人目)に再会したのです。
これにはびっくりしました。
聞けば彼は昨年末に、イスラエルのシネロン社からルートロニック社に移籍したと言うのです。
前日の夜にヘイリャン社長からその話を聞かされ、思わず
「あんな優秀な男を雇えるなんて、ヘイリャンはすごいラッキーだよ!」
と言ってしまいました。
マークはサンディエゴの郊外に住む、レーザー医療業界を代表するマーケッターです。
彼は米国で医師の資格を持っているのですが、現在は医師としての診療はしていません。
このレーザー業界のマーケティングでオーソリティになる道を選択したのです。
フラクセルを販売しているカルフォルニア・リライアント社のマーケティングを担当し、フラクセルのリリースに尽力しました。フラクセルが短い期間に飛躍的に知名度を伸ばしたのは、彼の功績が多分にあるのです。
彼はその後シネロン社のマーケティングディレクターに就任しました。
僕は2007年6月に、サンフランシスコで彼の開催したシネロン・リーダーシップ・ミーティングで、アジアを代表してオーロラとポラリスの複合機であるギャラクシーの講演させていただく機会があったのです。
その日の夕食をご一緒したときに、僕がレーザー皮膚治療はもちろん、レーザーを購入し続けるためにクリニックマネジメントに興味があって、ついにはMBAまでもこの分野で取得したなどと話をして、非常に盛り上がりました。
彼は昔から日本贔屓で、酔いが回ると、奥さんと、二人の大学生のお子さんと皆で、「殿」「姫」「愛」「鬼」などの漢字をモチーフにしたTシャツを着た家族の写真を見せるのです。
「私がどんなに日本が好きかわかるだろう??」とか言って(笑)。
そんな彼が昨年に出した7冊目の本が、 この美容医療クリニックのマネジメントの本です。
この本は、電話の応対からコンサルテーションの仕方。
さらには、レーザーなどに投資した場合のキャッシュフローの説明など、レーザークリニック経営に役立つ知識がいっぱい。
今までにない分野の独特の本なのです。
以前にこの本の日本語訳をしないかといわれたこともあり、その権利は現在でもあるのですが、ご興味のある出版社の方がいらっしたらご連絡いただきたいですね。
今回、彼がルートロニック社に入ったのを記念して、このワークショップに参加したドクターに彼の本が配られたのですが、実際に本を見たのは今回が初めて。
さっそくお祝いを述べて、サインをいただきました。
早く読みたかったのはもちろんですが、何を隠そう、実はこの本の謝辞の欄に、数々の世界のレーザー関係のドクターに並んで僕の名前が入っているのを知っていたからです。
本を頂いて、
「ほら! ちゃんと載ってるだろう?」
と、マークがそのページを見せてくれました。
実際にこうして英語の本の中に自分の名前があるのを見ると、嬉しいですね。
しかも、こうして世界の名だたるドクターの中に並べていただくと、感無量です。
大切に読ませていただきます。
世界の最新レーザー情報 はこちらから
クリニックF http://clinic-f.com/
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