空と宇宙の間
羽田からソウルに向かった土曜日は、素晴らしい快晴。
行きの機内では、ついつい座席から身を乗り出して窓の外に広がる景色に見入ってしまいました。
離陸してしばらくすると、富士山が。
僕が自家用操縦士免許を取ったときに習ったことを思い出しました。
日本の上空を、地上の経線の東向きに進路を取る場合、3500、5500、7500フィートのように、千の奇数倍+500フィートの高度を取ることになっています。
ちなみに西向きに飛ぶ時は、千の偶数倍+500フィート。つまり4500、6500、8500フィートのように高度をずらして飛ぶのです。
地軸に対して西向きと東向きの飛行機が、1000フィートずつ高度をずらして飛ぶので、水平飛行中の飛行機は理論上はぶつかり合うことがないのです。
ちょうどこの機は西向きで、高度は30000フィート約10kmで、富士山の二倍半の高さを飛んでいることになります。こうして富士山が見下ろせるわけですよね。
ところで、皆さんは空がどこまでで、宇宙ってどこからなのかご存知ですか?
通常の商業航空機が飛んでいる高度は、10-13kmの上空(成層圏)です。航空機の高度の記録は約30kmなのだそうです。地球の直径が6400kmなのを考えると、航空機の飛ぶ範囲なんて、卵に対して、卵の殻のような薄い高さの領域なのです。思ったよりも狭いですよね。
ちなみに宇宙について明確な基準はないそうなのですが、地上から約100-150km程度を地球の大気圏と考え、それ以上の高さを宇宙としているようです。
宇宙まで旅行に行くなんて、気の遠くなるような印象がありますが、実は東京から箱根ぐらいの距離しかないのです(笑)。
さて、今回の出張の目的である韓国の学会については明日のブログで。
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コメント
いつも大変お世話になっております!
藤本先生の韓国訪問記、私も個人的に楽しみにしております☆
投稿: L社 O野 | 2009年2月24日 (火) 19時17分