一保堂
打合せの後、すこし京都の街を歩きました。京都に来るのは久しぶりです。
途中、クリニックで気に入って飲んでいる煎茶やほうじ茶を出しているお茶の本店を発見。
「一保堂」。
さすがに外観から風情がありますね。
頂き物で飲んだのが最初だったと記憶しています。
包装紙が印象的で気になり、一保堂茶舗のホームページをチェックしたことがあります。
そこにこんなことが書いてありました。
「創業は今から約290年前の享保年間(1717年)。近江出身の渡辺伊兵衛(わたなべいへい)が、京都のほぼ中心に位置する寺町二条に、茶、茶器、陶器を扱う店として「近江屋」を出したのが始まりです。
そのうち、近江屋の扱うお茶の品質の良さは評判を呼び、やがて、今から約160年前、弘化3年(1846年)山階宮(やましなのみや)より
「茶、一つを保つように」
と「一保堂」の屋号を賜りました。」
この「茶、一つを保つように」というフレーズに、なるほどと思い、以来せっかくのお茶だからなるべく美味しく飲むにはどうしたらいいかと考えるようになりました。
御存知の方も多いように、お茶の道は奥が深い。同じ茶葉でも、煎れ方ひとつで全然味が変わりますよね。特に僕は一日に10~15杯くらいお茶を飲むので、旨いお茶を飲める日とそうでない日は身体のコンディションまで変わってしまう気がしています。
茶は薬也、と言いますからね。
いつもはスタッフが東京のデパートで買ってきてくれるのですが、せっかく来たから自分で買っていこうかな、と店を覗くと女性客で一杯。入りづらくて写真だけ撮って帰ってきました(苦笑)。
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