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2009年3月28日 (土)

ナパヴァレー・ワイナリー

010

晴天のサンフランシスコ。 007

この日はナパヴァレーに行くことになりました。

久しぶりのアメリカでの運転です。アメリカの高速道路は車線も多いので、走りやすいですよね。

013 ゴールデンゲートブリッジを走りましたので、お決まりの場所で写真を撮りました。

以前もこの場所に何度か来ましたが、こんなに晴れている日はなくて、眩しいぐらいの陽光でしたよ。

021 サンフランシスコからナパヴァレーまでは2時間も運転すれば着いてしまいます。

023_2 しかも通る道は地平線の見えるような田園地帯。とっても気持のよいドライブコースなのです。

お喋りしながらあっという間にナパヴァレーに着きました。

032酒飲みやワイン好きな人にとってはお馴染み、世界でも有数のワイン産地のひとつとして数えられるナパヴァレー。

多様なマイクロクライメット(微小気候)に恵まれ、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネの他に、メルロー、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、カベルネ・フラン、ジンファンデル、サンジョベーゼ・・・等々、様々な葡萄品種が広く栽培されているこの土地は、南北わずか50km。面積で言うと、フランス・ボルドーのおよそ8分の1しかないと聞いて驚いたことがあります。

ワポ族インディアンの言葉で「豊潤の地」を意味する「ナパ」。アメリカというお国柄か、誰でもカジュアルに楽しめるところが僕は好きです。この日のようにお天気の良い日に細かい予定も決めずふらっと出掛け、線路沿いの通りを走りながら、気になるワイナリーが目に留まれば、そこで車を止め散策や試飲、歓談、買い物などを楽しむ。極めて庶民的なところから、予約の必要な高級ワイナリーやマニア垂涎モノのワイナリーなど、幅広く層も厚いところもまたいいんですよね。

この日はちょうど菜の花が満開。気持ちのよい「ワイン日和」となりました。

033_2こちらは初めて来たワイナリー。

037 さっそく試飲です。素晴らしい味でしたが、このワイナリーでは購入には至らず。

ワイナリーにいくつか立ち寄っていると、ちょっと酔っ払ってしまいます。もちろん試飲後は運転は代わってもらいましたよ(笑)。

042そしてワイナリーを北上していくうちに見覚えのある建物が…。

そう、OpusOne(オーパスワン)ワイナリーです。

043 建物も優雅で神々しいですよね。

オーパスワンでは、いつも綺麗なクラシックの曲が流れています。

045 もともとこの「オーパスワン」とは音楽用語で「作品番号1番」という意味。

「一本のワインは交響曲、一杯のワイングラスはメロディのようなものだ」

という、創始者のひとり、フィリップ・ド・ロッチルト男爵が命名した話は、以前のブログにも書きましたが、有名な話ですよね。

047 あまりに美しいその中庭で、皆が雰囲気を楽しんでいます。

061 そして、今回初めて訪問したのですが、シャンパンのドン・ペリニヨンで有名なモエ・ヘネシー社が1973年に建てた発泡酒(スパークリングワイン)のためのDomaine Chandon(ドメーヌ・シャンドン)。

日本では発泡酒=シャンパンとされていますが、本来「シャンパン」とはフランスシャンパーニュ地方でつくられる発泡酒のみ、語ることが許されている商号。

ですから、厳密な意味ではいくらモエ・ヘネシー社が作ったとはいえ、ナパでつくられる限りはシャンパンとは言えないのです。

069 ここでは多くの人たちが陽を浴びながら発泡酒を飲んでいます。

066 僕たちはここでお昼をいただいたのですが、この料理が本当においしかった。

僕はもう何度もアメリカに行っていますが、正直、もしかしたらアメリカ人は味を感知する味蕾というレセプターが違うのではないか? と思うことが時々あったのですが(笑)

067_2ここの料理は味も繊細で、料理の量も日本人にちょうどよい感じです。

本当に素晴らしい。

それぞれの料理に合ったお勧めの発泡酒がメニューにのっています。お勧めのものを注文してみると、本当に料理ととろけるように味がミックスするのです。

想像以上にバリエーションも豊富で、最後まで楽しませて頂きました。

また次にナパに来た時には必ず行こうと思いましたよ。

075 帰りはベイブリッジ経由で帰りました。まだ明るいうちにサンフランシスコに帰ることができました。

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