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2009年4月の31件の記事

2009年4月30日 (木)

ナショナル ジオグラフィック

ところで、ワシントンDCには、世界的に有名な雑誌の編集室があります。002

それは「ナショナル ジオグラフィック」。

印象的な黄色が目印の雑誌を御存知の方も多いのではないでしょうか?

ナショナル ジオグラフィック協会は、「地理知識の普及と増進」を目的に、1888年に電話を発明した科学者グラハム・ベルなど有識者33名によって設立された世界有数の非営利団体として知られています。014

雑誌「ナショナル ジオグラフィック」はその協会から最初は会員誌として創刊。現在では世界31の言語に訳され、毎月4000万人の読者がいるのだそうです。

一昨年観た映画「ブラッド・ダイヤモンド」で、アフリカの奥地を彷徨う主人公のレオナルド・ディカプリオが職業を聞かれ、

「僕はナショナル ジオグラフィックの記者だ」

と答えるシーンがありました。

知名度は世界レベルなのです。001

そして、実は僕が楽しみに定期購読している雑誌の一つでもあります。お気に入りの号は残してあって、クリニックFにおいてあります。

006 建物の中では、ちょうど写真展をやっていました。

007中でも気に入ったのはこの雄ライオンがたてがみを揺らしながら疾走する、大きく引き伸ばされたこの写真。

こんな写真が撮れたら感動しますよね。

009 お土産も充実していました。

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2009年4月29日 (水)

米国レーザー学会(ASLMS)最終日

038 学会も最終日となり、展示も講演も終わりに近づきました。

来年の第30回、米国レーザー学会の開催場所が発表されました。アリゾナ、フェニックスだそうです。

アリゾナには素晴らしいスパがたくさんあると聞いています。

今年の学会で、僕はこの学会8つ目の演題を出しましたが、また来年も演題を出して、学会に参加できればいいですね。

042会場の外に出るともうあたりは暗く、ポトマック川が見えます。

014 久しぶりにJMECの営業の林さんと写真を撮りました。

046  巨大なコンベンションセンターの看板の前で写真を撮ったのですが、夜桜がきれいでしたよ。

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2009年4月28日 (火)

アーリントン墓地に眠るJFK

116 ワシントンDCのホワイトハウス対岸、ペンタゴンの北には、アーリントン国立墓地があります。

地下鉄ですぐに行くことができるので、足を延ばしてみることにしました。

104ここは、アメリカ建国以来数々の戦争で戦死した兵士やアメリカの国民的英雄が埋葬されている墓地です。

近年では埋葬希望者が多いので、すべての希望者を受け入れられず、アメリカの軍人か、テロなどで亡くなった人に限られているようです。

独特の墓標が並ぶ広い芝生。

墓標には名前と生年が書いてありますが、兵士の墓標には、階級と、どこで戦死したのかその場所が刻まれていました。

113 僕はこの墓地に眠る、JFKこと、ジョン・F・ケネディの墓所を目指しました。

107 観光客が歩く方向に向かうと、ちょうど南北戦争で南軍の指揮官だったロバート・リー将軍の邸宅だったアーリントンハウスの下に、人だかりがあるところを見つけました。

108ここがケネディ元大統領の墓所だったのです。

この若き大統領が1963年にダラスで凶弾に倒れた時、アメリカ合衆国ではさぞかし動揺があったことでしょう。

ケネディ暗殺犯とされたオズワルドがすぐに暗殺され、ケネディ暗殺の関係書類はアメリカ公文書館の中で75年凍結されました。

関係者がすべて亡くなっている75年間後に公開すると明言したということは、国家的な陰謀の存在を事実上認めているということですよね。

映画「JFK」の中では、米ソの対立から平和路線に舵きりを図った大統領が、軍部と対立したためとされましたが、他にも多くの語れない理由があるのでしょう。

111ケネディの墓所から振り返ると、リンカーン記念館や、オベリスクが見える素晴らしい眺望でした。

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2009年4月27日 (月)

2009年ASLMS・肝斑治療についての発表

01612009年ワシントンDCの米国レーザー医学会(ASLMS)での僕の演題の二つめは、ここ数年取り組んでいる肝斑治療の演題でした。

「 Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients」

肝斑治療で使用できる、Qスイッチアレキサンドライトレーザーと、QスイッチNd:ヤグレーザーの比較検討実験です。

20世紀から、色素性の疾患にメラニンに反応するレーザーを使用するのは、常識的な治療でしたが、色素性疾患のうち、肝斑だけは、レーザー治療後に状態を増悪させてしまうことがあり、肝斑にはレーザー治療が適していないと日本語の教科書にも書かれるようになりました。

しかしながら2005年ぐらいから、肝斑治療に低出力レーザーを使うことが、海外のレーザークリニックでは、いわば常識と変わりました。

024 この肝斑治療については、2005年から僕も演題を発表し続けていますので、海外の学会で名前が売れてきました。

ちょうどこの日も、ニュージャージで開業している台湾系の先生が、僕の発表を見て、ぜひディスカッションしたいと話しかけてきてくれました。

アジア人の患者さんを持つ身として、肝斑治療は切っても切れない関係にあるのですね。

この先生、もともとはレーザー技術者だったらしいのですが、アメリカでMDの資格を取得して開業し、現在に至っているのだそうです。今度NYCに来たら、近くなのでクリニックに遊びに来てほしいと言われましたよ。

ところで、今回の発表の論点は、「肝斑治療に適する低出力レーザーの比較」ですが、今回の比較実験で非常に面白いことが判明したのです。

今回対象とした アレキサンドライト(755nm)の波長と、Nd:YAG(1064nm)の波長を比較すると、波長の短いアレキサンドライトレーザーの方が、メラニンの吸収性が高く、当然、肝斑治療にはより効果があるのではないかと予想されたのですが、実際には、それと正反対の結果が出たのです。

いわゆるレーザートーニングと呼ばれる肝斑治療の際には、もしかしたらメラニンの吸収曲線とは違った理論が働いているのかもしれません。

結果から予想される仮説はいくつか想定されるとおものですが、僕の発表の考察にも入れましたが、納得できる理論だと僕が考えているのは以下の三つです。

アレキサンドライトと、Nd:YAGの波長を比較すると、Nd:YAGの波長の方が深くまで浸透します。

1.肝斑の組織標本を観察すると、かならず炎症性の細胞が見られます。つまり、肝斑は炎症持続性の疾患なのです。→近赤外線の光(レーザーのように単一波長ではなく、ブロードバンド)が皮下の炎症を抑える効果があることは19世紀から報告されていますが、同じく近赤外線に当たるNd:YAGの波長を弱く照射すると、何らかの機序で、炎症を抑える効果があるのかもしれません。

2.肝斑の増悪には、血管より遊離するサイトカインがおそらく関わっており、肝斑が再発するときは、肌の血管に近い部位から再発するが、Nd:YAGの波長は微小血管を収縮させる能力がある。→真皮の血管の破壊か、血管壁の増強が、肝斑の抑制につながる可能性がある。いわゆるプラスミン阻害の止血剤であるトラネキサム酸(トランサミン・トランシーノなど)が、肝斑に効果があるのは、この機序が働いていると考えられます。

また、Qスイッチ波長にした場合、アレキサンドライトレーザーの方が、パルス幅が数倍長い。

3.ハルス幅が短ければ、短いほど、破壊力は高まります。単純に、二つの波長のメラニンの吸収効率以上に、パルス幅の差が影響したのかもしれません。

細胞内や、血管周囲に出ているサイトカインなどの測定が、実際に組織切片で、ミクロで見ることができればすぐに結果がわかるのですが、あまりに小さなサイトカインの微細かつ複雑なカスケードが対象で、マクロの結果で予測する以外はアプローチが難しい。

今回の発表の考察は、こんな形でまとめました。

閑話休題

同じ治療を繰り返しても、治療に反応しやすい、治りやすい肝斑と、治りにくい肝斑というものが存在します。

僕も、実際に患者さんを診察すれば、

「何回ぐらいレーザーを照射すればきれいになりそうですよ。」

と具体的にお話しできるのですが、これはあくまで経験則でしかありません。

僕らが対処しているのは、「医学」なので、もう少し研究が進み根拠ある説明ができるようになればなと思います。

医学の発展に、僕も微力ながら力を尽くせたら良いですね。

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2009年4月26日 (日)

脂肪減少についての講演と「ゼルティック」のデビュー

031 唯一元気があったのは、脂肪減少についての講演でした。

アメリカでは、御存知のように肥満に悩む人の数が桁外れで、メタボリックシンドロームが国民病となっています。手術による脂肪吸引の市場は、日本の数十倍あると言われています。

しかしこれらのレーザー機器は、脂肪を減少させるといっても、実際に手術室で手術のように、レーザー機器を挿入する孔を皮膚にあけなればなりません。

脂肪吸引に代わって、このレーザー機器が日本で一般化するかというと、疑問ですね。

026そして、新しい機器として興味深かったのはゼルティック(Zelitiq)。

サーマクールを作った研究グループが、脂肪組織を氷解することで手術をすることなしに、部分的な脂肪を減少させる施術を可能にした機器なのです。

もう昨年のオーランドのASLMSでも事実上のお披露目会である秘密のカクテルパーティーによんでもらったのですが、いよいよ今秋あたりに日本でも販売されそうですよ。

楽しみです。

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今後が問われるASLMS

013 

今年のASLMSは、本当に閑散としています。

015あまりの人気のなさに、びっくりしました。淋しいくらいです

021見学のドクターもいないので、ブースも空っぽのところも多い。こんなことは見たことがありません。おそらく想定されていたよりも出展社が少なかったのでしょう。会場の中間あたりに布の幕が張ってあって、会場を狭くしていたのは印象的でした。

028

講演の会場もこの通り。

例年と違って、魅力ある演題が減っているのもあるのだと思います。

今年の演題を聞いてみると、あまりにメーカーサイドの用意したプレゼンテーションをそのまま話している内容が多く、医師の本音が盛り込まれているものが少なかったですね。

このASLMSはメーカー主体のレーザー学会、夏に行われるコントロバーシー&カンバセーションズは医師主体の本音を聞けるレーザー学会という位置付けがなされてきたような気がします。

ここ10年ぐらい、このASLMSはレーザー界をリードする学会でしたが、主催者そしてメーカーサイドはもう一度この学会の意味を考える必要がありそうです。もしかしたらレーザー業界と共に、そのあり方が問われているのかもしれません。不況ということもありますが、それをきっかけに新しいステージに向けて「脱皮」「新編成」していくことが求められているのかもしれませんね。別のマーケットとの融合、共存を考えていく必要もあるでしょう。

僕自身、今後の自分の仕事を考えていく上でもヒントをもらえたような気がします。「ピンチこそチャンス」だとビジネスではよく言われますが、苦しい状況を目の当たりにすると、知恵を絞らざるを得ない、ということもありますよね(笑)。

尊敬している諸先輩方と今後も引き続き良い仕事をさせて頂くためにも、この業界を再び活性化するために自分に今何が出来るのか、じっくり考えてみたいと思っています。

そして、こんな時であっても、それでもこの学会に参加している人たちの顔を覚えておこう、と思いました。

僕の学会発表はまだ続きます。

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2009年4月25日 (土)

2009年ASLMS フラーレンの発表

017_2

2009年アメリカレーザー医学会(ASLMS)では、僕は二つの発表をしてきました。

一つ目はこれ

「The Action of Antioxidants, Fullerene on Laser Therapy of Pigment Spots」

「抗酸化剤であるフラーレンの、色素性病変のレーザー治療後の活性」

というもの。

レーザー照射後に出てくるラジカルを破壊するために、強力な抗酸化物質であるフラーレンを利用するのは理にかなった利用法です。

さらに、美白剤のハイドロキノンなどは、非常に酸化しやすい物質ですが、これにビタミンCの175倍の抗酸化力を持つというフラーレンを加えることで、効能を上げることができるのです。最近のドクターズコスメにはよく配合されていますよね。

このフラーレンで、東京女子医大とビタミンC60という、三菱商事の子会社の研究グループとも、国際学会に演題を出し始めて3回目です。

Grazia5 フラーレンについては現在講談社から発売中の雑誌グラツィアでもお話させて頂いていますので、こちらも御覧になってみてください。

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2009年4月24日 (金)

多動児だった僕

133 こちらのジェファソン記念館。

アメリカ合衆国第3代大統領のトーマス・ジェファソンの記念館です。

ジェファソンは1776年7月4日に発表されたアメリカ独立宣言の起草者の一人。

「人は生まれながらにして平等であり、神より生命・自由・幸福の追求という侵しがたい権利を与えられている。」

という主張は、植民地であったアメリカの万人の共感を呼びました。030

33歳の若さでこのジェファソンが大陸会議出席者になったのも、彼の文才と類稀なる文章表現力が知れ渡っていたからだそうです。

この白亜の殿堂の中には、ジェファソンの銅像と、彼の主張を標した四つの壁があるのです。

ところで、

035このジェファソン記念館の入館する前に、こんな看板があります。

「Quiet」

「Respect Please」

文字通り、

「静かに」 

「敬意を払ってください」

ということなのですが、

「静かに」までは理解できるとして、「敬意を払ってください」の文字にちょっと笑ってしまいました。

033ところが、その後、遠足でしょうか、先生に引率されてやってきた児童の集団を見て、この言葉が非常に真面目に書かれていることがわかりました。

大騒ぎなのです(笑)。

日本では、小さいころから礼儀正しくすることが教えられ、幼稚園では、お行儀のよい子供が、いわゆる優等生になるのでしょう。

でも、海外では、子供の時にしつけをしすぎてしまうと、逆に個性が伸びなくなると考える地域もあるようです。

かくいう僕も、実は小学校の低学年の頃は、今で言うところの「多動児」ではないかと親に心配されたこともありました。

好奇心旺盛で、興味あるものを見つけてしまうと、抑制なくそちらの方向に行ってしまうし、粘土細工を作らせても、図画工作の時間が終わって、次の授業に入っても、納得するまで粘土を捏ね、作品を造り続ける。

日本の小学校では間違いなく問題児ですよね。

学校の先生も、さぞかし僕には手を焼いたと思います。

「藤本は、20年後に医者になって、その後、海外の医学会で医者相手に40回以上も講演している」なんて聞いたら、ぶったまげるのではないでしょうか(笑)。

ジェファソン記念館には、かつての僕みたいな子供がたくさんいました。

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エネルギーをもらえる写真

ところで、この桜並木を歩いていた時、ワシントンのオベリスクの写真を撮ってみたのですが、オベリスクの日陰から写真を撮るとこんな感じになりました。

163 なんだか、エネルギーをもらえませんか???

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2009年4月23日 (木)

ワシントンDC・桜の名所

話はレーザーから飛んでしまうのですが、ワシントンDCには見事な桜の樹があると聞いたことはありませんか?

ワシントンDCのほぼ中心のオベリスクの南に位置する、ジェファソン記念館のあるタイダル・ベイスンは、ちょうど東京・上野の桜の名所=不忍池の4倍ぐらいある大きな池。

その周りを大きく桜並木が囲んでいるのです。

012僕が到着した日は、幸運なことにまさに桜が満開を迎えていました。

DCの桜が有名なことは聞いていましたが、これほど広範囲に渡って桜の樹があるとは思いもしませんでした。

以下、写真をクリックすると画像が大きくなりますので、ご堪能ください。

134_2この桜は1910年、ポトマック公園建設の際に、日米友好の証として苗木が贈られたのが始まりなのだそうです。その数2000本。

ちなみに写真の中で向こう岸に見えるのは、ジェファソン記念館です。

128最初の苗は害虫の被害にあって壊滅してしまったそうなのですが、

218 1912年(大正元年)に再度贈られた3000本の苗木は大きく成長したのだそうです。

1411935年からワシントンでは、この桜が咲く約一週間の間、「サクラフェスティバル」が開催されるようになりました。

とはいっても日本のように、茣蓙を敷いて、花見酒とはいかないようですね。

州にもよりますが、アメリカでは公共の公園で、お酒を飲むのは禁止されているのです。

143ワシントンのオベリスクとも、桜は不思議に合いますね。昨年の上野公園の桜のブログにも書きましたが、桜を思う気持ちと、その魅力は、どの国でも変わらないのでしょう。

144皆思い思いに桜を楽しんでいます。

ところで、このソメイヨシノは全ての木が一つの木のクローンだというのをご存知ですか?

ソメイヨシノは二つの種の交配種ですので、自分で実や種子をつくる事ができません。つまり、サクランボができないのです。

職人さんが接ぎ木をして苗木を増やす事で、木を増やしているのです。

ソメイヨシノが、桜前線と言うように、同じ天候と温度の元では、全く同時期に開花するのは、そのため。

日本の全てソメイヨシノも、大陸を渡ったこのワシントンのソメイヨシノも、グローバルな単位で考えたら、大きな一本の桜の樹ということになるのです。

ちょっとびっくりしますよね。

155晴天の下、ワシントンのオベリスクもよく映えます。

156こちらはリンカーン記念館。

164広い芝生の遠くに桜が見えます。

167ジェファソン記念館からホワイトハウスまで歩くまで、約1時間ぐらいでしょうか。

素晴らしい散歩道でしたよ。

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2009年4月22日 (水)

2009年ワシントンDC ASLMS学会会場

0472009年の米国レーザー医学会ASLMSは、ワシントンDCの中心から約20マイルも南下し、ワシントン元大統領ら創国の志士たちが集まったという古都=アレキサンドリアの対岸 ポトマック川ほとりにある、

Gayload National Resort & Convention Center」という場所で開催されました。   

11このコンベンションセンターの場所は、昨年まで更地だったそうです。

事実、日本にいるとき、この場所をグーグルマップで検索したのですが、ここにはなにもなかったのです。

ホテルはアレキサンドリアに取ったので、橋を渡って対岸に行き、場所を確認するまでちょっと心配でした(笑)。

041この場所は吹きっさらしで風が強いですし、雨も多い地方なのですが、この通りのガラス屋根付き、全天候型のホテルコンプレックス。

まるでリゾート地かショッピングセンター、はてまたアミューズメントパークのようです。アメリカらしいですよね。さぞかし使い勝手がよいのでしょう。

013 巨大な施設です。

007 中身はこんな感じ。

009 内部に綺麗な街があるのです。011

さて、このホテルコンプレックスに併設されるコングレス会場で、米国レーザー医学会が開催されたのですが、その件はまた明日以降のブログで報告しますね。

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2009年4月21日 (火)

ワシントンDCへ

日本の桜のつぼみがちょうど綻びかける頃、米国レーザー医学会(ASLMS)での演題発表のため、アメリカの政治的首都である、ワシントンDCに向かいました。

001_3 ところで、このDCって何の略か知っていましたか?

District of Colombus なのです。 つまり「ワシントンDC」とは、直訳すると「ワシントン・コロンブス特別区」ということになります。

ワシントン、そしてコロンブスというアメリカを語る上で欠かせない二人の人物の名前を合わせた名前だったのですね。

180 ワシントンといえば、ちょうどオバマ大統領はヨーロッパ外遊中ですが、ホワイトハウスや、米国の国会議事堂がある場所。

また世界最大級の博物館・美術館センターのあるスミソニアン博物館グループがある場所です。

詳しくは明日以降のブログで御紹介させていただきますね。

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2009年4月20日 (月)

ルートロニック社 ユーザーズミーティング講演

3月・4月は学会シーズンということもあって、国内外の出張が続きます。

すこし遅れてしまいましたが、先月丸の内で開催されたイベントについてのお話をさせていただきたいと思います。

001東京丸の内の丸ビルで開催された、ルートロニック社のユーザーズミーティングに講師として呼んでいただき、アブレイティブ・フラクショナル・CO2レーザーであるeCO2(エコツー)照射の実演をしてきました。

002 ルートロニック社(元マックスエンジニアリング社)は、このブログでもおなじみですが、おさらいすると韓国系アメリカ人で、レーザー技術者であったファン・ヘイリャン社長が1997年にソウルに設立した会社です。

日本では2002年にデビューしたSpectraVRMというQスイッチNd:ヤグレーザーを、国内最大のレーザー輸入会社の株式会社JMECが輸入し始めたことによって認知度が高まりました。

当時、特にこのSpectraVRMという機器と、黒い炭の粒子を利用した「カーボンローション」を使用する、レーザーピーリングの一種である「マックスピール」という施術方法は、毛穴治療に効果があるとして、女性雑誌を含め一世を風靡しました。

当時治療することがほぼ不可能だと思われていた毛穴治療に対して生まれた「マックスピール」ですが、VRM2、VRM3と機器が進化するたびに「マックスピール2」、「マックスピール3」と名前を変えてきました。 

治療機器は、1年の単位でも、常に進化します。2009年現在、「マックスピール」を「毛穴治療」に使用するクリニックはレーザークリニックとしてはあまりに時代遅れで、さすがにないと思いますが、毛穴治療に関して圧倒的に良い効果が望める「フラクセル」が2004年に登場するまでは、海外でも毛穴治療には「マックスピール」が主流でした。

僕のレーザー分野における初めての海外講演も、学会発表も、さらに論文も、この「マックスピール」についてでしたので、非常に思い入れのある機器なのです。

*********************

004 ルートロニック社は、その後NAFLR(non ablative fractional laser resurfacing) のモザイクと、AFLR(ablative fractional laser resurfacing)のeCO2(エコツー)と、二つのフラクショナルレーザー機器を販売し、毛穴治療やニキビ跡の治療に効果を上げています。

今回僕のワークショップは最後だったので、ヘイリャン社長と隣に並んで座り、すべての講演を聴きながら、近況を報告したり、演題についてコメントしあいました。

休み時間にスピーカーの先生方とも世間話をしたのですが、ほんの10年前までは、アンチエイジング分野でのレーザーと言えば、単にシミなどの「色素的老化」を治療する機器でしかありませんでした。

その際に注目しなければならなかったレーザーのパラメーターは、メラニン(茶)や、ヘモグロビン(赤)に吸収される効率(=波長・wavelength)のみが、議論の主題となっていたのです。

しかしながら、2003年のサーマクールの登場で、コラーゲンやエラスチンを増殖させる事によるシワやたるみなどの「形態的老化」に対する治療が可能になり、

2004年のフラクセルの登場で、毛穴やニキビ跡のような「感触的老化」に対する治療(肌の入れ替え・リサーフェシング)が可能になった。

そこで、現在注目しなければならないレーザーのパラメーターは、色素に関連する「波長」よりも、レーザー照射における熱放散に関わる「パルス幅(pulse dulation)」に変わってきたと言えるのです。

レーザーを照射する上で、このパルス幅(パルス・デュレーション)の選択ミスをすると、組織に必要以上の熱放出がおこり、特に熱に弱い表皮はあっという間に火傷になります。レーザーを使用する医師として、最も注意を払わなければならないパラメーターと言えるのです。

001_2このフラクショナル・リサーフェシング・レーザーを比較する図は今月の米国レーザー医学会学会誌からの出典です。

図をクリックして大きくしていただければわかるのですが、現在販売されているフラクショナル・レーザー機器だけでも、実際施術をしてみると、性能にこれだけの違いがあるのです。

我々医師が、患者さんの症状をもとに、製品と用途を選ばなければならないということですね。

017 今回僕が講演したeCO2(エコツー)は、レーザー出力のワットとジュールを独立して調節する事ができます。

通常では細かい設定が難しい、このパルス幅(パルス・デュレーション)のレーザー・パラメーターの調節ができるということなのです。

023 このニキビ跡や毛穴、さらには皮膚の瘢痕の様な傷治療のためのレーザー治療機器であるeCO2(エコツー)に関しては、パルス・デュレーションの調節がまさに胆ですので、僕は今回のワークショップではその説明を詳しくさせていただいたつもりです。

同じジュールの施術では、ワットが高い方がパルス幅が短くなるのです。

実際のレーザーの照射の話ですが、僕は利き腕が右手なので、レーザー治療を始めた頃は、器用な右手を使って全顔を照射をしていました。

でも、ここ数年はレーザーを照射するときは両手を使うようにしています。

左側の顔の照射の時は左の手を使い、

右側の照射の時は右の手を使う。

持ちかえて照射をするようにしています。

その方が真の意味で、左右対称にシンメトリックな照射ができるのです。

019 このように肌の反応を見ながら、慎重にレーザーを照射してゆきます。

020 eCO2(エコツー)は、「素人」が手をだすと文字通り「火傷します」が、

「玄人」が使うと「本当に治療効果の高い素晴らしい治療器」になるわけです。

025 使用法は経験が必要なのですが、現状の日本市場では、エコツーは数日間のダウンタイムがあるとはいえ、ニキビ跡や毛穴に対する治療器として、最も効果的な治療器の一つである事は断言できます。

022 照射後に肌をチェックして、レーザー施術終了です。

なんだか自分でレーザーを照射している写真を見てみると、ピアノを弾いている様な手つきですね。自分では今まで全く気づきませんでした(笑)。

このワークショップの後に開催されたユーザ-ズミーティング後の会食も、馴染みの国内外の招待講演者の先生方とも歓談でき、非常に楽しい会になりました。

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2009年4月19日 (日)

モナコからの帰国

102_2 ニース・コートダジュール空港はとてもこぢんまりとしています。

帰国の便はスイスエアでした。

104 航空機で飛び立つと、海岸沿いに広がるニースの全貌がよく見えますね。

111 万年雪のアルプスの上を飛んで、

115 スイスのジュネーブに。

117 さすがにジュネーブ空港は、スイスエアでいっぱいですね。

ジュネーブから成田への帰国便もスイスエアでした。

120 今回の会期中、講演の評判が良かったので、7月にタイ・バンコクで開催されるIMCAS ASIAという学会でも治療器の話をして欲しいというオファーを頂きました。

嬉しい限りですね。

そんなわけで、僕の「新国際学会周遊記」、モナコ公国・世界アンチエイジング学会編はおしまいです。

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2009年4月18日 (土)

ヘリコプターでニース空港へ

055_2 ホテルに、こんな車が送迎に来ました。

車の窓のステッカーを見てください。

白いヘリコプターが浮かんでいるのが見えますか?

059 そう、プロモイタリア社が、モナコからニース空港までの帰路に、ヘリコプターを手配してくれたのです。

ニース空港からモナコまでは通常車で1時間ちょっとかかりますが、ヘリを利用するとなんと6分で到着できるのだそうです。

062 チェックイン手続きの後、X線で荷物チェックをして、ヘリに乗りこみます。

このヘリは、乗客が4人乗れるそうです。

102そしてテイクオフ。

068 4日間過ごしたモナコの光景がどんどん遠ざかってゆきます。

089 南仏のコートダジュール海岸がよく見えます。

ヨットも浮かんでいますね。

088 遠くにアルプス山脈の万年雪も見えましたよ。

095 夢中になって窓の外を見ているうちに、本当に5分程度でニース空港に着きました。

097待機しているヘリも見えます。

101日本から到着した時のニース・コートダジュール空港は、真っ暗でしたのでわかりませんでしたが、こんな景色だったのですね。

生涯忘れられない6分間になりました。ありがとうございました。

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2009年4月17日 (金)

モナコ滞在最後の朝日

022 モナコ最後の日の朝。

全く治らない時差ぼけも手伝って、綺麗な日の出を見ることができました。

027 太陽が上がってくると、ほんのりと太陽が上がる場所がピンク色に染まります。

029 日の出前の、何とも言えない美しい色合いです。

032_2

そして、地中海に昇る朝日。038

気象の環境にもよると思いますが、光の屈折で、丸い太陽がこんな風に見えるのですね。

「神々しい」という言葉がぴったりきました。

この後、急速にあたりが明るくなってゆくのです。

057  輝くばかりの南仏の陽光の下、この四日間食べた朝食は格別でしたが、そんな機会もしばらくないと思うと残念に思いました。

058 さて、あと一時間ばかりで、プロモイタリア社が手配してくれた帰りのリムジンが迎えに来ます。

このホテル・フェアモント・モンテカルロともお別れです。

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2009年4月16日 (木)

モナコをバスで観光

モナコは小さな国で、歩いて廻ることもできるのですが、もともと岩山なのでかなりの高低差があります。

ホテルからモナコ大聖堂まで歩いた僕は、坂道に疲れてしまい、その後は通常の運航バスの一日パスを買って残りのモナコの名所を巡ることにしました。141

パスはこんな感じです。

109 バスに乗ると、あれだけ大変だった山道もあっという間。

綺麗な景色を堪能する余裕がありました。

118さて、2番路線バスに乗ること30分。

モナコで最も高い場所にあり、景色の良いといわれている「熱帯公園」につきました。

観てください、この絶景。

モナコの写真として紹介される場所はこのビューだったのですね。右手奥に先ほどまでいたモナコ・ヴィレが見えます。岩山のようになっている場所です。

128 こちらは上のビューの右手にあたる、良く見るモナコ写真には出ていないビューです。

F1のコースに面していない、モナコ・ヴィレを挟んだ裏手に、もうひとつヨットハーバーがあるのです。このビューもとても綺麗だったので、ブログに上げておきますね。

129 ところで、この熱帯公園は、何千種もの熱帯植物(おもにサボテン)を岩山に沿って配置した公園なのですが、南仏の白い岩とのコントラストが見事。

この場所は、モナコを愛したフランスの女性作家であるシドニー・ガブリエル・コレットをして、

「熱帯公園で過ごす朝はなんと短いのだろう」

と言わせしめたのだそうです。

「性の解放」を叫んだコレットは、官能小説家としての印象が強いのですが、実は彼女の作品「ジジ」のブロードウェイ上演舞台の際、ほとんど無名だったオードリー・ヘップバーンを大抜擢してスターダムに乗せるきっかけを作った人物でもあるのです。人を見極める目が確かだったんでしょう。

ところで、この公園の下には実は大きな鍾乳洞があるとのこと。モナコで洞窟に入るとは思いませんでしたが、一時間に一回、約40分の洞窟ツアーがあり、それにも参加してみました。

145 このような長い階段を地中深くまで下りてゆくと…。

150かなり見事な鍾乳洞が。

158観光大国モナコ、恐るべしですね。

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2009年4月15日 (水)

グレース・ケリーゆかりの大聖堂

089 モナコの知名度を世界的に上げたのは、F1モナコグランプリとともに、やはりハリウッド女優のグレース・ケリーの名前を上げないわけにはいきません。

ヒッチコックの作品にでてくる、あの気品ある美しい顔立ちは、まさに公妃にふさわしかったですよね。

ここはモナコ・ヴィルと呼ばれる地域にあるモナコ大聖堂。

モナコ最後の滞在日に、ホテルから汗を流して坂を登ってやっとたどり着きました。モンテカルロ地区から徒歩1時間ぐらい。

モナコの旧市街である岩山の上にあります。

092 グレース・ケリーは1956年にこの場所でレーニエ3世と世紀の結婚式を挙げたのです。

094 カトリック信徒のモナコ公室。すべての公式行事はここで行われるそうです。

グレース公妃は、モナコの発展に尽くし、世界中の人々を魅了したといえます。

彼女は1982年に自動車事故で突然の死を迎えることになりましたが、彼女の美しく輝いた人生は、誰の記憶にも残っていますよね。

201 この大聖堂の中にグレース・ケリーのお墓を見つけました。

202バラをこよなく愛した妃のお墓の周りにはバラが添えられていました。

本名のGratia Patriciaと書かれていますね。

グレース妃にふさわしい、清楚な白い大理石。お似合いだとおもいましたよ。

095 この大聖堂から少し歩くと、グレース妃が暮らした宮殿もあります。

この大公宮殿は、4月2日以降でなければ中を見学もできないとのこと。目の前で写真だけ撮りました。

お昼には衛兵交代式があるそうです。

097公宮殿の横には公国を守った大砲があります。

この岩山をめぐって、過去多くの戦いが行われたのでしょうね。

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2009年4月14日 (火)

ホテル・エルミタージュ オテル・ド・パリ

018学会が終わった次の日。

先方が取ってくれたフライトの都合で一日滞在が伸びて、自由な日ができました。

それまでは学会会場とホテルを往復する毎日。

せっかくですので、モナコの街を歩いてみることにしました。

現在モナコのある土地には、元々ジェノヴァ人の要塞があり、1297年にフランソワ・グリマルディという人物がこれを占領したのが公国の始まりだと言われています。

その後、ジェノヴァ共和国やフランス王国などの強国の侵略を幾度となく阻み、700年以上もの間独立を貫きました。

とはいえ、単なる岩山。広さも「東京のお台場」ぐらいのこの土地に、攻め落とすほどの魅力もなかったというのが正直なところなのでしょう。

この地を現在のような観光大国にしたのは、19世紀半ばのシャルル3世なのだそうです。シャルル3世は、地中海に臨む南仏のこの地がカンヌやニースと並ぶ高級リゾートになる可能性に着目したのです。

カジノや高級ホテルが次々と建てられて、モナコはヨーロッパの高級社交の場となりました。

043_2 これらの高級ホテルを経営しているのは「モンテカルロSBM」という企業。

この企業は「オテル・ド・パリ」「ホテル・エルミタージュ」などの高級ホテルや、「グラン・カジノ」などの5つのカジノ、さらに滞在型のタラソテラピー(海洋療法)を行う「レ・テルム・マラン・ド・モンテカルロ」などを運営しているのです。

今回まず「レ・テルム・マラン・ド・モンテカルロ」に行ってみたのですが、あいにく予約で満杯。

004 建築に興味があるので、ホテルを見学したのですが、デザインも素晴らしいですね。

008 特にこのホテル・エルミタージュの最も奥にある「ジャルダン・ディヴェール(冬の庭)」。

007 その天井の美しさに息を呑みましたよ。

031 そしてこちらは「オテル・ド・パリ」アラン・デュカスのお店が一階に入っています。

015_2 扉を越えて中に入ると…。

035別世界が広がっています。

次にモナコに来る機会があったらこんなところに泊まってみたいものですね。

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2009年4月13日 (月)

招待講演の打ち上げ

この日の学会終了後、講演の打ち上げを行うことになりました。009

場所は会場近くのイタリアンレストラン。

015最初はかしこまって飲み始めたのですが、そこは陽気なイタリアン。すぐに和気藹々とした雰囲気に。

014 お店には美味しいイタリアワインがたくさん。

016本当に「水を飲むように」ワインを皆飲む・飲む。おいしいワインが空いてゆくたびに、皆はじけてゆきます(笑)。

010 楽しい夜になりました。

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2009年4月12日 (日)

モナコ招待講演その2

モナコ公国で行われた世界アンチエイジング学会での講演二つ目は、イタリア・ナポリにあるプロモイタリア社から新発売となる機器のワークショップ。

「Innovative use of low frequencies ultrasound: First experience on lipomas treatments and lipodystrophies」

「超音波を使った脂肪溶解機器についての経験について」

という演題について、フィブリオ・バニーニ医師と共にお話させて頂きました。072

講演前に記念写真です。

067 使用したのはこんな機器です。

084このアンチエイジング学会のワークショップは大きなスクリーンを映写して、実況しながら行います。

イタリア人スタッフに写真をお願いしたのですが、今回はどれもピンボケ。

残念ですが、仕方がないですよね(笑)。

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2009年4月11日 (土)

ザ・スーパーカー

011

僕が小学生の頃、驚異的な人気番組だったTBSの「ザ・スーパーカー」。

水曜日夜7時が毎週楽しみで、番組が始まると文字通りテレビに「かじりついて」観ていました。

そして、同じ時期にテレビ東京・12チャンネルで放映されていた「対決! スーパーカークイズ」。こちらも、いまだに主題歌が歌えるぐらい(笑)大好きでした。

コカコーラの王冠の裏についているスーパーカーの絵が欲しくて欲しくて、友達としょっちゅう酒屋さんに遊びに行って落ちている王冠を探したり、スーパーカー消しゴムを集めたり...。

そんな子供時代をモナコで久しぶりに思い出しましたよ。それくらいモナコでは路上で走っている、いわゆるスーパーカーの数がものすごいのです。

014ヨーロッパ中から集まってくるのか、マニア垂涎の珍しい車が、普通にその辺りを走っているのですから、驚きます。

ノーマルのロッソコルサ(赤)フェラーリF430が走ってきたと思ったら…

016 今度はスパイダーモデルです。

018 そして、なんとF430スクーデリア。

通常のF430をレース仕様に仕上げた特別限定車です。

スクーデリアは普通の人にはなかなか手に入らないらしいですから、もしかしたらオーナーは、モナコに多く住んでいるという、F1パイロットかもしれませんね。

017特に、モンテカルロの中心にある「グラン・カジノ」の前には昼過ぎから続々と高級車が集まってきます。

こちらはつい先日マイナーチェンジをしたばかり マイナーチェンジ後のランボルギーニー・ガヤルド・スパイダー。

黒い革シートに赤いステッチの糸が入った特別仕様車でした。

173 山吹色のガヤルド・スパイダーもあります。

007 それらのスーパーカーを見学に来る観光客もいて、これがモナコの情景にもなるわけです(笑)。

みんな楽しみながら、写真を撮っていました。

008 今度やってきたのはビアンコ(白)のフェラーリ360モデナですね。

後ろから走ってくるのはアストンマーチンです。

032 今度はフェラーリ599。

現在の12気筒のフラッグシップモデルです。この車も日本ではめったに見ることができません。

017_2僕の宿泊したフェアマウントホテルにも、グリジオシルバーストーン(ガンメタリック)のF430が停まっていました。

006 オテル・ド・パリの前にはネロ(黒)のF430スパイダーが路駐しています。

004 こちらも一見ノーマルに見えるのですが、F430スクーデリア。

マフラーの位置が通常と違います。

すごいなあ。

107 V8気筒の特徴的なエンジン音に振り向いてみると、ブルーツールドフランス(青)のF430です。

フェラーリを駆って、モンテカルロのF1コースを走るなんて、夢のような話です。

いつか僕も走ってみたいです。

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2009年4月10日 (金)

モナコアンチエイジング学会 展示ブースその2

037 038 学会のブースの中にはアンチエイジング専門書のコーナーもありました。

ヨーロッパのアンチエイジングは内科的な内服療法が中心で、必要に応じてメソセラピーなどが加わります。

専門書も沢山あり、立ち読みしては購入を決めるのですが、当然一冊ですべての分野を網羅するのはとても無理。

僕も合わせると毎月20冊ぐらいの英語の専門誌に目を通していますが、そういった地道な作業が新しい分野では必要なことなんですね。

036 こちらはつい今月上旬にカルフォルニアの本社に訪れたサーマフラックスのソルタメディカル社。

サーマクールとフラクセルが並んでいます。

アメリカの学会に比べると小さなブースです。

080 シネロンのブースもありましたが、こちらもあまり人がいなかったですね。

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2009年4月 9日 (木)

モナコアンチエイジング学会 招待講演

051 今回のモナコのアンチエイジング学会で、僕は二つの招待講演をさせて頂きました。

059 一つ目の講演の会場は、この学会で最も大きなこの部屋でした。

このセッションは脂肪溶解についてのお話。

多くの先生方の講演の後に僕の講演の順序が回ってきました。

063僕の講演内容は

「Low frequency US for the localized lipodystrophies」

直訳は

「低周波の超音波装置を使った部分的な脂肪溶解」

一昨年から、超音波を使って脂肪細胞にキャビテーションを作ることで、脂肪を溶解する機器の開発にイタリアのドクターと関わっていたのですが、そちらについての講演をさせて頂きました。

この講演は、同じような研究をしている企業から結構な反響があって、講演の後には質問者の列ができました。

まずは一仕事目は成功、と言っていいでしょうか。

ほっと一安心です。

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2009年4月 8日 (水)

モナコアンチエイジング学会 展示ブースその1

082モナコ開催の世界アンチエイジング学会ももう第7回目。

アンチエイジング市場では、毎年12月にアメリカのラスベガスで行われる頭文字Aが四つ続くA4M(American Academy of Anti-Aging Medicine)というアメリカ系の学会と並んだ大きな学会。

世界各国から特に内科系のアンチエイジング関係者が集まってきます。

079今年は中でもヒアルロン酸などの充填剤(フィラー)の展示が、全部で20社以上も出ていました。

ほんの5年前までは、日本に入るヒアルロン酸と言えばパーレイン、レスチレンのQ-MED社しかなかったのですが、今は違いが分からないほど多くのタイプが出ています。

安全性や、何から抽出したのか、さらに、分子量はどのぐらいの大きさのものか、分子量を維持するために架橋はあるのか、麻酔剤が混入されているのかなど、さまざまな違いがありますが、これだけ種類が出てしまうと出展社自身も、他社製品との明確な違いが言えないんではないでしょうか…。

他にもヒューマンコラーゲンや、クリニックFでも採用しているヒアルロン酸よりも副作用が少ない(肉芽種の発生率が極めて少ない)充填材のハイロドキシアパタイトであるレディエッセ(Radiesse)のブースがありました。これはかなりの好評でしたよ。

115見ていてちょっと面白いと思ったのは、このドイツの会社の提案している、胸腺の抽出物をプラセンタのように注入するセラピーでした。

胸腺はT細胞系のリンパ球を生成する器官ですが、思春期以降は急速に退化し、成人期には単なる脂肪組織に変化してしまいます。人間では免疫に大きくかかわった内分泌組織です。

この療法は、だいぶ前からあるようですので、ご存知の先生もいらっしゃるかも知れませんね。

いわゆる何となく調子が悪いとか、元気がないといった不定愁訴に対して効果がある「元気になる」薬なのでしょう。質問していると、抽出経路にちょっと問題があると思ったので購入には至りませんでした。

116僕の専門であるレーザー・皮膚科関係のブースは意外と少なく、しかも小さい場所が多かったです。

サイノシュア社もこんなに小さいブース。

しかも、多くのレーザー会社のブースで、担当者が留守で誰もいないのです。

経費削減のため、渡航した営業担当者が少ないのでしょう。

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2009年4月 6日 (月)

グレース・ケリーの愛した日本庭園

僕の滞在したホテルと、学会会場までの間に本格的な日本庭園があると聞いて、翌日の朝行ってみました。ちょうど前日、まさにこの公園の外壁を歩いていたのですが、無料で公開しているにもかかわらず、開園時間が17時までで、目の前を歩いていたのに気付かなかったのです(笑)。

ハリウッド女優を引退したモナコ妃であったグレース・ケリーは大の日本贔屓だったそうで、生前モナコに日本庭園を造ることが夢だったそうなのです。

彼女の死後、その意志を継いだレーニエ三世が、1994年にこの公園を造ったとのこと。112

この公園は、観光地からちょっと離れているので訪れる人はあまり多くはないのだとか。111

瓦のある門構え。

100 中に入ると赤い太鼓橋が見えます。

101鯉の泳ぐ大きな池もあります。

113 そして奥には茶室が。

この茶室で毎年お茶会を楽しむためにモナコを訪問する日本人グループもいるそうですよ。

デザイナーは日本人だそうですが、日本庭園そのものというよりは、南仏の要素をうまくブレンドしているといった印象。モナコの陽光に合った心和む空間でした。

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2009年4月 5日 (日)

第七回世界アンチエイジング学会会場

ホテルで朝食をとり、学会会場に。。。

052 フェアマウントホテルは学会会場まで最も近いホテル。Cflags1

海沿いを歩いていくと、5分で会場に到着します。

Athearrival 064

会場はこんな入口でした。やはり雰囲気もアメリカの学会とはちょっと違いますね。外観はちょっとした美術館か博物館のようなかんじです。

Ewelcomedesk1 朝早いとはいえ、会場のレジストレーションもこんな感じで盛況の様子。

087 今回は招待講演なので、学会主催のスピーカーのところに名札を取りに行きました。

この学会は、僕が通常参加する皮膚科・レーザー学会とは違って、内科的なアンチエイジング治療のブースがたくさんあります。

機械に頼らない、ヨーロッパ的な発想の学会なのですね。

088 そして、頂いた名札がこれ。

Speakerと記載があります。

Mcrowd4 ゲートをくぐった後、今回僕を呼んで下さったプロモイタリア社のブースを目指します。

068 いろいろと観ているうちに、黒をベースにしたクールなデザインのブースにたどりつきました。

073 僕のブログにも何度も登場していますが、ナポリの開業医、そしてメソセラピーの権威でもある、フィブリオ・バニーニ医師と再会です。

しばしお互いの近況を伝えあいました。明日の後半の講演は、彼と共演になります。

講演の詳細を打ち合わせしました。

076_2 そんな中、プロモイタリア社の社長Valerio Matano氏が登場です。

マタノさんは、単身イタリアのナポリで、プロモイタリア社を設立しました。

もともとは化粧品会社でスタートしたのですが、医療用のメソセラピーなどの薬剤を開発することで医療分野へ進出。

現在では25の製品を世界32カ国に輸出しています。

今回の学会ではオリジナルの医療美容機器を9つも展示していました。

彼とはイタリアでも東京でも何度も会っていますが、アメリカのラスベガスの街で、ばったり出会ったこともありましたっけ…。

歳はまだ40代でしょう。やり手な若手経営者の上に、このルックスとファッションセンス。かっこいいですよね。

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2009年4月 4日 (土)

F1モナコGP モンテカルロ市街地コース

  016一夜明けて次の日の朝。

モナコ時間の朝4時頃目が覚めてしまいました。とはいっても日本とモナコの時差は8時間。もう日本ではお昼の12時です。

昨日は夜でほとんどわからなかった街ですが、日が出てくると、綺麗な街並みが見えてきます。学会の会場は8時に開きますので、朝食までの間、早朝散歩をしてみることにしました。

僕にとってモナコ・モンテカルロは、なんといってもF1グランプリ。インディ500、ル・マン24時間レースと並ぶ世界三大レースの一つですが、ガードレールが近い市街地レースコースです。

コースの難易度も非常に高く、モナコの勝者は「モナコ・マイスター」と称されることは有名ですよね。

ミハエル・シューマッハの記憶はもちろんですが、1989年から1993年のアイルトン・セナのモナコ5連勝は、今でも鮮明に覚えています。

僕は自分でも国内A級ライセンスを取るぐらい、車のレースに集中していた時期があります。ただ、毎年更新が必要なA級ライセンスは、医者として忙しくなった後はなかなか維持できず、もう12年も前に失効してしまいました。

今はたまの週末にF1グランプリをTVで観戦するのを楽しみにしているのですが、早朝ホテルを出て、入口の坂をすこし登ってみると、目の前に

019_2あの「ローズ・ヘアピン」があったのです。

このヘアピンコーナーはF1の全コースの中でも最も半径の小さなカーブとして知られています。

この場所はもともとモナコの鉄道の駅があった場所で、ステーションヘアピンという名前だったと聞いたことがあります。

もうかれこれ20年以上もテレビで観てきた場所ですので、良く見覚えがある景色なのですが、実際には、こんなに高低差があるのですね。早朝なので全く車がいません。

しかも、思っていたよりもはるかに狭い。TVで観るのと実際に見るのとでは大違いですね。

朝から感動してしまいました(笑)。

022 朝日の中、ホテルの横の階段を登って、

023 グランカジノの方向に向かいます。

誰も人がいませんね。

026オテル・ド・パリの建物を背に、セルフタイマーで写真を撮ってみました。

033 少し歩くと、眼下には朝日に照らされたモナコの港が見えます。

035 ちょうどF1のコースを逆走するように坂を下りました。

モナコのコースは全長3.3kmほどです。

040ちょうどよい散歩コースになりました。

044 ちょうどこのあたりを歩いていた頃、日本のメールをチェックしていたら、とても嬉しいお知らせメールが舞い込んで来たのに気づいて、日本に電話。また、この話は後でしますね。

047 海沿いを歩いてホテルに帰ります。この日は風が強くて地中海は荒れていました。水しぶきが冷たかったです。

050最後はこの海沿いのトンネル。このトンネルは、F1コース唯一のトンネルとして知られています。

実はフェアマウントホテルの下にあるのですね。

ちょうどモナコのF1コースを反対回りに歩いた散歩になりました。

とても気持ちよかったですよ。

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2009年4月 3日 (金)

モナコへ

毎年、3月のAADと、4月のASLMSとの出席で、春には海外出張が続くのですが、今年はその間に、モナコ公国で開催される世界アンチエイジング学会に招待講演でお声を掛けて頂きました。

この学会、一度参加したいと思いながらも、毎年日程がアメリカで行われる二つの大きな学会に挟まり、今まで一度も参加することができずにいたのです。

でも今回は、このとても名誉ある世界アンチエイジング学会で、招待講演をさせて頂ける・・・という光栄な機会を頂いた為、サンフランシスコから帰国して一週間後無理にスケジュールをなんとか空け、ほぼとんぼ返りのスケジュールでモナコに行ってきました。患者さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。その分ちゃんと今後の治療に還元していけるよう、欧州の最新アンチエイジング情報も入手してこなくては。

001_2手配して頂いた往路の飛行機はルフトハンザ。機体のシートがスポーツドライビングシートのレカロ社製なのには感動しました。快適な空の旅を過ごせましたよ。

003 ミュンヘン経由の便です。トランジットしたドイツは、まだ氷点下。寒いので空港の外には一歩も出ることができませんでした。

007

今回この空港は新しく工事がなされたとのこと。御覧のとおり、ファッショナブルですよね。

008 さて、乗継18時間以上もかけて、南仏ニース空港に着いたのは夜。

010 ニース・コートダジュール空港という文字に、今回初めて滞在するモナコ公国は、いったいどんな場所なのか、期待に心が弾みます。

空港には、今回僕を招待してくれたイタリア・ナポリに本社があるプロモイタリア社が手配してくれたリムジンが停まっていて、宿泊先のフェアマウントホテル•モンテカルロまで連れて行ってくれました。

車で約1時間。

ホテルに着いたらバタンキューでベッドに直行でした(苦笑)。

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2009年4月 2日 (木)

サンフランからの帰国・オバマ・WBC

002 帰国はサンフランシスコ発、ユナイテッド航空便です。実り多いAADの出張も終わりです。

001 空港で面白かったお土産はこれ。

オバマ大統領の「チェンジ」Tシャツでした。かなりの量がありましたが、もしかしたら売れ残っているのかも…。

12月に来米した時に比べて、オバマ大統領の神通力が減った気がしました。

それと印象深かったのはWBCの扱いです。

この日は第二次予選で、日本が韓国に勝利し、アメリカがベネズエラを破り、準決勝に駒を進めた日。

日本のWEBを見るとほとんどがトップ記事の扱いでした。

でも米国ではUSA Todayのスポーツ専門紙面のなんと8枚目の記事。

002_2

アメリカ人にとっては、WBCよりもMLBのキャンプ情報や開幕情報の方が大事と見え、そちらは扱いも大きかったんですが・・・まあ、注目度が違うんでしょうね。

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2009年4月 1日 (水)

ホヤコンバイオ社訪問

004 この日は早朝にホテルを出て、カルフォルニア州エティワンダにあるホヤコンバイオ社を訪ねることにしました。

005 ベイブリッジを渡り南へ進路をとります。

006 車で高速道路を約一時間。

到着したのは、ご覧のようにのどかな田園地帯。

010 この一角にホヤコンバイオ社があるのです。

012辺り一面緑豊かなこの場所で、最新技術を駆使した肝斑に効果のあるレーザートーニング=メドライトC6がつくられているのだと思うと、ちょっと不思議なかんじがしました。

036まずは、ユニフォームを貸して頂き、技術のトップJohn Neuと、工場見学ツアーへ。

018 Johnは、C6の組立工程を教えてくれました。

これはクールラントつまり冷却の装置。

021 ロングランのC6は小さな鏡体の中に見事なぐらい、多くの精密機器が入り込んでいます。

024こちらは蓋を閉める直前の機械です。

レーザー発振装置がよく見えますね。

026 そして、これはレーザー光線の心臓に当たるクリスタルです。

QスイッチNd:ヤグレーザーは、532nmと1064nmの二つの波長を持っていますが、基本的には一つの波長を出すためには、こういったクリスタルが必要です。

左右で結晶の色が違うのを写真でわかりますか?

034 職人が丁寧に仕事をしている感じで、とても好感がもてました。

037 工場見学から出た後に、会議が終わって出迎えてくれたのは、HOYA ConBioのCEOを務めるTimothy Gehlmannです。

C6が日本で使われている現状や、肝斑への効能などの話をしましたが、日本の市場に興味津々といったかんじでしたよ。

041

この本社の駐車場のすぐ隣はこんな河原になっていました。

こういった自然の豊かなところだと、新しい発想も生まれるのでしょうね。

ちょっとうらやましくも思えました。039

山並みが綺麗な、空気の澄んだところでした。

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