ホヤコンバイオ社訪問
この日は早朝にホテルを出て、カルフォルニア州エティワンダにあるホヤコンバイオ社を訪ねることにしました。
到着したのは、ご覧のようにのどかな田園地帯。
辺り一面緑豊かなこの場所で、最新技術を駆使した肝斑に効果のあるレーザートーニング=メドライトC6がつくられているのだと思うと、ちょっと不思議なかんじがしました。
まずは、ユニフォームを貸して頂き、技術のトップJohn Neuと、工場見学ツアーへ。
これはクールラントつまり冷却の装置。
ロングランのC6は小さな鏡体の中に見事なぐらい、多くの精密機器が入り込んでいます。
レーザー発振装置がよく見えますね。
QスイッチNd:ヤグレーザーは、532nmと1064nmの二つの波長を持っていますが、基本的には一つの波長を出すためには、こういったクリスタルが必要です。
左右で結晶の色が違うのを写真でわかりますか?
工場見学から出た後に、会議が終わって出迎えてくれたのは、HOYA ConBioのCEOを務めるTimothy Gehlmannです。
C6が日本で使われている現状や、肝斑への効能などの話をしましたが、日本の市場に興味津々といったかんじでしたよ。
この本社の駐車場のすぐ隣はこんな河原になっていました。
こういった自然の豊かなところだと、新しい発想も生まれるのでしょうね。
山並みが綺麗な、空気の澄んだところでした。
世界の最新レーザー情報 はこちらから
クリニックF http://clinic-f.com/
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コメント
初めまして。ニューヨークからのコメントです。肝斑治療に使われるマシンということで、羨望のまなざしで読ませていただきました。少々テーマからははずれますが、肝斑がらみで質問をさせて下さい。海外在住ですが、日本へ帰省時に藤本先生の治療を受けたいと思っています。肝斑を含むシミをどうにかしたいのですが、2週間〜1ヶ月という期間での治療は可能なものでしょうか。個人差があると思うでだいたいで結構です。どうぞよろしくお願いします。(NYCの大学病院の美容皮膚科ではIPLを勧められ、迷っている時に藤本先生のブログを見つけました)
投稿: エマ | 2009年4月 2日 (木) 02時15分
エマさん
こちらこそ初めまして。ニューヨークで僕のブログを読んでくださっているなんて嬉しいです。ちょうど僕も今日ワシントンDCに入ったところです。明日からASLMSというレーザーの学会に参加してきます。また最新情報を仕入れてブログでお届けしますね。
さて、日本帰国中にいらしてくださるとのこと。とても嬉しいです。もちろん2週間~一ヶ月という滞在での治療は可能ですよ。つい先週もカナダ、そしてシンガポールから一時帰国中の方の治療を行ったばかりです。そしてクリニックFのカルテでNYCに住所がある方も何人もいらっしゃるのですよ。
ブログにも書いていますが、肝斑が発生している部位には肝斑以外のシミも一緒に混在している場合が多いので、いらして頂く際には何種類のシミがどのような形・深さで存在しているのかを見極め、内容と適切な治療法、使用する機器、かかる時間、料金・・・などについてご説明させて頂きますので、それらについて御納得・御理解頂けるようでしたら、そのままその場で治療に入らせて頂くことが可能です。シミはその方の歴史やおくられてきた時間がそのまま出てきてしまいますから、治療に多少お時間はかかりますが、皆さん改善されていますので、御安心ください。
そして、僕も以前のブログに書いたのですが、ご指摘のとおり、IPLだけで肝斑を治療するのは不可能です。IPLを使用すると確かに肌のターンーバーは上がりますが、肝斑はホルモンや血管透過性サイトカインを原因とした炎症性疾患です。根本治療が必要だということです。
ご帰国の詳しい日程が決まられたところで、クリニックの方にご連絡いただければ、とても嬉しく思います。
投稿: 管理者 | 2009年4月 2日 (木) 14時23分