ルーマニアの首都ブカレストと「国民の館」
ルーマニアの首都ブカレストは、20世紀の初頭には、バルカンの小パリといわれるほど美しいところだったようです。
パリのものよりも小ぶりですが、立派なものでした。
こちらは小説のドラキュラ伯爵のモデルといわれるワラキア公ヴラド3世が15世紀に築いた砦の跡です。この地はブカレストでも最も古いエリアです。
先に見える教会はブカレスト最古のクルテア・ヴェケ教会。1559年のものです。
ちょうどミサが行われていましたが、こちらは東方ルーマニア正教の教会ですね。
こうした古い街並みは、共産党の特にチャウチェスクの独裁政権時代に破壊されてゆきました。
古い教会などが、メガロマニアといわれたチャウシェスクによって巨大な(模倣した)建造物に代えられていったのです。
この通りは統一大通りというもの。
遠くに見えるのが「国民の館」と呼ばれる彼の宮殿です。
ルーマニアではあまり観光の時間がなかったのですが、この1500億円以上かけたといわれる宮殿の英語ツアーがありましたので、これだけは観たいとおもい、行ってきました。
続きは明日のブログで…。
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