ブルガリアに残るローマ帝国のなごり
さて、もうしばらく僕が4月に訪れたブルガリア・ルーマニア渡航記にお付き合いください。
ブルガリアにはローマ帝国やオスマン朝トルコの影響が多く残っていました。
この写真は、旧共産党本部前の地下道にある、古代の城郭都市であるセルディカの遺跡。ブルガリアの地下鉄の工事中に偶然発見されたものだそうです。
ローマ帝政治世の元、2世紀に市の中心部を中心に500m四方にわたって城壁が建てられていたと考えられているそうです。
現在はこのように近代的な建物に囲まれた教会は、ローマ時代の浴場跡の上に建っています。
手前に見えるのはその遺跡群です。
聖ゲオルギ教会の内部です。
この教会は6世紀にユスティニアヌス帝によって建てられた聖ソフィア教会。
ブルガリアの首都のソフィアの名前はこの教会に由来するそうです。
ビザンツ様式とロマネスク様式が合わさった初期キリスト教会堂です。
こちらはオスマン朝支配下にあったときの14世紀に建てられたいわゆる地下教会、聖ぺトカ教会。
地下道から屋根だけを地表につきだしているように建設された教会です。
イスラム教全盛の時には、このような形態をとらなければならなかったのでしょう。
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明日5月18日は、また朝から四谷で診察をしています。来客の予定もあって週明けは多少ばたばたしますが、治療を御希望される方はお電話で御予約ください。また、治療内容についてこの週末もメールをいくつも頂いていますが、週明けに返信メールが届くと思いますので、すこしお待ちくださいね。
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