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2009年6月 3日 (水)

今日の僕 20090603

917 今日は、診療時に愛用している僕の眼鏡を御紹介しましょう。

僕の視力は裸眼で車の免許が通るかどうかぐらい。

日常の生活では、半分ぐらいが眼鏡です。

今まで色々な眼鏡に出逢って、だいたい2年おきに取り替えてきたのですが、約6年前に、この眼鏡を作って以来、新しい眼鏡を作っても、どうしてもこの眼鏡に戻ってしまいます。

本当に使いやすいのです。

この眼鏡、通常の眼鏡のように蝶番がないので、折り曲げることは出来ません。

テンプルの部分が絶妙なカーブで、ちょうど頭にフィットするような構造なのです。

先日、ちょっと使い込んでしまったので、新しい全く同じものを買いたいとお店に申し出たところ、もう手に入らないのだそうです。

ホワイトゴールドで出来ているのですが、ホワイトゴールドの硬さで、このような強度を持たせることは難しいらしく、この眼鏡のテンプル部分を作れる技術を持った人は、そもそも日本にひとりだけしかいないとのこと。

まさに匠の技の眼鏡だったんですね。

もともと量産タイプではなかったので、新しくこの形をプレスすることは出来ないのだと言われてしまいました。

眼鏡のレンズも両目とも、もう三回ぐらい代えていますが、修理に出して帰ってくる時間が待ち遠しいこと。

良いものは長く大切に使っていきたいです。

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