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2009年8月の44件の記事

2009年8月29日 (土)

万里の長城から

朝6時半に東京の家を出発して、この日最初の成田発北京行きのJAL便に乗りました。

北京と東京の時差は1時間。13時には北京到着です。

今回は、CHINDEX INTERNATIONAL INC.という、米国CUTERA社と同じく米国CANDELA社のディストリビューター(輸入代理店)にお招き頂き、明日、明後日と招待講演が予定されています。

空港には、王俊さんというレーザー会社の方が出迎えに来てくれました。

聞けば、夜には中国の先生方とディナーのセッティングがあるそうですが、それまでの時間、空きができたとのこと。

王さんが、この5~6時間を利用してどこか観光に連れて行ってくれると言います。

実は僕は北京に来るのは初めて。今回はタイトなスケジュールでの旅を覚悟していたので、まさか観光が出来るとは思ってもいませんでした。それが初日に叶うとは。にわかに嬉しくなって、まず故宮(紫禁城)をリクエストしてみました。

すると、10月1日に予定されている中国建国60周年記念式典のリハーサルのため、今日に限って一般の観光客は入れないとのこと。

そうか。ならばどうしようか。

すこし考えて

「万里の長城に行けないだろうか?」

と聞いてみました。

北京市内から万里の長城ツアーは丸一日がかり。約80kmの道のりです。通常の観光では、朝7時頃に出発するそうなのですが、今日は観光シーズンから外れているため、

「もしかしたら午後出発でも行けるかもしれません」

・・・との返事が返ってきました。

そんな訳で、急遽タクシーを使って一路万里の長城へと向かうことに。

今日の朝まで東京にいたのに、日本時間の午後3時半には万里の長城に立っています。

不思議な気持ちです。

078 生まれて初めての万里の長城は、さすが6000kmにおよぶ世界最長の建築物。月から見える唯一の建築構造物といわれるだけあるな、と思いました。

ピラミッドやマチュピチュを訪れたときと同じように、写真ではわからなかった、実際に訪れてみて初めて肌でわかるスケール感に感動しました。

この旅をアレンジしてくださった方々に感謝しないといけないですね。

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2009年8月28日 (金)

今日の僕 20090828

衆議院選挙が30日に行われますが、皆さん投票には行かれる予定ですか?

僕は明日から北京で行われる第六回 Medical Aeshthetics & Cosmetology という学会に二つの招待講演を引き受けています。

001 明日の朝一番の便で北京に向かいますので、今日はクリニックFの診療時間前に期日前投票に行ってきましたよ。

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バミューダからの帰国

006 さて、三日間開催された、コントロバーシーズ&カンバセーションズも終わり、バミューダからの帰国となりました。

047滞在したフェアモントホテルともお別れです。

045多くの国旗が飾られてあり、綺麗な朝焼けが見えました。

帰国する日に利用したタクシーの運転手さんが、バミューダについての皆の知らない観光地や歴史。バミューダで開催されるアメリカPGAツアーなどの興味深い話を沢山してくれました。

002このドライバーさんに最初に会ったら、滞在中別の楽しみ方ができたかもと思いましたよ。

ちなみにタクシーから見えた砂浜。

今回の滞在中には残念ながらビーチには行けませんでしたが、次があるかもしれませんしね。

068バミューダ空港でのアメリカンエアライン。

0691行きの空港は、暗くて土地がほとんどわかりませんでしたが、こんな感じの場所でした。

そして、このバミューダ島で、アメリカに入管ができるのには驚きました。

空港のゲートをくぐればその場でアメリカの通関が終わるのです。

001 ニューヨークJFK空港では国内線扱いで乗り継ぎができました。

004 JFKから成田まではJALでした。

多くのレーザー治療について学び、ディスカッションした地球の裏側。バミューダ諸島での新国際学会周遊記の報告を終わりますね。

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2009年8月27日 (木)

クィーン・エリザベスのドル紙幣

013_2

こちらはバミューダドル。

アメリカドルと等価のドルですが、バミューダでしか使えません。

バミューダではアメリカドルも通常使うことができますが、お釣りや、キャッシュディスペンサーだと、このイギリス女王のドル札が出てくるのです。

014ドル紙幣にエリザベス女王の顔とはなんとなくしっくり来ませんが・・・色鮮やかで綺麗ですよね。

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今日の僕 20090827

昨日はクリニックの休診日。ひさしぶりに乗馬をしました。おかげで朝から今日は筋肉痛です(苦笑)。

クリニックで出しているリポフラーレンジェルが好評です。いらしてくださる患者さんの数に合わせて、都度院内で手作りしているこのジェルは、フレッシュさや成分はもちろんですが、プロのアロマセラピストが季節ごとにブレンドしている香りも、女性の患者さんは気に入ってくださってるようです。ありがとうございます。

090827

今出ているものは、ラベンダーとゼラニウム、マンダリンがブレンドされています。確かに良い香りです。

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2009年8月26日 (水)

コントロバーシーズ最終日と冷や汗

コントロバーシーズ最終日には、

「レーザー/光治療器の新技術に対するFDAの対応」

「レーザー/光治療器の副作用 どのようにすれば安全に効果的な治療ができるのか?」

「血管病変に対するレーザー治療機器」

「PDT療法」

といった演題が討論されました。

効果と副作用は紙一重。火傷をする寸前ぐらいのパワーで照射をすれば、おそらく最大の効果が得られるのですが、そのぎりぎりの調整はベテランでも難しい。火傷をしてしまっては元も子もありませんので、どこまで攻めてどこまで守るか、各国の医師も悩むところのようです。

多くのことも学ばせてもらって、今年のコントロバーシーズも幕を閉じました。

033
最後にすこし、バミューダの街を御紹介しましょう。

バミューダには、大きな都市が二つあります。

ひとつは空港の近くにあるセントジョ-ジという都市。もうひとつは島の中央部に位置するハミルトンという都市です。

032_2滞在の最終日でしたので、このハミルトンに夕食に出かけてみることにしました。

036 場所は、ホテルで聞いた、お勧めのシーフード料理店。037_2

039実はこの日は疲れが出たのかお腹の調子を壊していて、好物のロブスターを前にしても冷や汗。

笑顔が引きつっていますね(苦笑)。

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別荘地と大学

006バミューダは、NYから2時間半という立地もあり、リゾートとして多くの別荘が建っています。

英領バミューダは、タックス・ヘイブンとして世界的に知られていますが、2005年には一人当たりのGDPが世界で最も多い地域になりました。

平均住宅の価格は1.4ミリオンだということですので、日本円にすると1億3千万円ぐらいでしょうか。

景色の良いところにはたくさんの綺麗な家が並んでいました。

048 ついでにこちらはバミューダ(単科)大学の正門です。

この島には大学もあるのです。

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2009年8月25日 (火)

白・赤・黄色のハイビスカス

016 バミューダは鹿児島あたりの緯度になるようです。

019島にはきれいな花がたくさん咲いていました。

020中でも色とりどりのハイビスカスは印象的でしたね。

024ガジュマルの樹もありました。

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バミューダ・ショーツ

026 そうそう、バミューダといえば、思い出すのがもうひとつ。

「バミューダ・ショーツ」というズボンがありますよね。

膝よりも少し短めの半ズボンのことです。日本では「バミューダパンツ」といいますが、これは和製英語。

ショーツは意味通り、「Shorts」のことなのだとか。

バミューダではこのバミューダ・ショーツに長い靴下と合わせるのが正装なのだそうです。

正装をしていたホテルマンに頼んで、一緒に写真を撮ってもらいました。

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2009年8月24日 (月)

今日の僕 20090824

以前にも書きましたが、月曜日のクリニックFは比較的のんびりムード。常連さんの診療の合間に各企業の方との打合せなどをさせて頂いています。

初診の方もちらほらいらして、今日はネパール在住の方がおいでくださいました。ネパールの前はアフリカにお住まいだったそうで、現地のお話など楽しく伺いましたよ。

さて、ブログを読んでくださっている方から、

「もうシネロン社のトリニティ (e-max) は新しいものになったんですか?」

と何度か聞かれたので、入れ替えのときに撮影してもらった証拠写真?をここでアップしておきましょう。005

このように、以前の古いものから新しいものへバトンタッチはちゃんと行われ、僕は「レーザー貧乏」への道まっしぐらにひた走っております(笑)。

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島のディナー

1609年にイギリス人が初めて入植した、バミューダ諸島の中でも最も西北にあたる島。

古い街の面影が今も残っています。

065_2さて、そんな街中を抜けてディナーのお店に向かいます。

066 こんな建物に周囲を囲まれた中庭のような場所を歩いて、先のお店を目指します。

これらの建物を造っている石はライムストーン・・・つまり石灰岩なのだそうです。

サンゴ礁からできた島ですものね。

074 いよいよお店につきました。

069 中はこんな感じ。世界の国旗が飾られています。

072食事はバーベキュー。

たっぷりの野菜と、マグロと牛のステーキをいただきました。

070_3 お店の中には娯楽室もありましたが、ビリヤード台とピンボール。

なんともレトロな感じがよかったです。

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2009年8月23日 (日)

クルージングでレーザー談義

コントロバーシーズ二日目。

この日は

「次世代 ボトックス」

「発光ダイオード(LED)治療器」

「スキンタイトニング機器の比較」

「5年後のレーザー/光治療をどう予測するか?」

といった討論がなされました。

勉強になったことも多く、クリニックFでの今後の診療に取り入れていこうと思ったものもいくつかありましたよ。

午後は、ソルタメディカル社主催によるクルージングに御招待頂きました。

フラクセル、そしてサーマクールのユーザードクターを対象としたソルタメディカル社による粋な計らいです。

午後1時半に学会会場のフェアモントホテルロビーに集合。ホテルの乗り合いバスに乗りこみ、湾に下りていきます。003

海が見えてきました。

005今までは山の上にあった学会会場のホテルに缶詰で、海は遠くに眺めるだけだっただけに、湾が近づいてくると、皆、そわそわ、なんだか興奮し、徐々に盛り上がり、歓声が上がってきます。

こういうアメリカ人の明るいところ、やっぱり好きだなあ。

006 用意されたヨットは、3艘。

007 こんな二艘船のヨットがいよいよ出港します。

ソルタメディカル社のCEOであるファニング社長御夫婦もクルージングに参加して、ホストとして盛り上げます。

ちなみに彼が初めて当時のサーメージ社の社長に就任して東京に来た時のブログや、フラクセルのリライアント社と合併してできた、ソルタメディカル社の新社屋を訪ねたブログもお読みください。

久しぶりの再会に、話も盛り上がりました。

004バミューダの湾の中は、沢山のモーターボートが係留してあります。

010さて、満を持して出港です。

この写真のように、それぞれ皆、胸に名札のシールを貼ります。

018ふと後ろを振返ると、学会会場のホテルフェアモントが丘の上に見えます。

薄いピンク 色の建物、わかりますか?

017ロックス・アンダソン教授とも同じ船でした。

ちょうど一年前にアンダソン先生のハーバード大学を訪問しましたが、こんなラフな格好のアンダソン先生を見るなんて初めて。不思議なかんじでした(笑)。

028 皆船の上でリラックスしながらも、本職のレーザー談義に花が咲きます。

037出航して30分ぐらいすると、小さな島がいくつかある場所につきました。

025 この場所でヨットを停泊させて、シュノーケリングをしようというのです。

僕はシュノーケリングができるなんて聞いていなかったので、びっくり。

防水カメラを持ってくるんでした。

ふと前を見ると、アンダソン先生は袋から、シュノーケリングセットとフィンを取り出しています。

思わず 

「ご自分のを持ってこられたんですか?」

と、聞いてしまいました。

「そうなんだよ。やっぱり自分の道具じゃないとね!」

実はシュノーケルは趣味の一つなのだそうです。

013 ピンクの服のツアーガイドさんが、シュノーケリング中の注意事項を話します。

ヨットには約30人分のシュノーケルが常備してありました。バミューダの海を1時間ぐらい泳ぎましたが、熱帯魚がいて珊瑚もある、とても綺麗な海でしたよ。

海でぷかぷかと浮かびながら飲んだビールがとっても美味しかったです。

049 皆が海から上がると、ヨットは、バミューダ諸島の北西端のRoyal Naval Dockyard港を目指します。

以前、ギリシャロードス島で開催されたヨーロッパ皮膚科学会の時に利用したロイヤル・カリビアンクルーズ社の大きな豪華客船が停泊していましたよ。

060 船が港に着いたのですが、またこれが綺麗なところなのです。

コバルトブルーの海。

うーん。天国のようでした。

055こちら(左)が今日のヨットの船長さんです。

実際に見たことはないですが、ヘミングウェイの「老人と海」の 主人公のような人だと思いました(笑)。

062 ヨットを見送り、街の中に入ってゆきます。

このバミューダ諸島は、1500年代からヨーロッパ人によりその島の存在が知られていました。1609年にイギリス人が初めて入植した場所が、この西北にあたる地。

古い街の面影が残っています。

そして、今年は偶然にもイギリス入植400年という、記念の年だったのです。

長くなってしまったので、続きは次のブログで…。

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バミューダの碧い海

003 バミューダの、碧い海です。

写真を撮っただけでまだ行けてませんが。

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2009年8月22日 (土)

メニュー・リニューアル

さて、バミューダの出張報告はまだ続きますが、ここでひとつお知らせです。

クリニックFのMENUページがリニューアルされました。

http://clinic-f.com/Menu.html

僕の理念でもある、老化に対する3Dアプローチ(くすみ・色むら・シミ・そばかすなどを対象とした「色彩的老化」へのアプローチ、リフトアップ・たるみ・緩み、シワなどを対象とした「形状的老化」へのアプローチ、毛穴・ニキビ跡・ちりめん皺・キメ・ハリなどを対象とした「感触的老化」へのアプローチ)を、それぞれに分け、治療方法を簡単に御紹介させて頂いていますので、お時間あるときに御覧になってみてください。

それに伴い、院内のパンフレットもリニューアルされました。こちらはクリニックFにおいでくださった患者さんで、御希望される方にお渡ししています。

最近

「1年前くらいからずっとブログやホームページをフォローしていて、来るかどうか悩んでいたんですけど、やっと来ることが出来ました!」

・・・とおっしゃってくださる患者さんが、男女共においでになりますが、ぜひそんなに長い間悩まず(笑)、気軽にお越しくださいね。

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No Pain No Gain?

070_2レーザー施術中、痛みがなければ何も得られないんでしょうか?

というスライドがありました。

皆、痛みを堪えるために、様々な工夫をしている、というこんな画像が映し出されます。

ボールを握ったり、看護士さんに手を握ってもらったり、 やることは古今東西同じですね。

うちでは特殊な麻酔を使用しますので、こんなボールは使っていませんけれど(笑)。

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2009年8月21日 (金)

フラクセルとサーマクールの新機種デビュー

063 さて、学会内でソルタ・メディカル社の技術者であるレン博士に再会しました。

彼はレーザー工学医学会の中でも指折りの優秀な技術者。

以前のブログ、レーザー機器の進歩にかかわる重要人物でも彼のことを書きましたよね。

そもそもフラクセルの理論を作り上げたのは彼の功績なのです。

そんな彼がまた新しい技術を投入しましたよ。

065NEWフラクセルがリリースされたのです。

「Restore More(フラクセル・レストア・モア)」。

実はこのコントロバーシーズが、事実上この新しいフラクセル世界リリースの日。

フラクセルを扱う世界中のディストリビューターも、この日までリリースに関連する情報をほどんど誰も知らなかったようです。

「フラクショナル・レーザー・リサーフェシング」という理論がこの世に出たのは2004年のダラスの米国レーザー学会でした。

僕もその時会場にいたのですが、画期的な理論に会場がどよめいたのを覚えていますよ。

その後、多くのレーザー会社が追従してこのフラクショナル機能を付加しましたが、ソルタ・メディカル社が販売する「フラクセル」は、その名が示すとおり、誰がなんといってもフラクショナルレーザーの元祖です。

ここからレーザーの新しい章が始まったのですから。

064 NEWフラクセルの特徴は、今まで使用してきた1550nmの波長に加えて、1927nmの波長をDUALに使用できるようになったことです。

レーザー波長の水の吸収率を考えると、もう少し侵襲度が上がった感じでしょうか。

あちらでつくられるパラメーターは白人用ですので、そのまま日本人の肌に適応できるかどうかはわかりませんが、どんな反応が出るのか楽しみですね。

9月にアメリカで販売開始。

日本に来るのは数ヶ月後だと思います。

また新機種を買わなければならないのか…。

と一瞬目の前が暗くなりましたが、現行の機種をアップグレードすることが可能だとのこと。ちょっと安心しました。

クリニックFも、11月頃に向けて早速アップグレードの準備をしないと。

さらに同社サーマクールもCPTシステムという新しいエネルギー・デリバリー・アルゴリズムを開発し、痛みが少なく、さらに効果が高い機器の構想がほぼ固まったとの発表もありました。こちらはパンフレットは上がっていませんでしたが、非常に興味ありますね。

クリニックFでは、新しいレーザーを入れてから日本人に合ったパラメータを再度決定しますので、「フラクセル・レストア・モア」や「サーマクールCPT」の臨床デビューが決まりましたら、またこのブログでご報告しますね。

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ニキビ跡にはブリッジセラピー? eCO2?

050 コントロバーシーズの初日は、

「アブレイティブ・フラクショナルレーザーの比較」

「現在の脂肪溶解の機器のデータ検討」

「ニキビ・乾癬により効果的なレーザー/光機器がなぜ無いのか?」

「今日の最も優れたフィラー選択」

という四つの演題が検討されました。

中でもニキビ跡に効果のある、アブレイティブ・フラクショナルレーザーの比較演題は、興味深いものでした。

現在販売されており、真皮まで入り込むフラクショナル・レーザー機器はスライドの写真にある7機種。

ニューヨーク大学の臨床教授で、自身のクリニックもNYCに持つRoy Geronimus医師は僕も所属する米国レーザー医学会(ASLMS)の重鎮の一人です。彼は6つの指標によってフラクショナルレーザーを分類し臨床経験を述べていましたが、非常に勉強になりました。

どの機器が、どのような症例に優れているか?きっちりと情報をもらってきましたよ。

同時に、これらの機器による火傷や色素沈着などの副作用報告も多くなされていますし、ひどい副作用の写真も沢山提示されました。

さすがコントロバーシーズです。

結局、高侵襲型のアブレイティブ・フラクショナルレーザーは、単にメーカーから推奨されたパラメータで照射すれば良いのではないので、他のレーザー光治療器と比較して、照射する医師の経験の差が、効果に出やすい。

と結論されていました。

「良薬口に苦し」ではないですが、効果のある機器は当然副作用も大きくなります。

副作用をなるべく減らして、効果を最大限に引き出すことに、医師の経験と技術がある。

このあたりは、非常に納得です。

レーザー/光機器は、効果も高いですが、所詮は「道具」のひとつ。

同じ機械を使ったから、同じ効果が出るというものではありません。

どのように使いこなすかは、医者の腕にかかっているということですよね。

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2009年8月20日 (木)

コントロバーシーズ イン バミューダ

044翌朝目が覚めて窓の外を見ると、こんなに素晴らしい景色が見えます。

094 さっそく海に行きたいところですが、この「コントロバーシーズ&カンバセーションズ」という学会は、朝7時から始まるのです。

0477時前に会場へ行ってみると、もうこんな賑わい。朝食を兼ねて、久しぶりに会ったドクターたちに挨拶します。

この学会、もともとハーバード大学ロックス・アンダソン教授の門下生が始めたレーザー治療医師たちの同窓会のようなもの。

もう20年近く開催されています。

毎年8月に3日間リゾートホテルで開催され、医師たちがレーザー機器について本音で語り合う。

という趣旨の学会なのです。

067こちらの写真。ロックス・アンダソン先生です。ロックスが鋭い発言をすると、時に会場から拍手が湧きあがります。

048 「この機械はメーカーが言うほど効果がない」

「指示通りの照射をしたら、こんな副作用が起こってしまった」

「こんな新しい技術の機器を開発実験している」

「数あるヒアルロン酸などのフィラーやボトックスの商材の使用感の違い」

などなど。

普段はメーカーサイドから絶対に聞けない、しかもレーザーの専門医としては知っておきたい情報の宝庫なので、辺鄙なところで行われるとしても、僕の学会出席の優先度としては非常に高く、いつも楽しみにしている学会なのです。

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フェアモントにチェックイン

JFK国際空港に戻った時には、ちょうどチェックインに間に合いました。

さて、アメリカンエアラインに乗り換えて、NYからバミューダまでは約2時間半。

041 バミューダ空港に到着した時は夜でした。

ちょっとピンボケしてしまいましたが、こんな場所でしたよ。

バミューダにはレンタカーがありません。

043 タクシーで会場のFairmont Southamptonについたのは日本を出発して24時間後。

夜も更けていました。

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Rのつかない月でも、牡蠣を食べに

013NYでのトランジット。一時間半の滞在と考えると、あまり時間がありません。

久しぶりに自由の女神にでも登ろうかと思い立って、バッテリーパークまで行ってみると…。

016 フェリー乗り場では、この長い列。

さすが夏休み。全米から人が集まっているのでしょう。

015 とりあえず写真を一枚撮りました。

長い飛行時間で、ぬぼーっとしていますね(苦笑)。

曇り空に、雨もちらつく天気でしたので、屋外で過ごすのはあきらめて、いつも行くあの場所・あの店に行くことにしました。

026 タクシーでマンハッタンを北上して42nd Streetへ。

途中、チャイナタウンやSOHOを通過してゆきます。

030目的地は、グランドセントラル駅。

僕は、この場所が大好きなのです。ニューヨークが好きな方にはこの気持ち、わかってもらえますよね?

031そして、毎度のオイスターバーへ。僕はNYに行くと、いつも一度はこのお店に行くのです。

駅とこの店、独特の喧騒、雰囲気がいいんですよね。

032そして、選ぶメニューもほぼいつも一緒。

クラムチャウダーと、この東海岸産のビールであるサミュエル・アダムズ

033 そして毎回シェフに聞く、季節のお勧めのおいしいカキを、獲れる場所ごとにいくつか。

先に写真を撮るのを忘れて、完食してしまいました(笑)。

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2009年8月19日 (水)

NYトランジット

002 さて、今回のバミューダ諸島への出張は、NY経由でJALを使いました。

002_2 13時間の飛行の後、入国審査の長い列に並びます。

アメリカに入るとき、この時間が異常に長いんですよね。

一度は、1時間半も並ばされたことがあります。

列に並んでいるときに、パスポートのスタンプを見ていたのですが、この一年間でアメリカ合衆国に6回も入国していました。

米国の主要なレーザー学会や皮膚科学会、そして形成外科学会などに顔を出しているとそうなりますよね。

005_2 今回のJFK発バミューダ行きの飛行機は、アメリカンエアライン。

通常、地球の反対側にあるバミューダ諸島に行くためには、NYで一泊すべきルート。

でも今回は4泊6日弾丸ツアーでしたので、NYでのトランジットが5時間あったのです。

長い入国審査。そしてマンハッタンまでタクシー移動するとしても、NYCで過ごせる時間は1時間半あまり。

でも、ついつい行ってしまいました。

NYCは僕にとって、最もパワーをもらえる街の一つなのです。

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今日の僕 20090819

昨日無事バミューダからニューヨーク経由で帰国しました。出張の内容についてはまたのちほど改めてご報告させていただきますね。

今日は午前中ひとつキャンセルが出たので、アロマセラピストのスタッフがマッサージをしてくれましたよ。005こんなに沢山の精油の中から、今日はベルガモットとラベンダー、ローズウッドをブレンドしてくれました。

肩凝りを緩和し、消化器系の機能を助け、リラックス効果を図れるのだそうです。

おかげでだいぶ体が楽になりました。

お昼は表参道「えん」の磯きざみをテイクアウトで頂き、午後は元気に診察をしています。

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2009年8月18日 (火)

タイからの帰国

さて、ロシアのサンクトペテルブルグと、タイのバンコクの連続出張がようやく終わりを迎えます。
035_2タイの空港にタクシーで送ってもらいました。

037タイの空港の中はこんなタイらしいモニュメントがありましたよ。

タイのバンコクから深夜成田に向かう便は、成田到着の第一便なのです。002この日も成田から直接クリニックFに出勤し、午後から外来をしましたよ。

これでタイのバンコクで行われたIMCAS ASIAの国際学会周遊記はおしまいです。

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2009年8月17日 (月)

バンコクのメディカルスパ

合計3つの招待講演を終えて、バンコクでの最終日。

帰国日となるこの日は、夜のフライトまでの時間、全く予定を入れていませんでした。

僕はバンコクに縁があるのか、学会によくお声を掛けて頂き、今回の滞在が5回目となります。

滞在の度に、興味のあるメジャーな観光地やお寺に時間を見つけては出掛け、今ではすっかり行きつくしてしまった感が。

なので今回は、この出張で御縁の出来た方から、現地在住ならではのオススメ情報を教えて頂き、そこに行って帰国の途につければいいな、と思っていたのです。

そうしたところ前日に取材を受けたバンコク週報の方に、

「世界的にも認められている技術で有名なスパがあるので、そこに行ってみてはどうですか?」

と教えて頂きました。004_2

007

この「S Medical Spa」です。

010スパの建物の中にはレーザークリニックもあると聞き、見学及び体験に行かせて頂きました。

015レーザー機器はルミナス社のルミナスワンと、
016_2 ソルタメディカル社の旧式のフラクセルⅠがありましたよ。

施術の値段を聞いたところ、日本の3割引きといった感じでした。

014僕はスパのメニューを三つ組み合わせた半日コースを選択。

フライトの時間まで、ここの施設で過ごし、そのままタクシーで空港に向かうことにしました。

018_2タイのスパは、世界的にも技術が高いこと、そしてホスピタリティに厚いこと、また施設の充実度やインテリアのセンスの良さなどで知られています。

「メディカルスパ」と名のつく場所は、世界のどこでもたいてい医師のテイストである「病院っぽい無機質感」がどこかに出てしまったり、場所によっては少々野暮ったくなってしまうものなのですが、このスパはその点非常にうまく作られていました。

また、緑豊かな借景を窓が大きく切り取ることで生まれる深い充足感は、得がたいものだな、と改めて感じました。東京やニューヨークでは土地の事情でなかなか叶いませんよね。

施術や技術、そしてホスピタリティ・・・もてなしの心遣いを感じさせるテクニックも、レベルの高いものでした。

ちょっとしたタオルやリネン類、小物の使い方などもうまいのです。

とても勉強になりましたよ。

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2009年8月16日 (日)

タイ王国、バンコク週報に掲載されました

さて、タイ出張報告にしばし戻ります。

この日クリニックに来てみると、一通の国際便が来ていました。

002タイ在住の日本人のための新聞である、バンコク週報です。ちょうどタイのIMCAS ASIAの期間中に取材を受けたのです。

003タイの郵便物の領収書でしょうか?

象が描かれていて、かわいらしいので拡大して写真を撮りました。

006中身を見てみると、こんな新聞が入っていました。

005_2 僕の記事は文化欄に載せていただいたようです。

先日、トリニティとともに撮った写真が大きく載っています。

インタビューでは、タイ人の美容に対する意識は非常に高いので、世界でも最新のレーザー機器が入っているクリニックも多くあります。

ですが、レーザー/光治療器は、所詮は「道具」の一つです。

その「道具」をいかにうまく使うかというのが医師の努力や訓練であり、そういった医師を探した方がよいのでは?

という趣旨のことをお話ししたのですが、その通りの記事になっていました。

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2009年8月15日 (土)

バミューダ諸島から

NYでトランジットしてバミューダ諸島にやってきました。毎年この季節に開催される「コントロバーシーズ&カンバセーションズ」というハーバード大学系の皮膚レーザー学会が、今年はこの地で開催されているのです。

日本を出発してから到着するまで、なんだかんだで約24時間かかりました。

本当に遠いですね。

僕のバミューダ諸島の知識は、バミューダトライアングルの話と、名探偵シャーロック・ホームズの話の中に出てくる、

「ワトソン君、僕はこの事件が終わったら2ヶ月ぐらいバミューダにバカンス行ってくるよ」

という台詞。

どんなところなのか興味を持ってきました。

NYから飛行機で約2時間半。大西洋上にぽつんと浮かぶこの島は、イギリス領ではあるのですが、独自の自治を敷いています。

パスポートのスタンプもバミューダ独自のものでした。

ちょうどこの時期、日本との時差は12時間。

日本の昼の12時が夜の12時。昼夜逆転して考えれば良いので、時計を合わせる必要がなさそうです。

地球上で日本と時差がピッタリ12時間という場所は意外と少ないんですよね。ある意味貴重な場所かもしれません。

ネットの環境は悪くはないのですが、写真をアップするのがあまりうまくいかないようなので、日本帰国後になってしまいそうです。

とはいっても、まだホテルの客室と会場を行き来しただけで、たいした写真はまだ撮れていないのですが・・・(苦笑)。

窓の外には、真っ白な砂浜。

今日の午後には行けるかな?

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2009年8月13日 (木)

バミューダへ

クリニックFは、8月13日~18日までお休みを頂きます。19日以降の診療をご希望されている方は、メールで御予約承ることが可能です。

contact@clinic-f.com

まで御連絡くださいね。

さて、以前にも書きましたが僕はその間を利用して、ニューヨーク経由でバミューダへ行ってきます。

北大西洋に浮かぶ英領バミューダ諸島はこんな島です。

Bermudaこんなビーチが広がっているのだとか。

Bermuda_beach調べる限り、男ばかりで出かける場所では本来なさそうですが(笑)、どんな学会になるのか楽しみです。

また現地のIT環境が良ければ、状況のご報告しますね。

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2009年8月12日 (水)

SYNERON社 新社長とのディナー

この日はシネロン社新社長であるLouis Scafuri社長から、ディナーのお招きを受けました。

場所はセントラグランドホテルの55階。ちょうど僕の宿泊先のホテル最上階のレストラン。

061僕もスーツで伺う準備をしていたのですが、直前に日本から持ってきた一張羅を汚してしまうアクシデント! こんなラフな格好ですみません。

さて、Louis社長は、米国大手医療企業を退職し、リタイヤメントしていたところ、シネロン社の創始者のシモン・エックハウス博士に請われて、シネロン社の社長になった人物です。

アメリカの景気の問題や、レーザーの開発の話。さらに僕のMBAの取得時の話など、いろいろな話をさせていただきました。

僕が今回発表した、シネロン社のトリニティ・プロトコールは、毛穴やたるみ、シミなどのほぼ日本人が気にするすべての症状に対して効果があるため、おそらく日本人に最も適した施術方法の一つだと思います。

トリニティは、同じ肌質を持つアジア人種の市場に、大きな影響力を持つのだと確信しています。

057ところで、このホテルの55階。レストランの隣にあるバーがREDSKYというバーなのですが、なんとオープンカフェなのです。056

55階でオープンテラスのバーなんて、今まで経験したことがありません。風が強いかと思っていたのですが、ほとんど無風。 059

見てください。55階の空からバンコクの美しい街を見下ろし、感動しました。

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2009年8月11日 (火)

SYNERON社 トリニティの招待講演

  さて、バンコクで開催されたフランス系アンチエイジング学会IMCAS ASIA報告の続きです。

009_2急ぎ足で学会会場に戻りましたが、実は今日はもうひとつ招待講演がありました。

046本来は明日の予定だったですが、急遽講演日が今日に代わったので、準備や打合せに大忙しです。045

これはシネロン社が会場にいる医師たちに配布したパンフレット。

トリニティの発表者の欄に僕の名前が入っていますね。

もう10年ぐらい前になりますが、初めて米国レーザー医学会に参加したとき、こうした企業のパンフレットをみて、いつか講演を聴くほうではなくて、発表する側になりたいなあと思ったのを思い出します。

こうしてあらためて自分の名前が海外の学会のパンフレットにあるのを見るのは、とても嬉しいものです。

042_2 こちらはもう少し大きい部屋での講演でした。

写真をお願いしていたのですが、ちょっと暗くて見えませんね。

049この日は、バンコク週報という現地の新聞の取材も受けたのですが、撮影用にトリニティとの記念撮影をしました。

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2009年8月10日 (月)

CYNOSURE アジアパシフィックディストリビューターミーティング

001 今朝、クリニックF診療前の朝10時から、文京区にあるCYNOSUREジャパンでひとつ講演をしてきました。

フィリピン、オーストラリアなどで新たにサイノシュア製品を扱うディストリビューターの方々に、Cynosureレーザーの使用経験と、機器の説明を依頼されたのです。

昨晩はCYNOSUREのレーザーについてどう説明しようかといろいろと考えプレゼン資料を準備し、その中で使う写真を撮ったりしていました。

毎回お声を掛けて頂く講演では

「どんな話をすれば来た人や呼んでくださった方々に楽しんでもらえるだろうか」

と、悩みながら資料作成を行うので、結構時間がかかってしまうのです。

特に

「耳だけではなく、目も楽しませる講演を」

と思うと、画像の作りこみについついのめり込んでしまうんですよね。

昨日も

Photo

こんなカメラの比較の写真を用意したり

Horseraceインターネットでこんな馬の写真を検索したり

夜中までの作業だったので、見返してみるとスペル・ミスがあったり完璧では必ずしもなかったものの、喜んでいただけたようでほっとしました。

クリニックFには、サイノシュアのレーザーのうち、

① ロングパルスのアレキサンドライト+Nd:YAG複合機で、現行機種で最も効果のある脱毛レーザー機器である 「Elite」

 

② Qスイッチアレキサンドライトレーザーで、肝斑治療に使用する 「Accolade」

そして、

③肌を入れ替え、ニキビ跡や妊娠線に効果がある 「AffirmMPX」

の三機種を入れています。

気合いを入れて、ここ一番の結果を出そうとする時に彼らは力を発揮するのです。

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IMCAS バンコック プロモイタリア社招待講演

018 さて、翌朝早朝に目が覚めて、IMCAS ASIAの開催されたインターコンチネンタルホテルのコンベンションセンターに向かいます。

もう人が集まってきていますね。

006 受付で招待講演者の名札をもらいます。

048 内容を確認すると、ほら僕の名前がありましたよ。

005

さっそくプロモイタリアのブースに移動して打ち合わせです。

051 久しぶりにイタリアの担当者と再開しました。彼は5月にわざわざクリニックFを表敬訪問してくれたのです。

027僕の講演はヒアルロン酸などのフィラーの針からRFが流れる新複合機Sherofillについてでした。

ローマ在住の医師との共同研究の発表です。これは実際に超音波エコーを利用して、皮下で満たされたヒアルロン酸の経時的変化を追っているもの。

025こちらは機器の理論説明のスライドですが、この学会はアジア最大のアンチエイジング学会でもあるので、いろいろな質問が飛んできます。

皆、アジア各国 から集まった先生たち。この機会に新しい機器の説明を聞こうと必死です。

043講演後は、このセッション共同演者のAnna Maria FORENZA医師と写真を撮っていたところ、偶然彼女の長年の友人のスロベニアの女医さんのRadmila Lukianが通りかかったのです。

Lukian医師は、ドバイで雇われ院長をしているのですが、実は僕とも知り合い。

去年のパリEADVの学会で話をしたのです。

再会を祝して一緒に写真を撮りました。

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2009年8月 9日 (日)

今日の僕 20090809

ブログでは、7月に訪れたロシア出張記から、そのまま成田トランジットで訪れたタイ出張記へと続いていますが、現在僕は東京にいます。

来週後半から大西洋に浮かぶイギリス領バミューダ諸島開催で、ここ数年、毎年参加しているコントロバーシーズ&カンバセーションズ(ハーバード・コントロバーシー)という米国のレーザー学会と、米国CUTERA社からお声を掛けて頂いている月末の中国・北京での学会に向けて準備をしています。

毎月のように海外に行き、レーザーやアンチエイジングに関する世界の情報と技術を仕入れ、クリニックでの治療に「リアルタイム」に還元するこのスタイルは、アメリカやヨーロッパならまだしも日本の「病院」という枠組みでは“非常識”とも言えるスタイルです。

僕自身、こんな病院日本では見たことありません。

三年前にクリニックFを立ち上げてから

「果たして日本で受け入れてもらえるだろうか?」

と、試行錯誤しながらやってきましたが、お蔭様で共感していらしてくださる患者さんも着実に増え、クリニックFは日本で唯一

アメリカと全く同じリアルタイムの最新レーザー医療が受けられるクリニック

としても認知度が上がってきました。

患者さんはもちろん、関係者やスタッフに支えられ、クリニックFのブランドと診療方針。そして良い意味での評判がある程度、確立してきたことを最近肌で感じられるようになりました。

メールやお電話でお問い合わせくださる方も

「来月の先生の出張スケジュールはどうなっていますか?」

と、聞いてくださるようになったり(笑)。

時差をコントロールしながら世界を毎月回るのは、体力的にはキツくなってきたのも事実ですが(苦笑)、もうちょっと頑張ろうと思っています。

さて、今日はクリニックの休診日。いくつか共通の御質問を頂いていましたので、こちらでその回答を公開しておこうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q クリニックの予約はどれくらい前にしたほうがいいのでしょうか?

A クリニックFでは、海外在住の患者さんも多く、先々のスケジュール調整が必要なため、2ヶ月先まで御予約を受け付けています。

僕自身の出張スケジュールも、今の時期ですと11月頃まではだいたい決まっています。

ただ、クリニック自体は医者も僕一人しかおらず、こぢんまりとやっていますので、当日や翌日の予約にキャンセルが出て、ぽっかり空いているときもあるのです。

ですので、

「今日クリニックに行きたい!」

とか、

「明日お休みがとれた!」

なんていうときがあれば、気軽にお電話ください。

僕がヒマにして、ACボデイの施術をしているときもありますから(笑)。

Q 男性の患者さんが多いと聞いて、僕も行ってみたいと思っています。毛穴とニキビ跡についての治療を希望しています。ただ、皮膚についての知識に疎く、あまり専門的なことを言われても理解できないような気がするのですが・・・。

A 確かにクリニックFは、男性の患者さんが多いのです。

それはもう僕自身びっくりするぐらい。

タレントさんやモデルさんといった、職業的に若さや美肌を求められる方ももちろんいらっしゃるのですが、実際にはそういったいわゆる“セレブリティ”ではなく、普通の方が多いのです。

大学生や、専門学校生、銀行員、商社マン、証券マン、公務員、弁護士さん、同業のドクター、メーカー勤務の方、研究者・・・。

こうした方々にお聞きすると、僕のムンテラ(カウンセリング)は

「秋葉原の電気街でパソコンやデジカメの説明を聞くようだ。男には先生の話はわかりやすいよね。」

だそうです(笑)。

皮膚やスキンケア、化粧品の話については女性には敵わず、全くのちんぷんかんぷんだとしても、機器や原料の説明を聞きに来るのだ、と考えて頂ければ、たぶん男性には非常にわかりやすい話をさせてもらえると思いますよ。

実際男性のカウンセリングは、毎回なぜか盛り上がり、いつの間にか1時間も経っていた! なんてこともしばしばです(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q&A、また機会を見つけてすこしずつご紹介していきますね。

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バンコクIMCASへ

001_2 さて、以前のブログにも書いたとおり、ロシアから帰った日はそのまま数時間成田空港にとどまり、タイで開催されたIMCAS ASIAというアンチエイジング学会に向かいました。

イスラエル・シネロン社と、イタリア・プロモイタリア社の最新機器の招待講演があったのです。

サンクトペテルブルグからモスクワ。モスクワから成田。そして成田からタイに移動したときには飛行機になれている僕もさすがにぐったりです。

016 空港からタクシーに乗り、今回プロモイタリア社に用意して頂いたホテルにチェックインします。

ホテルはセントラグランドホテル。

バンコクの中心街にあるこのホテルはまだ新しくて、伊勢丹などが入っているセントラル・ワールドという商業施設の隣にあります。

この写真の後方に見える背の高い55階建ての建物です。

ここであればIMCASの学会会場にも徒歩5分ほどで行くことができます。

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2009年8月 8日 (土)

ロシアから成田トランジットへ

さて、様々な体験をすることのできたロシア、サンクトペテルブルグともいよいよお別れです。

046帰りの飛行機はモスクワまでがこのS7という航空会社の機体。

048行きにも書きましたが、7月のロシアを上空から見ると、草原の国ですね。

049

モスクワ空港の風景です。

051_3モスクワからはJALを使って成田に向かいました。

長くなりましたがロシア、サンクトペテルブルグで行われたフラーレン学会の出張記はこれで終わりになります。

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歴代ロシア皇帝の永眠の地

7月のロシア出張記は、まだ続きます。

さて、この写真の地は、ペトロパヴロフスク要塞です。

要塞の城郭が、写真でわかりますか?

142_3サンクトペテルブルグの歴史は、この要塞の建設が始まった1703年に始まりました。

145_2エルミタージュ美術館やイサク聖堂の対岸にあたる場所。ネヴァ川をはさんでエルミタージュ美術館がきれいに見えます。

132この要塞の中央にあるのがペトロパヴロフスク聖堂。

鐘楼の高さも122mあり、サンクトペテルブルグの遠くからも目視できるこの聖堂に、ピョートル大帝以降の歴代皇帝が埋葬されているのです。

133観光客でいっぱいですね。

138シンプルな外観と違って、内装は073素晴らしく荘厳です。

実は昨日訪れたエカテリーナ宮殿から北に少し歩いた場所に、ロマノフ王朝最後の皇帝・ニコライ2世の家族が住んだアレクサンドル宮殿という、小さくひっそり佇んでいるような宮殿がありました。

現在外装の修復もされておらず、一部のみの公開でしたので、あまり写真も撮らなかったのです。

でも、この古びた宮殿は歴史的にはとても大きな意義を持っていました。

ニコライ2世とその家族が、その宮殿で1905年以降、引きこもった生活をおくっていました。日露戦争での敗戦が、ロシア皇室の権威を失墜させたのです。さらに1917年のロシア革命で家族はシベリアに連行され、ロマノフ王朝の血脈を絶つために、子供を含め全員が処刑されました。

アレクサンドル宮殿には、所持品や家族写真のパネルの展示があって、僕はとても心が痛くなるような気持ちを味わったのですが、実は、ニコライ2世とその家族は、1998年になってようやく、この歴代皇帝が眠るペトロパヴロフスク聖堂内に埋葬されることを許されたのだそうです。

134 19世紀、20世紀に起こった政治的革命は、皇室を全員処刑して、血脈を絶つという形で決着をつけた場合が多いですよね。

この場所を歩いていて、ほぼ同じ時代に、大政奉還という形で、政治を天皇に奉還し、公には無血革命を行った徳川幕府と明治時代のブレインたちの方法が、いかに斬新で、優れていたかをふと思い出し、僕は日本に生まれたことをとても誇りに思いましたよ。

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2009年8月 7日 (金)

ロシア学会でのフラーレン最新の研究

ロシアの056フラーレンの学会の演題の話に戻りますね。

今回の学会は医学的な演題とともに、化学的な演題が多かったので、趣が違いました。

サッカーボール状のフラーレンを、化学的にどう成長させるか、その技術の発表があったり、

057最新のナノチューブの話があったり、

082そしてこのフラーレンの毒性についての発表。

このちょっとミゼラブルな映像になりそうな、ラットの切断面が、良く見るとキウイなのですよ。

観た目も大きさも似ていますし、ウィットに富んでいますよね。

054そのほか、フラーレンの工学的な使用用途などにも演題は触れられました。

炭とダイヤモンドに次ぐ第三の純炭素物質であるフラーレン。

僕たちはその高い抗酸化能力を使用して化粧品を作っているわけですが、さまざまな用途に対する研究がなされていて、非常に興味深く聞くことができました。

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リムスキー・コルサコフの家博物館

歌劇「サトコ」や交響組曲「シェヘラザード」で有名な、サンクトペテルブルグ出身の音楽家リムスキー・コルサコフはもともと貴族出身の軍人で、音楽家としては裕福な暮らしをしていました。

ペテルブルグ音楽院の教壇に立ってからは多くの高弟を育てましたが、晩年の15年間を過ごしたこのアパートが、1971年から博物館として公開されています。

表通りから門を一つくぐったところに、落ち着いた雰囲気のアパートメントがありました。101

082広いアパートには、夜な夜な音楽家たちが集まり、歓談を楽しんだりミニ演奏会が開かれたりしたそうです。

デスクやソファ、壁の肖像画など、ひとつひとつ味わいがあります。

091そして、見てください。このピアノ。スクリャービンやストラビンスキー。そして僕の敬愛するラフマニノフなどが実際に弾いていたピアノなのだそうです。

094

思わず鍵盤や楽譜など、しばし

見入ってしまいます。

この白鍵盤を見てください。多くの人に使用されて、それぞれの白鍵盤の真ん中がちょっと削れているのが見えますか?095

僕があまりに熱心にこのピアノを見て、写真を撮ったりしているのを見て、博物館の女性が

「ちょっとなら弾いていいわよ」

と言ってくれました!

Dscf3014久しぶりのピアノ。ラフマニノフのピアノ協奏曲とかをさらっと弾けたらかっこいいのですが、さすがに弾けず、ちょっと考えてショパンの幻想即興曲を弾いてみました。

調律はきちんとはされていませんでしたが、あのラフマニノフが弾いていたピアノを弾くチャンスがあるなんて…。

しかも、長く弾かれたピアノにありがちな、鍵盤のざらつき感と、鍵盤の削れ感に、なんともいえない味わいがあります。Dscf3016

ラフマニノフは、高身長で手指が長く、躁鬱を伴うというマルファン症候群という病気を持っていたのではないかという説があり、僕もその説に賛成なのですが、その彼がこのピアノの前で大体躯をかがめて様々な曲を奏でていたのを想像してみると、感慨深いものがありますね。

しばらく興奮冷めやらぬ感じでした。

ロシアに来てほんとに良かった。

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2009年8月 6日 (木)

エカテリーナ宮殿と琥珀の間

ここ数年間ロシアの離宮ツアーの人気が沸騰しているのですが、その契機になったのが、サンクトペテルブルグ300周年にあたる2003年に修復されたエカテリーナ宮殿 「琥珀の間」の公開です。

064僕がこのエカテリーナ宮殿に行った日は、ロシア滞在唯一の雨の日。

066 しかし、この青の塗装が鮮やかなロシアバロック様式は際立っています。

028 このエカテリーナ宮殿ツアー、特に夏の観光シーズンはあまりに人気で人数制限があるため、個人客が訪れても中に入れないこともあるそうです。

027_3

雨とはいえ、このように時間待ちの人で沢山です。

032広々とした庭を通り、宮殿に向かいます。

宮殿の中は琥珀の間以外の部屋の写真撮影が許されていました。

043ここはエカテリーナ宮殿の大広間。この金色に輝く部屋で、多くの歴史的な謁見が行われたそうです。051_2

この宮殿の造りは、横一列に部屋が並ぶ仕組み。

この宮殿はエカテリーナの希望で、扉の高さが統一されていて、数多くの部屋が見えます。

そのくせ隣の部屋同士で天井の高さを変えたりして、建築家の遊び心も見えました。

この部屋の奥に見える赤い装飾は、この時代に珍しかったアルミの装飾。

053隣の部屋にあった緑のアルミの装飾と対にな っています。

048_2調度品もリチャードジノリやウェッジウッドなどの特注品ばかりでした。

003そして、壁一面に琥珀が貼られている「琥珀の間」。

琥珀はご存じのように木の樹脂が地中に埋没して長い年月をかけて固化した宝石です。

ちょうどロシアの目の前にあるバルト海沿岸で世界の生産のほとんどが産出されるのだそうです。

琥珀の中には昆虫が混入したものもあり、映画「ジュラシックパ-ク」では、琥珀に封じ込められた蚊の中から恐竜の血液を採取して、その中のDNAから恐竜をよみがえらせています。

生物学的には実際にはほとんど可能性のない話ですが、ストーリー展開の発想は夢があって素晴らしいですよね。

ガイドによると、1770年女帝エリザヴェータの命により造られたものの、第二次世界大戦中にドイツ軍により宮殿が占領され、1944年に彼らが撤退する際に、この琥珀の間は分解され、ドイツに持ち去られてしまったのだそうです。

しかも、ケーニヒスベルグまでの足取りはとれているのですが、その後蒸発してしまったのです。この初代の琥珀の間の部品はいまだに発見されず、さまざまな憶測を呼んでいるのだそうです。

004

写真が撮れませんでしたので、僕はパンフレットを買ってきました。

Amber ちなみにWikiの中に写真を見つけましたのでこれを転用させていただきます。

いわば、壁中を宝石で取り囲んだような部屋。美しさに皆息をのんでいましたよ。

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2009年8月 5日 (水)

イサク聖堂での白夜

帝政ロシアのシンボルとして建てられたイサク聖堂にやってきました。

020 この大聖堂は、世界でもっとも大きな教会建設の一つといわれているそうです。

収容人数は1万4千人とのこと。

うーん。これはちょっと怪しい数字ですが、とにかく大きな施設でした。

025この聖堂は1710年にこの地で木造教会が建てられたのですが、現状の形になったのは1858年のこと。

041一見すると西洋の教会内部のよ

うな印象を受けますが、ロシア正教会なので、十字架は見えません。聖壁に多くのイコノスタスが掲げられています。

029建物内に飾られている絵も素晴らしく、荘厳な雰囲気。

この中央の丸屋根の上に描かれているのは、カルル・ブリュロフ作の「聖母マリアの栄誉」といわれる絵。

035 これです。素晴らしいでしょう。

030さらに「キリストの復活」と題されたステンドグラスも本当に見事です。

024_2僕は聖堂の横から展望台に登りました。金色に輝く丸屋根の横に360度パノラマの展望台があるのです。

こんな階段をひたすら登ります。

Cimg0049さらにこんな中空の階段を進み、展望台に向かいます。

下が何もないので目がくらみましたよ。

Cimg0043 そして展望台はこんな感じです。

025 サンクトペテルブルグには背の高い建物があまりなく、そのビューはすばらしかったです。

Cimg0060_2目の前の花壇が綺麗な公園も良く見えました。

028さて、バレエが終わった後にここに来ましたので、もう夜の10時21分。あたりはまだまだ明るいです。

Cimg0051そうはいっても11時過ぎには数時間だけ日が沈みます。心に残る光景でした。

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白夜の街を

019バレエを満喫した後は、あの聖堂を目指します。

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2009年8月 4日 (火)

光と音楽の関連性

002_2 先のブログで書いた、劇場で購入した英語版のパンフレットです。

今回、サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場でバレエとオペラを二夜づつ楽しむことができましたが、ひとつ気づいたことがありました。

バレエやオペラは100年以上前に初演が行われ、それ以降多くの表現者が存在するわけですが、近年の表現と最も違うところのひとつは、レーザー光線や照明などの光の効果もあるのではないでしょうか。

イギリスのスワンにより白熱電球が発明されたのがそもそも1878年のこと。(エジソンは白熱電球を実用化した人です。)

つまり、初演当時はロウソクのシャンデリアの光の中で演奏・観劇がなされていたはずなのです。

現在のオペラやバレエの中では、照明やスポットライトなどの光の役割が格段と大きくなっていますよね。

例えば、オペラやバレエで悲しいシーンがある。

オーケストラの演奏は短調を中心とした悲しいフレーズになり、照明も青に近い寒色系の色になります。

恐怖のシーンになると不協和音が流れ、フラッシュ系の断続光が舞台を照らす。

幸せなシーンでは、赤やピンク、オレンジなどの暖色系の色が舞台を照らして明るい長調の曲が流れるのです。

面白いと思ったのは、特定の感情を表す「和音もしくはメロディ」と「光」が世界のどの文化圏から来た人に対しても、ほぼ共通していることです。

考えてみれば、音楽は

ドレミファソラシド

の7音階。

光は

紫藍青緑黄橙赤

=虹の7色。

人が瞬時に区分けできる「5」(指の数から来ています)という数字よりも少し多い「7」という数は、古来より「連続性」というものを想起させるものだったのではないでしょうか。

ただし、圧倒的に違う点もあります。音楽は楽譜という形で古今東西、ほぼ正確に表現を伝えることができますが、光や照明の当て方は全く別。その場の監督の手腕によるものなのでしょう。

先日DVDで観たワグナーも、舞台の上でレーザー光線をうまく使って演出していましたよ。

DVDなどの発達で視覚的な刺激が記録に残せるようになったことで、次世代の表現法も出てくるのでしょうね。

001_2 写真のパンフレットは、マリインスキー劇場に行った記念品として、自分用に買ったものですが、こちらはそのパンフレットが入っていた袋です。

マリインスキー劇場とロシア語で書いてあるのですが、読めないですよね(笑)。

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2009年8月 3日 (月)

バレエ「眠れる森の美女」

さて、再びロシア出張ブログに戻ります。

「ニーベルングの指輪 神々の黄昏」

「ドン・キホーテ」

「ラ・ボエーム」

・・・と、ロシア・サンクトペテルブルグ滞在中に毎晩通ったマリインスキー劇場も、今日の「眠れる森の美女」で見納めです。

024残念だなあ。

004バレエ「眠れる森の美女 」をこの劇場で観劇できるのは、本当にすばらしい体験で、最も楽しみにしていました。

001なぜなら、このチャイコフスキーを代表するバレエは、1890年にまさにこのマリインスキー劇場で初演が行われたからです。

110年前のことですが、タイムスリップしてその世紀の瞬間に立ち会ったような、不思議な気持ちになりました。

007その110年前とたぶんあまり変わらないであろう、マリインスキー劇場の椅子です(笑)。

シンプルですよね。

002名作「眠れる森の美女」だけあって、劇場は満員です。

早めに到着したので、幕が上がるまでの束の間、場内のお土産屋さんで記念品を探しました。

169

ショップにあった、バレエグッズの数々です。

僕はここで、マリインスキーバレエ団がイギリスで公演をした際のパンフレットを買いました。

英語によるパンフレットがそれしかなかったのです。

170席に戻って、さあ、幕が上がります。

上がる瞬間は、本当にわくわくするんですよね。

016バレエの表現力や技術レベルの高さはさすがにすばらしく、感動しました。

主人公のオーロラ姫は、第1幕で100年の眠りにつくのですが、再び目を覚ました時にお城の人々の洋服が100年の時の経過を物語るかのようにガラッと変わります。

演出も素晴らしいと思いました。

020バレエが終わったのは夜の11時でしたが、まだ白夜ですのでこんなに明るいのです。

017_2最後に写真を取りましたよ。

バレエなのでラフな格好です。

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2009年8月 1日 (土)

今日の僕 20090801

今日から8月ですね。

8月は、毎年お盆前後に北米で開催されるコントロバーシー&カンバセーションズに参加させて頂いています。その出張に伴い、今年は8月13日~18日までお休みを頂戴しますので、御予約はその前後でお願いできると助かります。

ここへ来てクリニックFでは、eCO2がフル稼働。お問い合わせも連日頂いています。夏場はやはり毛穴の御相談が増えるのですが、eCO2は開いた毛穴や凹状態になってしまったニキビ跡が

「確実に浅くなり、皮膚がなめらかになっていく感覚」

を患者さん自身が感じられ、治療が楽しみになっていくようです。

ニキビ跡でお悩みの患者さんには特に喜ばれています。

eCO2最大のネックだったダウンタイムも、だいぶ短縮されてきましたので、夏休み期間に行うにも良いと思いますよ。

今日は男性の患者さんもけっこういらして、これから僕は今日最後の患者さん。

今月も慌しく過ぎていきそうです。

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小さなアイドル

047_2宮殿のある森の中にはリスや小鳥などの小動物がすんでいるようで、皆の人気者でした。

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