国際ドクター交流
トラブルは発生したものの、初日の講演は無事終わりました。
中国の先生方にはとても興味を持ってもらえたようで、ほっとひと安心。
レーザーの講演を依頼されると、
「そのレーザー機器のどの特徴が、他社と違って長けているのか? また短所なのか?」
「症例提示と、正確なパラメータおよびレーザー機器のスペックの提示」
「治療効率の理論」
・・・などのポイントを必ず盛り込んで話をするようにしています。
中国で講演をするのはこれで7回目ですが、ハイテクに属するレーザー医療機器の講演を、日本のレーザー専門医が中国でするということを、どんな風に受け止められるんだろう、と初回は緊張したことを懐かしく思い出しました。緊張は杞憂に終わり、実際は想像を遥かに上回った形で、とても好意を持って迎えて頂き、それは今回までずっと続いています。
反日感情もある一方で、技術大国としての日本を、同じ技術に関わる者としてフェアに評価してくれている、ということかもしれません。
また、ある意味日本よりも学歴や学位、肩書きを重んじる中国では、未だMBAという学位が非常にインパクトもあるようです。毎回その辺りについて色々と話を聞かれますし、すごいですね、と言って頂く回数が、他国よりも多いように感じます。
こうした様々な国を講演で訪れると、レーザーを通じて、各国のドクターたちと異文化交流をさせてもらっているのだな、と感じるときがあります。
日本にいるだけではわからない、自分の皮膚で感じる各国の特徴。それを掴んでいくことで、グローバルな視点を持つことができるのですよね。
明日のビジネスへの活力にもなっているように思います。
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