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2009年12月 4日 (金)

スペイン広場にベルリンの壁、母の思い出

再びイタリア出張記です。

690 ヴァチカンを訪れた後は、地下鉄に乗ってバルベリーニ広場に向かいます。

6891有名な4匹のイルカに乗ったトリトーネの泉で知られる場所です。

そこからシスティーナ通りを上がっていくと、あのスペイン広場に出るのです。

691スペイン広場の上に見えるトリニタ・デイ・モンティ広場のオベリスクが見えてきましたよ。

693スペイン広場に近づくと、視界がさっと開けるところが好きなんですよね。

695上からスペイン広場を眺めてみると、中腹に何やらモニュメントらしきものが飾ってあります。

階段を下って見上げるとわかりました。

694この通り、ベルリンの壁が移設されているのです。

壁崩壊の20周年期間限定の記念イベントなんでしょうか?

でも、デザインとしては意外としっくりくるものです。

皆さんもそう思いませんか?

696さて、スペイン広場と言えば、、オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」ですよね。

この場所でジェラートを食べるヘップバーンがとても印象的でした。今はもうここで食べることはできなくなってしまったそうですが。

スペイン広場にちなんで、僕は母から思い出話を聞いたことがあります。

カトリック系の学校に通っていた僕の母は、結婚前に3年間ほどスペインとコロンビアの教会でボランティアをしていた時期があったそうです。

1960年代の話です。

ちょうどスペインからコロンビアに移動する途中、サマー・ボランティアで1ヶ月半ほど、このローマのスペイン広場近くに下宿していたことがあるのだと、子供の頃よく聞かされていました。

このボランティアにはヨーロッパ各地から子女が集まり、そうした国際交流もとても楽しかったのだそうです。

ヨーロッパの学生は、遠い場所でも電車やバスを使わず本当によく歩くのよ

と、母は言っていましたっけ。

また、「ローマの休日」公開以後、このスペイン広場が一気に有名になり、ここで映画の撮影が当時行われていたのを何度か目にしたそうです。

後でアテレコをするからでしょうか。俳優さんが毎回「口ぱく」状態で言葉を発せず口だけ動かした状態で演技をしているのが、見ていてとてもおもしろかった、皆で大笑いしながら見ていたのよ、と聞いたことがあります。

歩いていてそんなことを思い出しました。

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