ジャカルタでの招待講演
再び先週の連休に訪れた台湾ーインドネシア出張記に戻ります。
台北からジャカルタまでの飛行時間は約5時間です。飛行機の窓から見た景色。
インドネシアの入国審査を待つ人々。
審査まで軽く1時間以上は待ちそうです。
僕もここに並ぶのか・・・と覚悟を決めていたところ、今回の招待先のKmed社が手配してくれたスタッフに横の部屋に案内され、この列を飛び越えて入国審査をしてもらえました。
インドネシアでは、こうした事がお金を払うことで当たり前のように行われているようです。
ともかく早めに入国し、ホテルの講演会場に急ぎます。
ホテルの会場には、丸テーブルがいくつもおかれ、ドクターがその周りに座ってゆきます。気付くとほぼすべての席が埋まっていました。
講演開始までに30分程度ありましたので、プレゼンをインドネシア仕様に書き換えます。
アジアの国を歴訪すると、それぞれ医療認可の形式が違いますので、すべての機器の話ができるわけではないのです。
Kmed社は、これまでインドネシアにおいて、キャンデラ社の輸入代理店をしていた会社です。社長はカルフォルニア出身のアメリカ人。
昨年のシネロン社によるキャンデラ社買収によって、Kmed社がシネロン社の製品を扱うようになったのです。
老舗キャンデラ社は「シミ」や「アザ」さらに「脱毛」などといった、顔の「一部分」に使用するレーザー機器ラインナップが主体でした。
しかしながら、この10年間のレーザー機器の進歩で、
肌を若がえらせる「リジュビネーション」
もしくは
肌を入れ替える「リサーフェシング」
といった、肌質自体を数年若返らせる、顔の「全体」に使用するレーザー/光機器が主流となってきました。
この一端が、フォトフェイシャルに代表されるIPLであり、
シネロン社が独自の特許をもつELOS(双極RF+IPL)の技術であったわけです。
国内外の講演でもいつも話をするのですが、シネロン社の
■オーロラ e-light SR でホワイトニング
■リファーム e-light ST でタイトニング
■マトリックスIR e-laser でリサーフェシング
という三種の機器を合わせ打つ「トリニティ」という照射方法は、アジアンスキンには最も効果的なアンチエイジング治療器だと思います。
今回インドネシアでは、ニキビ跡を改善する最新アブレイティブRF機器である、e-matrix照射のデモンストレーションも行いましたが、みな興味深く見てくださっていたようで、いくつも質問を受けました。
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