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2010年5月の39件の記事

2010年5月31日 (月)

ヴィクトリア&アルバート博物館

099翌日に帰国を控えて、空いた時間、こちらも僕の好きな場所のひとつ ヴィクトリア&アルバート博物館に行ってきました。

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553ハロッズの前を西に向かってずっと歩いていくとこの博物館につきます。

550551ちなみに、ハロッズの周りにも、象が沢山。

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この場所はハイドパークの南に位置してあまり地の利がよくないので、時間がないとなかなか行くことができません。

もともとこの博物館は1852年に若いデザイナーや芸術家を援助する目的で作られたものだそうです。

展示物は大英博物館に匹敵するぐらい。

特に日本の美術工芸品の展示は、ヨーロッパで一番のラインアップと言われています。102

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ここのカフェもいいのです。

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コーナーがいくつかあり、食べるものを選んで

天気の良い日は、気持のよい中庭(The John Madejski Garden)で食べるのが好きです。

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パブリックWifiスポットでもあるので、ネットもできるんですよ。

539また、この中にある本屋さんも好きなのです。

デザイン系の書籍の趣味がよいのです。

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今回クリニックFへのお土産として購入したのはこの三冊。002

1冊はVOGUE誌の表紙を集めたもの。

1冊はグレース・ケリーの写真集。

もう1冊は世界200都市の地下鉄路線図を集めたもの。

どの国のデザイナーも、地下鉄路線図は、とっても工夫しているんですよね。個人的にはこれが一番気に入ってすぐ買うのを決めました(笑)。

クリニックFの待合においてありますので、よろしかったらご覧ください。

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2010年5月30日 (日)

Twitterを公式に始めました

最近、国際学会の予定が詰まっていて、その報告をするだけでも、ブログがリアルタイムに上がらなくなってきました。

世界各国のレーザ医療関連の学会に、ここ数年、年間15回以上海外出張し、講演や発表をしているわけですから、すべての情報を網羅してアップするにはある程度のタイムラグもやむを得ないと思っていたのです。

来月以降も既に2011年1月まで、月1回以上の国際学会招待講演の予定が決まっています。

しかしながら、これでは学会に参加している際の僕の感想がリアルタイムに伝わりません。

そこで、クリニックF公式ブログ、新国際学会周遊記でも、公式Twitter を始める事にしました。

こちらをクリックして頂ければ

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Twitterが簡単に登録できます。

宜しかったらフォローしてみてください。

ブログ新国際学会周遊記とは違ったリアルタイムの情報を、世界各国から提供できると思います。

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2010年5月29日 (土)

帰国しました

未だにこのブログでは、先週滞在したロンドンの出張話が終わっておらず申し訳ありません。

実際の僕のほうはシンガポールでの講演および、ADLSの学会参加、クリニック訪問、機器のデモンストレーター・・・など、すべてのスケジュールが終わり、チャンギ空港から今朝成田に着きました。

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ソルタメディカル社による「フラクセル3DUAL」と「サーマクールCPT」の招待講演だったのですが、このふたつの機種は、アジアの中では日本が最も販売が早かったのです。

僕もフラクセル3DUALをデモ機の段階で個人輸入し使用を始めましたので、昨年12月から治療に取り入れていることになります。

サーマクールCPTも昨年11月の正式販売と同時に国内輸入1号機をクリニックFに導入しましたので、この機器に関しては、アジアパシフィック地域で最も経験のあるドクターということになります。

前機種のフラクセル2や、サーマクールNXTと比較して、どちらも治療効果が圧倒的に優位だという情報が既に知れ渡っていたため、興味を持ったドクターが非常に多かったです。

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今回は、シンガポールでもっとも最近開発された、セントーサ島のリゾートワールドの施設で講演会が行われました。

この招待講演で、いよいよ僕の海外での英語の講演回数が60回を超えました。

今後、正式認可が下りるシンガポールやインドネシア、マレーシアのドクターたちに、フラクセルとサーマクールの併用療法によるニキビ痕の改善や、毛穴の縮小、そして、多くのドクターが興味を持っている肝斑治療について、僕の経験を話させて頂きました。

会場のドクターたちは、僕が持っていった肝斑や、ニキビ痕の多くの症例写真の改善には目を見張っていましたよ。

今回シンガポールに集まった、ソルタメディカル社のアジアパシフィック地域の営業やマーケティングスタッフは6名。全員男性だったのですが、国籍は、

アメリカ、台湾、フィリピン、韓国、香港、マレーシア

・・・と、とても多彩。

ほぼ全員がMBAホルダーで、それぞれの国々でも、とても期待された優秀な人物なのでしょう。ジョンソン&ジョンソンなど、国際的な医療舞台で活躍する会社にいた人ばかり。

英語がメイン(たまに中国語(笑))での会話が主体だったのですが、30~40代のほぼ同年代だっただけに、色々な話題で盛り上がり、学生に戻ったときのようで、とても楽しかったですよ。

さて、今日からまた東京・四谷で診療を行いますので、またどうぞよろしくお願い致します。

クリニックFは、支えてくださっている皆様のおかげで、今週26日の水曜日に開院3周年を迎え、4年目に突入しました。

今月はゴールデンウィーク、イギリス・クロアチア出張。そして今回のシンガポールと、多くの休診日を頂いてしまい、患者さんには大変ご迷惑をおかけしました。

クリニックFは、僕自身が経営が設立、経営に関わった5つ目の美容レーザークリニックです。思えば最初のクリニックに関わったのは、まだ東大の大学院生だった頃。医学博士号を取るために診療と研究の二足のわらじをはいて頑張っていましたが、それは2000年のこと。

以来、もう10年以上もこの世界にいて、レーザー/光治療の情勢の変化を見続けてきました。

レーザー/光治療のように変化の速い、世界の最新技術と診療を、リアルタイムで東京に導入するためには、このペースで海外に出張し、世界の医師たちとディスカッションを続けてゆくこのクリニックFでの診療方針が、結果的に患者さんには最新の情報と治療をお届けすることが出来るという点において最も優れていると、思っています。

今後もがんばって質の高い学会活動と診療を提供してゆきますので、スタッフ一同何卒よろしくお願いいたします。

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2010年5月28日 (金)

チェルシー優勝の日、ロンドンでは

London_096 クロアチアからイギリス・ロンドンに戻ると、街では大盛り上がり。

London_097 イングランドFAカップ決勝。ウェンブリースタジアムで、チェルシーがポーツマスを下し、2季連続6度目の優勝を果たしたのが、この日2010年5月15日でした。

走りさる数台のダブルデッカーを横目で追いながら、僕はミュージカル「ビリー・エリオット」を観る為に小走りでチューブステーションに向かっているところです(笑)。

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さらばクロアチア

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最終日のこの日、クロアチアは暴風雨でした。

早朝、強い風の音で目が覚めました。

午前中、学会に参加しながらも、飛行機が飛ぶのかなあと心配でしたよ。

ロンドンまでのフライトは1日1便。お昼のみです。

なんとか定刻の2時間前に空港に着きます。

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空港のお土産やさんで、初めてクロアチアのお土産を見ていたら499

「アイ ラブ ドブロブニック」のTシャツの下に、ハローキティを発見。

パリでもロンドンでもいましたが、クロアチアにもキティはちゃんといましたよ(笑)。

今や日本が世界に誇るキャラクターですものね。

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空港のビジネスラウンジからはクロアチアの旗が見えました。

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なんとかロンドンまでの飛行機が飛ぶことが確認できました。

しかし、本当に雲の中を飛ぶような飛行でしたよ。

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そうそう、クロアチアの貨幣の写真を上げようと思っていて忘れていました。

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こんな感じです(笑)。

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2010年5月27日 (木)

クロアチアヨーロッパ皮膚科学会・発表演題

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この日は、今回の学会でのレーザーセッションのディスカッションに参加しました。

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クロアチアのホテルのホールに椅子を並べた、長細い、こんな会場になりましたが、

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前回のブログで話した通り、レーザーの講演としては初歩的な話が多くて、ちょっと残念でしたね。

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レーザーライトの拡散の話や、

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なぜ長い波長の方が肌の中に浸達するのか、

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レーザーと光治療機(IPL)の性質の違いなどの、基本的な光治療器の話題を、工学部の先生がまず話されたました。

ざっとどんな話がされたのか、おさらいすると、

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肝斑(melasma)のセッションもありました。

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こちらは色素斑のレーザー治療の適応と禁忌の話題でした。

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ドイツの施設での血管(ヘモグロビン)病変についての発表は興味深いものでした。

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子供の血管腫のレーザーによる治療成績も発表されていました。血管病変は本当に治療が難しいのです。生後、ここまでの状態の子供が、ほとんど気にならないようになってしまうなんて、医学の素晴らしい進歩が見られる分野のひとつですよね。

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こちらは古の発表された先生の、血管腫の治療のプロトコール。

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乾癬のレーザーによる治療の話なども話題としてありました。

こちらは唯一フラクショナル・レーザー治療について講演した先生のプレゼンです。

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フラクショナルレーザー機器ができる前、にきび痕や毛穴の肌の治療は、肌の全体をCO2などのレーザーでフルリサーフェシングする、このような治療が主流だったのです。

通常の生活が出来るようになるまでに、数ヶ月かかりました。

しかも、アジア人にこの手の治療を行うと、長期間にわたって色素沈着が取れない状態が続きます。

現在のフラクセルに代表されるフラクショナルリサーフェシング治療ですと、数日顔が赤くなるぐらいで、通常に生活ができるわけですから、本当に技術進化を感じますね。

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さまざまなディスカッションに加わったのち、クロアチアでのヨーロッパ皮膚科学会の参加証を手にして学会会場を後にしました。

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クロアチア・ヨーロッパ皮膚科学会会場

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さて、またしばし5月中旬に訪れたイギリス・クロアチア出張記に戻ります。

今回クロアチアのツァヴタット(CAVTAT)で開催されたヨーロッパ皮膚科学会ですが、会場となったホテルクロアチア全館をこの学会のために使用したような設営となっていました。

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会場は総じて込んでいましたね。講演時間の合間には、いろいろな先生方が雑談しています。

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レーザー会社でブースを出しているのはあまりありませんでしたが、米国のキュテラ社とパロマ社のブースがありました。

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残念ながら、僕の知り合いの担当者はいませんでしたね。

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様々なブースがありましたが、人気のあるなしがはっきりしていましたよ。

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2010年5月26日 (水)

行ってきます

Tumi これからシンガポールに行ってきます。

旅の相棒は、いつものTUMI(笑)。今回はちょっとカジュアルバージョンなのですが・・・。

帰国は、5月29日早朝になります。

では、行ってきます!

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2010年5月25日 (火)

シンガポールでの招待講演の案内状

Tcsing

国際学会周遊記では、まだクロアチアの学会中ですが、明日朝から今月3カ国目の国際出張であるシンガポールに出発し、フラクセル3DUALとサーマクールCPTの招待講演に行きます。

その時に配布される原稿が、昨日送られて来ました。

プレゼンをする医師として、自分の名前がトップに入ったハンドアウトです。

プレッシャーですが、日本の医師の代表ですから頑張ってきますね。

ネットの接続状況が良ければあちらでもブログをアップします。

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ドブロブニクへ

ツァヴタット(CAVTAT)の港を歩いていると、こんな看板が。

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よく読むと、ドブロブニク行の船ツアーなのです。幾つかのツアーを物色して一つの会社を選ぶことにしました。

港で待つと、いくつも船がやってきます。

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僕はこの船を選択し、ドブロブニクまでの約1時間の船旅に行くことにしました。

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こんな景色が続く中、ドブロブニクの街を囲む城壁が見えてきましたよ。

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ドブロブニクの街並みの写真ですが、どの場所もとても絵になるフォトジェニックな場所なのです。

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現在でこそ、こんなに観光客が集まる平和な町ですが、ドブロブニクの街は、クロアチアの飛び地で、元ユーゴスラビアの一部でした。

僕は大学受験の時に、好きだった世界史と地理を選択したのですが、

地理の先生が、ユーゴスラビアは

「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」

を持つ、きわめて複雑な国家だと話していたのをよく思い出します。

もともとこのバルカン半島という土地は、長い歴史上でもスーパーパワーが常に小競り合いをする土地。

第一次世界大戦の勃発のきっかけとなった650年も続いたハプスブルグ家の末裔で、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者であったフランツ・フェルナンド大公がこのすぐ横にあるサラエヴォ(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)で暗殺されたことに端を発しますよね。

ソ連の崩壊によって始まった、ユーゴスラビア連邦の分離独立戦争であった、

クロアチア内紛は、1990年から始まりました。

1991年にクロアチアが独立を宣言するも、結局1995年の終結まで泥沼の戦場となり、大量の死者と難民を出しました。

わずか15年前の話です。歴史は常に動いているのを感じますね。

この旧ドブロブニックの城壁を出ると、横にはFort Lovrijenacという砦があるのです。

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城壁を振り返るとクロアチアの旗が見えます。

以前はこちらには来なかったのですが、今回は砦まで山登りすることにしました。

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こんな海沿いの道を登ってゆきます。

砦の中に入り、入場料を支払って、中の暗い階段を登ること数分。

目の前にいきなり、こんな景色が飛び込んできました。

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この砦は、地元の人によると、「アドリア海の真珠」ドブロブニクが、最も美しく見渡せる所だったのですよ。

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ツァヴタット(CAVTAT)の港町で

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会場のホテルクロアチアは小さな半島の、小高い丘の上にあります。

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眼下にみえる港があまりにきれいで、そこまで歩くことにしました。

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空気がゆったりと流れています。

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海産物が多く、エビや白身の魚がたくさん見られました。

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こちらは海を眺めた方面。

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ふと海中に目をやると、透明な水中に、魚が泳いでいるのが見えました。

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2010年5月24日 (月)

クロアチア主催のEADV学会会場へ

到着してすぐ宿泊先のオーナーに道を聞いて、学会会場に歩いて向かいます。

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会場までは約10分ぐらい。日本から大切に持ってきた、今回の学会発表のポスターを貼らなければなりません。

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途中の道すがら、ツァヴタット(CAVTAT)の街と海が見えます。

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美しい景色で後で港まで降りてみようと思いながらも

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会場のホテルクロアチアに到着しました。

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EADVの看板が見えてきました。

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中に入ってまずレジストレーションをして、コングレスバックと参加証をもらいます。

学会誌を開いて、自分の名前を確認しました。

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Laser Therapyの欄、下から二番目p264に僕の名前がありますよね。

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今回は学会会場が複雑で、地図を見ながらポスター部屋を探しにゆきます。

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既に何枚かポスターが貼られていました。

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僕の発表ポスターを貼る場所は、入口の一番前でした。日本で作った時は大きなポスターのつもりだったのですが、もうひとサイズ大きくすればよかったなあと思いましたよ。

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ホテルでは、多くの欧州皮膚科学会に参加している皮膚科医がくつろいでいました。

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このホテル、岬の先端にあり、2方向を海に面していて、晴れていると本当に気持ちがいいのです。

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会場に戻り、スケジュールを確認して、自分が出たいセッションを、メモに取ります。

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いや、正確にはメモじゃなくて、iphoneで写真に撮るのです。世の中便利になりましたよね。

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学会会場の展示もざっと目を通し、何人かドクターと歓談。

しばらくいた後、ここでこの日できることは終わったので、街を散歩してみることにしました。

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クロアチアのドブロブニック空港へ

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クロアチアまではブリティッシュエアラインを使いました。

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これはヴェネチア上空です。

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約3時間のフライトで、綺麗なアドリア海の島々が見えてきましたよ。

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アドリア海をクルーズシップが走ります。以前にドブロブニックに来た時はクルーズシップで来たのを思い出しました。

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いよいよ着陸です。

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ずいぶんと小さな空港です。

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地中海性気候のこの地域。

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太陽の光がまぶしいです。

クロアチアはこの日27度。ロンドンの気温が10度ぐらいだったので、20度ぐらいの温度差があることになります。

今回は小さな街での開催ですので、僕は期間中アパートメントを借りることにしました。

そのオーナーが、

10ユーロで空港に迎えに行くよ

とメールをくれていましたので、彼の車に乗り込みます。

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こんな山道を、10㎞ぐらい走ったでしょうか…。

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Cavtatの看板が見えてきました。

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さて、今回の宿泊先(民宿??)が見えてきました。

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ヴィクトリアステーションからガトウィックへ

再び、今月半ばに訪れたイギリス-クロアチア出張記です。158

翌朝。早朝、まだ日が出る前に、ヴィクトリア駅に向かいます。

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ヴィクトリア駅からはガトウィックエクスブレスという空港行きの特急があるのです。

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トランクとともに、列車に乗り込みます。

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日が昇りました。この日のロンドンも晴天です。

列車のガラスに、僕のカメラのレンズが写りこんでしまっていますが、日が差し込んできて反射してしまい、どうやってもとれなかったのです。

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ロンドン南部の森林地帯を越えていよいよ50km離れたエアポートに到着します。

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空港には見たことのない飛行機会社が沢山。

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お土産屋さんにはデディベアがいます。

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ラウンジで、クロアチアへの出発便を待ちます。

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仙台歯科医師会の招待講演

この新国際学会周遊記では先週まで滞在したロンドン・クロアチアブログが続いていますが、僕自身は東京におり、今日も四ッ谷で診療しています。

とはいえ、実は明後日水曜日から、シンガポールで開催される「Dermatologic Laser & Surgery in Asians」という学会の招待講演を受けていて、

「フラクセル3デュアル」と「サーマクールCPT」

の併用療法について講演をしてくる予定です。

今月3ヵ国目の出張。土曜日朝の便で帰国し、そのままクリニックに向かう予定です。今週の診療は今日明日、そして土曜日ということになりますので、また御迷惑をおかけし申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

さて、そんな海外出張の合間に、昨日日曜日は、昨年末に開催された、日本アンチエイジング歯科学会で同じく演者となった、仙台歯科医師会の吉田直人先生のご紹介で、仙台歯科医師会からお声を掛けて頂き、日帰り講演をさせていただきました。

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僕が仙台に行くのは、小学校4年生以来。当時父方の親戚が住んでいた仙台に遊びに行ったのです。

もう30年も前の話になります。

この時のことは今でも鮮明に覚えています。というのも、ずーっと乗りたかった飛行機に、このとき初めて乗ったから。

羽田空港で搭乗の際にある金属探知ゲートにもびっくりしましたし、空から地上にある車がミニチュアのように見えてとても印象的でした。

そして、自分が乗っている飛行機から、空を飛んでいる他の飛行機を見たときの驚き。

それから、海の上を飛んでいるとき下を眺めると、波も船も止まって見えるのにもびっくりしましたね。

まあ遠くから見ているので視角が変わらず、止まって見えるのが当たり前なのですが、海育ちの僕は、実際に動いている波しか見たことがなかったので、本当に驚いたのです。

わずか40分のフライト。そのわずかな時間の中でいくつもの感動を味わいました。きっとあの経験で、僕は飛行機好きになったのでしょう。今でも忘れられない経験です。

そんな思い出深い仙台に、今回は新幹線で向かいます。

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あっという間に仙台駅に着きました。その間わずか1時間40分。

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クリニックFには、仙台から定期的に通ってくださっている方が何人かいらっしゃるのですが、確かにこれなら通えますよね。

歯科医師会館は、元銀行であったというとても大きな豪奢な造りの建物でした。

今回は、

「丸一日講演時間を用意しましたので、先生の好きなように話をしてください。」

という、プレッシャーのかかる講演依頼を頂いていたもので(笑)

自分の得意分野と、歯科医師会の先生方のニーズを考えながら、

午前中は、

「戦略的アンチエイジング医院経営」

「医療機関の株式会社化を含む経営転換の提案とその問題点」

についての話をさせていただきました。

この話は以前「経済同友会」定期会での招待講演でもお話しさせていただいた内容です。

僕のMBAの提出論文の主題は、「日本の保険診療下における医療機関の株式会社化」なのですが

健康な人を対象とした、アンチエイジング医療および自費診療の医療分野を株式会社化して、その収益によって、病気の人を対象にした保険診療部分の経営の底上げを行い、医療の質を上げるための提案と、そのメリットとデメリットについて考察する。

といった趣旨の演題です。

みなさんとても熱心に講演を聞いてくださり、多くの先生方からご質問を頂きました。

お昼の会食は、こちらのお店に連れて行っていただきました。

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僕は仙台と言ったらやはり「牛たん」だろうと思っていたのですが、

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出てきたそばの横に、ちょっと見えにくいのですが、大きな蟹のはさみが一本。丸ごと天ぷらになって出てきたのです。

とてもおいしく頂きました。

午後には

「欧米アンチエイジング・レーザー治療の現状」

「メタボリックシンドローム治療機器ACBODYの医学的・工学的論点」

について話をさせていただきましたが、やはり美にかかわる演題は、女性陣の反応が良かったですね(笑)。

結局、合計4演題。

合わせて4時間の講演をしてきました。

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せっかく仙台に来たので、「牛たん」をお土産に買って帰りましたよ。

網焼きして食べたらおいしかったです。

先週イギリスからの帰国後は、この講演のために資料をまとめる作業をずっと行っていました。

僕は講演依頼された場合、必ず新しい知見を加えて、同じ講演はしない。

という努力目標を自分に課しています。講演は日時が決まっていますし、締め切りがあると集中できるのです。

今まで英語で講演した内容を日本語に訳したりすると、言語論理が違って、脳の違った部分が活性化するからでしょうか。

以前の演題の論理展開から、まったく違った視点が見えてきたりして、日ごろ行っている頭の整理になり、とても良い勉強になりました。

講演に呼んでくださった吉田先生をはじめとして、仙台歯科医師会でお世話になった先生方に御礼申し上げます。

ありがとうございました。

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2010年5月23日 (日)

オペラ「アイーダ」

夜のロンドン。ホテルから歩いて向かった先はこちら。

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昼にも来たロイヤルオペラハウスです。

今夜の演目は

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ニコラ・ルイゾッティ指揮 ヴェルディの大作オペラ「アイーダ」。

ニコラはサンフランシスコオペラのディレクターですが、東京でもタクトを振っていたことがありますよね。

この日のオペラは随分前から日本でチケットを手配していたのですが、発売後まもなく完売になってしまったとのこと。

しかし、上演3週間ぐらい前からキャンセルチケットが少しずつ出てきて、僕も運よくシートを手に入れることができたのです。

嬉しくて、開場すぐに並び、まだガラガラの会場に入りました。140

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新国際学会周遊記恒例の(笑)劇場天井画です。

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色々と見学している内に会場も満杯になってきて、舞台が始まる直前の独特な高揚感が劇場を支配し始めます。

ここで簡単に歌劇「アイーダ」が生まれた経緯と内容についておさらいしておきましょう。

時は1869年。

スエズ運河の開通を記念して、エジプトの提督であったイスマーイール・パシャがカイロに新設される歌劇場のこけら落としに、ご当地のエジプトを舞台にした新作オペラの作成を有名作曲家に依頼します。

依頼相手の一人で本命が、50歳代のジュゼッペ・ヴェルディ。

ヴェルディは当時すでにこの世界の巨匠でした。「リゴレット」や「椿姫」、「ドン・カルロ」といったオペラの名作を作り上げ、地位も名誉も財産も手に入れ、さらにイタリア国の独立にも文化的に寄与している。そんな「すべてを手に入れた」ヴェルディが、ここでまた再び新たなオペラを一から作り完成させるためのモチベーションを維持するには、相当根気も必要だったことでしょう。

スエズ開通記念祝典に2年の遅れはありましたが、1871年 オペラ「アイーダ」は、カイロ歌劇場でめでたく公演の日を迎えることになります。

物語は戦争をしていた古代エチオピアと古代エジプトの架空のお話。

舞台設定では、主人公のアイーダは、現在は奴隷の身分にありますが、実はエジプトに捕らえられたエチオピアの王女なのです。

舞台の始まりには、もう一人の主人公、エジプトの将軍ラダメスが、エジプト王ファラオによって、エチオピアとの戦争の名誉ある総司令官に任命されます。

ラダメスは、

戦争に勝ったのちには恋人のアイーダと結婚したい

と歌います。

アイーダは、ラダメスの勝利を心から願い歌いますが、母国を滅ぼす戦いに勝利を願ってしまったことに気づいて深く後悔し、神に死を望む歌を歌います。

ここで幕間。オーケストラも見に行きました。

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昼間に訪れたロイヤルオペラハウスのカフェにも行ってみましたよ。

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緯度の高いロンドンでは夜遅くまで明るいのです。コヴェントガーデンがよく見えます。

そんな中、幕入りを知らせるブザーが鳴り、客席に急ぎます。

第二幕ではまず、エジプト軍が勝利する第一報がエジプト王室に入ります。

当時ラダメスに好意を抱いていたエジプト王女アムネリスは、アイーダのラダメスに対する気持ちを疑い、確かめたくて、

「ラダメスは戦死した」

という嘘をアイーダに伝えますが、その動揺をみて、アイーダのラダメスに対する気持ちを察します。

そして、

あなたは私の恋のライバルだ

と打ち明けるのです。

アイーダはラダメスが好きだと言う事実を「滅相もない」と否定しますが、アイーダのラダメスに対する気持ちを、アムネリスの知るところとなります。

舞台は変わって、エジプト軍が勝利した後の、ラメダスの勝利の凱旋が始まります。この際に演奏される曲が、「凱旋の行進曲」とそれに続く「凱旋の場」。

オペラ「アイーダ」で最も盛り上がるシーンです。

エチオピアの捕虜達が多く連れられてきます。その中にも身分を偽ったアイーダの父、すなわちエチオピア王のアモナズロノ姿もあり、アイーダもそれに気づき「父上」と声に出してしまいます。

この曲は、2002年FIFAワールドカップで使用された曲ですので、記憶のある方も多いでしょう。

YOU TUBEで画像を探してみました。

アイーダの凱旋行進曲は良いものがたくさんあって、選ぶのは大変でしたが、中でもこの二つの「映像」が僕の好みでした。

映像だけでもこの曲が持つ力と合唱の迫力は伝わりますよね。実際、舞台でこれを観ると、感動で一気に鳥肌が立ちますよ。

ちなみに、この「凱旋の行進曲」は、“アイーダ・トランペット”といわれるとても長い、特注のトランペットを使用して演奏されます。この6組のトランペットは、アイーダの演奏が始まったばかりの当時、公演の度に楽譜とともに貸しだされたのだそうです。

さて、ストーリーに話を戻すと、見事勝利したラダメスは、エジプト王より

「褒美として娘のアムネリスを娶って、私ののちにエジプトを治めよ」

との言葉をもらいます。

ラダメスはアイーダへの気持ちを忘れられませんが、国王の意に逆らうことができず、葛藤を続け、結果、アムネリスと結婚する道を選びます。

ここで第二幕は終了です。

幕間に会場の踊り場に出てみましたが、ドレスアップした多くの紳士淑女が楽しそうに舞台について語り合っていましたよ。

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そして、第三幕。

ラダメスがエジプト王女アムネリスとの結婚式を控えた前日。

エチオピア王アモナズロは、娘のアイーダに、故国を復興するために恋人のラダメスにエジプト軍の機密を聞き出すように話します。

ラダメスは久しぶりのアイーダとの逢瀬に喜びますが、一緒に国を逃げようというアイーダに、とうとう機密を漏らしてしまいます。

この話を隠れて聞いていたアモナズロは、機密を聞き知ったと大声を上げた後、アイーダとともに逃亡します。

反対にラダメスはこの機密を話してしまった事に後悔し、自ら罪を償おうとエジプトの神官達に捕まり、裁判の末、地下牢で生き埋めにされる刑を言い渡されるのです。

舞台は地下牢に生き埋めにされるシーンに移動します。

暗い地下牢の地面に差し込む、最後の地上の光が徐々に消えてしまった後、ラダメスは、せめて愛するアイーダだけでも生き延びてほしいと歌いますが、その地下牢に、なんとアイーダ本人が現れるのです。

ラダメスに与えられた刑を伝え聞いたアイーダは、事前にその地下牢に忍び込んでいたのでした。

二人は愛を語り合う二重唱をうたい、天上で結ばれることを誓います。

アイーダがラダメスの腕の中で息を引き取るところで、感動の幕が落ちるのです。

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今回アイーダ役をやったミカエラ・カロッシは、ちょっと太めのイタリアのソプラノ歌手。僕は初めて聴きましたが、十分な声量が出ていましたね。通常はエチオピアの王女ですので黒人の化粧をするのですが、今回はそうではありませんでしたね。

彼女は観客全てのスタンディングオベーションで喝采を受けていました。

ですが、何よりも僕が興味深かったのは、今回のアイーダの舞台演出。

未だかつて観た事のない、情熱的かつ官能的なアイーダを観せられて、僕は本当に感動しました。

もちろん一流の歌手による安定感のある演技と歌という、物語の中に気持ちが入ってゆける環境は必要不可欠ですが、同じ脚本で同じストーリーであるにもかかわらず、舞台表現者によって、これだけ印象が変えることができるのはすごいことですよね。

本当にオペラは人類最高の文化的活動。劇場で素晴らしいオペラの場に立ち会う事ができると、心から幸せを感じます。

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翌朝はクロアチアに向けて早朝からの移動日。8時間の時差で疲れてもいましたが、興奮覚めやらずホテルまで歩いて帰りました。

それでも、舞台の余韻が冷めず、なかなか寝付けませんでしたよ。

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2010年5月22日 (土)

ハロッズで

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打ち合わせがブロンブトンロードであったので、終了後ナイツブリッジまで歩きハロッズをぶらぶら。最後に食料品コーナーに行きました。

相変わらずの賑わいです。

飲茶を。

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115_2一息ついたところでいったんホテルに戻り、出直します。

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コヴェントガーデンでお気に入りのカフェ

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ロンドンで好きなカフェをひとつご紹介します。

地下鉄コヴェントガーデン駅下車。

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チューブのゲートはライオンキングのシンバになっています(笑)。

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コヴェントガーデンを横切りながら…。

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ロイヤルオペラハウスに向かいます。

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ロイヤルオペラハウスは、開演時間以外、一部開放されており

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このオペラハウスの3階に、ロンドンの街を一望できるオープンカフェがあるのです。

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遠くにロンドン・アイも。

この写真ではわかりづらいですが、僕の左手にガラスがあり、ガラスの向こうではROH舞台出演者のために衣装の準備が行われています。(カメラを向けるのは憚られました)

ずらっとハンガーにかけられた色鮮やかな衣装。アイロンをかけたり、寸法を測ったり、チェックをしたり・・・と立ち働くスタッフの方々。ああ、今日も舞台がもうすぐ開くのだな・・・と、その様子を時折片目で見ながら、もう片方の目ではコヴェントガーデンの町並みとロンドンの空を眺め、ドリンクや軽食を頂く。

座ってるだけで楽しくなるカフェなのです。

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2010年5月21日 (金)

イギリスにある5枚のフェルメール

ロンドン・ナショナルギャラリーでは、もちろんフェルメールも見てきました。

僕はフェルメールの絵が好きなのです。

フェルメールの絵は、確認されているもので(諸説あるのですが)世界に37枚あるとされており、イギリスにはその内の5枚があります。

1枚はエジンバラ。残り4枚がロンドン、その内2枚が、ここナショナルギャラリーにあるのです。

ちなみに残り2枚のうち1枚は、バッキンガム宮殿の横にあるクイーンズギャラリー(コレクションは毎年入れ替わるため毎回見られるわけではないのですが)に、もう一枚はロンドン郊外のケンウッドハウスにあります。

さて、ロンドン・ナショナルギャラリーにあるフェルメール。

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ひとつは、「ヴァージナルの前に立つ女」。

画質が悪かったので、この写真は僕の持っている画集からです。

もうひとつは、こちらの「ヴァージナルの前に座る女」。

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この絵はどちらかが留守のこともけっこうあるのですが、今回は両方とも観ることができました。

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この「ヴァージナルの前に座る女」は、フェルメール最後の作品といわれています。

そして、絵の構図の中で右上に飾ってある画中画が、ディルク・ファン・バミューレンの「取り持ち女」  です。

フェルメールの妻の実家に飾ってあったとされる絵。

この絵は、昨年10月に、ドレスデン滞在のフェルメールのブログでも鑑賞した、フェルメール自身の作品である「取り持ち女」にも多くの影響を与えたことは、フェルメールファンなら有名な話ですよね。

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最後にショップでクリニックに小さなお土産を買って、ギャラリーを後にしました。

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2010年5月20日 (木)

ドラローシェ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」

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ロンドン・ナショナルギャラリーには、以前にも何度か来た事があります。

僕の好きなフェルメールが二点あることもありますが、他にも好きな絵がいくつもあり、また立地的にも気に入っているのです。

でもなぜかここ数年は、時間がなかったのか行く機会に恵まれていませんでした。

今回、何年かぶりに行こうと思ったそのきっかけは、去年人に薦められて読んだこちらの本。

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朝日出版社から出ている中野京子さん著「怖い絵」シリーズ。

この本は本当におもしろく、絵が好きな人にもそうじゃない人にもお勧めしたい名著。絵の見方が変わるのです。その絵を見る視点も文章も素晴らしく、世界史好きにはたまらない本なのです。

この「怖い絵」に、何作かロンドン・ナショナルギャラリーにある絵が出てきます。

■ルーベンス作「パリスの審判」

■プロンツィーノ作「愛の寓意」

■ファン・エイク作「アルノルフィニ夫妻の肖像」

■ゲインズバラ作「アンドリューズ夫妻」

■ホガース作「グラハム家の子どもたち」

■マセイス作「醜い公爵夫人」

・・・

どの絵も以前に見た筈なのに、

「こういう見方があるのか!」

と、とても勉強になり、もう一度改めて見に行きたくなったのです。047

トラファルガースクエアの目の前にあるロンドン・ナショナルギャラリーは、特別展以外は無料で見ることができます。

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今回は、「怖い絵」にも出てくるデラローシェ作「レディ・ジェーン・グレイの肖像」とそれにちなんだ絵画が特別展として公開されていました。

16世紀のイギリスの女王というと、ブラッディメアリーとエリザベス一世が有名ですが、実はその前に9日間だけイギリス王位に担ぎ出された女性がいたのです。

それがこの「レディ・ジェーン・グレイ」

政権闘争の狭間でヘンリ7世の曾孫という血筋で王位継承闘争に担ぎ出されたのですが、在位わずか9日で、メアリによって王位をはく奪され、その後ロンドン塔に幽閉されて、わずか16歳で首を切られてしまいます。

彼女はラテン語やギリシャ語が堪能な非常に優秀な人物だったらしく、悲運の女王としてイギリス国内にもファンがたくさんいます。

夏目漱石の「倫敦塔」にも、彼女の記載がありますよね。

Ladyjanegray

この絵がナショナルギャラリーに展示されているポール・ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。非常に大きな絵で、画中の人たちが等身大ぐらい。

特別展では、この絵と共に、この絵のためのデザイン画が多く展示されていました。

目の前で見ると、まずはジェーンが着ているドレスの美しさが目を引きます。上質な絹であることがわかり、その衣擦れの音が聞こえてきそうなほどリアルなのです。

枯れ草の中におそらくジェーンの前に処刑された人の滴った血や、ジェーンの処刑を前に、気を失ってしまった侍女、処刑人の持つ輝く斧の先など、ものすごい迫力で迫ってくるのです。

以前に何度かこのナショナルギャラリーで見たことがあり

「一度見ると忘れられない絵だなぁ」

・・・とその度に思っていましたが、改めてその迫力を目の当たりにしました。

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新緑のロンドンを歩く

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こんなお天気のロンドンなら、街歩きもいつにも増して楽しいですよね。

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今から好きな美術館のひとつである、ナショナルギャラリーに向かいます。

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Elephant Parade London 2010

ロンドンでの滞在は昨年9月以来です。

今回は毎日晴天に恵まれ、早朝から街をよく歩きました。

今、ロンドンの街には、至る所に象がいるんですよ。

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皆綺麗にペインティングやデコレーションが施されています。

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写真を撮っている人もたくさんいます。

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リージェントストリートを歩いているときにその理由がわかりました。

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「ELEPHANT PARADE LONDON 2010」という名で、一大チャリティイベントが開かれているようなのです。

絶滅の危機に瀕しているアジアの象を助けよう、という趣旨のもの。

ロンドンの街に、さまざまな会社にスポンサードされ、アーティストによって手掛けられた千体近い象がディスプレイされているのだそうです。

こちらはロンドンの「象マップ」。

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パレードの最終日には、それぞれの象がオークションにかけられ、その収益はすべて寄付に回るようです。

かわいらしいし、街歩きも楽しくなる、気の利いたイベントですよね。

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2010年5月19日 (水)

英新首相が誕生した日に

2010年のヨーロッパ皮膚科学会春季会は、クロアチアのツァヴァトという街で行われました。

クロアチアに直接行くルートをあれこれ探してみたのですが、これが意外と難しく、結局前後ロンドンに泊まるルートを選択しました。

アイスランドの噴火がおさまらず

「ヒースロー空港が閉鎖される可能性もあるのでは」

・・・という中、とりあえずロンドンに無事到着です。023101107106

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ロンドン入国の日は保守党のデビッド・キャメロン党首が、バッキンガム宮殿でエリザベス女王により首相に任命された日。

当日はもちろん、翌日の新聞もTVも、新首相誕生のニュース一色となりました。

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2010年5月18日 (火)

FRAU6月号

講談社から発売中の雑誌FRAU6月号でも取り上げて頂きました。

Frau6

こちらもウェディング特集です。サーマクール、タイタン、リファーム、ライムライトをご紹介いただいていますので、機会があったら見てみてくださいね。

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GINZA6月号

ロンドンヒースロー空港は、アイスランドの噴火の影響で、昨日朝まで閉鎖でしたが、なんとか僕の乗った昨日夜の東京便の飛行機には影響がなく、さきほど無事成田に到着しました。

このまま四谷のクリニックに向かい、夕方から診療に入ります。

詳しい出張報告はまた明日以降ここでまとめていきますね。

さて

僕の不在中に発売されたマガジンハウス発行の雑誌「GINZA」のウェディング特集で、クリニックFをご紹介いただきました。

Ginza6_4

挙式に合わせて花嫁さんが行う施術として、タイタンとリファームを組み合わせたリフトアップ術を取り上げていただきました。

最近ブライダルエステの代わりにブライダルレーザーを受けられる方が増えているみたいですね。嬉しいことです。クリニックFにも、国内の方はもちろん、わざわざニューヨークやシンガポールなどからお越しくださる花嫁さんもいらっしゃるんですよ。

確かにブライダルエステと同じくらいの金額で、確実な効果を出せますからコストパフォーマンスはむしろいいかもしれません。

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2010年5月17日 (月)

ミュージカル「ビリー•エリオット」

クロアチアからイギリス・ロンドンに戻ってきました。時刻は夕方6時過ぎ。

この時間なら、まだぎりぎり間に合うかも・・・

と、ホテルに荷物をとりあえず置き、すぐにまた出発です。

何に間に合うか? それは、今夜のショウです(笑)。ロンドンの舞台はたいてい19時半頃スタートするのです。

朝から何も食べていなかったので、中華街で軽く食事をとり、またレスタースクエアに。ミュージカルの当日チケットを今日も真剣に物色します。

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今日出ているものの中から金額と席のバランスを考え、最終的に購入したチケットは「ビリー・エリオット」。かのエルトン・ジョンが音楽を作曲した名作です。

2009年度トニー賞で、ベストミュージカル賞、ベストアクター賞を含む10部門受賞を受賞し、

「このディケイド(10年)最高のミュージカル」

と評価されているようですよ。

街中でもこんなタクシーを見かけました。

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さて、会場にはいると、中はこのようなつくり。

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「ビリー・エリオット」は、2000年に「リトル・ダンサー」の名で映画にもなり映画でも数々の賞を受賞しましたので、御存知の方も多いかもしれません。

ストーリーを簡単に説明すると

小さなときに母を亡くした主人公のビリー・エリオットは、イギリス北部の炭鉱の町エヴァリントンで、炭坑夫の父と兄、そして祖母と暮らしています。

炭鉱夫たちは政府の決定した炭鉱閉鎖に反発し、とうとうストライキに突入します。

政府の決断に屈するまで彼らは、何度も警官との激しい衝突を繰り返しているのです。

そんな時代に、労働者階級に生まれ育つビリーが、父に勧められてボクシングを習いにいくのですが、彼はその隣で行われているバレエのレッスンが気になって仕方がありません。

ビリーの運動神経とリズム感に天与の才能を見いだしたバレエの先生「ミセスW」は、当時女の子だけのものとされていて、しかも炭坑夫の様な労働者階級には縁のなかったバレエに目覚めたビリーに、ロイヤルバレエスクールの受験をめざすよう父や兄を説得するのです。

炭坑夫の仲間たちも、なけなしの給与からビリーのスクールの受験代やスクール代をカンパしてやります。

いよいよ試験となりました。

最初は

「教養のない子供がこの由緒あるロイヤルバレエスクールを受けにくるなんて」

・・・と歯牙にもかけない試験官たち。バレエを観るものにも、踊るものにも子供のときからの教育と文化度の高い生活習慣を送っていることが大切なのだと言うのです。

ビリーとともに試験に同席した父は、自分の生まれた階級に対して引け目を感じ、ガチガチに緊張しながらも、次第にビリーの強い意志に影響され、試験官に対して毅然とした態度を取るようになります。

実際にビリーの踊りを見た試験官たちは態度を一転させます。結果、見事ビリーは階級を超えて、ロイヤルバレエスクールの入学試験をパスするのです。

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主人公のビリーを演じたOLLIE GARDNERは、まだ12歳ぐらいでしょうか。

ジョークもこなす。バク転もする。ダンスもバレエも踊る。タップダンスもする。ついでに空中浮遊(笑)もする。

ミュージカルのホスト役をすべて行うのですから、見事の一言です。

そして、この難しいビリー役を行える少年が、ロンドンにもニューヨークにも何人もいるのだと思うと、改めて毎回驚いてしまうんですよね。

ミュージカル「ビリー・エリオット」は、踊りや衣装で楽しませてもらえるので、英語があまりわからなくても楽しむことが出来ると思います。観た事のない方にはチャンスがあればぜひ観ていただきたいです。

しかし、物語の背景を正確に理解しようとすると、ちょっと英語力が必要かもしれません。

階級社会であるイギリスでは、階級によって話す英語が変わります。以前にサッカーのデビッド・ベッカムの話す英語があまりにブロークンで驚いたことがあるのですが、このビリーエリオットのミュージカルで話される英語に良く耳を傾けると、それぞれの階級の言葉とイントネーションが出てきます。

それらのバックグランドがこのミュージカルの深みを作り、リピートファンを増やしているのだと思いますよ。

ちなみに映画では、大人になったビリーをロイヤル・バレエ団のプリンシパルを務め、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」などで知られるアダム・クーパーが演じ、短いシーンながらクライマックスを贅沢に飾っています。ビリーを演じたジェイミー・ベルや、お父さん役のゲアリー・ルイス、先生のジュリー・ウォルターズも素晴らしかったですよね。

また、とても楽しいミュージカルなのですが、要注意なのがロンドンで演じられる場所です。

僕はてっきり

この辺り(レスタースクエア)にあるどこかの劇場で観られるのだろう

・・・と思い込んでいたら大間違い。ヴィクトリアステーション前での公演なのです。

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買った後に気づいて、大急ぎで地下鉄に飛び乗りましたよ(苦笑)。

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2010年5月16日 (日)

欧州皮膚科学会(EADV) in クロアチア

クロアチアでの最終日。

早朝に強い風と雨の音で目が覚めました。

昨日の天気と打って変わって、ものすごい風雨になっていたのです。それこそ台風のような感じです。

学会は時間通り、朝8時から始まります。

7時頃に雨が一瞬止んだタイミングで、徒歩10分の距離にある学会会場に移動しました。

今日は学会最終日ですが、レーザーセッションがあるので、これを聞くのを楽しみにしていたのです。

講演者は5名。一人がクロアチアの先生で、残りがドイツからの先生たちでした。

通常の皮膚学会の先生相手ですので、工学部の先生のレーザーの理論なるものからセッションが始まりました。

ヨーロッパ系のレーザー学会は、古いレーザー機器をいかに使うかという話題が主になりますが、

「レーザー治療とIPL治療で、血管性疾患により効果があるのはどちらだろうか?」

「Qスイッチルビーレーザーでの肝斑治療が危ないので気をつけた方がいい」

といったあまりレーザー治療になれていない先生方のディスカッションになってしまい、もちろん最先端の施術をしている施設はあるのでしょうが

「レーザー治療を始めたい」

「興味があるので、機器を購入してみたい」

などとしているこれから参入意欲のある医師の基本的な質問が多く、ちょっと残念でしたね。

僕は、このポスターセッションでQスイッチヤグのトーニング治療を用いた肝斑治療について発表したのですが、ちょうどポスター会場の入り口にあたる一番目立つ場所にポスターの場所が決まっていたので、多くの先生が観てくれましたよ。

難治性の肝斑の治療にはどの国のドクターも悩んでいるんですね。

一人だけ、CO2フラクショナル•レーザー•リサーフェシングで、目の下のシワを減少させる症例を発表されたライプツィヒ大学の先生は、非常に魅力のある分野だと、他の司会者から講演を絶賛されていました。

ですが、この話題もアジア•アメリカの学会のディスカッションとしては数年前の話題なのではという演題。

ヨーロッパ諸国では、高額なレーザー治療機器の購入が難しいのでしょう。

レーザー治療技術はヨーロッパに比べると、日本やアメリカに圧倒的な優位差があり、リードしている印象が残りました。

詳しくは帰国後のブログで報告しますね。

クロアチアからロンドンへのフライトは、一日2便しかなく、僕は昼の2時半にクロアチアを発つつもりでしたので、午前中で切り上げ、空港に向かいました。

短いクロアチア滞在でしたが、またひとつ国際学会での発表も増えましたし、とても良い体験となりましたよ。

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2010年5月15日 (土)

アドリア海の真珠 ドブロブニク

今回ヨーロッパ皮膚科学会が開催されたツァヴタット(CAVTAT)は、「アドリア海の真珠」と言われる都市国家ドブロブニクまでわずか15kmの距離にあります。

ポスターを貼り、何人かドクターたちと話をした後、どうしてもここを再訪したくて地元船のツアーに乗りこみました。約1時間の移動でドブロブニクへ。

2006年に欧州皮膚科学会(EADV)が開催された、ギリシャ・ロードス島の後、クルーズシップでここには一度立ち寄っています。

英国の劇作家で、有名な皮肉家(笑)としても知られるあのバーナード・ショウに、

「ドブロブニクを見ずして天国を語る事なかれ」

・・・と言わせしめた美しい場所。

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5年前と美しさは変わらず。本当に溜め息が出ます。

地元の人と話していたら、

「前回来たのが5年前だったら、屋根のオレンジ色(の瓦?)が新しくなっているでしょう?」

と言われましたよ。

確かにそんな気もしました。

この場所は、スタジオ・ジブリ作「魔女の宅急便」の舞台だと言われています。

城壁に囲まれ、オレンジの屋根が見渡せるこの場所は、確かにジブリの世界観と一致します。

ジブリの映画ではジジという黒い猫が出てきたと思うのですが、町中にいる猫はなぜか白ばかり(笑)。残念ながらジジの写真は撮れませんでした。

明日、ロンドンに戻ります。

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2010年5月14日 (金)

イギリスからクロアチアへ

今日はクロアチアへの移動日でした。

ヴィクトリアステーションまでチューブで行き、ガトウィックエクスプレスという空港行きの特急に飛び乗り、ロンドン ガトウィック空港国際線ターミナルへ。

そこからブリティッシュエアラインに乗り込んで、約3時間弱のフライトを経て、クロアチアのドブロブ二クの空港につきました。

時差が1時間あって、午後1時半到着。

気温は摂氏5度から一気に24度の変化です。太陽の光が眩しいです。

今回の学会会場ホテル•クロアチアがあるツァヴタット(CAVTAT)という街にそのまま直行して、なんとか2時にはヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の発表演題のポスターを貼り終えることが出来ました。

それにしてもこの辺りの景色、美しいのです。このアドリア海沿岸地域は、青い空と碧い海、そして白い壁とオレンジ色の屋根の街が続きます。

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ビールとシーフードリゾットを楽しみながら、ビーチ沿いのレストランで過ごしました。

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そして、この素晴らしい日の入り。

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素晴らしい体験でした。

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2010年5月13日 (木)

「PRISCILLA」とEnglish Breakfast 卵のお好みは? 

3日目のロンドン。気持ちのよい晴天で朝を迎えています。

昨日もすこし肌寒いものの、お天気はよく今回の出張は恵まれているようです。明朝にはクロアチア入りの予定ですが、行くのが億劫になってしまいそうです(苦笑)。

「ヨーロッパに来るのなら」

と、いくつか入った打ち合わせのアポイントメントは、すべてロンドンでのミーティングにしてもらいました。ロンドンであれば、空き時間にギャラリーや公園を歩いたり、夜にはミュージカルやオペラに行くことが出来ますから、僕にとってはありがたいんですよね。

昨日も午前中にナショナルギャラリーを覗いた後、レスタースクエアでミュージカルの当日券を物色。半額チケットで夜は「プリシラ」を初めて観てきました。

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このミュージカル、2010年の最新ミュージカル部門でアワードを獲ったもの。

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元々は1994年に公開されたオーストラリア映画です。「ドラッグクィーン」なるものを初めてこの映画で知った方も多かったのでは? 僕がそうでしたから(笑)。奇抜な衣装と70~80年代ディスコヒット満載の音楽が話題となり、アカデミーで衣装デザイン賞も受賞しましたよね。サウンドトラックを聴けば、たぶんそれだけで元気になりますよ。

ざっと書き出してみますと

●「I've Never Been to Me」by Charlene

●「Go West」 by Village People

●「Billy, Don't Be a Hero」by Paper Lace

●「My Baby Loves Lovin'」by White Plains

●「I Love the Nightlife」by Alicia Bridges

●「Can't Help Lovin' Dat Man」by Trudy Richards

●「I Will Survive」by Gloria Gaynor

●「Fine Romance」by Lena Horne

●「Shake Your Groove Thing」by Peaches & Herb

●「I Don't Care If the Sun Don't Shine」by Patti Page, Patti Page

●「Finally」by  Ce Ce Peniston

●「Take a Letter Maria」by R.B. Greaves

●「Mamma Mia」by ABBA

●「Save the Best for Last」by Vanessa Williams

・・・

読むだけでもすごいラインアップですよね。

さて、昨日も今日も朝はいわゆる伝統的な英国式朝ご飯を頂いています。

フレッシュジュース。紅茶に牛乳。薄くかりかりに焼かれたトーストを数枚と、ベーコン、ソーセージ、トマト、マッシュルーム。

「卵のお好みは?」

との質問には、昨日は目玉焼きのサニーサイドアップ。今朝はスクランブルで頂きました。

アメリカでの出張でよく食べるオムレツを頼みそうになりましたが、オムレツは英国式朝食で登場しないようですね。

朝からお腹一杯ですが、今日もちょっと行きたい場所があり、休んでる暇はありません(笑)。

空もいつの間にか、ちょっと怪しくなってきたようなので。。。早めに行動しなくては。

では、でかけてきます。

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2010年5月12日 (水)

ロンドン到着と麦焼酎「吾空」

ひとまずヒースロー国際航空で飛行機を降り、ロンドンに到着しました。

「ロンドンは寒いですから気をつけてくださいね」

と、何人もの方から言われていたので、覚悟して来ましたが、想像していたほどではありませんでした(笑)。曇り空から時折青空も覗く今日のロンドンは、気温10度ということです。

こちらで2日ほどいくつか用事を済ませ、その後でクロアチアに入ります。また様子を見ながらブログはアップしていきますね。

さて、こちらの写真は成田出発時のもの。

Photo

焼酎に目がない僕にとっては、JALを使うとき、成田のさくらラウンジでこの「吾空」を飲むのが、毎回楽しみなのです。

吾空は、JALのビジネスクラスで正式採用されている麦焼酎です。

この吾空の販売元の喜多屋酒造は江戸時代の文政年間に日本酒の蔵元として創業した会社。昭和40年代から焼酎を作っているのだそうですが、中でも限定配給のこの空シリーズ。

「是空」「吾空」「皆空」「尽空」

などなど、様々な空シリーズを出しているようです、飛行機好きの僕は空という名前に惹かれてついつい買ったり飲んだりしてしまいますが、元々般若心経からとった名前なんでしょうね。

般若心経で思い出しましたが、小学校のときから地元鎌倉の寺巡りが趣味だった僕は、いくつのときに覚えたのか忘れましたが、なぜか、今でも般若心経を空で暗記して言えるのです。

「色即是空」「空即是色」

僕も孔子によると、既に「惑わず世代」です。医師免許を取って15年余。

今までも様々な勉強をさせていただき、自分なりの創意工夫を繰り返してきたつもりですが、まだまだ模索する日々は続きそうです。

いつかそういった境地に達してみたいですね。

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2010年5月11日 (火)

クロアチアで開かれる欧州皮膚科学会にいってきます

今日からクロアチアで開催されるヨーロッパ皮膚科学会(EADV)に行ってきます。

メドライトC6による、肝斑治療の演題です。

成田からロンドン経由。

でもクロアチアへは、ヒースロー国際空港からではなくて、ガトウィック空港から飛びます。

クロアチアは二回目ですが、魔女の宅急便の舞台になった事で知られるアドリア海に面する街での開催です。

先ほどロンドンの天候を調べると、なんと摂氏5度。慌てて冬服を出しましたよ。

アイスランドの噴火の影響で、フライトが心配ですが、元気に?発表して、レーザー機器や治療法の情報交換をこようと思います。

またこのブログでご報告しますね。

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2010年5月 8日 (土)

フラクセル3デュアル 国内正式デビュー

クリニックFでは、ソルタメディカル社の「フラクセル3デュアル」を2009年12月にデモ機として日本で初導入しています。僕自身もカルフォルニア本社のスタッフに臨床経験やパラメーターを報告するなど、製品開発にも関わってきました。

その最新鋭の機器「フラクセル3デュアル」が、2010年4月にいよいよ国内で正式デビューを果たしました。

Fraxel3dualu

ここで「フラクセル3デュアル」の特徴を改めてまとめておきたいと思います。

開発元であるソルタメディカル社は

■顔の皮膚全面を1度に治療するのではなく、あえて「正常な皮膚」を残すことによって、治療部位の皮膚再生を加速し、しかも安全に治療を行うことができる。

・・・という、治療効果と安全性を両立させた画期的な理論を

「Fractionated Laser Resurfacing」

と名付け、ひとつの新しい治療法として初めて確立させた会社です。

この「フラクショナル・レーザー・リサーフェシング」とは、もうすこしわかりやすく説明すると

■レーザー機器を利用して、正常な肌を残しながら、断続的かつ、円柱状もしくは円錐状(フラクショナル)に皮膚を入れ替える治療法。この治療法により、にきび痕や加齢により開いてしまった毛穴に改善をもたらし、皮膚全体の若返りを図る=「リサーフェシング」を行うことを可能とする。

・・・とでも定義したら良いでしょうか。

2004年のアメリカ テキサス州ダラスで開催された米国レーザー医学会(ASLMS)で、初代フラクセルの理論が発表されました。

偶然にも僕はダラスでの発表の現場に居合わせました。

発表を聞き、この機械は、特にアジア人の肌のレーザー治療に革命を起こすと思いましたよ。

ソルタメディカル社(元リライアント社)はさらにフラクショナルレーザー機器の研究を続け、2007年以降 改良型の「フラクセル2(リストア)」「フラクセルリファイン」「フラクセルリペア」・・・と多くの機種を発売してきましたが、2009年8月その集大成ともいえる機種を発表しました。

それがこの「フラクセル3デュアル」です。

フラクセル3デュアルは、2009年8月にカナダのウィスラーで開催された「コントロバーシーズ&カンバセーションズ」という、ハーバード大学医学部附属光医学研究所の卒業生が主体となって主催するカンファレンスで、初めて発表が成されました。

この会は毎年8月の真夏に3日間、北米大陸のさまざまな都市で開催されます。

それこそ、世界中からレーザー皮膚関連の専門医師が集まってくる会なのですが、面白いのはレーザー治療器について、メーカーサイドの発表ではなく

「医師の本音を言い合う」

会であるということ。

最新鋭の機器については、実際に使用している医師から感想を聞くのが一番です。非常に役立つ知識が多く、僕も毎年出席を楽しみにしているのです。

フラクセル3デュアルのデビューについては、フラクセルとサーマクールの新機種デビューのブログでも報告しましたよね。

このレーザー機器の最も大きな特徴は、今までの1550nmの波長に比べて1927nmのレーザー波長を加えて照射できるようになったこと。

Fraxel3dualw

これらの赤外線の波長特性は、水に対する吸収率で性質が変わります。

単純比較した場合、1927nmの波長は、従来の波長に比べて10倍、水に対する吸収率が高いのです。

つまり肌に照射したときに、真皮の水分に吸収されるため、エネルギーが真皮の深くには入らないのです。

この特性によって何が起こるのか?

Histrogydual

ちなみにこちらは1550nmと1927nmのふたつの波長を、まったく同じパワーである20mJ(ミリジュール)で照射したものです。左の1550nmの方が深く入ることがわかりますよね。

Power1927

さらにこちらは同じ1927nmの波長で、パワーを上げていったもの。パワーがあがるごとに照射野が広がりますが、深さがあまり変わらないのがわかりますか?

つまり、色素斑や、浅いタイプのにきび痕、毛穴といった、表面の入れ替えを主体に治療したいときは1927nmの波長をメインに使用するわけです。

一方で、今までの既存のフラクセル2の1550nmの波長を使用すると、

Laser

このとおり、パワーを上昇させればさせるほど、浸達度が上がります。

経験的にも、真皮において新しいコラーゲンやエラスチンを生成する作用も大きいですので、ある程度の深さのある疾患に対して、入れ替えを主体に治療したいときは、1550nmを選択したほうがよいのがわかります。

Depthdual

しわや傷跡のように深い疾患と、さらにはスキントーンの改善や老人性色素斑などの浅い疾患に対し、

この図のように、二つの波長のパワーと照射密度を、何対何の比率で照射すればよいのかを考えることによって、患者さんの肌の症状に合わせて、より細かい使い分けができるのです。

このあたりのパラメーターの比率については、今月末に開催されるシンガポールでの皮膚科学会の招待講演で発表させていただこうと思っています。

クリニックFでの場合、フラクセル2の経験者で、フラクセル3デュアルを照射すると、ほぼ100%の方が次もフラクセル3デュアルでの施術を希望されます。

特に薄いしみや、小さな毛穴などに対する肌の入れ替えには圧倒的な優位差がありますね。

ちなみに3月にマイアミビーチで開催された米国皮膚科学会(AAD)では

フラクセル3デュアルとサーマクールCPTのブログである通り、相当大きな扱いでした。

このフラクセル3デュアルの施術は、安全のため、クリニックFでの「フラクセル2」の治療経験者に限り施術を行ってきましたが、先月国内で正式にデビューしたことにより、初めてフラクセルを受ける方でもフラクセル3デュアルを選択できるようにしました。

クリニックFでの施術価格は、全顔照射で「フラクセル2」と同価格。126,000円です。

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今までの施術に比較して、「肌の入れ替わり感」がより大きく実感できます。

今後の世界の主流な治療になっていくのは明らかですね。

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2010年5月 7日 (金)

FedEx Kinko'sにて

来週11日からクロアチアのCAVTATで開催される、ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の春季会に行く予定です。ポスターでの演題発表が予定されており、昨日今日と四ツ谷のFedEx Kinko'sに通って、A1の大きさでポスターを作ってきました。

Cavateadv

光沢紙にして、印刷代は7,120円なり。仕事が終わってちょっと一安心です(笑)。

EADVでの参加発表を過去振り返ると

2005年 本会 イギリス ロンドン

2006年 春季 フィンランド サーリセルカ 

2006年 本会 ギリシャ ロードス島

2007年 本会 オーストリア ウィーン

2008年 本会 フランス パリ

2009年 春季 ルーマニア ブカレスト 

2009年 本会 ドイツ ベルリン

・・・となります。今年のクロアチアで、もう8回目。今回は、ここ数年とりくんでいるメドライトC6による肝斑治療について発表を予定しています。

肝斑治療は、「レーザートーニング」という手法によって治療が可能になってきましたが、レーザー機器の個体差や、患者さんの治療経過によって照射のパワーを変化させるなど、治療者の医師の技術と経験が生きてくる施術です。

この演題は先月の米国レーザー医学会(ASLMS)でも発表をしていますが、レーザー治療関連の学会の場合

■米国皮膚科学会(AAD)や米国レーザー医学会(ASLMS)などの米国系学会で演題を通す場合は、とにかく「新しい機器を使用した」発表が演題に通過しやすく

■欧州皮膚科学会(EADV)や欧州レーザー学会(ESLD)、そしてIMCASなどの欧州系学会で演題を通す場合は、「古い機器をどのように使用したか」という、使用法について論点を持ってくると演題が通過しやすいのです。

同じホヤコンバイオ社のメドライトC6を使用した発表ですが、それぞれの学会の志向に合わせて研究のプロトコールを変化させたつもりでしたので、双方から演題通過。つまり合格の知らせを受けて、とてもうれしかったですよ。

演題をポスターにして発表するか口演にして発表にするかは、昨年のベルリンEADV2009の発表のブログでも触れさせていただきましたが、どちらにもメリットとデメリットがあります。今回は、それらを踏まえた上でポスターでの発表にしました。

また、改めてここでご報告しますね。

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2010年5月 6日 (木)

横浜 キャノン キャッツシアター

20100506

GWも終わり今日から診療再開です。またどうぞよろしくお願いいたします。

お天気に恵まれた今年のゴールデンウィーク。みなさんは連休中、どう過ごされましたか?

僕は前から行きたかった横浜のキャッツシアターで、ミュージカル「CATS」を観てきましたよ。

横浜のキャッツシアターは昨年の11月11日よりスタートしました。僕の出身地である神奈川県で初めてのキャッツシアター。とても行きたかったのですが、これまではなかなか時間が合わなかったのです。

キャッツは天才アンドリュー・ロイド・ウェバーが作り上げた、世界で最も興行的に成功したミュージカルの一つと言われています。

アンドリュー・ロイド・ウェバーについては2008年のニューヨークの出張の時の、オペラ座の怪人のブログでもふれましたよね。

このミュージカル「キャッツ」ですが、ロンドンのウエストエンドで1981年に、ニューヨークのブロードウェイで1982年に開催され、爆発的なヒットとなりました。

日本にミュージカルキャッツが上陸したのは1983年のこと。

なんと、もう26年も前なのです。

新宿西口の高層ビルの一角に、ねこの目を付けた不思議なテントが張られたのは僕も記憶にあります。

そういえば、現在の新宿南口の高島屋タイムズスクエアの場所にキャッツのテントが張られたこともありましたね。

僕は日本の劇団四季版を今回初めて観たのですが、イギリス版とは演出が似ているようで細かいところが違い、とても楽しめました。

ラム・タム・タガーやミストフェリーズの演技が控えめだったなあと思いましたが、それはそれで味がありますね。

ちなみに劇中の天才マジシャンのミストフェリーズの動画をYouTubeでみつけました。宜しかったらご覧ください。絵的にも視覚を楽しませてくれますよね。

個人的には、グリザベラが第1幕の最後、幕間の手前で歌う日本語の「メモリー」のプレビューは、本場と違う新鮮味がありました。

演出は色々と違いますが、日本語は、他の言語に比べて表現方法が多彩かつ複雑です。

この劇団四季版キャッツですが、もしかしたら私たちの日本人の文化には、この日本語版の方が評判が良いのではと思うほど優れていましたよ。

劇団四季の方たちが研究に研究を重ねたのだと思います。

そして、こちらの動画は第2幕のクライマックス。グリザベラが自分の人生を振り返って「メモリー」を歌う時のものです。

舞台のねこ達は、このグリザベラの「メモリー」の歌詞と歌唱力に共感し、長い間、老いた娼婦ねことして忌み嫌っていたグリザベラを、満場一致で今年のジェリクルキャッツに選ぶのです。

劇中、涙が出るほど感動するシーンです。

購入したこのパンフレットには、製作演出の浅利慶太氏が、こんな内容の文章を寄せられていました。

ミュージカルとオペラの違うところ。

オペラには、ミラノのスカラ座や、ウィーンの国立歌劇場で公演される超一流のものから、二流、三流の上演までが共存し得る。

しかしながら、ミュージカルの原則は「オール・オア・ナッシング」。

世界のどの都市で上演されようと、世界一流のレベルでなければ観客は納得しない。

ロンドンの成功も、ニューヨークの成功も、同じレベルに達した舞台表現が初めてもたらすものなのだ・・・・。

これには、観る観客側の文化度や、知的好奇心なども一緒に成長しなければなりませんよね。

僕はオペラもミュージカルも大好きですが、この言葉に、ものすごい納得してしまいました。

これからも観続けていくのだろうなあ。

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2010年5月 4日 (火)

フェニックスからの帰国

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さて、翌日はフェニックスからの帰国の日。出発は朝便でした。

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フェニックスからサンフランシスコに向かう途中は、快晴。とてもきれいな景色を見ることができましたよ。

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サンフランシスコベイにはベイブリッジがよく見えました。

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そして、上空からのサンフランシスコの街です。

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ゴールデンゲートブリッジが綺麗に見えます。

こうしてみると、サンフランシスコは規則正しく計画的に造られた都市ですよね。

今回は、5泊6日のちょっと慌しい旅でしたが、思いがけずグランドキャニオンまで足が伸ばせたのはうれしい誤算でした。

また、今回の米国レーザー医学会(ASLMS)での発表で、僕の英語でのレーザー関連の招待講演/学会発表数は、56回目になりました。

実り多い旅となったアリゾナ州フェニックスへの出張。新国際学会周遊記 北米アリゾナ編はこれで終わりです。

現在クリニックはGWのお休みを頂戴しています。診療は、5月6日(木)からになりますので、またよろしくお願いいたします。

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2010年5月 3日 (月)

カテドラルロックとベックリンの「死の島」

幸運なことに、予定していなかったグランドキャニオンまで足を延ばすことができましたが、セドナに帰ったころには夕暮れになってしまいました。

通常は、何日もセドナに滞在してさまざまな観光をするのでしょうが、夜7時半の会食に間にあわせるためには、残念ながらもう帰らなければなりません。

帰路の途中で、セドナの代表的な写真にある、カテドラルロックだけでも正面から見てみようとそちらに車を回してみました。

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見えてきたカテドラルロック。正面に向かう場所に着くことができました。

ここからはハイキングコースが伸びていますが、さすがに歩く時間はありません。

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しかし、威力を感じさせる岩ですね。

セドナがパワースポットとされ、世界各地から人を集めるのもわかる気がします。

5002

僕はこの岩のファサードを見て、なぜでしょう、一枚の絵を思い出していました。

その絵とは、スイス出身の19世紀の画家である、アルノルト・ベックリンの「死の島」という絵。

Arnold_bcklin

「死の島」は、暗い空のもと墓地のある島に、小さな棺をのせた船が進んでゆく神秘的な絵です。ベックリンにより、同じモチーフで全部で5点の作品が描かれています。

第一次大戦後のドイツでは非常に人気が高く、一般家庭の多くの家にこの複製画が飾られていたのだそうですが、中でもあのアドルフ・ヒトラーがこの作品をとても好み、2番目に製作された作品を実際に自身で所有していたのだそうです。

ナチスドイツの作戦本部に飾っていたということを聞いたことがありますよ。

現在は、完成した順番に、バーゼル美術館、ベルリン美術館(ヒトラーが所有していたもの)、NYメトロポリタン美術館、ライプツィヒ美術館に作品が残っていますが、3番目の作品のみ、1945年以降所在が分からないのだそうです。

ちなみに、この絵に影響を受けたロシアの作曲家ラフマニノフも、1909年に交響詩を作曲しています。

それにしても、この神秘的な島に向かう構図は、なぜこんなにも共感を呼ぶのでしょう。

何か巨大な障害物に挑戦する、心理的な要因を現しているのでしょうか?

もしかしたら、人類が共通して持っているデジャブ(既視感)なのでしょうか?

僕にはわかりませんが、なぜか、この構図には惹きつけられますよね。

しばらく思い出すことのなかったスイスの画家が描いた絵について、アメリカで考えることになるなんて、なんだか不思議な一日となりました。

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2010年5月 2日 (日)

グランドキャニオンからセドナへ

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さて、グランドキャニオンの南西端からセドナを目指し南下します。

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途中このような森林地帯を飛び

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森林が切れて、砂漠になったり景色がとても楽しいのです。

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少しすると、セドナの赤い山が見えてきました。

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帰ってきたなあと思うのが不思議ですね。

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セドナからグランドキャニオンを見て、約2時間の旅でした。

セドナ空港が見えるときには夕方近くになっていましたよ。

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良い体験をさせてもらったので、チップをはずみました(笑)。

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セドナの赤い土、夕日と小型機の赤い翼。

心に残りました。

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2010年5月 1日 (土)

セスナから見たグランドキャニオン

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この地面の裂け目。

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観てください。

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ものすごい渓谷ですが、スケールが違いますよ。

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動画も撮りました。

なかなかできない体験に感激です。

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遥か眼下には、コロラド川が見えます。

この川が砂漠を浸食し、遥か長い年月をかけてグランドキャニオンを形成したのです。

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二つの色の違う川が合流しているのが見えますね。

米粒みたいな大きさの船も見えます。10日ぐらいかけて、グランドキャニオンの川下りのツアーもあるそうなのです。

それにしても、本当に壮大な景色ですね。

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アメリカの大地の大きさを感じる景色でした。

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