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2010年5月27日 (木)

クロアチアヨーロッパ皮膚科学会・発表演題

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この日は、今回の学会でのレーザーセッションのディスカッションに参加しました。

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クロアチアのホテルのホールに椅子を並べた、長細い、こんな会場になりましたが、

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前回のブログで話した通り、レーザーの講演としては初歩的な話が多くて、ちょっと残念でしたね。

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レーザーライトの拡散の話や、

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なぜ長い波長の方が肌の中に浸達するのか、

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レーザーと光治療機(IPL)の性質の違いなどの、基本的な光治療器の話題を、工学部の先生がまず話されたました。

ざっとどんな話がされたのか、おさらいすると、

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肝斑(melasma)のセッションもありました。

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こちらは色素斑のレーザー治療の適応と禁忌の話題でした。

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ドイツの施設での血管(ヘモグロビン)病変についての発表は興味深いものでした。

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子供の血管腫のレーザーによる治療成績も発表されていました。血管病変は本当に治療が難しいのです。生後、ここまでの状態の子供が、ほとんど気にならないようになってしまうなんて、医学の素晴らしい進歩が見られる分野のひとつですよね。

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こちらは古の発表された先生の、血管腫の治療のプロトコール。

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乾癬のレーザーによる治療の話なども話題としてありました。

こちらは唯一フラクショナル・レーザー治療について講演した先生のプレゼンです。

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フラクショナルレーザー機器ができる前、にきび痕や毛穴の肌の治療は、肌の全体をCO2などのレーザーでフルリサーフェシングする、このような治療が主流だったのです。

通常の生活が出来るようになるまでに、数ヶ月かかりました。

しかも、アジア人にこの手の治療を行うと、長期間にわたって色素沈着が取れない状態が続きます。

現在のフラクセルに代表されるフラクショナルリサーフェシング治療ですと、数日顔が赤くなるぐらいで、通常に生活ができるわけですから、本当に技術進化を感じますね。

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さまざまなディスカッションに加わったのち、クロアチアでのヨーロッパ皮膚科学会の参加証を手にして学会会場を後にしました。

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