フラクセル3DUALの招待講演
再び先月訪れたシンガポール出張記に戻ります。
今回御依頼を頂いたのは、フラクセル3DUALとサーマクールCPTについての講演でした。
会場となったのは、こちらセントーサ島にある「Hotel Capella」です。
もともと英国軍の軍用寄宿舎を買い取って改装され、2008年にオープンしたそうで、リノベーション後のとても素晴らしい施設でした。
このホテルの一角にあるコンベンションセンターの講演会場に向かいます。
会場です。2枚のスライドを表示できる部屋でした。
椅子やテーブルの並べ方など、センスがいいですね。
窓の外にはマラッカ海峡のタンカーがたくさん見えます。
打ち合わせをしているうちに、徐々にドクターたちが集まってきましたよ。
「フラクセル3DUAL」と「サーマクールCPT」の講演ですが、日本では他のアジアの国に比べて、これらの機器のデビューが2009年11月から12月と早かったのです。
アジアの他の国々でも、いよいよ政府から正式に認可が下り始めたので、これから機器の知名度を広めて行く戦略として、この2機種のアジア人の肌への使用経験の報告は、非常に貴重だったのです。
僕はシンガポール在住のドクターたちに話をするのかと思っていたのですが、マレーシアやインドネシアから来てくださったドクターも沢山いましたね。
講演では、二つの機器の基本的なスペックに加えて、フラクセル3DUALとサーマクールCPTを組み合わせて照射するプログラムで、肌をメンテナンスする目的で定期的に照射を行う、「クリニックFプロトコール」を御紹介させていただきました。
特に、毛穴治療や、にきび痕治療の、20症例近い写真を供覧しましたが、治療前後の症例写真をたくさん並べたので、治療成績にはみな驚いていましたよ。
レーザー皮膚科という分野は、進化が速い分野です。特にフラクショナルレーザー機器が登場した2004年ぐらいからの情報ですと、医師になる過程でレーザー治療について学ぶことは出来ません。
最新のレーザー治療に関する知識の差は、同じ皮膚科を標榜している医師でも、専門家と素人ぐらいの開きがあるのです。中には「場違いな」質問をする先生もいましたよ。
ともあれ、皆新しい技術を知ろうと真剣です。
ビュッフェスタイルで、みな食事をとりながらの講演になったのですが、
夜遅くまでディスカッションは続き、終了したときには夜も更けていました。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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