第98回日本美容外科学会の招待講演
ブログでは香港旅行記が続いていますが、
実は昨日、東京ドームホテルで開催された第98回日本美容外科学会で、招待講演をさせていただきました。
東京ドームホテルは、外国から来た方にはとても好評ですね。
日本に行くのだけど、宿泊先はどこにしたらいいだろうか?
・・・と聞かれた時には、このホテルをお勧めすることもしばしば。
日本美容外科学学会は、今年で98回目。
学会としては、日本外科学会に次ぐ歴史を誇る学会なのだそうです。
今回は会長の呉先生より、レーザー治療機器を使用したクリニック経営について講演をしてほしいとの御依頼を頂きましたので
「レーザー/光治療器を使用しての勝てるクリニック経営
ー医療機関の株式会社化とアンチエイジング医療を含む病院経営の強化策についてー」
・・・という演題で講演させていただきました。
僕の特別講演枠で座長をして下さったのが、写真の駒沢大学大学院 経営学研究科の山田勝教授です。
山田教授は、いくつもの病院/クリニックで経営顧問をされており、新規開業や病院事業の拡張、経営の立て直し、関連会社の設立・・・など、様々なフェーズに渡って多角的に医師及び病院をサポートする方として知られています。
実践・理論共に医療経営のプロフェッショナルとして、この業界ではとても有名な先生なのです。
そんな山田先生が座長を務められた講演で、僕がお話させていただいた論点は四つあります。
まず一つ目。疾病構造の変化による、アンチエイジング医療の市場価値の重要さについて。
二つ目。サービスサイエンスの概念の大切さを提示。
三つ目。レーザー機器を具体的に提示し、経営的効果を得るためには、どの機種をクリニック診療に取り入れるべきか。
そして最後に、民法上の法人である医療法人を、税務上の法人である株式会社に変更することでどのようなメリットがあるかをまとめ、さらに、諸外国の例を出して、どのような形態の医療法人が存在しうるかを提示しました。
僕にとっては、日本語での講演はひさしぶり。
最近僕は英語で講演する機会の方が多く、日本語で講演するときの“お決まりのフレーズ”みたいなものがすぐに出なかったりして、ちょっと困る場面もありました(苦笑)。
講演後に何人か、講演の感想を聞かせてくれた先生方がいらっしゃったのですが、面白いことに
「講演のこの部分が興味深かったです」
とおっしゃってくださったポイントが、それぞれ違うのです。
経営には正解がないということなのだと思いますが、数多くの議題を提案できたということであれば、つたない部分は多々あっただろうと思いますが、僕の講演も意義があったのかな・・・と嬉しい気持ちになりましたよ。
講演後の懇親会でも、さまざまな先生にお声をかけていただきました。
講演をご依頼いただいた、美容外科学会会長の呉先生、座長を引き受けてくださった山田教授、その他関係者の方々には厚く御礼申し上げます。
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