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2010年7月 5日 (月)

澳門(マカオ)の世界文化遺産

ポルトガルが澳門(マカオ)に進出し始めたのは約400年前のことです。

ポルトガルはこの地を日本や中国に対する貿易や、キリスト教の伝道の基地として、だいぶ以前から目を付けており、1887年、清庁に対してアヘン密貿易に協力するという名目のもとポルトガルの領土とします。

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1999年の12月に中国に返還されるまで、ポルトガルによる澳門統治は100年以上も続きました。そのため今でもヨーロッパにいるかのような街並みが広がります。

2002年にカジノの経営権が外国企業に開放され、さらに2005年のユネスコの「世界文化遺産」への登録。そして中国からの個人旅行が可能になったことで、澳門には年間2000万人を超える観光客がやってくるそうです。

澳門のカジノによる興行収入は、既にラスベガスを超えているということですから、すごいことですよね。

この日は夜の会食がありますので、澳門に滞在できる時間は実質1時間30分しかありません。

限られた時間でいかに効率よく文化遺産を回ろうか、計画を練ります。

いろいろ考えた末、丘の上にあるセントポール天主堂跡にタクシーで向かい、南東に向かって歩きながら、澳門の名前の由来となった中国寺院である媽閣廟に向かい、そこからタクシーでフェリー乗り場に帰ることにしました。

まずは聖ポール天主堂跡に向かいます。

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この聖ポール天主堂は、17世紀の初頭にイエズス会が立てた天主堂で、東洋一壮大で美しい教会だったと言われています。

丘の上にありますので、とても見晴らしがよかったです。

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1835年の火災でファサードを除くほぼすべてが焼失し、現在に至ります。

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結婚式を挙げるカップルもいましたよ。

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次の目的地に向かって歩きます。

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