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2010年8月の26件の記事

2010年8月31日 (火)

松井の通う寿司屋

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カルフォルニアの夕方は綺麗ですよね。

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夕暮れ時に立ち寄ったのは、この一角にあるIkkoというお寿司屋さん。

Ikko Restaurant 
735 W Baker
Costa Mesa, 92626
714-556-7822

地元では有名なお店だそうです。

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これがかなり本格的なお店なのです。

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カルフォルニアで今まで食べたお寿司屋さんの中で一番おいしいと思いました。

ふと壁を見ると…。

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松井選手のサインです。来年も頑張ってくれるといいのですけれどね。

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2010年8月30日 (月)

Newport Pier

203サンディエゴから帰国のロサンジェルス国際空港へ移動途中、ニューポートビーチのピアに立ち寄りました。238

205

陸よりの地球儀から埠頭に向かって歩き始めました。

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ちょうどよい散歩道になっています。212

波が綺麗で、サーフィンを楽しむ人がたくさんいました。

夏のカルフォルニアですね。

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埠頭の先には釣りを楽しむ人々が。216

こんなサメを釣り上げた人がいて、人だかりができていました。

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こちらの人はイワシの様な魚を釣っていたのですが、魚を釣るとすぐに離してしまいます。

何かに餌をやっているのかのような仕草。

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下を見るとオットセイがいましたよ。

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掲示板がありましたが、こんなにたくさんの種類の魚が釣れるのですね。

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2010年8月29日 (日)

ガブリエル・モージェイ初来日

ブログでは、もうすこし今月訪れたアメリカ・サンディエゴ出張記が続きますが、僕の方は東京で診療を続けています。

次の出張は9月半ばの韓国となります。9月は比較的東京にいることができそうですね。

さて、今日はひとつお知らせです。

クリニックFではブログでも書いているように、化粧品を院内で手作りしたり、レーザーの施術前後にヘッドスパやリンパドレナージュ、リフレクソロジーなどのスパメニューを受けられるようになっています。

院内の芳香としても、化粧品の使用感やスパマッサージのクオリティを上げるためにもアロマセラピーを重視しているのですが、今回僕が御縁のあるプロアロマセラピスト=ガブリエル・モージェイが、アロマの本場イギリスから初来日を果たすことになりました。

10月にカンファレンスとセミナーでの講演を予定しているそうです。

レーザーの施術はどうしても痛みを伴うため、麻酔はもちろん、院内でかける音楽やアロマセラピーにこだわることで脳に働きかけ、それらの相乗効果で痛みの大幅な緩和を計っています。

これがとても好評なのです。

ただ、アロマと一言で言っても玉石混淆で医師としては首を傾げたくなる物も結構あるんですよね。

そんな中で巡り会った彼と彼がプロデュースするプロダクトについては、興味を惹かれるところも多く、実際結果も良いようで、今回の来日では陰ながら少しお手伝いをさせて頂くことになりました。

非常に骨太で面白い理論を展開することで知られるガブリエル。診療の合間に僕も顔を出せればと思っています。

御興味のある方は、ぜひ行かれてみてください。

 ○ガブリエル・モージェイ初来日記念特別セミナー
   「クリニカルアロマセラピー」

  

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2010年8月28日 (土)

来年はノースカロライナ

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学会会期中に2011年のコントロバーシーズ開催地が発表されました。

ノースカロライナ州のAshevilleという場所です。

僕は行ったことがないのですが、スケジュールが合えばまた参加したいと思います。

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続きを読む "来年はノースカロライナ"

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2010年8月27日 (金)

カールスバッドでゴルフ

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今回の学会期間中、コントロバーシーズ学会が開催されたカールスバッドでゴルフを2回することができました。

アメリカのゴルフコースはスループレーで18ホールを連続して回るのが普通です。

大体4時間弱でラウンドできるのですが、特にサマータイムのこの季節は日が長いので、初日は午後4時に始めたにもかかわらず、18ホールをラウンドできましたよ。

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今回カールスバッドでまわったのは、ゴルフボールにプリントされている、LA COSTAコースとAVIARAコースです。

AVIARAコースは、宿泊ホテルの真横にあったのですが、コースに出るとき、コースマネージャーが

Is this your first time to play golf here at Aviara ?

と聞いてきます。

Yes, it is.

と答えると 

That means you are the next victim !

とニコニコしながら話しかけてくるのです。

次いで第一ホールまでカートを進めると

Do you know Ryo Ishikawa ? 

と別のゴルフコースの担当が話しかけてきます。

Of course we do !

と答えましたが、

「その石川遼選手が4か月前にこのコースでプレーして、とても苦労したんだ。」

というのです。

それを聞いて、いつもは後部の青杭でスタートするのですが、迷わず白杭からのスタートを選びましたよ(笑)。

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白杭のスタートでしたので、大苦戦ということはありませんでしたが、タフなコースでした。

日本は灼熱で、ゴルフなんて気にはなりませんが、カルフォルニアは乾燥して涼しかったので、とても良いゴルフ日和でしたよ。

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2010年8月25日 (水)

「ニキビ跡の治療法は、もはや完成した」

アメリカ・サンディエゴで開催されたレーザー皮膚科専門医の年に一度の“同窓会”コントロバーシーズ&コンバセーションズ。学会開催期間中、演題の1つの柱となったのは、2007年の技術ではありますが、アブレイティブ・フラクショナルレーザー治療法でした。

アブレイティブな波長としてまず挙げられるのは、CO2の10600nmの波長です。ただ、同じCO2の波長でつくられたフラクショナルレーザー機器でも

「この機器とあの機器が同じ波長の機械とは・・・!!」

・・・と時に驚いてしまうほど、世界各国数十社からリリースされている同一波長の機器は、その性能が機器によって全然違うのです。

まあ、カメラや車、パソコンなどを考えても性能にピンキリありますので、技術の差があるのは良く理解できますが、それでも通常の炭酸ガスレーザーに、光軸を移動させるスキャナ機能をつけただけで

「我が社でもフラクショナルレーザーを開発した」

・・・と主張する会社もあったりするので、“フラクショナルレーザー”と一言でいっても色々ある、というのは覚えておいて欲しいですね。

米国レーザー学会専門医として僕がコメントするならば、特にアブレイティブなCO2レーザー機器で性能に違いが出るのは、

○レーザー機器のパワーユニット(ワットで換算されるもの)の出力

○レーザーのビームの集光度

に集約されると思います。

この二点にこだわり完成度を高めるには高度な技術が必要となります。

数あるフラクショナルレーザーの中でこの二点において優れた機種を具体的に挙げると、日本でまだ手に入りませんが、ソルタメディカル社の「フラクセル:リペア」がこの分野の機種の中で頭ひとつリードしていて、その後にクリニックFでも採用しているルートロニック社の「eCO2」や、ルミナス社の「アンコア」が続くといった感じでしょうか。

ただし、「フラクセル:リペア」を購入するためには「eCO2」と「アンコア」を合わせたぐらいの金額が必要というのが、玉にキズですね。高い技術をどの企業や研究所よりも先に開発するのにコストがかかるのは良く理解できますが、今回のフラクセル:リペアの治療効果にその価格差ほどの差異が果たしてあるのか・・・? これを考えると悩ましい、というのが僕の本音です。

さて、学会に話を戻しますと

今回学会期間中に話題になったのが、CO2フラクショナルレーザー機器をメインで使用することで

「ニキビ跡の治療法は、もはや完成した」

と発言する医師が増えてきたこと。

上記の3機種や、よりダウンタイムが短く、より進化したフラクショナル機器の「フラクセル3DUAL」や「e-matrix(e2)」がこの発言の根拠となる機器として挙げられます。

日本国内にもほとんどの機種はリリースされていますので、きちんとしたニキビ痕の分類に分けた診断が出来る医師で、レーザーのパラメータ設定も出来るドクターであれば、ニキビ痕の治療は国内でも可能になった、といえますね。

次のフラクショナルレーザー機器による治療目標は、ニキビ痕よりも深い疾患である肉割れや妊娠線の治療となるでしょう。

近日中にそうした機器が開発されると良いのですが、今回のコントロバーシーズではまだ発表はありませんでした。

ちなみに、僕は毎年3月の米国皮膚科学会AADから8月のコントロバーシーズにかけて、学会を渡り歩き(笑)9月にその年に購入するレーザーを決定するのですが、現段階では、今年発表された中にクリニックFで購入すべきレーザーは無かった、というのが結論です。

数年前にデビューしたレーザーの中からクリニックFに購入するべきものをピックアップすると

個人輸入で国内に導入されていない「フラクセル:リペア」を購入するか、超音波リフティング機器の「ウルセラ」にいくか。

クリニックFは開院当初から、話題になったフラクショナル・レーザー機器をほぼ全て購入し、肌の入れ換えとニキビ跡、毛穴治療についての差別化と専門性を高めてきたクリニックです。

その方向性がぶれないためにも、ここは高額ではありますが、治療の幅を大きく広げるために、「フラクセル:リペア」の購入に踏み切ろうかなと、今は考えています。

「もう新しい機械を置く場所がありません!」

と、スタッフから猛反対に合いそうですが・・・(苦笑)。

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2010年8月24日 (火)

サンディエゴベイサイド

112サンディエゴの街は、写真のように長い半島によってできた大きな湾があるですが、この面積の約半分は、一般人が入れない米軍の基地になっています。

街を歩いた後、ベイサイドを歩くことに。

コンヴェンションセンターの横。長い階段を登ると視界が開けてきました。104

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夕日に近く、太陽が眩しいです。

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ベイには沢山の船が停まっています。

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クルーザーを持つなんて夢ですよね。

ふと足を止めると、こんな名前の船がありました。

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セラピー(治療)号です。

お医者さんの船なんでしょうか(笑)。

この場所は、大道芸人も多くいて、いろいろな見世物をしています。

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ベイサイドを歩いているうちに日が暮れてきました。

夜はダウンタウンの「TAKA」という、僕の名前と同じ、お寿司屋さんで頂きました。

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ここ数年、アメリカ各地でもお寿司屋さんが沢山出来ました。

時々日本人としてはびっくりするような味のお寿司がでてくる時もありますが、

このお店は4年前にサンディエゴに来た時にもあって、とてもおいしかったのです。

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サンディエゴに行かれた方はお勧めですよ。

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2010年8月23日 (月)

サンディエゴ

さて、再び高速に乗り、サンディエゴの街に南下します。

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ふと窓の外を見ると、軍艦が見えます。

サンディエゴは米軍の基地がある街ですからね。

ダウンタウンを4年ぶりに歩いてみました。

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なんだかおしゃれな街に変わっていて、びっくりしましたよ。

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ゲートの先にはコンベンションセンターが見えます。

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路面電車の踏切を通過すると、ベイサイドに出るのです。

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コンヴェンションセンターです。

この横の長い階段を登って、海に向かいます。

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ふとコンベンションセンターのホールを見てみると、サーフボードの展示場でした。

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カラフルなサーフボードの展示物が見えますか?

これもサンディエゴの風景ですよね。

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2010年8月22日 (日)

La Jolla

朝早くからはじまる半面、午後の早い時間に終わるのがこのコントロバーシーズの特徴です。

午後は、久しぶりに会った仲間との親善会のようになります。

学会の二日目、JMEC西村社長の運転で、サンディエゴまで行くことに。

カールスバッドから、西海岸きっての保養地、La Jolla(ラホーヤ/ラホイヤ)まで海岸線を走ってみました。

 

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カルフォルニアの海の風景は、ほんとに独特で、きれいですよね。

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こちらがLa Jollaの街です。

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時刻はもう夕方近く。海の見えるレストランで軽食を取りました。

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ビールを頼んだのですが、メキシコ風にテキーラを混ぜて飲むのがお勧めとのことでトライしてみました。

時差ボケにグッときましたよ。

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サマーフェスティバルの季節ですが、残念ながら曇り空でした。

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2010年8月21日 (土)

Something that equipment salesmen probably won't tell you

今回のコントロバーシーズでは、本音トークが少なかったのではないかと話をしたばかりですが、一つ、強烈に印象に残った発表がありました。

ナイアガラフォールズでレーザー皮膚科を開業するケビン・スミス医師の上記の講演です。

「(レーザー)機器セールスマンが、おそらくドクターに言いたくないであろうこと」

とでも訳したら良いでしょうか。

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中にはとてもここではお聞かせできないような(笑)、強烈な言葉がたくさん出てきたのですが、一つとても納得した言葉ありました。

Q What's the difference between a car salesman and a laser salesman?

これに対して、

A The car salesman can probably drive. (The laser salesman might not know much about lasering.)

というスライドが出てきたのです。

車のセールスマンは、実際に運転もする人間であることが常で、自社の車を他社の車と比べその違いについてユーザーとして話ができる。

しかしながら、レーザーのセールスマンは、実際にユーザーとしてレーザーを照射するわけでは必ずしもないので、他社のレーザーとの違いについては、説明ができない場合が多々あるのだ。

ということです。

いやあ、核心をついていますね。

医療機器の営業販売がいかに難しいかということです。

同じくハイテクノロジーの総結集であるフォーミュラ1(F1)の世界では、(テスト)ドライバーの機器開発能力が優れているか否かがチームの勝敗を決します。

フェラーリを常勝チームに変革させたのも、ドライバーであったミハエル・シューマッハの、メカニックに対する事細かな的確なアドバイスだったのです。

レーザーの機器評価にも、さらに技術開発にも、ドライバーが必要なのですよね。

僕も、レーザー業界において、製造会社に対して適切な情報のフィードバックができるドライバーになるために、努力したいと思いますよ。

ちなみにこんなスライドもありました。

The best way to get rid of a laser salesman is to purchase a laser!

うーん(苦笑)

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2010年8月20日 (金)

世界最先端のレーザー医学会

コントロバーシーズ&カンバセーションズの朝は、毎年早いのです。

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まだホテルの人もあまり活動していない、朝7時に会場が開きます。

031レジストレーションは済ませてあるので、ファーストネームの書かれた名札とパンフレットをもらって会場に入ります。

026アメリカだけでなく、世界中から集まってきたレーザー皮膚科を専門とするドクター達。

簡単な軽食をビュッフェスタイルで取ります。027

だんだん人数が増えてきました。近況を知らせ合うのです。

懐かしい面々と再会を喜んでいると間もなく、8時のディスカッション会場の時間になります。

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会場の前でコーヒーを片手に記念写真です。

アメリカ西海岸の朝8時というと、ちょうど日本時間の翌日深夜12時からの開催。

時差ボケで眠い目をこすりながらの参加なのです。

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この学会は、もともとハーバード大学ウェルマン光医学研究所のレーザー医療を専門とする医師の同窓生たちが始めました。

なのであくまで“同窓会”扱い。

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同窓会的で面白いところは、出席者の学位や現在の勤務先、電子メール、住所などがすべてリストになって配られるのです。

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今年の参加者は150人程度でしょうか。僕の名前もありますよね。

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こんな席で三日間にわたり発表を聞き、ディスカッションに加わるのですが、会場の席に思わぬ大物がいたりで面白いのですよ。

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僕の前の席に偶然座ったのが、ブライアン・ゼリクソン医師とヴィクター・ロス医師。

横に座ったのが、エリザベス・タンジー医師。

そしてひとつ前の司会者席には顔だけ見えていますが、ロックス・アンダソン教授。

世界的に有名なレーザー医師達が、あそこにもここにもいる、という状態はやっぱり毎年楽しいのです。

僕はこの学会を、医師の本音が聞ける会として、参加を楽しみにしているのですが、最近、この学会であまりに本音が出てしまうので、数あるレーザー企業も営業マンや技術部門のスタッフが来るのではなく、トップの社長たちが顔を出すようになりました。

今回のトピックは、

初日が、「手術をしない痩身機器」「フラクショナルレーザー機器の比較」「すべてのヒアルロン酸フィラーは同一なのか?」

二日目は、「ホームケア用機器」「スキンタイトニング機器」「傷をいかになおすか?」「ボトックスとディスポートの比較」

三日目は「FDAへの機器認可」「レーザー・光治療でいかに効果を出すか?」「血管疾患に対してのレーザー治療」「PDT療法」

などなどがディスカッションされ、非常に有益でしたが、今年もトークは、ちょっとパワーダウンしている感じでしたよ。

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サイトン社も、社長ともどもの参加でした。

先日までキュテラ社の営業にいた、林さんにも会いました。

サイトン社のパロアルト本社勤務の営業職に転職したのだそうです。

経緯はどうであれ、海外のレーザー会社で働く日本人は応援したいと思いますね。どんどん増えてくれるといいとおもいます。

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会場のホテルのロビーに飾られていた花です。

このホテルは、数ヶ月前にハイアットグループに入りましたが、この花の選択を見て、フォーシーズンズホテルのマインドが生きているのかなと、ふと思いましたよ。

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2010年8月18日 (水)

サンディエゴから戻りました

今日のLAX発成田行きのユナイテッド便で、カルフォルニアはサンディエゴ開催のコントロバーシーズ&カンバセーションズから戻りました。

今年はこれで4回目のアメリカ渡航です。レーザー医学会関連は、3月のAAD(米国皮膚科学会)から始まりますが、毎年8月に開催されるコントロバーシーズ&カンバセーションズでひと区切りです。

今年の学会は、新機種が出るという情報はこれといってなかったのですが、だいたいクリニックFではこのコントロバーシーズまでに、その年に購入するレーザーを決定します。

今回の3日間に渡る講演とディスカッションを受けて、レーザー医学会専門医として今年購入しなければならない機器を決めてきましたよ。

これについてはまたこのブログで報告しますね。

明日はクリニックFは休診日を頂いていますので、外来は金曜日からとなります。

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2010年8月14日 (土)

カールスバッドに着きました

ロサンジェルス空港から、車でハイウェイを約100マイル南下。

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サンディエゴ近郊のカールスバッドにやってきました。

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今年のコントロバーシーズはこの地で開催なのです。

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サンディエゴに来たのは2006年のこの同じ学会参加以来

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会場は全く同じなのですが、ホテルの名前がFour Seasons Aviaraから、Park Hyatt Aviaraに変わっていました。

なんでも、ほんの数ヶ月前に買収が行なわれたとか...。

東京の暑さに慣れたのか、こちらは肌寒いぐらいの涼しさです。

今日のセッションは

「痩身の機器」

「アブレイティブ•フラクショナル•レーザー各機種の比較」

「ヒアルロン酸の各フィラーの比較」

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といった演題が検討されました。

痩身の研究の話題は、昨年とほとんど変わらないですね。

フラクショナルレーザーのセッションも、各先生、今ひとつ臨床的な比較の突っ込みが足りず、レーザー専門医師達が本音を言い合うという、いつもの「コントロバーシーズ&カンバセーションズ」らしからぬ、ちょっと欲求不満の初日となりました。

明日、明後日と演題もありますので、またご報告しますね。

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2010年8月12日 (木)

クリニックFのお盆休み

成田空港のラウンジからブログを更新しています。

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夕方のユナイテッド便でLAに向かいます。

僕のアメリカ出張もあり、今日8月12日〜16日までクリニックFはお盆休みを頂きます。お盆明けのご予約につきましては、17日からまたお受け致しますのでよろしくお願い致します。

では、行ってきます!

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2010年8月11日 (水)

明日からサンディエゴです

明日からまたアメリカ出張になります。

Controversies & Conversations
in
Laser and Cosmetic Surgery
An Advanced Symposium

Controversies

この会は、ハーバード大学光医学研究所のロックスアンダソンとその門下生らによって、毎年8月に開催される、レーザー皮膚医療会にいる医師の同窓会みたいなものです。

今年はサンディエゴから北に30マイルのCarlsbadで開催されるのです。2006年に開催されたときと同じ場所ですので、サンディエゴには5年ぶりに行くことになりそうです。前の時は、国境を超えて、メキシコのティワナにも足を延ばしたんですよね。

このコントロバーシーズという学会は、レーザー企業が入らずに開催されますので、実際に診療している医師が本音でものを語る学会。

そして、新しい技術が発表される学会でもあります。

今年デビューした最も最新鋭の機種

「フラクセル3デュアル」

「サーマクールCPT」

も、理論デビューは昨年バミューダで開催された、この学会だったんですよ。

今回も、来年のレーザー皮膚医療界のトレンドを、学んできます。

通信状況が良ければ、リアルタイムで、このブログでもご報告しますね。

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2010年8月10日 (火)

クライバー全集が二箱

今日、以前注文していたカルロス・クライバーのCD全集がドイツより届きました。

カルロス・クライバーは僕が最も尊敬する、好きな指揮者でもあります。

アマゾンでクライバー全集発売の発表があったので、これはと早速注文したのです。

届いて箱をみると・・・

Kleiber

同じものが二箱入っているのです。

もしかしたら第一集と第二集にわかれているのかな?

・・・と思って見てみたのですが、違いがわかりません・・・。

注文書を見てみると

そうなんです、2つ注文されたことになっているのです。

多分ダブルクリックしてしまったんでしょう。

封を切って見ると、さらにショックなことがありました。

全集12枚のCDをチェックしてみると、全部持っている演奏の音源でした(苦笑)。

まあ、演奏の機会が少ない指揮者でしたので、仕方がないですけどね。

というわけで、欲しい方がいらしたらお譲りします(笑)。

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2010年8月 9日 (月)

合格通知

週末は大阪で講演でした。

「アンチエイジングと水」についての講演。

この講演と会談については後日、日経新聞に載せていただけるそうです。ブログでもまた御報告しますね。

昨日遅く東京に戻りました。飛行機の座席は、偶然ですが、僕が一番好きな席でした。

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しかもこんなにきれいな景色が見えました。

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雲海の中の富士山と、沈む夕日が見えますか?

何か良いことが起こるのかなと思っていたら、今朝郵便で届きましたよ。

Photo

大学院の合格通知です。

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今度は工学博士の学位をとるために、頑張ってみたいと思います。

レーザー治療という、工学と切っても切れない分野を診療の専門とするには、工学の知識が今よりもっと必要だと思っています。

40歳過ぎて新しい分野の勉強を始めるのは大変かもしれませんが、楽しみながらやっていきますね。

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ハワイからの帰国とマイケル・サンデル教授

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火山島であるハワイは、パワースポットだといわれていますが、この穏やかな海を毎日見ていると確かに癒されますね。心も身体も緩んで仕事に復帰できなくなりそうです(笑)。

短い滞在でしたが、アラモアナショッピングモールにも行ってきました。

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ちょうどハワイ大学の吹奏楽団がモールの中心で生演奏をしていましたよ。

チューバが10本ぐらい並んでいる真横で見えたので、迫力ありました。

約30分ぐらいの演奏でしたが、子供からお年寄りまで人が集まって大変でした。文化度が高いですよね。

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ワイキキビーチから離れて、こんなところにも行きました。

ハワイに行きなれている人は、どこだか分りますよね(笑)。

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昼過ぎからクリニックFの外来を開けるために、最終日の早朝にホノルルを出たのですが、遠ざかってゆくダイヤモンドヘッドが寂しかったですね。

本当にリラックスできる時間でした。

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今回の機内では、この本を一気に読破しました。

NHKの教育テレビで放映された、ハーバード大学史上最多の履修生を誇るマイケル・サンデル教授の哲学講義である「ハーバード白熱教室」の日本語版です。

とある大学教授にご推薦を受けて、僕も毎週観るようになったのですが、さすが世界のハーバード大学。大学生の時にこんな魅力的な講義を受けることができたら刺激的ですよね。

お勧めします。

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2010年8月 8日 (日)

オアフ島の本屋さんで

海外に行ったときの楽しみは、地元の本屋さんに行くこと。

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今回オアフ島で立ち寄った本屋さんでは円高の影響もあって、医学書が本当に安い! 本をかなり買いこんでしまい、そのためにかばんをひとつ買うはめになりました。

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ダイエット本もたくさんありましたが、僕が気になったのはこれ。

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最近は日本のORIGAMIの英語の本がたくさん出てますよね。

もう20年前にヨーロッパを旅行しているときに、ローマからアムステルダムに向かうアリタリア航空の飛行機で、隣のオランダ人と話が盛り上がって、じゃあ記念に日本らしいものをプレゼントするよと、「折り鶴」を折ったことがあります。

これを見ていたCAさんが、「すごい!」と大騒ぎ。

たくさんの紙を持ってきて、折ってくれと頼まれました。

時間もあって手持無沙汰だったんで、CAさん全員分を折ったのを思い出しましたよ。

そういえば成田空港で、ちょうど折り紙のコーナーがありました。

これがどれも本当に秀逸で、しばし足を止めて見とれてしまいましたよ。

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少しご紹介しますが、日本の素晴らしい文化の一つですよね。

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一つ見つけたのがこのお雛さま。全部一枚紙なんですよ。

感動しました。

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2010年8月 7日 (土)

ドルフィンクエスト

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カハラにも行ってきました。

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カハラは高級住宅街として知られていますが、そこで有名なザ カハラ ホテル&リゾートです。

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宿泊が目的ではなく、向かった場所はこちら。ドルフィンラグーン。

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子どもから大人まで幅広い年齢層を対象としたその名も「ドルフィン・クエスト」に参加できます。

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僕も一度参加してみたいなあ・・・と常々思っていたのですが(笑)、今回は参加できましたよ。

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イルカに触るなんて、もう30年も前ですが、地元の江の島水族館での夏休み特別企画、小学生限定の水族館探検プログラム以来。

硬くて、やわらかいプラスチックのような「つるっとした感触」を思い出しましたよ。

ほんとは小笠原や御蔵島で野生のイルカを見たいなあ・・・と思いながら、東京にいると忙しい毎日に流されてなかなか機会がないんですよね。(小笠原は竹芝桟橋から片道25時間半もかかると言うんですから!)

オアフ滞在中気軽に行ける、という点でドルフィンクエストは良かったですが、やっぱり野生のイルカを一度見てみたいですね。

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2010年8月 6日 (金)

ハワイの運転免許を取得する

今回のハワイ。プライベートの時間をとったひとつの目的は、運転免許の取得でした。

ハワイ州の運転免許を取得すると、ハワイに住む人々(ロコ)の現地割引料金(カマアイナレート)で、ハワイを楽しめるのです。

ちなみにゴルフは約1/3の価格。

ハマナウベイなどのハワイ州立の観光施設は基本的に無料。

ホテルも安く泊まれます。

通常アメリカでは、社会保障番号(ソーシャルセキュリティナンバー)がないと免許が取れないのですが、ハワイ州だけは、ハワイに住所のない日本人も現状では免許を取得できるシステムになっています。ただ、法改正がいつ行われるかわからないそうです。

年間300人程度の日本人が免許を取得しているようですよ。

こうした日本人免許取得サポートを請け負う会社がハワイに8社あるそうなのですが、僕が紹介され、お願いした方は、このサービスを約10年前に、ハワイで最初に始めた方でした。

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初日の朝早くに、ソーシャルセキュリティ番号がないことを証明する書類を連邦局にもらいに行きます。

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これが書類です。ハワイで仕事をしていないことを証明するものです。

その足で免許センターに向かい、学科試験です。

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免許の取得をお願いすると、運転免許の学科問題集がメールで送られてきます。

英語の問題が約170問。これを行きの飛行機で読んでいきました。

実際の学科試験は30問のマークシート。英語での表記しかないので完成するまで何時間でも考えていいと言われました。過去、2時間以上時間をかけた方もいらっしゃったようです。僕もけっこう時間がかかるのかな・・・と覚悟していきましたが、あっさり10分で終了してしまいました。ちょっと自分でも拍子抜けしましたよ。その場で採点してもらったところ、満点でした。

ちなみに30問中29問は問題集で見た問題そのもので、残りの1問はチャイルドシートの問題でした。予習復習をするまじめな日本人で、英語がある程度わかればきっと皆満点ですね。

この日はこれで仮免許証が発行され終了です。

翌日は朝5時半から実地の試験の練習。実地の試験はハワイでの交通教則に沿っての運転を、教官を乗せて10分程度行いますが、その同じコースを約2時間ぐらいでしょうか。練習させていただきました。

実地試験の合格率は9割程度だそうです。でも、横断歩道に歩行者がいるときに交差点に進入したり、中央線を踏むなど、一発試験停止のトラップがいくつかあり、練習していかないと落ちる可能性もありますね。

なんだかんだで緊張はするので、無事に合格したときは嬉しかったですよ。

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その日の午前中の内に免許を取得できました。プライバシーで画像をすこし曖昧にしていますが、下が仮免許証、上が本免許です。

虹のマークがハワイらしくていいですね。

有効期限は8年有効だそうですよ。免許を取られる方はお早めに。

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2010年8月 5日 (木)

ハナウマベイ

久しぶりにハワイに来たので、ハナウマベイへ。

ここは昔の火山の噴火口、つまりカルデラに海が入り込んだ湾です。

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僕は1989年にPADIのダイビング免許を取ったのですが、最近は潜りに行く時間もありません・・・(悲しい)。

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そこで、今回はシュノーケルをしてみました。去年のバミューダ諸島で行われたコントロバーシーズ以来、約一年ぶり。約一時間ぐらいでしたが、魚が本当に綺麗でしたよ。

ハナウマベイは、塩水がとても純粋でリラックスできる感覚があり、好きなんですよね。

ミネラルがとても豊富に含まれているのだと思います。

ところで、よく女性誌等でも出てくる「ミネラル」ってきちんと理解されていますか?

ミネラルとは5大栄養素に含まれる、体内で多くの酵素に影響を与える“微量金属成分”です。日本においては厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されており、食品の栄養表示基準となっています。

クリニックFに勤務しているスタッフが、陰陽五行説の話をよくするのですが、五行の「相生」という考え方はミネラルを考えるときしっくり来ますね。「金生水」。金と水はお互いに欠かせない間柄で、相性が良いのです。

スパ等に行く時間はありませんでしたが、こうして純度の高い海水に身体を浸していると、「タラソテラピー」効果で、心身がほぐれていくのがわかります。

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タラソセラピーは海という意味を持つギリシャ語のthalassa(タラサ)に由来しています。

フランスでは処方箋があれば、保険診療の一部に適応され、モナコの世界アンチエイジング学会に参加した時にも、タラソセラピーを行っているスパが沢山ありました。またタラソセラピーについては別の機会に触れようと思いますが、日本も海洋王国のはずですから、温泉療法と組み合わせてこうした試みを国で検討してもいいはずですよね。

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皆、思い思いにバカンスを楽しんでいました。

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2010年8月 4日 (水)

ハワイのレーザークリニック

さて、ハワイ・オアフ島滞在記に戻ります。

今回ハワイに来た理由の1つは、ハワイのレーザークリニックを見学することでした。

実はある企業からハワイにレーザークリニックを開く価値があるかどうか、リサーチしてもらえないかと依頼を受けたのです。

数年前の景気の良い時は、ワイキキにも多く存在したレーザー皮膚科クリニックですが、ここ数年は不景気で、多くが廃業してしまったのだそうです。

そうなると、定期的にレーザー施術を行っていた患者さんが施術をする先がなくなってしまっている現状がある。はたして、ここに商機があるのかどうか???

当初はBessinger Dermatologyというホノルルのクリニックを訪問する予定だったのですが、時間が合わず断念。

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ワイキキより、高速道路で約一時間のカポレイにあるDr.Nancy Chenのクリニックに向かいます。

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高速道路は片側6車線もある道路もあります。

今回もネバーロストというアメリカ用のナビを使って向かいます。

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クリニックの場所はカポレイの高速道路を下りてからすぐ、ドライブインの中にありました。

車社会ですからこういった立地もありなのですね。

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訪問したDr.チェンは、もともと眼科医なのです。

レーザー治療は、レーシックのエキシマレーザー手術から入ったのだとか。

現在は眼科を中心に診療はしているのですが、特に目の周りのたるみや、しわなどに特化してレーザー皮膚治療も始めているのだそうです。

クリニックに入ると、看護婦さんの服装をまとったスタッフが何人かいるので、クリニックだとわかりますが、内装はメガネ屋さんの中そのもの。

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この奥にクリニックスペースがあります。

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施術室に置かれたいたのは、サイトン社のBBL+ ST with TRL と ProF XC。

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実はこの日、偶然にもこのサイトンの電源がどうしても立ち上がらないとのこと。サービスを呼んだそうなのですが間に合わず、残念ながら、施術を見学することはできなかったのですが、Dr.チェンが今までに施術した患者さんの山のような症例写真を見せていただくことができました。

目の下のたるみ(アイバック)や首のしわなど、他のレーザー機器では治療が難しい症例に効果がありそうで、非常に興味深かったですよ。

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2010年8月 3日 (火)

今日の日本経済新聞に

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今日クリニックに来てみると、今日の日経見たよ。というメールが幾つか。

はて。なんだったっけ?

ふと思い立って日経を見てみると、確かに僕の写真があります。

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実は、今週の土曜日に、クリニックFでも利用させていただいている活性酸素を除去する機能水を作る「電解還元水」整水器の機器メーカー「株式会社日本トリム社」主催の講演を頼まれているのです。

でも、講演場所は大阪。関西版に載っていたと情報をもらっていたのですが、今日は全国版にも載せていただいていたのですね。

僕が今回頂いたお題は「アンチエイジングと水」です。

抗加齢すなわち「アンチエイジング」には、「酸素」や「活性酸素・フリーラジカル」が深く関わっています。

地球が生まれて46億年。

誕生したばかりの地球には、酸素がほとんどありませんでした。

40億年前に地球上に初めて誕生した生物は、酸素なしで生活できる「嫌気性の生物」だったと予測されています。

その後、大気中にあるCO2と出現したラン藻類による光合成で、大気中の酸素の濃度が上昇してくると、酸素を利用する生物が増えてきます。

地球上に生まれた生物は、「酸素」との関わりで進化を続けてきたと言えるのです。

酸素には「メリット」と「デメリット」があります。

メリットといえば、エネルギー効率の良さです。

細胞内のミトコンドリア(電子伝達系)を中心とした、有酸素でのエネルギー代謝は、酸素の無い状態でのエネルギー代謝に比べて、19倍も効率が良いのです。

しかしながら一方で、

生物は、酸素という非常に反応性の高い「物質の酸化=さび(または燃焼)」という攻撃から、いかに身を守るか?

というデメリットに対しても答えを出さなければならなくなりました。

そう。酸素は体に毒なのです。

19世紀のフランスの科学者、ポールベールがイヌによる実験を繰り返し、酸素を体内に過剰に吸い込むと、強直性のけいれん発作を引き起こす「急性酸素中毒症」という病態を報告しています。これをポールベール効果といいます。

ちなみに、酸素濃度を50%にして飼育した実験ラットは、寿命が3分の1になります。

そして1気圧のもと、100%酸素濃度を吸引すると、肌や肺がダメージを受けて、胸痛やせきなどの症状に続いて、肺水種や無気肺などが起こります。

呼吸によって取り入れた酸素の一部は活性酸素になりますが、活性酸素が過剰に体内にあると、結果的にDNAを傷つけるために、老化やガンの原因になります。

つまり、アンチエイジングとは、体内の活性酸素の除去効率に深くかかわっているのです。

大学病院に勤めていた時に、元気なお年寄りは実年齢よりも若く見えるなあと思っていたのですが、今考えるとペルオキシダーゼやSODといった活性酸素除去酵素が、人よりも生まれつき維持されるという、良い遺伝子をもっていたのでしょうね。

この「電解還元水」は活性酸素除去酵素のような働きをすることがポイントです。

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「電解還元水」整水器を専門に作るメーカーとしては、日本トリムは唯一の東証一部上場企業ですし、医学的な研究データやパテント(特許)取得に対して地道に努力を続けている会社です。

ちなみにクリニックFで使用している水もすべて日本トリムの整水器から作られています。

土曜日の講演では、僕の専門のレーザー皮膚治療の最新の知見に加えて、活性酸素・フリーラジカルをいかに効率よく除去し、美と若々しさを維持するにはどうしたら良いのか?

といったお話しさせていただきたいと思っています。

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2010年8月 2日 (月)

ワイキキビーチにて

さて、国際学会周遊記のハワイ編を始めますね。

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今回はデルタ航空を使いました。

オアフ島にやってきたのはもう20年近く前になるでしょうか。

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カメハメハ大王像と宮殿も通りました。

この街の日本人観光客の多さや、夜になると現れる実弾射撃の呼び込みの人たち、そして大道芸人も沢山いて、昔と変わらない景色にちょっと驚きました。

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久しぶりに見た(泊まってません 笑)ロイヤルハワイアン

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ウェスティンのモアナサーフライダー

前に来た時には、次はここに泊まろうと念じていたのを思い出しました。

結局、僕はビジネスでいつも利用するHYATTに宿泊。

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ワイキキビーチに似合わない、スーツ姿でレンタカーに乗り込みます。

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2010年8月 1日 (日)

米国レーザー専門医の更新シール

そういえば昨日クリニックFに届いた海外の郵便物の中に、米国レーザー医学会(ASLMS)2010年版の専門医証のシールがありました。

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日本の専門医は5年間で更新しますが、米国の専門医資格は毎年更新です。毎年この季節になると、上の様な年が書かれたシールが送られて、学会医証に貼るのです。

僕も2006年にMEMBER(認定医)からFELLOW(専門医)に格上げされて登録されていますので、2010年で米国レーザー医学会のFELLOW更新は5年目となります。

米国で働いた経験のあるドクターや、アメリカで生活された方はもちろんご存知だと思いますが、米国の医学会の専門医は、常に最新知識の勉強と、それを証明する人脈が必要となります。

帰国後も資格を維持するのは非常に難しいのです。

大学病院に務める先生方で維持されている方もいらっしゃいますが、日本の開業医で帰国後何年も維持している医師はほとんどいないないはずです。

僕は、クリニックFにいらっしゃる患者さんには、常に世界で最先端のレーザー治療を保証したいと思ってクリニックを運営しています。

10年ほど前は、レーザー機器は、単にシミなどの色素に対して照射し、かさぶたをつくり、色彩的老化を治療するという施術に過ぎませんでした。

この分野は、現在の日本の保険診療でも治療が可能です。

しかし、実際に施術前後の写真を見比べてみると分かるのですが、顔のシミを一つ取ったとしても、その前後で他人が受ける印象は、実はあまり変わらないのです。

逆に、肌の「ハリ」や「つや」が変わってくると、その人の印象が明らかに変わるぐらい、若々しく綺麗になります。

僕は、クリニックFに来てくださった患者さんには、「シミ」も含めて、「たるみ」や「ハリ」や「つや」を変えて「肌質を入れ替える」治療をまずはお奨めしています。

これらの治療は、肌の若々しさのファクターのそれぞれの平均点を上げる治療、すなわち「肌の基礎工事」のレーザー治療と説明しているものです。

「肌に対する基礎工事の治療」を終えた後に、「肝斑」や「ニキビ痕」などの個別の治療を行っているのです。

アメリカではこの10年に、たるみをとり、シワをとり、レーザー照射により肌の細胞の一部を強制的に取り替えて、毛穴やニキビ痕を改善し、さらに肌を若々しいものに入れ替える。

といった機器が開発されました。

そして、この10年に開発された機器のうち、日本の保険診療範囲内で施術が可能なものはほとんどありません。

ここ10年。僕は米国、欧州の主要な国際学会にはスケジュールの許す限り全て参加するようにして情報を得てきました。

最新医学にアプローチするためには、国際学会に定期的に出席するというアカデミックなアプローチしかないからです。

最近は実際に米国企業でレーザーを開発している工学博士達に

「実際今どんなレーザーを開発しているの?」

みたいな質問も出来るようになりました。

最新医療は、情報と人脈が勝負ですよね。

中には、

「この情報はインサーダー取引になるから、この話を聞いたからって、うちの会社の株を買わないでくれよ(笑)」

みたいに前置きして情報を漏らしてくれる人もいます(笑)。

僕は海外の会社の数社と商品開発の契約を結び、臨床医師として実際にもレーザー機器の開発に関わっていますが、このあたりの「からくり」は、クリニックFの患者さんには初診の時に良くお話ししていますので、ご存知ですよね。

閑話休題

今年送られてきた専門医のシールですが、どこに貼りましょう。昨年からスペースが無いのです。

今度アメリカのクリニックに行ったら見てみよう。

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