工学部大学院博士課程
今日はクリニックFの休診日。
今度通うことになった大学院に、僕は向かいました。
総合理工学研究科の教授にお時間を頂き、これから3年間の博士課程の研究計画を練りました。
僕が皮下の肥満細胞(マストセル)の研究で医学博士号を取ったのは2004年ですから、6年ぶりに理系の研究生活に入ることになります。
レーザー医療を極めるためには工学的知識も必ず必要で、いつかは工学の博士号も取得したいと思っていたのですが、その夢への一歩が踏み出せそうです。当面は、クリニックの休診日を使ってのスタートですが、思ったよりも早く研究が出来そうで嬉しくなりました。
レーザー機器の研究、と一言で言っても、医学系からのアプローチと、工学系からのアプローチとではかなり違います。ただ、研究をコツコツと行い、海外の学会で発表をして、レビューのある雑誌に論文を投稿するという基本の流れは同じです。
来年6月にアメリカ・ボルチモアで開催される工学系レーザー学会の発表が早くも決まりました。そこで、教授に
何か工学レーザーを勉強できる教科書をお奨め頂けないか
と話したところ、この本を推薦していただきました。
Photonics: Optical Electronics in Modern Communication (The Oxford series in Electrical and Computer Engineering)
4cm弱の厚さがある本で、中身は数式ばかりでしたが、先ほどアマゾンで注文しました。昔の数学の知識を思い出して、頑張って読んでみようと思います。
これからまた忙しくなりそうです。体力つけないと(笑)。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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