2010年ヨーロッパ皮膚科学会雑感
プログラムをもらうと、気になった講演を幾つか拾って聴きに行きます。
こちらは現在市場にあるフィラーの比較検討発表でした。
レスチレン、パーレインなどのここスウェーデンQ-MED社の商材。
ジュビダーム、エセリス、レディエッセなどの、新しく最近評価の高い商材。
世界的に広く使用されるヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトのフィラー。
米国レーザー医学会(ASLMS)でも常連のスピーカーであるテネシー州NashvilleのMichel Gold先生のこの発表が非常に参考になりました。
最新レーザー機器の治療発表が続くアメリカの学会と違って、ヨーロッパの学会はさまざまな手法を工夫して使用するという発表が多く、ボトックスとディープケミカルピーリングの併用療法なども紹介されていましたね。
ピーリング系の施術は、東洋人と西洋人では肌が違いますので、そのまま応用することはできませんが、治療方法としては非常に参考になりました。
いつもの通り、企業展示会場に入って雑感をつかみます。
ポスターセッションの場所もあります。
ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の参加は、もう早くも10回目となりますが、今年のポスターセッションでは、レーザーの演題が例年よりも多かったように思いましたよ。
ここ数年で変化があるなと思うのは電子媒体のポスター(ePoster)を採用する学会が増えてきたこと。
今回もこのようなコンピューターが並んだ場所があり、ドクターがPC上の発表演題を観ていました。
レーザー会社のブースも写真も撮ってきたので、それは次のブログに載せますね。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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