僕の博士論文
博士号をとるために必要な「博士論文」。
正確に言えば、博士論文とは、博士の学位を得るために大学その他の学位授与機関に提出される学位請求論文、ということになります。
ちなみに博士号は甲種博士と乙種博士に分類されます。
甲種(課程博士)は大学院の博士課程を修了した人に
乙種(論文博士)は論文を提出して博士号審査機関で許可を得た人に
発行されます。
年末もみえてきた今日この頃。院長室の掃除を少しずつ始めようと、戸棚を整理していたら、僕の医学博士論文が出てきました。
「お、懐かしい・・・!」
と、久しぶりに読んでしまいましたよ。
大学院を修了した後、写真のように厚手の表紙をつけ、博士論文が印刷された冊子を、10部作りました。
大学でお世話になった主任教授と主査、3人の副査の先生方に1部づつ合計5部をお渡しした後、その他に2部を大学に提出します。
なぜ2部必要なのか、といえば、国内の博士論文は、国立国会図書館と、学位が授与された大学図書館で一冊ずつ所蔵されるためなのです。
以前は、博士論文は、国会図書館に行かないと読めないものでした。
ところが、今はインターネットで簡単に検索できるのを御存知ですか?
学術研究データーベースなどのページで、たとえば「藤本幸弘」など、人名を検索するとこんな風に出てきます。
どんな内容の博士論文を書いたのか、どんな分野で、いつ、どこの大学で博士号を取得したか・・・など、すぐにわかるのです。
本当に便利な世の中になったものです(笑)。
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