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2011年1月の37件の記事

2011年1月31日 (月)

Belgian Waffle

今週の週末からアメリカ出張が控えている僕。

その前に、しなければならない仕事のあれやこれやと、通っている大学院の勉強、そしてこの1月初旬に訪れたパリ・ベルギー出張記ブログを仕上げてしまわなければ・・・と若干時間に余裕がなくなってきました(苦笑)。

今日はしかも朝から歯医者さんに行ってきましたよ。僕は生まれてこの方虫歯ができたことがないのですが、最近しくしくと痛む奥歯が1本あって・・・

日々の痛みをちらすことはできるのですが、虫歯の進行を食い止めることは医師といえでもできず、観念して行って来たのです。

ところが、X線まで撮って診察してもらったところ、虫歯じゃなかったんですよね。

なんでも通常の歯でも、冷たいとしみることもあるそう。何しろ、虫歯になった経験がないので、わからなかったのです。結局フッ素を塗って帰ってきたのですが、何事も経験は大切ですね(笑)。

というわけで? 今日の出張記は、ベルギーで食べた歯に悪そうな本場のベルギーワッフルのお話。

街中に沢山お店があるんですよね。

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結局、パリ行の列車待ちの時に、駅のスターバックスで食べました。

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普通のスタバでワッフルが頼めるのです。

すごいボリュームで完食できませんでした。

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ブリュッセルといえば「小便小僧」だそうですが

グランプラスから向かった先は、有名なブリュッセルの「小便小僧」。

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街を抜けてゆくと、すぐ現れます。

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こんな小さな像。

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一応写真を撮りましたが、

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うーん。どうなんでしょうか?

この像は、「世界三大がっかり観光地」なる不名誉な称号を持っているのだとか。

ちなみに残りの二つは

デンマーク・コペンハーゲンの人魚姫像

シンガポールのマーライオン

と言われているのですが、この新国際学会周遊記では、どちらも訪れました。

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僕としてはこのチョコレート屋さんのショウウィンドウの方がインパクトありましたけどね(笑)。

ちなみにもっと驚いたのが、これ

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約30年前に街中にできた小便少女とでもいうのでしょうか?

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観光客もいたのですが、僕も含めて複雑な表情でしたね。

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どうなんでしょうか(苦笑)

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Grand-Place de Bruxelles ブリュッセル グラン・プラス

306さて、ブリュッセルの中心であり、ヴィクトル・ユゴーをして、

「世界で最も美しい広場」

と言わしめたこのグラン・プラス。

まず広場に現れた市庁舎は15世紀の建築なのだそうです。

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正対して王の家と呼ばれる建築物。現在は市立博物館として使われています。

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周りを見渡すと

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さまざまな建築様式に圧倒されます。

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広場が全部写るように写真を撮ってもらったのですが、あまりに大きいため、全身は写せず(笑)。

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広場で沢山写真を撮ってしまいましたが、いくつかお見せしますね。

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ちなみにグランプラスの「星の家」の下には、14世紀のベルギーの英雄セルクラースの像があります。

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ブリュッセルを訪れる人が この像に触れると、幸福をもたらすと言われています。

僕も像に触ってきました。

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2011年1月30日 (日)

The City of Brussels

454ブリュッセル南駅に到着しました。

地図を見て、オリエンテーションをつけ、地下鉄で市内に移動することにします。

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ちなみにこんな路線図です。

ベルギー・ブリュッセルの街は騎士の紋章の様な五角形の形をしています。

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ちょうどのこの中心に「グランプラス」という旧市街の中心があるのです。

地下鉄の出口を出てもまだ早朝といった感じの空気に包まれています。

晴れの予報でしたが、気温は7度ぐらい。

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聖カトリーヌ教会や

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ベギナージュ教会

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証券取引所を見ながら

グランプラスに向かいます。

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途中街中でベルギーの旗を見ると、国境を越えてやってきた実感が沸いてきます。

さて、地図によると、この先の路地を超えるとグランプラスに至るはずです。

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2011年1月29日 (土)

To Belgium

今日は土曜日ということもあって、クリニックは朝から晩まで沢山の患者さんにお越しいただき、僕も7時を過ぎたあたりから、だんだん口が回らなくなってきました(苦笑)。

おかげで今夜ははぐっすり眠れそうです。眠る前に、パリ出張記の場所をベルギーに移しておこうと思います。

さて、明けて日曜日。

日曜日、パリのお店は、ほぼすべて閉まってしまいますが、なぜなのかご存知ですか?

これはナポレオン時代に作られた法律によるもの。

日曜日に営業をするものは、約100万円に相当する罰金を納めるのが慣わしなのだそうです。

シャンゼリゼ通りのルイ・ヴィトン本店などは、日曜日も営業していますよね。これは毎回罰金を納めているのだそうです。

この静かなパリの日曜日に、僕はベルギーへ日帰りで向かいました。

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パリ北駅よりベルギーのブリュッセルへ向かう、超特急タリスのチケットを取りました。

一等かニ等か迷いましたが、ニ等客席を取りました。

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こんな鮮やかな内装。

この列車は満員でしたよ。

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ヨーロッパの穀倉地帯といわれるフランスの農地を超えて、一路ブリュッセルへ。

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この列車で面白かったのは、WIFIで、自分がいる場所とその時の列車の時速が分かるのです。

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画像を確認してみると、すごい。時速300kmです。

1時間半の間にベルギーの首都ブリュッセルにつきました。

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Vietnamese Cuisine in Paris

フランスで食べるベトナム料理は美味しい

・・・と以前から聞いていましたが、なかなか食べる機会がありませんでした。

ベトナムの宗主国がフランスだったこともあり、パリには多くのベトナム料理店があります。

今回一回だけ食事をすることになりました。打ち合わせを兼ねた会食に呼んでいただいたのです。

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場所はオルセー美術館の裏手にあたる場所。

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タン・ディンというベトナム料理店です。

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こちらに着いてからずっと洋食だったので、ベトナム料理を食べたら和食が恋しくなりました(笑)。

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カンヌ開催 5 Continents Congress Lasers and Aesthetic Medicine

再び、パリ出張記に戻ります。

こちらは、学会会場で見つけたポスター。

二年に一回、南仏で開催される5大陸レーザー医学会のものです。

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2009年の第一回は、ニースで開催されましたが、2011年は9月1日から3日にかけて、カンヌで開催されるそうです。

迷っていますが、やっぱり行こうかなあ。

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2011年1月28日 (金)

Restored Alfetta

フランスブログが続いていますが、来週に迫ったアメリカ・ニューオリンズ開催の米国皮膚科学会参加までは四ツ谷で診療しています。

アメリカ入国用に必要なESTAの申請をうっかり忘れていたことに昨日気付き、慌てて再申請しました。ちょうど2年の認可期間が出国前に終わるところだったのです。

去年9月から14ドルかかることになったのですね。

さて、冬晴れの今日。朝、クリニックのメールを開けてみると、嬉しい知らせが。

11月にクリニックFを訪れてくれた友人のフランス人が、40ヶ月以上もかけたアルファロメオのレストアが

とうとう終わったよ

と、写真入りのメールで来ていたのです。

こちらがその写真です。

Alfa

Alfas

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エンジンまで磨き上げて、ボンネットの塗装はまるで鏡のようです。

本当に綺麗な仕上がりですね。

こういった古い車のレストアは、車好き、機械好きの僕にとっては夢のようなこと。

老後の楽しみ(笑)に取っておきたいと思っているのですが、僕だったら何を仕上げますかね…。

今だったら

「ランボルギーニー ミウラ」 

とか

「トヨタ200GT」

とかを、綺麗に仕上げてみたいですね。

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2011年1月26日 (水)

Walk through the Tuilerie Gardens

どうも僕は、チュイルリー公園が好きなようです。

パリに行くと市街にいる間は毎日ここを必ず一回は通過し、この界隈のどこかで時間を使っている気がします(笑)。

この日は僕の好きなオランジュリー美術館と、オルセー美術館をはしごしました。

この二つの美術館は、共通券が販売されているので大抵それを購入します。

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まずはオランジュリー。

この美術館は、モネの「睡蓮」が8枚展示してあることで有名です。

僕が初めてこの美術館に行ったのは1993年の12月でしたが、その時と変わらぬ感動を、毎回行く度に与えてくれます。

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そして、この曲線に気持ちも凪いでいくのです。

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チュイルリー公園のセーヌ川との間の小道を抜け、数日前にご紹介したソルフェリーノ橋を渡り、オルセーに抜けることができます。

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オルセーもいい絵が多いですよね。

駅舎を改築した内装も好きです。

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この大きな時計。家に欲しいくらい大好きです(笑)。

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2011年1月25日 (火)

人形町のシュークリーム

今日も四谷で朝から知人との打ち合わせや取材、診療、電話応対・・・などが続き、慌ただしい一日となりました。レーザーでは今日はC6が結構活躍しましたよ。日によって人気のレーザーも多少異なりますね。

そんな中、以前雑誌の取材などでずいぶんお世話になった方が、今日久しぶりにクリニックFを訪問してくれました。

今は、WEB関連のお仕事をメインにされているそうで、変わらずお元気そうで僕もエネルギーをもらいました。

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これは、お土産で頂いた人形町「シュークリー」のシュークリーム。

皮のパリっとしたかんじが独特で、おいしかったです! ひとつ目はぺろっと食べてしまい、診療後ふたつ目に手が出そうになりましたが、スタッフと半分ずつでなんとか我慢しました(笑)。

ありがとうございました。

明日も朝からクリニックにいますので、お問い合わせ等あればご連絡頂ければお話しする事も可能かと思います。

最近久しぶりにいらしてくださる方、ご連絡下さる方が多くて、励みになります!

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At Hotel de Crillon~クリヨンのだまし絵

さて、またパリ出張記にしばし戻ります。

パリに行くと、感動してしまうこと、感激してしまうことに、街を歩いているだけでいくつも出逢います。

その内の1つが、補修工事。

古い建物がそのまま残っているこの街で、大きなブランドや企業がRestoration=復旧や補修工事を行うとき、または店舗の変更や移動があるとき、その工事期間中街の美観を崩さないよう、様々な配慮がとられます。

工事期間のためだけに設けられた「だまし絵」のようなもので現場を覆っているものには、芸術の域に達しているものも多く、見惚れてしまうのです。

去年来た時は、確かプラダが工事中でこれも見事だった記憶があります。

そして今年、感動して毎日この場所を通るたびついつい目を奪われてしまったのが、コンコルド広場のこちら。

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パリが誇る5つ星ホテル=ホテル・クリヨンです。

もう少し寄ってみましょう。

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わかりますか?

ファッサード(建築物の正面)に施された見事な「だまし絵」。これなら景観を壊さないどころか、期間中楽しめてしまうくらいですよね。

クリヨンのホームページを見ると、このレストレーションに関してこんな記述がありました。

「According to Mr.Etienne Poncelet,Head Architect and Chief Inspector of Historical Monuments,"this is a feat of architectural microsurgery which will require high precision engineering work and expertise in town planning.We will use a balance of technology and tradition to reveal the true beauty of Hotel de Crillon"」

12ヶ月かけて補修されるそうです。

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2011年1月24日 (月)

今年の運勢は

ブログでは今月初旬に訪れたパリ出張記が続いていますが、僕自身は東京・四谷にいて、今日も朝からフラクセル3やサーマクール、e2など照射しています(笑)。

来週の後半からまた米国皮膚科学会AADに参加するためアメリカ出張ですので、近々の御来院を御予定されている方はその前にいらして頂けるとありがたいです。(すみません!)

さて、毎年恒例 僕の運気を占う(?)お年玉年賀はがきの抽選結果が昨日出ました。

今年の当選結果は・・・

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去年と同じ 5枚。

去年2010年はとても良い年でしたので、今年も良い年になるかな?

頑張ります!

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2011年1月23日 (日)

シャンゼリゼ劇場 シルヴィ・ギエムの「Eonnagata」

パリの夜も三日目、この日は夜にアヴェニューモンテーヌのシャンゼリゼ劇場まで、シルヴィ・ギエムのバレエを観に行く予定を組んでいました。

実はバレエを熱心に観始めたのは、ここ数年のこと。以前はあまりバレエの舞台を観るのが得意ではありませんでした(苦笑)。

というのも、バレエ・ダンサーを目の前にすると、長い年月をかけて丹念に造り上げられた肉体の、筋肉や骨、内蔵等にかかる様々な「負荷」のようなものに意識が行ってしまい、医師目線で観てしまうものですから、ストーリーや音楽、その優美さといったものに集中しきれないところがあるような気がして、あえて避けていたところがあったのです。

一種の職業病、といったところでしょうか。

でも、このところ、鍛えられた肉体だけが持つ能力をいかんなく発揮されるバレエの、その芸術性を観る「目」のようなものがだいぶ肥えてきたような感覚があり、機会があるときに少しずつ観るようになりました。

すると間もなく、オペラやクラシック音楽では観る事のできない、体だけで物語を表現する技術が本当に素晴らしいな・・・と、遅ればせながらバレエのファンになってしまったのです。

そんな僕が、一度観たいと思っているバレエ・ダンサーのひとりに、シルヴィ・ギエムがいました。

フランス・パリ生まれの、「100年に一人の逸材」といわれるバレエダンサー。19歳にして、パリ・オペラ座バレエ団の芸術監督ルドルフ・ヌレエフより最年少エトワールに任命されるも、契約と束縛の問題で5年後に退団。

当時は「フランスの国家的損失」とまで言われた、といいます。

その後はイギリスのロイヤルバレエ団に舞台を移し活躍し、さらに多くのファンを魅了。フリーとして日本に何度も訪れている親日家としても知られています。

今回のパリ滞在中、そんな彼女が主演を務める舞台のチケットをとることが出来ました。

Photo

昨年までロンドンで公開されていた「Eonnagata」が2010年12月29日から2011年1月14日にかけて開催されていたのです。

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こちらが街にも貼ってあったポスター。

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この日はあいにくの雨。それでもシャンゼリゼ劇場は、この演目とギエムを楽しみに見に来た人たちで、この通りの大盛況。

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中も大混雑です。



さて、国際学会周遊記恒例。劇場内部の写真です。

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赤い椅子に気持ちが高揚してきます。





「Eonnagata」はフランス語で台詞が話されたので、舞台はよくわからなかったのですが、購入したパンフレットのフランス語をなんとか解読すると、実在したChevalier d'Eonという男性外交官の一生を描いたもののようでした。

あるときから女性(スパイ)として生活したという人物。

Youtubeでロンドン公演の画像も見つけましたよ。

この人物を、シルヴィは本当にその肉体と踊り、表情だけで見事に表現していました。

舞台はシルヴィの超人的な踊りと、日本芸能の要素が多く含まれるストーリーが挿絵のように入り込む現代のパフォーマンスでしたが、以前に公演されたロンドンでもとても好評で、パリに凱旋したというわけです。

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ふと思いついて、題名のやけに母音が多い不思議なアルファベット

フランス語かと思っていたのですが、

「Eonnnagata」を目で追ってみると、「E女形」って書いていますよね。

なるほど(笑)、日本を舞台とした女形を演じた男性についての舞台ですね。

パリジャンにとっては、いろいろな謎が含まれている題名だったようです。

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皆舞台に満足して楽しそうに帰ってゆきました。

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2011年1月22日 (土)

シャンゼリゼ、アヴェニュー・モンテーヌ

パリ滞在三日目の夜は、シャンゼリゼ劇場で上演される舞台のチケットをとっています。

向かう道すがら、夜のシャンゼリゼ通りを歩きます。

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遠くに凱旋門。

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振り返ると観覧車が。

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青いシャンゼリゼに対して、アヴェニューモンテーヌは赤。合わせて、トリコロールになっているんですね。

アヴェニュー・モンテーヌは僕の好きな道です。

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シャンゼリゼ劇場に向かって歩いてゆくと、遠くにみえるエッフェル塔。

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さて、シャンゼリゼ劇場が見えてきました。

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2011年1月21日 (金)

ポン・デザール

こちらの橋は、ポン・デザール(芸術橋)といわれている橋です。

ルーヴル美術館のシュリー翼の真横からセーヌ川を渡り、フランス学士院に向かう橋です。

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横を見ると、シテ島がよく見えるのでお気に入りです。

反対側には、こんな光景が。

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こちらは遠くにエッフェル塔が見えるアングル。

さらにこちらの橋にも沢山の鍵が付いているのです。

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写真の右側、僕の後ろに見えるのが、その鍵。ちょっとわかりづらいかな?

さて、この橋を渡るときに、ちょうど日没になりました。

幻想的なパリの夕暮れを見てください。

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素人でも良い写真が撮れる、それもパリの良いところです(笑)。

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2011年1月20日 (木)

チュイルリー公園からオルセー美術館に抜ける橋

パリのセーヌ川には多くの橋がかかっていますが、どれも魅力的なのです。

その中でも好きな橋は、まずこのソルフェリーノ橋(現レオポール・セダール・サンゴール橋)。

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チュイルリー公園の真ん中から、オルセー美術館に抜ける橋・・・と言ったらお分かりの方もいるでしょうか?

マルク・ミムラム設計によるこの橋、鋼鉄で造られた橋を木材で覆う、という技術が採用されています。そして、良く観ていただくとわかると思うのですが、両端は二階建てなのです。

つまり二重にアークがあるのです。

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これが階下から撮った写真。

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対岸にはこの様にオルセー美術館を臨むことができます。

この角度から観る景色も好きなんですよね。

この橋の成功でミムラムは、1999年フランスの権威ある建築の賞である「銀の定規賞(Équerre d'Argent)」を受賞した、とされています。

いくつもの楽しみ方がある橋で、どんな季節であってもどんな天気であっても、ひとりでも大勢でも、急いでいるときもゆっくり歩きたいときも

渡るだけで毎回満足してしまう橋です。

鍵をかけるのが流行っているらしく、

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多くの願いがかけられていましたよ。

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2011年IMCASにおけるフラクショナルレーザーの注目度

2011年に開催されたパリのIMCASは、4日間に渡り、企業の展示と共に様々な美容の講演及びトレーニングコースが開催されました。

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会場は毎年同じ場所を使うので、どこに何があるのか、すぐにわかります。

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講義の部屋はこの先。講演中の写真の撮影は禁止されていましたが、英語とフランス語が公用語になり、英語の講演もフランス語の講演も、ヘッドフォン型の同時通訳機があります。

学会は

「手術」

「レーザー」

「メソセラピー」

「ピーリング」

「フィラー」

「内科的療法」

・・・等々、項目別に分けられて講演があるのですが、僕はレーザー関連の講演を選んで参加しました。

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今年もフラクショナルレーザーに関連した講演が、日曜日の10時半から12時半・・・という最も注目を浴びる時間帯にセッティングされていましたので、学会、医師共にこの分野のレーザー機器を使用した肌の若返りについて、興味があるのでしょうね。

ここ1~2年の動きを振り返ると、ニキビ跡などの治療に、フラクショナルCO2レーザーに加えて、よりダウンタイムが少ないe2(e-matrix)やイントラセルなどの、フラクショナルRF機器が選択されるようになってきたことが挙げられるかと思います。

また、フラクショナルレーザーで施術をしたのちに、グロースファクターなどの成長因子や、ある種の薬剤を併用する療法も研究が盛んになってきました。

PRP治療などにグロースファクターを併用し、皮下に注射する療法も、賛否両論がありつつも実験的になされています。

このあたりについてのコメントは、ちょっと難しいですね。

僕が研究室で組織の研究をしていた時の経験から考えると、どんなに熟練した研究者が細心の注意を払っても、どうしてもコンタミ(雑菌などが組織に入ること)が起こりえました。

一旦生体から組織を出し、それを再注入する療法は、もちろん効果があることは理解しますが、僕はまだ静観したいと思っています。

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会場には窓が少なかったのですが、時折見えるパリの風景に気分もリフレッシュしましたよ。

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2011年1月19日 (水)

夜のコンコルド広場、エルメス本店のイルミネーション

コンコルド広場にある観覧車とオベリスクです。

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ちょっと離れると

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パリのエッフェル塔も見えます。

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3つの象徴的なモニュメントが映る、絶好のポイントなのですが、なかなか綺麗に撮れませんね(笑)。

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フォーヴル・サントノレのエルメス本店。毎年ここのイルミネーションは綺麗です。

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サントノレ通りは、通り全体が星降る街角のようで、これも綺麗でした。

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テディ・パパヴラミとカプリース

2011年パリ二日目の夜。

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同じくサル・プレイエルに、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴きに行きました。

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曲目は

■ベートーベン 序曲「コリオラン」

■アルバン・ベルグ ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」

■ブラームス 交響曲第四番

こちらも魅力的な演奏会でしたね。

アルバン・ベルグはオーストリア、ウィーン生まれの作曲家で、ヴァイオリンの演奏も絶技巧を要するもの。

ソロのヴァイオリニストは、アルバニア人のテディ・パパヴラミでした。

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僕は彼の演奏を初めて聴いたのですが、かなりの腕前。

前日と同じように喝采を受けて、2曲もアンコールをしていました。

ヴァイオリンの技巧があまりに印象に残ったので、幕間にホールのCD屋さんに行ってきましたよ。

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スタッフに、

「今日のヴァイオリニストの演奏で、お勧めのCDありませんか?」

と聞いたのですが、彼も

「自分も良く知らない演奏家だ」

とのこと。

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数枚CDを出しているようで、並んでいるCDを見ていたのですが、中でもこのパガニーニの超難曲「24のカプリース」の録音が何枚もあるのです。

僕はこのCDを記念に購入してきました。

ニコロ・パガニーニは、自身が超絶技巧のヴァイオリンの演奏家で、パガニーニ自身は、自分の技術が他人に知られるのを防ぐために、生前は自作を出版することを拒んでいたといいます。

でもこの「24のカプリース(奇想曲)」については、以前のブログにも書きましたが、超絶技巧の無伴奏のヴァイオリン独奏曲として、ヴァイオリニストにとっても金字塔の1つですよね。

この作品を何度も録音するというのは、絶技巧演奏が得意なヴァイオリニストなのでしょう。

今後も注目してゆきたいと思います。

最後の演目のブラームスの交響曲第四番も良かったです。

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最後は盛大な拍手のもと、二日通った会場を後にしましたよ。

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IMCAS2011展示会場

2011年のIMCAS展示場を歩いていると、知り合いがあちらこちらに。

米サイトン社、ワールドマーケティング部門の副社長Robert Ruckです。

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昨年の来日時にも、ロバート・ラックはクリニックFを訪問してくれました。

サイノシュア社のブースには

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シニアバイスプレジデントのWilliam T. Kelleyがいました。

その他キュテラ社とルートロニック社・・・などなど、知り合いと挨拶を交わしながら回っていきます。

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今年はフラクセルとサーマクールを販売するソルタ・メディカル社のブースがありませんでした。

これはちょっと気になりましたね。

ソルタほどの会社が学会会場にブースを出さないことは珍しいのですが、何か理由があるのでしょうか?

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2011年1月18日 (火)

パリ8区

パリの街を歩いた時のスナップをすこしご紹介します。

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グラン・パレ。

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ショパンも住んでいた、ヴァンドーム広場。

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フォーブル・サントノレ。

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マドレーヌ寺院。

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ラ・デュレ。

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マカロン。

お店の中はすごい混雑で、お客さんが並んでいました。

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2011年IMCAS DEKA社の新製品

もうひとつ気になった新技術の機種もRFを使用している機種です。

DEKA社「SMARTXIDE2」。

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こちらはCO2フラクショナルレーザーと、RFの複合機でした。

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CO2レーザーの先端にこのようなRFの接触部位があるのです。

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この機器で感心したのは、理論的には「2,000,000通り以上」という、無限に近いほどの細かいレーザー設定ができるということ。

パワー(アブレーションと関係します)とパルス幅(熱効果と関連します)の細かい設定がチューナブル(調節可能)なのです。

さらに、同じ部位への複数照射(スタッキング)によって、組織への熱効果を減らしながら、深い部位への浸達を可能にしたこと。

現状、このフラクショナルCO2機器で最高機能を持った機器は、日本未発売のソルタメディカル社「フラクセル:リペア」なのですが何せ大きな機械で、クリニックFに置くにはスペース的にちょっと厳しいかな・・・というのが正直な感想です。

このDEKA社の機種はコンパクトに製作されていますし、現状のフラクショナルCO2の進化系なので、フラクセル:リペアに近い効果が出せそうで、魅力的ですよね。

フラクショナルCO2機種は、技術的にはハードルが低いので、それこそピンからキリまで機種によって、もしくは個体によって性能のばらつきがあります。

特に、

■パワーの設定が低くて、浸達度が低い。

■フラクショナル照射径にばらつきがあり、均一に治療ができない。

・・・といった、トラブルに直結しやすい設計上の問題点もあるのです。

現状の技術では、フラクショナルCO2レーザーのアジア人に対しての適応は、リストカットや深いニキビ跡などの傷痕治療に限られるでしょうね。

アジア人に対しての、毛穴縮小や、浅いニキビ跡などの肌質を改善する能力は、ほぼ同じ効果を期待できて、ダウンタイムが圧倒的に少ない「フラクセル3DUAL」が依然ファーストチョイスなのではないか、というのが現在の僕の見解です。

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2011年1月17日 (月)

2011年IMCAS シネロン社の新製品

さて、今年のIMCAS学会会場では、気になる治療機器を二つ見つけました。

一つは、これ。

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シネロン/キャンデラ社のePrimeです。人だかりがありました。

昨年末に、シネロン/キャンデラ社の社長のルイスが来日した際に、正式に発表があった機器ですが、かなり前から噂は聴いていたんですよね。

僕もようやく実物を目にすることができました。

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もちろん、本邦初公開です。

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この機器は、ちょうどジェイシス社のイントラセルのようにRFの入るハリを使用して、組織をリフトアップするという、Ablative Fractinal RF機器の1種。

反対にNon-Ablative Fractinal RF機器は、現在クリニックFでも使用しているe2(e-matrix)というわけです。

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イントラセルもePrimeも、肌に針を刺し、そこから電流を流すことで肌のタイトニングを行うというもの。イントラセルは、ニキビ跡の治療など、肌質の改善により効果を発揮します。

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イントラセルが垂直に針が刺さるのに対して、ePrimeは 針の刺さる方向です。

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ePrimeの方が、皮下に斜めに貫通し、電流を入れる形式ですので、リフトアップ効果が高いのでしょうか?

いろいろと質問をしたのですが、ぱっと判断した感じでは、

「イントラセル」は「フラクセル」 の対抗器

「ePrime」は「サーマクール」 の対抗器 

として位置づけられそうですね。

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肌に対して針を刺し、さらにその先端からRFを流すという特許は、ジェイシス社もシネロン/キャンデラ社も申請しているはずですので、特許は両社の持ち合いになりそうだとジェイシス社のスタッフの方が言っていました。

いずれにせよ、この商品。日本のデビューが待たれますね。

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サル・プレイエル、アルカディ・ヴォロドスのチャイコフスキー

2011年1月。パリ到着の初夜。

パリ17区にある、管弦楽専用ホール「サル・プレイエル」に、パリ管弦楽団の演奏を聴きに行きました。

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2006年にリニューアルオープンしたこのホールで、この日はパリ管弦楽団の定期演奏会があったのです。

題目が、僕の大好きな

チャイコフスキーの

■ピアノ協奏曲第一番

■交響曲第五番

・・・と聞いて、今年最初のコンサートで聴くのがこの曲だなんて、これは演奏次第で2011年は幸先の良いスタートになりそうだな、と

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すぐにチケットを押さえました。

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中は観客でぎっしり。

まさに地域に根付いた地元の人に愛されるホール、といった趣で、場内もフランス語によるアナウンスしかありません。


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この日選ばれたピアニストは、ロシア出身のアルカディ・ヴォロドス。

巨匠ホロヴィッツや、僕も注目する若手ピアニスト デニス・マツイエフと同じ、いわゆる“超絶技巧”で知られたピアノ演奏家です。

昨年発売されたウィーンでのコンサートCDは、評論家を魅了して高評価をうけていましたが、僕自身は彼の生の演奏を聴くのが初めてだったので、楽しみにしていました。

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実際のヴォロドスの演奏は・・・といえば、彼が鍵盤の上に指を置いた瞬間から、それこそ会場が静まり返って息を呑むのも憚られるような雰囲気。

しかも、技術だけで観客を威圧するのではなく、情感もたっぷり込められたピアノ演奏に、感動の波が客席一杯に押し寄せてきます。

ピアノ協奏曲の演奏が終わった瞬間から、

「ブラボー!!」

の声と拍手が鳴り止まず、彼は3度もソロのアンコールに応えてくれました。

アンコールの曲はスクリャービン。

以前お話しさせていただいた演奏家の方に、技術の巧劣と、感動の度合いは違った尺度にあるといわれたことを思い出しますが、彼は技術が巧みでしかも人を感動させる演奏ができる数少ない人物なのでしょう。

「現代のヴィルトゥオーソ」

といわれているのもよくわかりましたよ。

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パリらしく、ホール内のカフェもおしゃれです。

続いて後半のチャイコフスキー交響曲第五番も、素晴らしい演奏で引き込まれました。

この曲も、大学受験の時にはまって何度も聴きこんだ曲なんですよね。

それこそ1音階1音階そして、曲のすべての旋律を覚えている曲です。

最近オペラやバレエなどの映像が入ったコンサートに行くことが多かったので、久しぶりに聴いたのですが、やっぱり名曲ですね。

会場から出てゆくときに、第五番を鼻歌で歌っている観客が何人もいて、そういった文化度の高いクラシック音楽の楽しみ方をしているパリジャンに、親しみを覚えました。

いい夜でした。

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2011年1月16日 (日)

HEDIARDに日本語堪能なパリジャン

さて、学会会場を後にし、打ち合わせを終えた後は買い出しです。

パリやロンドン、ニューヨークに出張で出るとき、夜の会食はよっぽどのことでない限り、遠慮しています。

というのも、夜は観劇やコンサートがあるものですから(笑)。

ただ、そうするとたいていほとんどランチ以降食事をしないまま、夜中ホテルに戻る事になりますので、ミネラルウォーターやワイン、チーズ、生ハム、果物・・・といったものを、買ってホテルの部屋に準備しておくようにすると、夜食になるのはもちろん、時差ボケで夜眠れなかったり、明け方目覚めてしまったときにも安心・・・というわけです。

今回も、帰り道に16区の「エディアール」に寄って行きました。

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お店に入って辺りをざっと見渡すと、思いがけず日本語で声がかかります。

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声の正体はこの人。セバスチャン。

東京に一昨年まで住んでいたという彼は、去年からここで勤務しているそうで、流暢な日本語で親切に対応してくれるのです。

おかげで、数あるチーズやハムを選ぶのに、大変助かりました。

というわけで、今回買ってきたものは、こちら。


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これで準備は万端。サル・プレイエルに急いで向かいます。

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2011年1月15日 (土)

医師で医学博士でMBAを持つフランス人

今回のIMCASの学会会場で、僕とまったく同じ学位を持つ人に会いました。

写真のOliver Lefevre医師。

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「MSコンサルティング」という会社をカンヌに設立し、昨年から韓国製のJEISYS社の欧州における販売代理店をしているのです。

JEISYS社のブースは今年初めて見ましたし、なんといっても帰国直前にパリで立ち寄ったドクターのクリニックにイントラセルがありましたので、彼の経営手腕が並大抵なものではないことが分かります。

色々と話しましたが、非常に頭の切れるクールな男でしたよ。

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もらった名刺を見て、

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僕の海外用の名刺を渡しましたが、M.D.,Ph.D.,MBA と、タイトルの並びも一緒。

通常であれば

①バチュラーディグリー(学士)であるM.D(医師)

②マスターディグリー(修士)であるMBA(経営管理学修士)

③ドクターディグリー(博士)であるPh.D(医学博士)

M.D.は国によってはマスター扱いですが、通常はこのように学位の順に並べるのです。

M.D.,Ph.D,MBA の順番は、医師(M.D)がキャリアの始めで、医学研究に興味を持ち医学博士(Ph.D)を取得し、さらに経営管理学修士(MBA)を取得したという履歴をしめす、僕のこだわりだったのです。

この三つの学位を持つ人は、世界的にもあまりいないといわれているのですが、同じ学位を僕と同じ順番に取得したということですよね。

なんだかお互い肩書きの並びの意図が読めたようで、嬉しかったですよ。

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IMCAS2011学会会場へ

さて、本年のIMCASが行われた学会会場も、例年通り。パリ16区にある「ル・パレ・デ・コングレ」でした。

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今年の学会ポスター・デザイン。

会場へは、冬のパリを肌で感じながらメトロで向かいます。これも例年通り。

こうして、いつもと同じことを順序通りしていくと、

「ああ、今年もこの季節が来たな」

と思うんですよね。

いつから学会で季節を量るようになったのか(笑)。

これは、アメリカの学会でも同じです。

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到着です。

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IMCASのマークも見えて来ましたよ。



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会場に入るとかなりの混雑ぶりです。

最近は、アメリカよりもヨーロッパの学会の方が参加者も多いような気がします。


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会場で写真を一枚。

ここから、新規に発売されたレーザー機器を探しに展示会場へ向かいます。

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2011年1月14日 (金)

2011年パリのアリエッティ

さて、羽田を出発して12時間後。パリのシャルル・ド・ゴール空港に着きました。

日本時間を深夜に出発する便は、機内でもすぐ眠りにつけます。

この点は非常に楽でしたね。

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冬時間まっただ中の欧州。早朝の空港は、写真のようにまだほの暗いのですが、そんな中空港内にある広告や標識が、ひときわ鮮やかに目に飛び込んできます。

ちょっとしたデザインや色使いなどすべて秀逸で、こうしたものを見るだけでなんだか嬉しくなってしまいます。

一旦ホテルに荷物を置き、朝食をとってから、街に出ます。

今回パリを歩いてまず気になったのは、こちら。

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わかりますか?

ジブリの映画、アリエッティの広告です。

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あ、あそこにも・・・!

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お、ここにも・・・!

・・・といったかんじで、行く場所行く場所、どこにでもいるアリエッティ! 

パリ中の電光掲示板に、このポスターが貼ってあるのです。

僕も、観たくなってしまいました。

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パリの街に「アリエッティ」って、なんだか似合いますよね。

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2011年1月13日 (木)

羽田空港国際線ターミナルよりパリへ

2011年最初の国際学会の参加は、フランスで開催されるパリIMCASです。

羽田空港の国際線ターミナルを今回初めて使用しました。

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新しくて気持ちがいいですね。

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江戸情緒をテーマにした、店舗が連なるアーケイド。

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チェックインカウンターに並んでいたところ、キャンプインでハワイに向かう松坂大輔選手がいました。

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周りに人だかりができていましたよ。

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深夜1時半は羽田空港の最終便でした。

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2011年1月12日 (水)

羽田発着便で、海外出張が変わる

早朝、無事パリより帰国しました。

パリ&ブリュッセル滞在中は得るものが多くあり、徐々にブログにアップしてゆきますが、今回ヨーロッパ~羽田便を初めて利用して、時差ぼけ解消に失敗しました(苦笑)。

成田発着のヨーロッパ便は、現地を夜に出て日本に夕方着くものが多かったので、いつも時間の調整ができたのです。

ところが今回使用した羽田便は、パリを朝11時に離陸したため、タイミング的に全く睡眠をとれない12時間飛行となりました。

機中ではほぼエンドレスで映画を観てしまいましたよ(笑)。何本結局観ただろう・・・?

そして羽田に帰国してみると、今度は朝の6時半なのです。

結局、そのまま電話やメールの応対と、いくつかの打ち合わせに突入。日本時間の現在夜は、欧州時間の午後ですので、頭が冴えたまま、眠れず朝をまた迎える事になりそうです。

ただ、この羽田発着便、観光で使うのは賛否両論あるかと思いますが、仕事の出張で使う場合は、時間のロスという意味で非常に効率よいことは確かです。

一日日本で仕事をした後、そのまま羽田に向かい深夜1時過ぎの便で出発。翌日の早朝ヨーロッパに着きそのまま、現地で商談や学会へ。そしてびっしり仕事をこなした翌日早朝現地を離陸し、日本到着はまた朝。そのまま会社や病院へ戻ることができるのです。

今まで4泊6日、5泊7日・・・といった日程で行っていた出張を、一日完全に減らし、しかも朝から晩まで目一杯予定を組むことができるわけですから・・・。

しかしながら、これでワーカホリックな日本のビジネスマンがさらに増え、オーバーワークが促進されるのではないか、という点ではいささか心配な気もしますね(苦笑)。

さて、写真を交えながらの学会報告は、この後ひとつずつ行っていきたいと思いますので、しばしお付き合い下さい。

そして、東京での診療も今日から再開しています。次は、2月初旬にアメリカはニューオーリンズで開催されるAADまで東京にいますので、診療を御希望されている方はお問い合わせください。

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2011年1月11日 (火)

まさかここにイントラセルが

2011年最初の国際学会 IMCAS出席のために来たパリ出張も、明日で帰国です。

帰国前日の今日、月曜日はいくつか予定をこなした後、アヴェニューモンテーニュ近くのDr.Thierry Lafitteのクリニックを訪問してきました。

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約1年ぶりの束の間の再会を喜んだ後、新しく改装されたという施術室に案内されて、驚いたのが、ここにイントラセルがあったことです。

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昨年購入してニキビ痕の治療などに使用しているそうですが、患者さんの満足度はまずまずとのこと。

パリでサーマクールの横に韓国製のイントラセルを、このタイミングでまさか見ることになるとは思ってもいませんでしたので、びっくりしてしまいました。

実は、僕が思っている以上に今年勢いのある、プラクティカルなデヴァイスなのかもしれません。

今回の出張中に組んでいたすべての用事を済ませた後は、

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散歩方々シャンゼリゼを歩き、

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コンコルド広場を経て、チュイルリー公園から

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カルーゼル凱旋門を抜け、

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ガラスのピラミッドのルーヴルへ。

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ルーヴルへの入り方はいくつかあると思いますが、僕はこのコースが好きです。凱旋門前に広がる、シンメトリーの圧倒的に美しく、歴史を感じさせる空間は、いつでも僕を奮い立たせてくれるのです。

駆け足の滞在でしたがルーヴルでは今回、昨年留守だったフェルメールの「天文学者」を観ることができました。

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ルーブルでは、フラッシュ撮影をしなければ、写真を許可してくれるようになりましたので、こうして写真に撮って思い出にできるのは嬉しいです。

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地球儀好きの僕としては、この絵の中の地球儀をじっくり見てみたかったのですが、思ったよりも正確に書かれていませんでした。

考えてみれば、フェルメールの作品は17世紀の絵画ですものね。

そういえば、フェルメールの題材となった男性の絵は、この「天文学者」と、ドイツ•フランクフルトのシュテーデル美術館に所蔵されている「地理学者」だけなのをご存知ですか?

ちなみに傑作の誉れが高いフェルメールの「地理学者」は、今年の3月から5月まで渋谷のBunkamuraで公開されます。初来日なのだそうですよ。

明日午前中のJAL便に乗り、12日に東京に帰ります。

クリニックFの予約受付は本日11日11時から。診療は13日からとなります。

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2011年1月10日 (月)

ブリュッセルのニューイヤーコンサート2011

朝8時半に、パリから超特急タリスに乗って、わずか1時間30分でベルギーの首都ブリュッセルに着きました。

時刻は午前10時。

パリから日帰りの旅が十分に出来る距離であることを、改めて実感しました。

ここから午後2時過ぎまでブリュッセルの可愛い街を散策した後、コンサートホールへと向かいます。

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ブリュッセルでここ数年“ニューイヤーコンサート”が開催されている、と知ったのはいつだったでしょう。一度行ってみたい、と思っていました。偶然にも今回ちょうどぴったりのタイミングでヨーロッパ出張が入ったのは、幸運としか言いようがありません。チケットは日本から来る直前にWEBで購入してきました。

ニューイヤーコンサートと言えば、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。ウィーン楽友協会のゴールデンホールで開催されるものが世界中でライブ放映されるので、とても人気がありますよね。

毎年どの指揮者がこの名誉あるコンサートに指名されるかも、ファンにとっては楽しみのひとつ。

録音録画が嫌いだったカルロス•クライバーが、'89年と'92年に指名を受けたとき、万一直前にキャンセルされたときのために代役を立てておいた・・・なんていう話も含めて、聞けばわくわくしてしまうのです。

'02年に小沢征爾さんが指名を受けたときは、日本人として本当に誇らしかったことを、よく憶えています。

'09年には、ダニエル・バレンボイムが、指揮を振りました。ちょうど前年末、僕はNYで2日連続彼の演奏を聴いていたので、指揮者が彼に決まったというのを聞いて、なんだか嬉しい気持ちになりましたっけ。

藤本家は、年末にNHKの紅白歌合戦を観ないことはあっても、年始のニューイヤーコンサートだけは必ずテレビで観るという家庭ですので、'07年にウィーンで開催されたEADVに参加したとき、わずか40時間のウィーン滞在だったにもかかわらず、このホールにだけは足を運びたいと、行ってきたことも、今では懐かしい思い出となりました。

ニューイヤーコンサートで演奏される題目は、“シュトラウス一家の曲”と決まっていて、アンコールには、「美しき青きドナウ(ヨハン•シュトラウス2世)」と「ラデッキー行進曲(ヨハン•シュトラウス1世)」が必ず演奏されます。

ブリュッセルで開催されたニューイヤーコンサートも、これは一緒。すべてがシュトラウス一家の曲の題目でした。

ニューイヤーコンサートらしい「指揮者の遊び」もふんだんに盛り込まれていて、楽しめましたよ。

「美しき青きドナウ」は演奏されませんでしたが、アンコールでの「ラデッキー行進曲」で、会場が皆一緒に拍手で参加するときの独特な高揚感は格別のものでした。

ウィーンで開催される演目が、なぜ縁もゆかりも無いベルギーで? とお思いの方もいるかもしれませんが、実はこのベルギー(と正確にはオランダ、ルクセンブルク、フランスの一部)を含んでいたブルゴーニュ公爵領ネーデルランドは、オーストリア•ハプスブルグ家に継承された歴史があるのです。

考えてみれば、現在でもベルギーやルクセンブルグの君主継承権はハプスブルグ一族が持っているわけですものね。ヨーロッパにいると、世界史の良い復習になります(笑)。

また帰国後に詳しい話と写真をアップしますね。

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2011年1月 9日 (日)

パリ北駅より

ヨーロッパにいると、時差の関係で早朝(というか深夜)に目が覚めてしまうこともしばしばですが、夜コンサートやオペラ、バレエなどの予定を組んでしまうと思いがけず時差ボケ対策になるようです。

仕事や打ち合わせを終えたちょうど良い時間・・・たいてい夜8時頃から始まる舞台を見にいくと、ホテルに戻るのは夜もずいぶん更けてから。

徒歩やメトロによる往復、舞台の感動で、気持ちの高揚と心地よい疲労感を味わいながら穏やかな眠りにつくことができるのです。

そして、たいてい朝5時頃までは眠ることができます。

長時間のフライトと時差で、自覚しているよりも疲れている心身の、コントロールとコンディショニングになるようなんですよね。

今回のIMCAS出席によるパリ滞在では、昨日まで3夜連続サル・プレイエルとシャンゼリゼ劇場に通いました。

サル・プレイエルは、パリ初の管弦楽専用ホールとして知られています。こちらでは、観客全員が盛大な拍手を送ったすばらしいチャイコフスキーの演目と、翌日は超絶技巧のヴァイオリニストの演奏を聴くことができました。

シャンゼリゼ劇場で観たバレエと共に、後日写真と一緒にアップしたいと思いますので、ちょっとお時間ください。

そして、今日。唯一オフ日の日曜日は、早めの朝食を済ませて、パリ北駅にこれから向かいます。

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TGVで1時間半の列車の旅。向かうはベルギー・ブリュッセル。ここでニューイヤーコンサートが午後3時から開催されるのです。

こちらもまた別途ご報告しますね。

では、行ってきます!

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2011年1月 8日 (土)

パリIMCAS2011より レーザー会社の合併ニュース

パリで行なわれるIMCASは今年で13年目です。

この学会は年始に行なわれるので、欧州における美容医療のその年のトレンドやニュース、業界を取り巻く空気感などもわかり、毎年参加するようにしています。

まだネット状況のせいで画像が上げられないのは残念ですが、今年の状況をかいつまんでお話しておきましょう。

ざっと学会会場を俯瞰したところ、今年もトレンドは、フラクショナルレーザーに傾倒していると言って間違いはないようです。フラクショナル機器がほぼすべてのレーザー会社より販売され、この種の機器の優位性は不動といった感じですね。

この欧州でも、フラクショナルレーザー機器を持たないクリニックは、レーザークリニックとは言えない時代になりつつありますね。

さらに、イスラエル・シネロン社のe2(e-matrix)や、今学会で初めて機器デビューした同シネロン社のePrime。さらには昨年から僕も注目している韓国JEYSIS社のイントラセルなどを中心としたフラクショナルRF機器も、もうひとつのトレンドを作り上げているかんじがひしひしと伝わってきました。

DEKA社もRF+フラクショナルCO2+ダイオードレーザーの複合機を出しました。RFが数年前のレーザーやIPL(フォトフェイシャル)に代わって台頭してくるのでしょうか。

これらの機種も写真を撮ってきましたので、帰国後にアップしますね。

そして、今年学会会場でまず耳にした噂は、新興米国レーザー会社による、高い技術力をもった某米国レーザー会社の買収です。

本当にそうなったら、業界に激震が走りますね。

ここ数年間は、不況もあってレーザー会社の合併買収は多く行なわれる感じです。

このあたり、確かな情報を得たらこのブログでも報告しますね。

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2011年1月 7日 (金)

Paris in the rain

新年早々フランスはパリに来ています。

2011年の国際学会が、パリで始まりました。

IMCAS (International Master Course on Aging Skin) というフランス系のアンチエイジング学会です。

去年も年始早々パリに来ていますが、雪で極寒でした。今年もそれを覚悟して重装備の真冬服でやってきたところ、雨が振ったりやんだりしてはいるものの想像よりも暖かく拍子抜けしています。

今日も8度ぐらいまで気温が上がっていますよ。

まだあちこちにクリスマスイルミネーションが残り、それも含めて滞在を楽しんでいます。また、今回もいくつかクラシックコンサートやバレエのチケットを手配していますので、日中は学会やら打ち合わせやらでばたばたしているものの、夜はリラックスして過ごしています。

 週末はベルギー・ブリュッセルまで足を伸ばす予定。

 ネット状況があまり良い場所にいないため、いまのところまだ写真のアップも含めできないようですが、また機会を見てブログもアップしていきますね。

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2011年1月 2日 (日)

戦艦大和ミュージアム

呉といえば海軍軍港のあった場所。

この呉市にある大和ミュージアムには、1/10のサイズの戦艦大和模型があるのです。

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今回も見てきました。

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何度見ても見事ですね。

木でできた甲板は、常に磨きあげられていたそうです。

戦中の日本の技術力の高さが分かりますね。

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2011年1月 1日 (土)

2011年年始のご挨拶

2011年あけましておめでとうございます。

今年の元旦も、広島県呉市の実家で迎えることになりました。

僕自身は神奈川県鎌倉市で生まれ育ちました。1995年に父が呉の大学に赴任するとともに転居したため、この地が故郷になったのですが、もう16年も通っていることになります。

生まれ育った湘南の海とは全く違った趣の瀬戸内の海ですが、海を目の前にすると落ち着きますね。

思えば昨年は、工学部博士課程大学院社会人入試や、国内外の学会活動、ヤマハミュージックメディアでの著作の出版、海外雑誌のアドバイザリーボードの就任、多くの海外からの訪問者の対応など、診療以外にもやり残したことがなかったと感じられるような、充実した年でした。

今年は去年得られた土台をもとに、より質の高い、世界最先端のレーザー/光医療の診療をクリニックFで提供できるよう、頑張ってゆきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

2011年元旦  クリニックF  院長  藤本 幸弘

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