ムラヴィンスキー指揮チャイコフスキー後期三大交響曲
おはようございます。昨晩香港から帰りました。
フライトの都合で行きは羽田発、帰りは成田着でしたが、都内へのアクセスがあまりに違いますね(苦笑)。
今朝の目覚めの音楽は、1960年録音、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルのチャイコフスキー交響曲4番5番6番(後期三大交響曲)でした。
エフゲニー・アレクサンドロヴィチ・ムラヴィンスキーは1903年ロシア生まれ。20世紀にロシア、ソ連、東欧の地域で輩出された、最もカリスマ性のある指揮者だといわれています。
ロシアはサンクトペテルブルグにて法律家の父と歌手であった母の間に生まれた彼は、貴族の階級にあったのですが、一家は1917年のロシア革命で全ての財産を失ってしまいます。
もともと音楽の素養があったのだと思いますが、ぺトログラード大学で生物学を専攻していた際に、学費の捻出のためにマリインスキ―劇場でパントマイムの端役をしていた時期もあったのだそうです。
彼はその後レニングラード音楽院に入り直し、指揮と作曲を学びました。
彼の転機は1938年に訪れます。全ソ連指揮者コンクールで優勝し、レニングラードフィルハーモニー交響楽団の常任指揮者に抜擢されるのです。
以後、88年にレニングラードで死去するまでこの地位にありました。
僕もムラヴィンスキーのCDは幾つも持っていて、チャイコフスキーの他には同じくロシア出身の作曲家ショスタコービッチなども得意としています。今朝聴いた録音は、ムラヴィンスキーを世界に知らしめた超名盤と言われているものです。
チャイコフスキーの交響曲と言えば、日本では第六番の「悲愴」が良く演奏されますが、僕の好みは圧倒的に第五番です。
第五番のリハーサル中の風景をYOUTUBEで見つけました。
ムラヴィンスキ―は長身で威厳がありますね。
ムラヴィンスキ―も、この第五番を最も好んだと言われていて、生涯で最も多く録音および演奏を行ったのだそうですよ。
さて、クリニックFの診療も今日から再開です。昨日のブログでも書きましたが、今日は新しいemaxが来ますので、嬉しいですね。
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