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2011年7月23日 (土)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑩ 2度目のエルミタージュ美術館

おはようございます。今日7月23日土曜日はクリニックFの診療日です。

先週の土曜日はお休みをいただいていたこともあって、予約が溢れてしまい、機器の調整もあるため、診療開始時間を早めて今日は診療しています。

さて、今月出張したロシアブログ。もう少し書いてしまいますね。

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サンクトペテルブルグで最も行きたかった場所は、やはりエルミタージュ美術館です。

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サンクトペテルブルグ唯一の宮殿を、美術館として開放したエルミタージュ美術館。すべての展示室を歩くと約20kmもの距離があるといわれています。

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ちょうど二年前にこの美術館に行ったのですが、あまりに展示が多くて、そのときはすべてを観る時間がありませんでした。

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今回もエルミタージュに行くことができるとわかった前日に、インターネットで翌朝の予約を入れました。

この券があると、入場の長い列に並ばなくてよいのです。

予定がわかっていて日本で予約をとることができる方ならいいのですが、2011年現在、この予約提示はiphoneで画像を見せるだけではなくて、プリントアウトによる提示が必要なようです。

あちらで予約される方は、ホテルでプリントアウトしておくなど、事前に印刷されたほうがいいですよ。

翌朝行ってみると案の定、切符を買うための長い列が...。

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皆、平均すると2時間ぐらいは待っているのではないでしょうか?

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美術館に入ったのちも、窓から見ると、こんなに長い列が続いています。これらの長い列に並ばなくてよい、というのは大幅な時間の節約になりますので、事前のネット予約は本当にお勧めです。

前回観た部屋はさっと飛ばしながら、目的の部屋に向かいます。

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このエルミタージュ美術館には、ダヴィンチの真作が2展あります。

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もちろん、この写真のように、美術館でも最も込み合っている部屋となります。

一つがこの「リッタの聖母」

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もう一つがこちら「ベヌアの聖母」

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です。

ルーブル美術館に所蔵されている「モナリザ」や「岩窟の聖母」、ミラノの「最後の晩餐」などをはじめとして、全世界に十数展しか現存しないと言われているダヴィンチの真作。

現存しているダヴィンチ絵には多くの指紋が残っており、その200余りの指紋はローマ警察に保存されているそうです。

彼の新しい絵が見つかったとされる際には、この指紋が照合されるのです。

面白いですよね。

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他にもマティスや

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モネなどの絵が飾ってありましたが、

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今回印象深かったのは、エルグレコの「使徒ペトロとパウロ」でしょうか。

天国の門の鍵を預けられたので、鍵を持った絵で描かれることが多いペテロ(左)と、キリスト教の教義を作り上げ、書物(聖書)を持った絵で描かれることが多いパウロ(右)。

この絵もその通りに描かれていました。

エルミタージュが素晴らしいのは、その周りが公園のように整備されていること。

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皆、短い夏の日を思い思いに楽しみながら、くつろいでいます。

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ローラーブレードをやる女の子もいれば

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馬車も走る。

この馬車を反対方向から写真にとるとこうなります。

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エルミタージュ美術館は、旧参謀本部があった馬蹄形のクリーム色の建物と向かい合っているのです。

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このエルミタージュ美術館の前の広場は宮殿広場と呼ばれていて、中央にあるのがアレクサンドルの円柱。

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風があったので、僕の髪が舞い上がっていますね。

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サンクトぺテルブルグは、観光地の近くに地下鉄の駅がなく、歩くとかなり距離があるのですが、セグウェイツアーを発見しました。

これは便利そうでした。

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