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2011年7月の55件の記事

2011年7月31日 (日)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会22 ヴォデヴィチ修道院と白鳥の湖

モスクワに移動した日の午後、500年近い歴史を持つユネスコの世界遺産、ノヴォデヴィチ修道院に見学に行きました。

1524年にスモレンスクがモスクワ大公国に併合された時に作られたこの修道院。

かなり広い敷地なのですが、周りがすべて高い壁に囲まれています。

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モスクワの観光地で、なぜこの場所を最初に選んだのかというと、この修道院の横にある湖で、チャイコフスキーが白鳥の湖の構想を練ったといわれているからです。

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修道院に入る前にまず湖に行ってみました。

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まあ湖というよりは沼に近い感じ。

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こんな「泳ぐな」の看板もあり。

ちょっと期待外れだったかなと思ったのですが

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確かに美しい湖に見えるような写真も撮れるようです。

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この修道院のシンボルであるスモレンスキー聖堂は、1524年の建築です。

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内部のイコンとフレスコ画は確かに見ごたえがありましたよ。

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修道院の横にはウスベンスカヤ教会。

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内部も見事でした。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会21 サンクトペテルブルグからモスクワへ

さて、翌朝、サンクトペテルブルグの空港に向かいます。

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こちらその朝に配達された新聞。

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空港までの途中は観光地図もないので名前はわからないのですが、のようなブランデンブルグ門みたいな門もありました。

何かの凱旋門なのでしょうか?

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空港につき、モスクワ便を待ちます。

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機内でThe  Moscow Timesを読みましたが、こちらはノルウェイとの領土問題の話。

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ノルウェイとロシア国境の海上で油田が発見され、その線引きが問題になっているのです。

日本は島国で、陸続きの国境を守った経験がないので、国境は常に攻めることで均衡を保つという、国際外交的概念が育ってこなかったんでしょうか。

いろいろと思うことがありましたよ。

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モスクワ空港からはまた鉄道を使い、市内に移動します。

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ちょうど5日前に訪れた、モスクワの駅に着きました。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑳ サンクトペテルブルグ出身の歌手といえば?

やはりアンナネトレプコを外すわけにはいきませんよね。

街を歩いていても、街が生み出した世紀の歌姫の本が売られていました。

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彼女は1971年にロシア南部のクラスノダールに生まれ、サンクトペテルブルク音楽院で声楽を学んだのです。

1988年にロシア人指揮者ヴァレリー・ゲルギエフがマリインスキー劇場の芸術監督となり、ネトレプコの才能に注目し大役に抜擢。

一躍世界にその名が知られるようになりました。

こちらは今回僕がお土産で購入したDVDとCDです。

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2011年7月30日 (土)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑲ 「琥珀(コハク)の間」はどこに?

日本に帰国して、サンクトペテルブルグに行ってきたというと、「琥珀(コハク)の間に行った?」 という質問がよく返ってきます。

さて、質問です。

「琥珀の間」はサンクトペテルブルグのどこにあるのでしょう?

1 エルミタージュ美術館

2 ペテルゴーグ(ピョートル大帝の夏の宮殿)

3 エカテリーナ宮殿

*******************

琥珀の間は、その名のとおり部屋全体の装飾が琥珀で出来ており、これは世界で唯一のものです。

琥珀は、第二次世界大戦のレニングラード包囲戦中に解体され、ドイツ軍に持ち去られて、行方が分からなくなりました。

1980年から始まった復元作業により、2003年の建都300周年に、完全に復元されたのですが、伝説の琥珀の間が公開されると人気が沸騰して、入場制限が続いています。

Oldamberroom

ちなみにウィキペディアでは、こちらの1917年に撮影されたオリジナルの「琥珀の間」の写真をアップしていましたので、こちらに転用させていただきました。

さて、琥珀の間は、エルミタージュ美術館の中にあると思われている方が多いと思うのですが、どうでしょう?

実はサンクトペテルブルグから南に30kmも離れたエカテリーナ宮殿の中にあるのです。

こちらに行くには1日がかりのツアーなので、今回は訪れることができませんでしたが、二年前には訪れていますので、ご紹介しますね

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑱ チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」

なにはともあれ、ネヴァ川の対岸にあるホテルサンクトペテルブルグ劇場に、開演数分前にたどり着きました。

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こちらでの演目はチャイコフスキーの「白鳥の湖」

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エルミタージュ劇場の劇団員が、このホテルでショーをするということだったようです。

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ちょうどカリビアンクルーズのクルーズシップの中継場所にもなっていたようで、クルーズ船にいる人たちはシャンパンを片手に幕間を楽しんでいましたよ。

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窓の外にはクルーズシップが停まっているのが見えます。

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チャイコフスキーの「白鳥の湖」といえば、オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)の二役の主役の演じ方が話題になりますよね。

このチャイコフスキーは、ワーグナーのオペラ「ローエングリン」を高く評価していたといわれているのですが、白鳥の湖はこのオペラ「ローエングリン」を参考にしているという説をご存知ですか?

善良な人物(「白鳥の湖」だと女性、「ローエングリン」だと男性)が悪い魔法によって白鳥に姿を変えられてしまうという物語の根本にある筋書き、そして「ローエングリン」の第1幕第3場で現れる「禁問の動機」と「白鳥の湖」の「白鳥のテーマ」が極めて似ていると指摘されているのです。

このオペラで使用される、「ローエングリンの結婚行進曲」の美しい旋律は、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

僕はこのオペラがとても好きで、特にドイツのドレスデンのゼンパーオペラで観たときの印象は強く、一番の思い出として今も残っています。

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劇場はホテルに付属していたもので一流のものとは言えなかったのですが、内容は見ごたえがありました。

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終わって外に出てみると、日が沈む時でした。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑰ 会場へはネヴァ川を越えて

エルミタージュ劇場まで歩いていくと、受付で言われたのは

「今日は劇場で公演はないですよ。」

の一言。

つまり、僕たちは会場を間違えたのです。

しかし、迫る開演時間。会場に急がねば。けれど、ここでないのだとしたら、ではどこに??・・・慣れないサンクトペテルブルグの街で、地理感がまだありません。

受付の人にチケットを見せても、自分にもこの場所はよくわからない、とあっさり言われてしまいます。

英語がよく理解できないようでしたが、こちらもこうなると必死です(苦笑)。

地図を広げ、

せめて、この劇場がどのあたりにあるか教えてもらえないか? 

と食い下がると、

たぶんこのあたりじゃないか

と、地図の上を指差します。

どうもネヴァ川の今いる場所に対して、対岸にある住所のようだ、ということがここでわかりました。

あと開演まで15分もありません。

タクシーを見つけに表に出ます。

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対岸に歴代のロシア皇帝の墓があるペトロハヴロフスク聖堂が見えますが、地図によると劇場は対岸の、この聖堂のはるか右の方角です。

何とかタクシーをつかまえて、劇場に向かいます。

ただ、こちらのタクシーは、旅行客だとわかると法外な金額をとろうとするのですよね。

地下鉄で移動するなりして、いつも気を付けていたのですが、今回は急を要しましたので仕方がありません。

ようやくタクシーを見つけて乗ったところで、このタクシードライバー。

タクシーメーターを倒してくれと言っても、わからないふりをして倒さない。

最終的に3kmぐらい走ったでしょうか。

請求された金額は、車で30分以上離れた空港まで支払う料金です。

値段交渉しても

「タクシードライバーは俺だ。俺が言った金額を支払うべきだろう!?」

と逆切れされ、時間もなかったので、結局彼の言うままの料金を支払いました…。

まあ海外ですとこういったこともあります。

ロシアの場合は、体に危害がなかっただけでも良しとしなければならない場合もあると聞きますしね。

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四ツ谷でボサノヴァ

今日7月30日も、クリニックFの診療日です。

今日で7月の最後の診療ですが、月日が経つのが早いですね。

閑話休題。

今週、ある打ち合わせで四ツ谷のサッシ・ペレレというお店に行ってきました。

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四ツ谷に長年職場がありながら、このお店のことを知らなかったのですが、ボサノヴァ歌手の小野リサさんのお父さんがやっているという、ブラジル料理店なのですね。

もう20年以上もやっているのだそう。

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僕はガーリックステーキを注文しましたが、なかなかの美味。

ちょうどこの日はボサノヴァのライブもやっていました。

日によってはサンバダンサーが出てきて、皆で踊りながら

盛り上がるときもあるようで、また行ってみたいと思います。

良いお店を教えてもらいました。

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2011年7月29日 (金)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑯ サンクトペテルブルグでイタリアン

おはようございます。今日7月29日もクリニックFの診療日です。

8月が目の前に迫ってきましたが、天気は梅雨のような雨雲ですね。昨日の湿度、日本も東南アジアのようになってきましたよね。

さて、7月中に今月訪れたロシアの「新国際学会周遊記」を終わらせてしまおうと思います。

どうぞおつき合いください。

***********************

この日はもう1つバレエの演題の題目の予約をしていました。

チャイコフスキーの「白鳥の湖」です。

インターネットの情報では、公演会場は「エルミタージュ劇場」とのことでしたので、エルミタージュ美術館の近くで食事が出来るところを探します。

ちょっと小綺麗なお店を見つけました。

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ひとつのお店でなぜか、イタリア料理と日本料理、どちらも出すというお店です。

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お寿司を中心とした日本料理もありましたが、過去の経験から日本料理を注文する勇気がなく(笑)、メニューが充実していたイタリアンを頼みました。

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つい10日前まで本場イタリアのトスカーナで良い料理を頂いていたので、あまり期待せずに食べ始めたのですが、これが本当においしい。

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チーズも素晴らしかったですし、

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リゾットは絶品でした。

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ヨーロッパのほぼ全ての国に滞在したことのある僕ですが、たいていが仕事ですので食にこだわるにも限界があります。おいしいレストランを事前に調べて予約して・・・なんていう余裕はとてもありませんので、たいていふらりと入れるお店になります。

そんな中で、こんなにおいしい料理を出張中に食べられたのは、イタリアかフランス以外では初めてかもしれません。

良い海産物がとれるので、料理の基礎ができているのでしょうが、皇帝文化が長く栄えた街は、食文化も発達するのでしょうか?

2年前にこの地に来た時も美味しくて驚いたのですが、ロシアでの食事のクオリティ。

驚きです。

こらから舞台鑑賞という高揚感と、おいしい料理にビールと赤ワインで気分も上々、会場が近いこともあってついつい開場時間直前まで研究者仲間と飲んでしまいました。

ところが歩いてエルミタージュ劇場に移動してみると・・・

ハプニングです。

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2011年7月27日 (水)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑮ 2nd Continental Congress of Dermatology of the International Society of Dermatology 第2回大陸皮膚科会議

サンクトペテルブルグでは、この時期、もう一つ皮膚科学会が開催されていました。

「2nd Continental Congress of Dermatology of the International Society of Dermatology」と名づけられています。

Idc

世界皮膚科学会開催の第二回大陸皮膚科会議という、ロシアとヨーロッパの医師たちが集まる会議です。

僕はこの学会の情報を、直前のイタリア出張で仕入れたので、学会の開催場所を見に行くことにしました。

日本では全く情報がありませんでしたね。

場所は「タウリヤ宮殿」という、サンクトペテルブルグ市内の施設でした。

地下鉄の駅から歩くと、タウリーチスキー公園という大きな市民公園の中を通ってこの会場に行けそうです。

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タウリーチスキー公園は、観光客がいかないような場所にありますが、とても綺麗な公園でした。

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地元の人たちがベビーカーに子供を乗せて行く場所なのでしょうね。

すこしニューヨークのセントラルパークに似ていますね。

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公園を通り抜けて、このような大通りを歩いてゆきます。

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通りの向こうには、ロシア教会風の綺麗な建物も見えますね。

この大通りを歩いて15分ぐらい

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通り右手に宮殿のような施設が見えてきました。

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どうやらここが学会会場のようです。

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こちらのテントがレジストレーションでしたが、ちょっと登録して入る残り時間はなさそうでしたので、ここで引き返すことに。

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受付に立っている人たちに、英語で話しかけたのですが、僕らは英語は話さないので他の人を呼んでくると言われました。

国際学会なのに....(苦笑)。

英語が話せる人に、日本から来た医師だけれど、ちょっと中を見せてくれないかと交渉しましたが、レジストレーションが必要だと言われてしまいました。

まあその通りなんですが、1時間も中にいることの出来る時間が無かったので、諦めました。

多くの医師たちが会場に入ってゆきましたが、彼らが話している言葉はスラブ系の言語でした。ラトヴィアやベラルーシ、ウクライナなどの旧ソ連の国々の医師も含まれているのでしょう。

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ただ、発表の演題は英語で行われている様子。

皮膚科系の学会ですので、来年にでも演題を出して参加してみようと思いました。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑭ 1996年度ノーベル化学賞受賞により

おはようございます。7月27日、今日もクリニックFの診療日です。

今日は診療の合間に書籍の取材が入って忙しくしていますが、頑張ってゆきたいと思います。

さて、僕の新国際学会周遊記は、今月訪れたロシアの話です。

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この日も学会会場に向かいます。

朝ホテルで、今回の発表で自分の名前が載るJAAD(米国皮膚科学会誌)の文献を確認。

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一番下にFujimotoの文字が見えますか? 写真だとわかりづらいかもしれませんね。

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地下鉄の駅を降りると、この日は晴天で汗ばむぐらいの陽気です。

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地下鉄の駅から学会会場となる大学までは、15分ぐらい歩かなければなりません。

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こんな感じの道を歩いてゆきます。

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天気が違うと大学のイメージも変わりますね。

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近くにいた学生さんに声をかけて、写真を撮ってもらいました。

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ちなみにこのナノカーボン(フラーレン)学会は、1993年からロシアで開催されています。

1985年に最初に発見されたのは、炭素原子60個で構成されるサッカーボール状の構造を持ったC60フラーレンですが、この発見により、ライス大学のリチャード・スモーリー博士、ロバート・カール博士、そしてサセックス大学のハロルド・クロトー博士が1996年度のノーベル化学賞を受賞しました。

ちょうどノーベル賞の受賞が決まる前後からこの学会が立ち上げられたのでしょうね。

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昨日貼られていなかったポスターもあります。

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一通り、会場の発表を確認して、このナノカーボン(フラーレン)分野でどのような研究が世界でなされているか俯瞰します。

国際学会の演題の中には、まだ論文となっていない研究発表も沢山あり、次の研究のヒントが含まれていることが多いのです。

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一通り、演題を確認した後、会場後にします。

実はこの時期、このサンクトペテルブルグでヨーロッパ大陸系の皮膚科学会が開催されていると、つい先月訪れたイタリアのレーザー会社のDEKA社のマウロから情報を聞いていたのです。

場所を確認すると地下鉄で移動できそうです。

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2011年7月26日 (火)

チャリティイベントに参加します

ここでひとつお知らせです。

学会活動では基本的に医師や医療関係者、工学関係者向けの学会、セミナー、ワークショップで話をすることが多い僕ですが、この秋一般の方向けの震災チャリティワークショップで話をすることになりました。

場所は、東京外国語大学府中キャンパス。日程は、11月27日です。

今回初来日となる統合医療関係の方々と一緒に、パネルディスカッションに参加します。

参加申し込みが始まったそうですので、ご興味のある方はぜひいらしてください。

Touch for World International Week 2011

第一回世界自然療法シンポジウム

詳細:

http://t4wintlweek.com/2011symposium.html

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑬ 革命とサンクトペテルブルグ

今日7月26日もクリニックFの診療日です。

ここ数年取り組んできている美容施術前後の画像診断機器の開発会社との月一度の会議のため、今日は早めにクリニックに出勤してきました。

これから会議に入ります。

今月頭に訪れたサンクトペテルブルグの街並みの写真をアップしておきますね。

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サンクトペテルブルグは旧レニングラード。ピョートル大帝によって1703年に築かれた人工都市です。

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約300年前は、単なる沼地だったことが信じられないほど都市開発が進んでいます。

旧共産党が作り上げたような建物がたくさん残っていますが、これがすべて西欧の街並みを模倣して、人工的に建設された都だというのですから、本当に驚いてしまいます。

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この地はロシア帝国の首都ペトログラード(後にレニングラード、現在はサンクトペテルブルク)でもありましたので、「血の日曜日事件」(1905年)や、ロシア革命(1917年)の2月革命、10月革命の2つの革命の中心となりました。

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こちらの写真はサンクトペテルブルグを代表する建築物である、カザンの聖堂。

ネフスキー大通りに面してこの建物があるのですが、写真を見ての通り、半円状に弧を描くコリント式列柱の回廊です。

これはローマのサンピエトロ大聖堂をモチーフにしているのだそうです。

名前はロシア正教会においてもっとも重要視されるイコンのひとつ、「カザンの生神女」に由来したものだそうですが、聞けば、同名の聖堂はロシア国内に沢山あるのだそうです。

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こちらは同じく帝政ロシアのシンボルとして1858年に建設されたイサク聖堂。

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さらにこちらはエルミタージュ美術館。

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河から見ると綺麗です。

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街を歩いているとロシア正教会の教会も多く観られますし

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短い夏を大切にするように、花を飾った家が多くあるのも興味深かったです。

花は心を豊かにしますね。

同じように短い夏の季節に、この街を歩いていると、色彩豊かに目に入ってくるのが果物屋さんでした。

街でたくさん見かけました。

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おいしそうです。

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2011年7月25日 (月)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑫ ボルシチとビーフストロガノフ

今月訪れたロシアブログが続いていますが、僕は東京四谷のクリニックFで今日も診療しています。

今朝、あるところで偶然、大学の同級生に会いました。

面影があったので、すぐに気づき話かけたのですが、考えてみれば卒業式から会っていません。

あれからもう20年近く経ってしまったのですよね。

お互い診療があったので、10分ぐらい話してすぐに別れたのですが、偶然とは面白いですね。

続いて訪れたシンガポールのブログもまだですので、早く続きを書いてしまおうと思います。

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ロシア料理といえばボルシチとビーフストロガノフ。(以前もそう書いたような・・・)

サンクトペテルブルグで何軒かレストランに入ったのですが、どのお店もとってもおいしいのです。

ロシア料理の印象が覆りました。

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ボルシチは、今回「コールドボルシチ」なるものも食べました。

僕は温かいほうが好みですが、冷やして食べるものもなかなか。

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早めに入ったのでこの通り席は空いています。それでも食事の時間には満席になりました。

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ビーフストロガノフも、ロシア風はポテトに囲まれているのです。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑪ ムソルグスキー記念オペラ・バレエ劇場の「眠れる森の美女」

この日もロシアのナノカーボン(フラーレン)学会に顔を出した後、夜はムソルグスキー記念オペラ・バレエ劇場に向かいました。

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このホールは1833年に建てられた旧ミハイロフ・オペラ劇場。

ロシア芸術広場に面した場所にあります。

芸術広場の中央にあるアレクサンドル・プーシキンの記念像が見えますよね。

この広場の後ろに見える建物が2年前に訪れたロシア美術館。

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この広場の右手には、いつか訪れたいと思っているショスタコーヴィチ記念フィルハーモニー・大ホールがあります。このホールはチャイコフスキー交響曲第六番「悲愴」の初演がなされたホールとして知られています。

このホールを主に活動するサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団(旧レニングラード・フィル)は、エフゲニー・ムラヴィンスキーが指揮していた時代には、世界有数の実力を誇るオーケストラと名前が知られていました。

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そして、今回訪れたムソルグスキー記念オペラ・バレエ劇場が左手にあります。

この日の題目はチャイコフスキーの「眠れる森の美女」でした。164

「Спящата красавица」

つまり、「The sleeping Beauty」

ロシア語ですが、何とか演題は解読(というか想像?)できます。

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ムソルグスキー記念オペラ・バレエ劇場は、サンクトぺテルブルグではマリインスキー劇場と並ぶ由緒ある劇場です。

「眠れる森の美女」はちょうど二年前はマリインスキ―劇場でも観たのですが、何度でもチャンスがあれば観たい演目の1つです。

この劇場は、

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天井画も

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シャンデリアもこの通り、美しく見惚れてしまいました。

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訪れていない劇場がヨーロッパにはまだまだ多くあり、新しい劇場には毎回新鮮な感動があります。

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最近よく思うのですが、ヨーロッパの著名なシアターは、想像よりもはるかに小さいんですよね。

「日本でクラシックバレエを観たのだけれど、退屈で眠ってしまった。」

なんてご意見を聞きますが、(何を隠そう、実は僕もそうでした)日本のホールはそもそも観劇用にできていないので、ものすごく遠くで豆粒のようにダンサーが踊っているのが見えるだけですものね(苦笑)。

クラシック音楽や西洋絵画を観るのは昔から好きだったのですが、文学、絵画、舞踊、音楽と、4つの西洋芸術が結実した、世界最高級の芸術と言われるバレエやオペラを観るようになったのは、海外の小さな劇場で観てからです。

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このように客席から近い劇場で、バレリーナやオペラ歌手の息遣いがわかるぐらい近くで本物のオペラやバレエを観たら、誰でも眠っている暇はなく、心が動くと思いますよ。

「眠れる森の美女」は、魔女に呪いをかけられて100年の眠りについたオーロラ姫が、デジレ王子のキスで目覚める有名なストーリーを軸にして、チャイコフスキーが美しい旋律を作曲しました。

そして、この作品を世界的に知らしめたのは、ロシア帝室バレエのバレエマスターであったマリウス・プティパの振付けと演出。

どのシーンも素晴らしいと思うのですが特に僕が好きなシーンは、第三幕。

オーロラ姫がデジレ王子と結婚式を挙げる際に、招待されたおとぎ話から出てきたお客が順番にダンスを披露するところです。

金、銀、ダイヤモンド、サファイアの4人の精のパ・ド・カトル

2匹の猫のダンス

青い鳥とフロリナ王女のパ・ド・ドゥ

赤ずきんちゃんとおおかみの踊り

シンデレラ姫とフォルチュネ王子のダンス

などなど、次々にシーンが入れ替わり観ていてとても楽しいのです。

きっと西洋の著名な劇場でこのシーンを任されたダンサーは、それこそ一年中集中して練習に励むのでしょう。

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今回も素晴らしく鍛錬された肉体によってつくられたパフォーマンスには、本当に感動しました。

「眠れる森の美女」は上演時間が3時間余り。

バレエの演目にしては長いので、終わった時には夜の11時近くになっていました。

しかしながら劇場を出てみると、この通り

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白夜の季節であたりは明るいのです。

劇場に入った7時ごろとあまり明るさが変わりませんね。

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特にこの日は曇り空だったので、入った時と印象は変わらず。

毎度のことながら不思議な感じがしましたね。

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2011年7月23日 (土)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑩ 2度目のエルミタージュ美術館

おはようございます。今日7月23日土曜日はクリニックFの診療日です。

先週の土曜日はお休みをいただいていたこともあって、予約が溢れてしまい、機器の調整もあるため、診療開始時間を早めて今日は診療しています。

さて、今月出張したロシアブログ。もう少し書いてしまいますね。

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サンクトペテルブルグで最も行きたかった場所は、やはりエルミタージュ美術館です。

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サンクトペテルブルグ唯一の宮殿を、美術館として開放したエルミタージュ美術館。すべての展示室を歩くと約20kmもの距離があるといわれています。

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ちょうど二年前にこの美術館に行ったのですが、あまりに展示が多くて、そのときはすべてを観る時間がありませんでした。

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今回もエルミタージュに行くことができるとわかった前日に、インターネットで翌朝の予約を入れました。

この券があると、入場の長い列に並ばなくてよいのです。

予定がわかっていて日本で予約をとることができる方ならいいのですが、2011年現在、この予約提示はiphoneで画像を見せるだけではなくて、プリントアウトによる提示が必要なようです。

あちらで予約される方は、ホテルでプリントアウトしておくなど、事前に印刷されたほうがいいですよ。

翌朝行ってみると案の定、切符を買うための長い列が...。

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皆、平均すると2時間ぐらいは待っているのではないでしょうか?

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美術館に入ったのちも、窓から見ると、こんなに長い列が続いています。これらの長い列に並ばなくてよい、というのは大幅な時間の節約になりますので、事前のネット予約は本当にお勧めです。

前回観た部屋はさっと飛ばしながら、目的の部屋に向かいます。

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このエルミタージュ美術館には、ダヴィンチの真作が2展あります。

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もちろん、この写真のように、美術館でも最も込み合っている部屋となります。

一つがこの「リッタの聖母」

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もう一つがこちら「ベヌアの聖母」

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です。

ルーブル美術館に所蔵されている「モナリザ」や「岩窟の聖母」、ミラノの「最後の晩餐」などをはじめとして、全世界に十数展しか現存しないと言われているダヴィンチの真作。

現存しているダヴィンチ絵には多くの指紋が残っており、その200余りの指紋はローマ警察に保存されているそうです。

彼の新しい絵が見つかったとされる際には、この指紋が照合されるのです。

面白いですよね。

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他にもマティスや

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モネなどの絵が飾ってありましたが、

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今回印象深かったのは、エルグレコの「使徒ペトロとパウロ」でしょうか。

天国の門の鍵を預けられたので、鍵を持った絵で描かれることが多いペテロ(左)と、キリスト教の教義を作り上げ、書物(聖書)を持った絵で描かれることが多いパウロ(右)。

この絵もその通りに描かれていました。

エルミタージュが素晴らしいのは、その周りが公園のように整備されていること。

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皆、短い夏の日を思い思いに楽しみながら、くつろいでいます。

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ローラーブレードをやる女の子もいれば

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馬車も走る。

この馬車を反対方向から写真にとるとこうなります。

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エルミタージュ美術館は、旧参謀本部があった馬蹄形のクリーム色の建物と向かい合っているのです。

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このエルミタージュ美術館の前の広場は宮殿広場と呼ばれていて、中央にあるのがアレクサンドルの円柱。

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風があったので、僕の髪が舞い上がっていますね。

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サンクトぺテルブルグは、観光地の近くに地下鉄の駅がなく、歩くとかなり距離があるのですが、セグウェイツアーを発見しました。

これは便利そうでした。

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2011年7月22日 (金)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑨ ロシアでも村上春樹

さて、僕は今東京に戻り、四谷のクリニックFで診療を再開しましたが、このブログでは今月訪れたロシアとシンガポールのブログの続きを終わらせてしまいますね。

まずは、ロシア出張記の続きから。

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サンクトペテルブルグの街を歩いていると、見覚えのある本の表紙が見えます。

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村上春樹著「IQ84」です。

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こうして見つけると、嬉しくなりますね。

村上春樹の著作は高校生の時から読んでいます。

イスラエル文学賞を取った時に、熱いブログも書きました。

村上春樹の、特に翻訳の文章を読んでいると、日本語ってこれだけ表現の自由度が広いのだなあと感心するときがあります。

「グレートギャッツビー」や、「大きな木」は翻訳が違うだけで、まったく違う印象を受けました。

「IQ84」が、どのようなロシア語に訳されているのか、とても興味があるところですね。

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2011年7月20日 (水)

IMCAS ASIA 2011 シンガポール② シンガポールより帰国しました

本日早朝、シンガポールより帰国しました。

赤道直下にあるシンガポールでしたが、夏至のシーズンは太陽が北回帰線上にあるので、日本のほうが太陽が高くなります。そのせいか日本よりもはるかに過ごしやすかったですね。

シンガポールはこの6年間。ほぼ毎年講演で来ています。

毎年新しい建物が建ってびっくりするのですが、今年の話題はなんといってもこれ。

Marinabaysands

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ホテル マリーナベイサンズと、その屋上高さ55階に浮かぶ船です。

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この「天空に船」という建築デザイン。

さらに階上は屋外プールという発想。

秀逸です。

残念ながらホテル宿泊者以外はこのプールでは泳げないそうで、写真だけで帰ってきました。

この建物については別のブログでふれますね。

昨晩の深夜便。

台風が直撃しているとの情報があったので、航空機ディレイを覚悟したのですが、無事、帰国できましたよ。今日はそのままクリニックFで診療を始めています。

今年は6月19日から7月20日にかけて、東京~チューリッヒ~ミラノ~フィレンツェ~パヴィア~フィレンツェ~チューリッヒ~東京~札幌~東京~モスクワ~サンクトペテルブルグ~モスクワ~東京~シンガポール~ジョホーバル(マレーシア)~シンガポール~東京・・・と、1ヵ月で地球を一周半以上した出張がこれで一段落しました。

明日木曜日は工学部大学院のレーザー研究室での実験日ですが、本日からは(木・日・休日が休診日の)通常診療に戻ります。

このひと月ばかり出張続きで、患者さんや関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたが、得られた知識をもとに、明日からのより良い診療に結び付けようと思います。

この国際学会周遊記でも、ロシアブログに引き続き、シンガポールで得られた情報をお知らせしますね。

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2011年7月18日 (月)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑧ サンクトペテルブルグの観光地といえば?

やっはり1881年に皇帝アレクサンドル2世が暗殺された上に建った、この血の上の救世主教会でしょうか?

インパクトありますよね。

2年前に来たときは中も見学したのですが、今回は時間がなく断念。

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ホテルが近かったのもあり、毎日近くを通り見ていましたが、本当に奇怪な建物です。

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ですが、見れば見るほど、装飾が緻密な計算のもとにつくられているのに気づくのです。

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細かい装飾が素晴らしいですよね。

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玉ねぎもそれぞれ形と色が違って不思議です。

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滞在中の一番晴れた日に、セルフタイマーで写真を撮りました。

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2011年7月17日 (日)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑦ フラーレン、ナノカーボン学会へ

この日はあまり天気が良くなかったのですが、学会会場に向かいます。

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メトロのチケットを10枚買おうとすると、こんなコインを渡されました。

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このコインを自動販売機のように改札に入れる仕組みなのです。

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サンクトペテルブルグの地下鉄路線図。

2年前に比べて紫色の新しい路線が一本増えました。都市の景観もどんどん変化していますね。

駅名がロシア語で読めないので、とりあえず7つ目の駅で降りればよいことを確認。

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地図を頼りに歩いてゆくと、大学の中が会場のようです。

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学会のマークを確認し、とりあえず中に入ります。

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大学施設に入るために自動改札機がありました。

学会に来たことを説明して入れてもらいます。

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会場。登録を済ませます。

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学会誌に名前を確認。Fujimoto T.の文字が見えますか?

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発表演題名は、

「Efficacy of fullerene capsule with amphipathic antioxidants vitamin」

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です。

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参加者は100人弱といったところでしょうか。

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いくつかの講演を聞きました。

国際学会という触れ込みでしたが、ほとんどの出席者がロシアの人の様で、一部ロシア語なので理解不能なものもありました(苦笑)。

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ともあれ、演題登録も学会の場所も確認し、一安心です。

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2011年7月16日 (土)

IMCAS ASIA 2011 シンガポール① シンガポールに着きました

早朝にシンガポールに着きました。

シンガポールへの飛行時間は約6時間。1時間の時差があります。

こちらの気温は摂氏24度。赤道直下の国ですが、日本に比べてむしろ涼しいかもしれません。

朝8時から米パロマ社のクリニカルミーティングに参加しました。

先月クリニックFに導入し、パラメータを検討中の

赤系統の色素疾患に強いMaxG

茶系統の色素により強力に効くLuxY

1540nmのコンプレッション•フラクショナルレーザーであるスターラックス1540XD

の三つの機器を使用しているドクターの話を聞くためでした。

ボルチモアのドクターロバート•ワイスや、東京女子医大の河野太郎先生他、中国、インド、フィリピン、タイなど各国の先生が発表をされました。

中でもワイス医師は、MaxGは、それまであざのような赤い疾患の治療の主役であったダイレーザーに取って代わる可能性がある機器だと専門誌で話していましたので、楽しみにしていました。

ワイス医師と雑談していてたのですが、最近ゴルフを再び初めて、すごくはまっていると言っていましたよ(笑)。ボルチモアには良いパブリックのゴルフ場があるので、週に二回まわっているのだとか。来年のボルチモアの工学レーザー学会CLEOにも演題が出せればと思っていますので、ボルチモアでゴルフが出来たら楽しいだろうなあ。

しかし、こうしてアジアのいくつかの国のドクターが話をすると、各国の特徴が出ますね。

とにかく時間が切れてもしゃべり続けるドクター

全く笑みを浮かべずに、淡々と原稿を話すドクター

など、など。

懇親会もあり、非常に良いディスカッションが出来ました。

明日からシンガポールで開催されるフランス系美容学会 第5回 IMCAS ASIA が始まります。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑥ モスクワよりサンクトペテルブルグへ

さて、再びロシア出張記です。

明けた朝。

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再びエアポート特急に乗って、モスクワ空港に向かいます。

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ビジネスアワーなので人がいっぱいですね。

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空港でサンクトペテルブルグ行きの飛行機に乗り込みます。

モスクワ・サンクト間は現在特急電車も通っていて約4時間なのだそうですが、飛行時間は1時間10分程度。

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あっという間にサンクトペテルブルグにつきました。

見覚えがある空港が出迎えてくれます。

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ここからは学会の手配してくれたタクシーに乗ります。

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今回も2年前の前回も、ロシアの出張をした際には、ロシアビザの発行にロシアのフラーレン学会の招待状が必要でした。

Invitation

学会に発表すると決まった際に、必要な情報を送り、このようなインビテーションを発行してもらい、これでロシアのビザを取るのです。

ロシアで航空機ディレイのためにビザの期限が数時間切れただけなのに、そのまま収監されてしまった人の話などを聞きましたので、海外でも、このビザの話だけは慎重になりますよ(苦笑)。

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車で街まで移動しますが、共産党時代に建てられたであろう巨大な建物を観ながら移動します。

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30分ぐらいでホテルに着きました。

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この部屋で4日間を過ごすことになります。

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2011年7月15日 (金)

ソルタメディカル社のスタッフ来院

今日の診療がやっと終わりました。これから準備をして空港に向かいます。

その前に、ちょっとクリニックの話も書いておきましょう。

昨日、診療も終わりかけたころ、サーマクールCPTやフラクセル3DUALを製造/販売するソルタメディカル社から、セールスマネージャー Benedict LimがクリニックFを訪問してくれました。

彼は、フィリピンの出身。昨年にシンガポールで招待講演を受けた時以来の再会でした。

1時間ばかり話をしたのですが、今回一番の話題は、今春発売予定のフラクセルグループの下位機種のことでした。これをどのように販売しようか、ということで意見を求められました。

下位機種、といってもデザイン的には興味深いものが出てきました。というのも、ソルタメディカル社はアメリカ カルフォルニア州シリコンヴァレーにある会社ですので、土地柄コンピューターのデザイナーが多くいます。

そうした背景もあり、今回はこういった

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マッキントッシュみたいなデザインの機器を持ってやってきたのです。

ソルタ社のフラッグシップであるフラクセル3DUALの波長は、1550nm&1927nm。

それに対し、今回の機種は「フラクセル:リファイン」に近いコンセプトで、波長は1440nmとなります。

今までこの波長はグラスファイバーを使用しないと作成できない波長でしたので、機器を作っても販売価格が非常に高額となってしまうのが難点だったのですが、今回この波長を半導体(ダイオード)レーザーでつくれるようになったので、廉価版を販売できることになったといいます。

ただ、レーザー機器の工学的な特性を考えると、ダイオードで高出力にするのは、技術的にも相当難しいので、この機種の出力は弱いのですけれどね。

これは日本で売れる可能性があると思うか?

という点について、意見を求められました。

日本でも、数名の医師にコメントを求めているようです。

売れる売れないは別にして、僕は少々心配になってしまいました。レーザーを購入する顧客として考えてみると、ソルタメディカル社が近い将来典型的なアメリカ企業の失敗の轍を踏むことになってしまうのではないか・・・? という不安が頭をよぎったのです。

僕自身はソルタメディカル社のサポーターを自任しています。彼らのもつ独自の技術を最も理解し、最もリスペクトをしている日本人医師の一人だと自負しているのです。だからこそ思い入れも強く、身内の事のように、喜んだり心配したりといったことが起きる訳ですが。

ちょっと前に、イタリアのフェラーリ社が株式上場を目指しているのは、既存の顧客を逃す可能性があるのではないか、というブログを書いた覚えがあります。それと同じで、きっとある一定の成功を収めた企業は、その後、それまで以上の努力とセンス、時の運を味方につけなければ、そこからさらに上を目指したり、またそのポジションを維持することは出来ず、株主のプッシュによる、さらなる飛躍と売り上げを伸ばすためには、常に新しい機器と市場を開拓しなければならないというディレンマを抱えることになるのでしょう。

経営学の世界では

「トレードオフ」

という原則があります。

一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の状態・関係を指すのですが、一つのブランドで、最高級と安価のダブル・ブランド戦略を取ることは、よっぽどの戦略がない限りできないのです。

典型的な失敗例としてよく挙げられるのが、米国企業 コーチの例です。

コーチは米国で生まれ育ったファッションブランドで、特殊なデザインの高級皮を利用した高級ブランド戦略で躍進し、一時は欧州の歴史あるブランドであるエルメスやルイヴィトンなどと張り合うぐらいの人気を誇りました。

それがなぜ凋落してしまったのか?

アウトレットショップなどに売り込みをかけ、さらに売上げを上げるために、セカンドラインの安いラインを新たに作り上げたからなのです。

これでコーチに対して高級なイメージを持たせた参入期のブランディングは、見事に崩れ去ってしまい、別の道を模索することとなったと言われています。

今では戦略を変え、新しいニュースとともにまた頑張っているようですし、僕自身はブランドに詳しいわけではないので教科書以上のことは語れませんが、ビジネスの実例としては非常にわかりやすいですよね。

これを我々の市場に当てはめてグローバルな視点で考えてみますと、現在世界の美容レーザー市場は、ソルタメディカル社のフラッグシップである「フラクセル3DUAL」、および同社のCO2フラクショナルレーザーである「フラクセル:リペア」を頂点に成り立っているといっても過言ではありません。

最高の能力を持ち、最高の施術が可能な「フラクセル3DUAL」を購入したくでもできない人たちが、一部のフラクショナルCO2レーザー機器や、他の波長の追従品を購入している状況なのです。

こうした世界最高の能力を持った会社が、自ら性能と価格を落としたセカンドラインの機器を販売し、それらの企業との価格競争に走ったらどういうことになるでしょう?

今まで築いてきたブランドも、市場も壊れてしまうのではないでしょうか?

僕の心配が杞憂に終わる事を祈るばかりですが・・。

ちなみに僕は、この「ブランド」というものを、小さなクリニックの中でしかありませんが、意識しながらこの5年余り仕事を続けています。

「藤本幸弘」という僕個人や「クリニックF」というちっぽけな意味でのブランドではありません。「レーザー・アンチエイジング」という広義な意味でのブランドです。

レーザーと、それに関わるエンジニアにリスペクトを払っている医師である以上、その価値が軽んじられるようなことを僕がしてはいけない、と思っているのです。

クリニックFに来る患者さんの中には、いわゆる日本的な意味での「セレブリティ」と呼ばれる方がいます。そうした方々から「タレント割引や女優割引はないのか?」「モデルなので安くしてほしい」「マスコミ関係でも施術料をとるのか?」と聞かれたり、驚かれたりすることがあります。

しかし、僕はクリニックFで特定の人の職業を理由にセールをやるつもりはありませんので、

「他の患者さんと同じ価格になりますが、それでいいでしょうか?」 

と、治療に入る前に先に必ずお伺いするようにしています。

他のクリニックでは、ある特定の職業に就いている事で本当に安価で施術を受けられている方も大勢いらして、この言葉を言うのに勇気が必要な場合も多々あるのですが(苦笑)、でも一度でも院長である僕が揺らいでしまうと、雪崩が起きるだけですからね。

過去にはほろ苦い経験をしたこともありますので、このクリニックを作ってからはいつも強い気持ちを奮い立たせています。

その患者さんがどんな職業、どんなステータスにあっても、僕にとってはやはり皆同じ、平等に大切な患者さんであり、同じ診療、治療と効果を提供している自負があります。

実際、先にお伝えしてしまえばお互いにすっきりし、僕のポリシーを理解してくださった上でお付き合いくださる方も大勢いらして、それにはとてもとても感謝しています。

施術をされた方がその金額に相応する価値を感じていただいて、またこのクリニックに来たいなと思っていただければ、それほど嬉しいことはありませんし、そのためにも一層努力しより良い治療を提供していかなければいけないと思うのです。

それこそが、レーザー医療を大切にし、技術者に最大限の敬意を払い、その技術と英知をこの日本でも広め根付かせていくことにつながると思うからです。

さて、深夜便のシンガポール行き(節約のためエコノミーです(笑))に乗るために、そろそろ羽田に出発しますね。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑤ ボリショイ劇場新館で観た現代バレエ

急いでやってきた場所は、ロシア屈指の劇場であるボリショイ劇場です。

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この巨大な旧劇場は約5年間再建工事に入っていましたが、今年の秋にいよいよ再開することになります。

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今回はこの劇場の左手奥にある、ボリショイ新館に向かいました。

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モスクワ到着が遅れたのもあり、開始時間20分後に劇場に到着したのですが、幕は一幕しかありません。

クロークでトランクを預け、

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交渉をしたら、二階席の自由席ならば劇中でも入っても良いとこと。

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皆が観劇中で、誰もいない劇場の二階に向かいます。

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新館とはいえ、旧館の内装が移動してきているのでしょう。

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大きさも小さくて、どの席からも楽しめる、素晴らしい劇場だと思いました。

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最後は世界平和を望むパフォーマンスだったのでしょうか?

演者が流し台で国旗を洗い、それを舞台に広げてゆくパフォーマンスをしたのです。

日本の国旗も最初に舞台に登場した5枚の国旗のうちの一枚にありました。

出てきた国旗の順番に理由があるのかわかりませんが、ロシアでもこういった表現ができるようになったのですね。

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どの劇場もそうですが、観劇後、楽しそうに皆帰ってゆきましたよ。

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劇場外観。

この日は、そのままホテルに向かい、ぐっすり眠ってしまいました。

翌朝早くに起きて、学会会場のあるサンクトペテルブルグに向かいます。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会④ 一路モスクワへ

おはようございます。今日も暑くなりそうですね。

今日は朝から夜ぎりぎりまで四谷で診療を行い、その後深夜シンガポールに向かう予定です。連休明けに戻りますが、その前にロシア出張記を早めに終わらせたいと思います(笑)。

こちらもまたしばしおつきあいください。

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成田空港で利用したのは、エアロフロートロシア航空。

スカイチームのアライアンスなので、今まではあまり利用することがありませんでした。

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ロシア上空は山脈あり、平原ありでさまざまですが、本当に広大な土地ですね。

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ウラル山脈には残雪もあります。

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緯度が高く、移動距離も長いので、天気も本当によく変わります。

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モスクワ近くでは川に船が浮かんでいるのがわかります。

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さて、到着したのはロシア・モスクワは新しくなったばかりのシュレメチェヴォ国際空港。

10時間余りの飛行時間です。

ヨーロッパにしては飛行時間が短い印象がありますよね。

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この空港にはモスクワ市内に向かう鉄道があるのです。

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前回はモスクワでトランジットしてしまいましたので、モスクワは初めて。

楽しみです。

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エアポート特急はこんな感じの景色が続きます。

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約35分でモスクワ北部の駅に到着です。

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ロシアの文字は、慣れるまで時間がかかりますが、しばらくすると読めるようになりますよ。

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モスクワの駅からは地下鉄を利用します。モスクワの地下鉄はこの路線図の通りかなり充実しているのですよ。

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ロシアや東欧の街でタクシーを拾うと言葉も通じないこともあり、法外な値段を請求されることもあるのですが、空港からエアポート特急と地下鉄でモスクワ市内に行けるとなると安心ですね。

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地中深くまでエレベーターが続きます。

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こんな地下鉄が走っています。

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モスクワ空港に到着してから、トランクを持ったままたどり着いた先はこちら。

どこだかわかりますか?

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2011年7月14日 (木)

2011年6月イタリア出張39 イタリアからの帰国

シンガポールに向かう前に、ようやくなんとかイタリア出張記を終わらせられそうです(笑)。

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イタリアからの帰国便は、フィレンツェ空港よりチューリヒ経由で。

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この空港。日本人で使う人はほとんどいませんよね。

ミラノかローマから入る人が多いのだと思います。

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とても小さい国際空港ですので、搭乗も徒歩です。

イタリアからスイス上空の綺麗な景色を見ながら飛行します。

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スイス着陸前に。こんな自然の広告が。

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携帯ナイフで有名なVICTORINOX。スイスが誇るブランドのひとつです。

僕もヴィクトリノックスは、いつも海外に行くときにトランクに持ち歩いています。

最近機内に持ち込めないのが玉にきずですが。

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スイスのお土産屋さん。

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ビジネスラウンジで待っているとき、ふと見上げるとこちらの屋根も太陽光発電地でした。

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エコですね。

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帰国便で気になった記事は、こちらの二つ。

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特に医療ヘルスケア部門でアメリカ開闢以来の革命をおこそうとしているオバマ大統領への賛成意見と反対意見が述べられていましたよ。

こういった国家による公共医療政策は、さまざまですが、アメリカ市場にとっては国民皆保険制度はなじまないのでしょうね。

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イタリアはフィレンツェにあるDEKA社本社訪問と、新世代フラクショナルCO2レーザーであるスマートサイドドット2の開発担当者、

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および治療経験医師たちのクリニック訪問が目的となった、イタリア出張の新国際学会周遊記を終わります。

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2011年7月12日 (火)

2011年6月イタリア出張38 フィレンツェ5月音楽祭最終日

さて、今週は金曜日の夜まで東京にいる僕ですが、なんとか今週中にイタリア出張記を終わらせたいと思います。おつきあいください。

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フィレンツェから日帰りでミラノに行った日、翌朝の帰国を控えて最後のイヴェントが待っていました。

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フィレンツェ5月音楽祭(マッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーノ)のチケットをとっていたのです。

この日6月23日は偶然にも今年の音楽祭最終日でした。

初めて行くフィレンツェ コムナーレ劇場。

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開演を前に多くの人が待っていました。

ところで、ちょっと話はずれますが、「オペラ発祥の地」はフィレンツェだということをご存知でしたか?

これは、どこからどこまでをオペラであるとし、その概念を定義するかにもよって諸説あると思うのですが、

「16世紀末に世界で初めてオペラが上演されたのは、フィレンツェである。」

という説があるのです。

興味深いですね。

話を戻しましょう。

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「フィレンツェ5月音楽祭」は、1933年に始まった、毎年4月から6月にかけて開催される音楽祭で、ヨーロッパで開催される音楽祭の中でも重要なもののひとつとされています。788

このフィレンツェ5月音楽祭管弦楽団は、リッカルド・ムーティ―に次いで、1985年よりズービン・メータが音楽監督として率いています。

メータはインドのボンベイ出身。ウィーンのニューイヤーコンサートでも指揮を振っていますし、巨匠の一人ですよね。

思い返せば僕が初めて買ったCDは、メータのものでした。懐かしいなあ。

コムナーレ劇場に少し早く着きましたので、食堂に向かいます。

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ワインと一緒に軽い食事もいただきます。

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古くからの劇場ですので、昔のポスターが貼ってあるのはスカラ座と同じです。

劇場にはオペラで使われた衣装のデザイン画が残っていました。

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会場は歴史を感じさせるものでした。

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最終日は残念ながらメータの指揮ではなく、ソプラノ歌手マリエッラ・デヴィーアが歌う演題でした。

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最後の日の舞台だったので、地元イタリア出身の人が選ばれたのでしょう。

隣の席の人も、ブラボー!!を連発していました。

皆イタリア人らしく、楽しそうにリラックスした雰囲気で聴いているようで、クラシックを楽しむ土壌があるのだなと思いましたよ。

東洋人はほとんどいませんでしたが、それもヨーロッパの音楽祭では最近珍しいですね。

フィレンツェ最後の夜を楽しむことができました。

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皆楽しそうに帰ってゆきます。

さて、いよいよ翌朝に出発となります。

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札幌から帰りました

おはようございます。

今日7月12日はクリニックFの診療日です。

イタリア、そしてモスクワ~サンクトペテルブルグ、札幌・・・と夏の出張が続いていますが、本当に東京は蒸し暑いですね。

毎回出張では学ぶことが多く、アンチエイジングや美容皮膚の領域において、レーザー医療が、かつてなかったアカデミックな学問として着々と進化確立してゆくのを肌で感じます。とても嬉しいことですよね。

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あまり写真が撮れなかったのですが、札幌電波塔です。

まだ、イタリア出張記の残りがすこし、そしてロシアのブログが残っていますので、今日からまた診療の合間を見ながらこの新国際学会周遊記でアップしてゆきますね。

次は、今週金曜日の深夜便でシンガポールに向かいます。フランス系美容医学会IMCAS ASIAに出席してきますが、初夏の嵐の様な出張はいよいよこれでおしまいです。

シンガポール出張のため、クリニックの方は16日土曜日と来週19日の火曜日に臨時休診をいただきます。再び御迷惑をおかけし申し訳ありません。

20日水曜日からは通常診療に戻りますので、どうぞよろしくお願い致します。

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2011年7月10日 (日)

札幌へ

ロシアから帰ってきたばかりですが、まだ夏の出張は続きます。来週の土日にはシンガポールへ。フランス系美容医学会 IMCAS ASIAの出張も控えています。

そして今日は朝から羽田にやってきました。

9時半発 札幌行きJAL便を待ちながら羽田のラウンジにいます。本日7月10日開催の第一回光線治療セミナー in 札幌にて招待講演にお声がけいただいているのです。

今回は、「肝斑治療のレーザートーニング」と、「医療経営」の二つの講演の枠を頂いていますので、昨日の診療終了後から一晩かけて準備をしてきました。

ご参加頂ける全ての医師の方々に役立つ講演になるよう、頑張りたいと思います。

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2011年7月 9日 (土)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会③ モスクワから帰国しました

本日、無事モクスワから無事帰国し、クリニックFで診療を再開しました。

モスクワ空港がサンダーストームで、まさかの3時間ディレイ。

雷とともに、1cm大の氷の粒がバラバラと降ってきたときには、今日は帰れないのではと思いましたよ。

飛行機の中で待たされましたが、なにはともあれ飛ぶことができてよかったです。

空の上で診療開始時間を迎えて、まったく連絡する手段もなく、困ったなあと思っていたのですが、連絡のつかない僕の指示なく、飛行機のランディング時間をインターネットで確認し、患者さんの時間変更手配をしてくれたスタッフの成長には、助けられたなあと思いましたよ。

朝のご予約の患者さんには、何名かご予約のご変更をお願いし、ご迷惑をおかけしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。

それでは今日からまた、よろしくお願いいたします。

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2011年7月 8日 (金)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会② モスクワのホテルにて

おはようございます。

ブログ上では6月に出張したイタリア・フィレンツェのブログが続いていますが、僕は今ロシア・モスクワのホテルにいて、今回の出張のまとめをしています。

モスクワと日本の時差はサマータイム期間中なので5時間。現在の気温は23度。

サンクトペテルブルクのフラーレン(ナノ炭素構造)学会では、化粧品の原材料であるビタミンCとビタミンEの複合体(APT)に、フラーレンを添加したAPTF-capsuleについて、世界最初の発表をしてきました。

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今後、ビタミンEとCを組み合わせたこの強力な抗酸化物質は、多くの化粧品メーカーに採用されてゆくでしょう。

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フラーレンの抗酸化作用をレーザー治療における副作用を抑制する事で役立てる僕の研究は、2010年の米国皮膚科学会学会誌(JAAD)に掲載されていますが、今回も一緒に発表にいった研究者仲間と、次の実験系についてディスカッションする時間も多くあり、とても有意義な旅となりました。

特に今回のロシア出張は、毎晩の様に劇場に足を運び、チャイコフスキーの三大バレエを全て見る事が出来ました。文化的な刺激は脳を活性化するのでしょうか? たくさんのアイディアが泉の様に湧き上がってきました。

フライトは今晩なので、少ししたらモスクワの街を歩いてみようと思います。

日本時間の明日土曜日の朝帰りますので、明日は空港から四谷に直行し、そのままクリニックFで外来をする予定です。

一週間ご迷惑をおかけしましたが、世界最新の知識と技術を、またこれからもクリニックFで提供できる様に頑張ってゆきたいと思います。

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2011年6月イタリア出張37 CMP CLINIC in Pavia

ドクター・ニコラ・ゼルビナッティのクリニックは、ミラノ近郊のパヴィアという高級住宅地にあります。

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洗練されたデザインです。

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ここでは、皮膚科医の研修医も数名受け入れていると言います。

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この女医さんも研修医の一人。

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施術の部屋は4つあります。

それぞれの部屋にレーザーが設置されており、朝から晩まで患者さんだらけです。

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古い医学書をあつめるのが趣味だと言っていました。

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ちょうどパヴィア大学の恩師だった教授が訪れていました。

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いくつか有意義な時間とディスカッションを持てた後、さて、高速で再びミラノに向かいます。

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この日のミラノはイタリア滞在中唯一の雨雲。

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しかし、フィレンツェに戻る途中には、晴れ間が見えるようになりました。

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夕方にはフィレンツェにつきました。

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2011年7月 7日 (木)

2011年6月イタリア出張36 ユーロスターでパヴィア日帰り出張

イタリア紀行最終日。

フィレンツェを朝早く出発し、ミラノ近くのパヴィアにあるクリニックに日帰りすることになりました。

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フィレンツェ駅。

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以前も利用したことがあるユーロスターを使います。

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ミラノまでは1時間45分です。車で行くよりも早いですね。

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ミラノについたら、地下鉄で移動します。

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地下鉄の駅を降りると、Dr. Nicola ZerbinatiのクリニックCMP(Centro Medico Polispecialistico)のスタッフが車で待っていてくれました。

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再び車に乗りPaviaに向かいます。

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ついた先がこちら。クリニックCMP。

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2011年6月イタリア出張35 トスカーナのワイン畑を抜けて

この日の夜はフィレンツェでの最後の会食になるからと、マウロが自分のお気に入りの場所に連れて行ってくれるといいます。

一時間ぐらいかかるけど、いいかい? と聞くので、もちろん と答えました。

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フィレンツェからローマ時代の門を抜けて郊外へ。

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シエナ方面に向かいます。

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日が沈んでゆきますが、トスカーナの雄大な景色が見られます。

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いったいどこまで走るんだろう?

と思っていたときに

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マウロがふとここゆっくり走りだし、「ドクター。カメラを用意して」

というのです。

カーブを曲がったところで飛び込んできた景色は…。

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こんな小さな街でした。

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この街の名前だそうです。

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ちょうどこの場所についたときに日が沈みました。

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地域一面がブドウ畑。

こちらでワインを作っているのです。

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このワイン畑にあるこんなレストラン。

マウロの古い友人がやっているのだとか。

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中に足を踏み入れるとこんな感じ。

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出てきた料理がまた絶品ばかりなのです。

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僕は鳩を食べました。

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三種類のワインを飲み比べたり、楽しい夜を過ごさせていただきました。

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外に出ると、もうすっかり夜が更けていましたよ。

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2011年6月イタリア出張34 Rosso Corsa

ミケランジェロ広場でバスを待っていると、一台の真赤なフェラーリがやってきました。

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やっぱりイタリアでは、このフェラーリレッドが映えますね。

数分もすると、あっという間にカメラを持った高校生たちに囲まれていました(笑)。

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2011年7月 6日 (水)

2011年6月イタリア出張33 ミケランジェロ広場

パオロ・ボナン教授の働いていたクリニックは、フィレンツェの南側に位置します。

ホテルまで送ってもらう途中。

フィレンツェの街を一望できる、ミケランジェロ広場で車をおろしてもらうことにしました。

ここからはバスでホテルまで帰れるのです。

以前に来たときは曇り空だったのですが、今回は本当の晴天。

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すっかり景色を楽しませてもらいました。

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広場の中心にはミケランジェロの大きな彫刻があります。

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そして、この場所からの眺望は絶景です。

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フレンツェの景色を堪能した後、帰りのバスをバス停で待っていると、

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ダビデ像の下に幸せそうなカップルが...。

絵になるなあと思ってみていると、何やら楽しげに声が聞こえます。

ふと振り向くと

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どうやらメッセージが書かれているようです。

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2011年6月イタリア出張32 フィレンツェ大学教授による施術

さて、1時間ぐらい走ったでしょうか…。

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こんな地域にフィレンツェ大学レーザーユニット皮膚科教授のDr. Paolo Bonanの働くクリニックがありました。

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マウロが先だって歩きます。

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珍しいネオンサインのクリニック名が。

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新旧のスマートサイドドットが二台並んでいます。

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Paolo Bonan教授は、ちょうど今月、僕も会員のヨーロッパ皮膚科学会誌(JEADV)にまぶたのフラクセルレーザー照射でタイトニングを行うマドンナリフトの方法がパブリッシュされたばかりなのです。

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Eyelid(上まぶた)に限定した施術方法はこのDEKA社のスマートサイドドットしかありませんので、興味深い論文になりますね。

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患者さんを用意していただけたので、施術を見せてくれることになりました。

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施術のパワーは、想定していたよりもはるかに高かったですが、ダウンタイムは短そうです。

そしてもう一人、DEKA社の好意で、イタリア在住の日本人女性を一人モニターとして呼んでいただいていました。

欧米人とアジア人ですとレーザーのパラメータが全く違ってしまいますので、この細かい配慮には感謝しましたね。

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Dr. Paolo Bonanと共に。

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10月にリスボンで開催されるヨーロッパ皮膚科学会(EADV)での再会を約束して、彼のクリニックを出ました。

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2011年6月イタリア出張31 フィレンツェの外れ、Dr.Paolo Bonan

さて、DEKA本社とお別れして、マウロとともに、フィレンツェ郊外で開業するドクターPaolo Bonanを訪問することに。

車に乗ると、マウロは「パオロのクリニックはフィレンツェのちょうど正反対にあって、中心街を通ると渋滞になるので裏道を通ろう。」

というのです。

もともとフィレンツェは湿地帯で、蚊が多かったため、街は北の山にできたのだそうです。

ところが街が低地に移るにつれて、山のあたりは人が住まなくなってきたのですが、当時の豪華な建物が残っているのだそう。

そんな峠道を通ってゆくことになりましたが、確かに綺麗でしたよ。

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こちらは昔のメディチ家の別荘だそうです。

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このような細い峠道を走ってゆきます。

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フィレンツェの外れまで来ました。

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こんな道を通ってゆきましたよ。

ちょっとしたタイムスリップ気分。

楽しい体験でした。

ちなみにこの日の気温は、ナビによると37度でした。

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2011年6月イタリア出張30 シボレー コルべットスティングレー

ところで、このDEKAの本社に、駐車してあったこの車。

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70年代のアメリカの名車。シボレーコルベット スティングレー(エイのこと)です。

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綺麗にリストアされていますね。

マウロに聞くと、誰だかわからないが社員のだろう。

きっと給料をすべてつぎ込んでいるんだろう。

と言っていました。

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名車のリストアが僕の夢のひとつ。

気持ちわかるなあ。

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2011年6月イタリア出張29 イタリアの社員食堂

11時にホテル前でピックアップしてもらい、再びDEKA本社に向かいます。

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マウロとともに、昨日の疑問点を再度ディスカッション。

レーザー談義は何日あっても尽きることがありません。

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このようなトレーニングルームでさまざまな機器の説明を受けました。

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こちらが今回の訪伊の目的。スマートサイドドット2ですね。

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日本に入っていない機種もいくつかありますね。

社員食堂でまた食事をして、この日の午後は実際にプラクティスをしているクリニックを訪問することになっています。

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新鮮なトマトとリゾットをたくさんいただきました。

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社員食堂もおいしいのです。イタリアはいいなあ。

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2011年7月 5日 (火)

2011年6月イタリア出張28 4時間でフィレンツェを回るなら

思ったよりもウッフィツィ美術館の見学時間が早く終わり、打ち合わせまでもう少し時間があります。

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シニョリーア広場を散策。

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フィレンツェは、ヨーロッパの都市の中で、僕が地図を見なくても歩ける街のひとつですので、歩き回りました(笑)。

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結局、ヴェッキオ橋を再び渡り

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昨晩と同じ、パラティーナ美術館へ。

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僕が見たかった絵はこちら。

パンフレットの表紙にもなっているラファエッロの「小椅子の聖母」です。

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無事にこの絵と再会を果たすことができました。

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ホテルへの帰り道すがら、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会に立ち寄りました。

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こちらも市内から離れていますので、観光客は少ないのですが、教会横にあるブランカッチ礼拝堂の、マザッチョとマゾリーノのフレスコ画が有名です。

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ルネッサンスの先駆けとなったフレスコ画。

これらの絵がなければ、ルネッサンスの絵画が生まれなかったとも言われる作品なのです。

こちらを見学して、急ぎ足でホテルに戻ります。

4時間にしては、良い時間の使い方が出来ました。

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2011年6月イタリア出張27 ウフィツィ美術館

現在ロシアに来ている僕ですが、ブログ上はもうしばらく先月訪れたイタリア・フィレンツェの出張記を続けさせてください。

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明けて翌朝。

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ホテルの窓から外を見ると、雲一つない快晴です。

フィレンツェを観光する機会もこの日だけだったので、今日の会合を11時にしてもらい、朝7時に食事をとります。

食事を含めてあと自由時間は4時間あまり。

僕は真っ先にウフィツィ美術館に向かうことにしました。

この美術館は、以前日本で旅行代理店を使って予約したときにはすごく高い予約料を取られました(苦笑)。

最近はインターネットで予約ができるのですが、フィレンツェのスケジュールが読めなかったので、予約ができなかったのです。

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インターネットで8時15分から入場ができることを調べておきましたので、45分前の7時半に到着。

しかしこんなに長い列です。

メディチ家の財力を結集したルネッサンス美術すべてが、この場所にあるといっても過言ではありません。

世界中から人が集まるのでしょう。

僕の後ろに並んでいたイギリス人は、

「昨日来たのだけれど、2時間待ちだって言われたのであきらめて、今朝早く起きて来た」

と言っていましたよ。

時間も限られていますので、9時まで待って、それでも入れなかったらあきらめようと時間を決めて待っていいたところ、8時50分ごろ、ちょうど二回目の入場枠で美術館に入ることができました。

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ウッフィツィ美術館は、メディチ家の事務局が置かれていたのでこの名がついたそうですが、建物も秀逸です。

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イタリアの美術館は絵の写真は撮れないのですが、ボッティチェッリの「プリマヴェーラ(春)」や、「ヴィーナスの誕生」、ダヴィンチの「マギの礼拝」など観るべき絵はたくさんあります。

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そして、この美術館には僕のお気に入りの素敵なカフェがあるのです。

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建物の北端にある、窓際のこちら。

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クーポラとヴェッキオ宮殿が正対した形で観ることのできる場所があるのです。

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本当はゆっくりとお土産屋さんをみたかったのですが、今回は時間がないのでそのままスルーです。

後ろ髪を引かれますね(笑)。

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2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会① サンクトペテルブルグに着きました

昨日はエアロフロート航空を使って10時間でモスクワに到着。日本との時差は5時間ですから、ヨーロッパやアメリカよりも時差の調整は楽かもしれません。

多少のディレイがあったので、空港からトランクを持ったまま、ボリショイ劇場に直行しました。

モダンバレエのチケットを取っていたのです。

開演後、30分遅れでの到着。交渉の末入れてもらえることに。

ボリショイ劇場は長いこと修繕作業をして新館での公演を続けていましたが、いよいよ今年の秋に旧館のリニューアルが終わるそうですよ。

また帰国したら書きますが、ロシアのモダンバレエは前衛化していますね。ちょっと驚いた演出もありました。

今日はモスクワからサンクトに移動。

2年ぶりにサンクトの街を歩いています。気温は16度。半袖ですと肌寒いです。

無事にネットが繋がりましたので少し安心です。

明日は朝からフラーレン国際学会会場に向かいます。

またこのブログでご報告してゆきますね。

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2011年6月イタリア出張26 予約がとれないトスカーナ料理 IL GUSCIO

午後8時前に、アルノ川に夕日が沈みました。

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会食の時間です。

今回連れて行っていただいた店は、地元でも有名でめったに予約が取れない店なのだそう。

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市内から少し離れた場所にあるにもかかわらず、確かに受付で「今日は予約がいっぱいだよ」と何人もの人が断られていました。

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マウロと、ちょうどフィレンツェに来ていたDEKA社のインドのディストリビューターRukmani Medical Systems社のPadhi社長と会食です。

今回会食して思ったのですが、インド人は本当にしゃべり続けますね(笑)。

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ところで、このお店で食べたものが本当においしいものばかり。

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今思い出してもたまらないですね(笑)。

食欲がそそられます。

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本当においしかったので、さぞかし人気店なんだろうと思って、帰りの扉を開けるときに気づきました。

この通りミシュランのシールがいっぱい。

星を獲得し続けている店なんですね。

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フィレンツェに行かれる方に、詳細はこちらです。ご参考までに。

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2011年7月 4日 (月)

2011年6月イタリア出張25 ヴェッキオ橋、ピッティ宮、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

イタリアのレーザー開発会社のDEKA社の見学とディスカッションが終わり、夜8時に約束した会食までの時間。

夏を目前に日没が遅いフィレンツェの街を歩いてきましたよ。

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アルノ川沿いを渡るヴェッキオ橋は健在。

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水浴びしている人たちもいます。

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ヴェッキオ橋を渡ります。

振り返ると、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクープラが見えますね。

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路面には仮面を打っているお店を発見。

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僕はピッティ宮の中にあるパラティーナ美術館に好きな絵があって、その絵を見に行こうとしたのですが…。

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残念ながらこの日は18時で閉館していました。

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ピッティ宮の裏手のボーボリ公園を歩いてみました。

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日差しが暑いですが、緑が素晴らしく映えてきれいでしたよ。

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しばらく散策した後に再びヴェッキオ橋を渡り、またフィレンツェの中心街へ。

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂も素晴らしいですね。

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フィレンツェのシンボルとなるこの建物。

1296年から172年の歳月をかけて建設されたということですが、ルネッサンスの当時はさぞかし威光を放っていたのでしょう。

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ミケランジェロが「天国の扉」と称した礼拝堂の東の扉とも再会しました。

気持ちが盛り上がります。

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2011年6月イタリア出張24 DEKA社本社の医療レーザー機器

工学用レーザー機器に続いて、医療用レーザーを作っている工場に案内してもらいました。

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こちら減菌室でRF型のCO2レーザーを作っているところ。

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一つ一つの部品を丹念に組み上げてゆきます。

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CO2レーザーのガラス管です。

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このガラス管を一本一本、長い時間洗浄します。

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そして長時間の照射実験。

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コンピュータのディスプレイにより管理します。

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このガラス管を利用したのが旧型のスマートサイドドット。

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そしてこちらが新型CO2レーザーであるRF式のCO2レーザー発振部品。

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こちらも並べてテスト中です。

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こちらを利用したのがマドンナリフトの施術を想定した、新型のスマートサイドドット2

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というわけです。

テスト照射に使用されたクリスタル。

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均一のパワーが照射されているのがよくわかります。

工場を見学していて、いろいろと工学的な質問をしているうちに、マウロとはすっかり仲が良くなり、現在開発中のマル秘の商材についてもいろいろと教えてもらいました(笑)。

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こちらは開発中のスキャナシステムです。

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開発の部屋でも多くの人たちが熱心にディスカッションしていました。

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DEKAは米国のレーザー会社と一風変わって、発想も独創的で、非常に技術力のある会社だという印象を受けましたよ。

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2011年7月 3日 (日)

2011年6月イタリア出張23 DEKA社本社の工業用レーザー機器

3時間余りのドライブでフィレンツェのレーザーメーカーであるDEKA社につきました。

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出迎えてくれたのは、ピサ出身の物理学博士のマウロ・ガリです。

DEKA社のレーザーおよび光治療機器の設計は基本的に彼がかかわっています。

簡単な自己紹介を済ませた後、まずは食事をしようと役員食堂に移動して、軽食を取りました。

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簡単な料理のようですが、社員食堂のわりには相当おいしく、さすが食の国イタリア。

感動しました。

その後マウロの案内で、工場を見学させてもらいます。

まず案内されたのがこの場所。DEKA社のルーツともいえるものです。

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何があるかわかりますか?

もともとフィレンツェのこの地方は電子測定機器の会社が多かったようで、DEKA社の歴史はここにあるのです。

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もともとは電子測定機器から始まったこのEl Enグループという会社が、レーザー機器開発を始めました。

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工業用レーザーは、5を意味するPENTAというブランドで販売し、

医療用レーザーは、10を意味するDEKAというブランドで販売しているというわけです。

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こちら、加工用の巨大工業レーザー機器の工場です。

特にCO2レーザーの技術には、DEKA社に特筆すべき技術が3種類あり、ここではご説明できませんが、それぞれの技術の説明を受けました。

その中でもすごいのが、これ。

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この磨かれた金属の部品ですが、なんだと思いますか?

8本のレーザー発振のガラス管を固定するものなのです。

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通常のCO2レーザーはガラス管でできています。

CO2レーザーは、能動レーザー媒質(レーザーを増幅する媒質)としてガスを管に封入して放電させることでエネルギーを発生させるのですが、そのガスの組成は

二酸化炭素と窒素が、それぞれ約10-20%づつ

ごく微量の水素またはキセノン

残りの全成分がヘリウム

となり、これらがこの一本のガラス管に入っているのです。

医療用レーザーではこの一本のガラス管で十分な出力を出せるのですが、

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このように手前に8本、奥に8本のガラス管を並列に並べ、合計16本の出力を合算して、大出力でレーザーを照射することができるのです。

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煉瓦に向けて照射すると、

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この通り、炎を上げて煉瓦が解けます。

日本からドクターが見学に来たと紹介されると、

「じゃあこれからレーザー照射をしてやるよ」

みたいに、皆が照射実験をしてくれます。

マウロは、「皆レーザーを照射する実験が好きなんだよ。」

とポツリ。

なんだか同じレーザーオタクとしては、気持ちがわかりますね。

こちらは新型スマートサイド2に搭載された、RF式のCO2レーザー。

ガラス管を使用しないデジタル仕様のものです。

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こちらも照射実験をしてもらい、プラスチックの板に照射すると、ご覧のように一瞬でこのようなガルシアン(円錐)型の穴が開きます。

お土産にもらって帰りましたので、ご興味ある方はクリニックFの受付で、ご覧ください(笑)。

そしてDEKA社の至る所に貼ってあったポスターこそがDEKA社の技術の集大成。

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フィレンツェを代表する二つの建物をレーザー光で繋いだ時の写真です。

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モスクワとサンクトペテルブルクにいってきます

現在、先週訪れたイタリアのブログが続いていますが、僕はサンクトペテルブルクで開催されるフラーレン学会の発表のため、ロシアに向かいます。

あちらの通信事情がわかりませんので、昨晩徹夜でイタリアブログを書きました。

少しづつ公開される様になっていますので、トスカーナの景色をお楽しみくださいね。

成田空港は曇り空ですが、あちらではバレエのチケットを取っているので楽しみにしています。

9日土曜日の朝に帰国予定です。

その間、クリニックで電話予約は出来ますので、ご連絡くださいね。

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2011年6月イタリア出張22 ミラノからフィレンツェへ

明けて翌日。

この日は「朝一番にホテルに車が迎えに行くから」というFAXがDEKA社から届いていました。

当初、ミラノ近郊のクリニックを訪問したのちに、フィレンツェのDEKA本社に移動する予定だったのですが、先方のドクターに、やんごとなき用事ができたとのこと。

ミラノには最終日にフィレンツェから日帰りすることになりました。

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ホテルでリビアの大統領とべルルスコーニ伊首相がトップに載る新聞を読みながら、到着を待ちます。

迎えに来てくれた車は一台のメルセデス。

「ボンジョールノ」

と声をかけると、

「ブレーゴ」

といい声が返ってきました。

イタリア語しか話ができない運転手さんと、約3時間余り。

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高速をひた走ります。

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走る道はこんな平原が続いています。

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途中休憩したドライブイン。

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ちょっとびっくりしたのですが、車の日よけの屋根が、すべて太陽発電器になっています。
イタリアもエコですね。

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おいしそうな食材も売っています。

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さらにボローニャからは山を越えて、いよいよフィレンツェの街に入ります。

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ようやく到着したDEKA本社です。

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2011年7月 2日 (土)

2011年6月イタリア出張21 ヴェルディのオペラ「アッティラ」

今回のミラノ滞在中、スカラ座で上演されていたのはヴェルディのオペラ 「アッティラ」でした。

アッティラとは、王様の名前です。

アッティラ王の話をする際には、まず、ヨーロッパ民族大移動(Great Barbarian Invasion)の話をしなければなりません。

四世紀から八世紀にかけてヨーロッパの定住人種が東方のアジア系遊牧民の侵略により移住し、ヨーロッパの人種配置が大きく入れ替わったことを「民族大移動」といいます。

東方民族であるフン族からの侵略を受け、西ゴート族さらに、東ゴート族がローマ帝国に侵入し、押し出される形で旧西ローマ帝国の領域内に居住していた人種が西方(と一部ルーマニア)に移動しました。

この移動により、現在のヨーロッパの系譜であるフランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ルーマニアなどの「ラテン系」国家と、ドイツ、イギリス、オランダ、北欧三国などの「ゲルマン系」国家の配置がほぼ確定したのです。

Photo

そして、この移住により、古代が終わり、中世が始まったと言われています。

民族大移動は西ローマ帝国の滅亡の原因の一つにもなったのですが、この発端となったフン族を率いた王がアッティラです。

アッティラの治世下で帝国は最盛期を迎え、ローマ帝政末期に広がっていたキリスト教の信者からは「神の災い」や「神の鞭」と恐れられたのですが、アッティラは453年に、自らの婚礼の席で急死しました。

死後、アッティラの息子たちの間で内紛が起き、フン帝国は瓦解しましたが、このアッティラ急死の物語をオペラにしたものがヴェルディの「アッティラ」というわけなのです。

この「アッティラ」は、1846年の3月17日にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で初演されています。

ちなみにこの年は、江戸時代最後の天皇である孝明天皇が即位した年です。

この日のキャストは、舞台監督Nicola Luisotti 指揮者Bruno Casoni

主な登場人物は

アッティラ王役に、Orlin Anastassov

ローマ軍の将軍 エツィオにMarco Vratogna

アクイレイアの領主の娘 オダベッラ にFabio Sartori

アクイレイアの騎士 オダべッラの恋人役にフォレスト にFabio Satori

が配役されました。

フン族の王アッティラの軍は、アクイレイアの町を略奪し、破壊します。勝利の美酒を味わいながら、部下より、戦いに加わっていた女性の一団を戦利品として献上されます。

この一団を率いていたのがアクイレイアの領主の娘オダベッラ。

アッティラは、彼女たちの勇気に感銘を受け、オダベッラに願いを一つ叶えてやると言う。

オダベッラは剣を望み、アッティラは自らの剣を与えるのです。

オダベッラの恋人だったフォレストは、オダベッラに詰め寄りますが、彼女は父の仇を取るために、アッティラに近づくのが目的だと打ち明けます。

舞台の上では、アッティラに対する復讐に燃えるエツィオ、フォレスト、アッティラそれぞれが、お互いに密約と同盟を繰り返し、アッティラを殺す機を伺います。

しかしながら、プロローグでオダべッラに渡った剣は、舞台の最後、オダベッラとの婚礼の儀に際して、アッティラの命を奪う剣になるのです。

舞台は、オダベッラはアッティラの胸に深々と剣を刺し、

「お前もか、オダベッラ」

と一言うめいて、アッティラが倒れるところで幕が落ちます。

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すべての歌手が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたが、特にフォレスト役を配役されたFabio Satoriが、喝采を受けていましたよ。

さて、このスカラ座からの帰り道がまた素晴らしいのです。

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まず、スカラ広場のダヴィンチ像を横目に見ながら、

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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアを抜けます。

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そして

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抜けた先には夜の空にも映えるドゥオーモが見えてくるのです。

スカラ座で行われた劇後の幸せな雰囲気に、この景色。

いつもほんとうに幸せな気持ちになります。

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夜も更けてきましたが、いよいよ明日の早朝フィレンツェに移動となります。

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2011年6月イタリア出張⑳ スカラ座へ

ミラノも夜になり、20時の開演時間が近づいてきました。

スカラ座近くのカフェで食事を済ませます。

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イタリアンカラーのテーブルナプキンについ目が留まります。

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ビールとともに軽食を注文してみましたが、おいしかったですよ。

夜のスカラ座は

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ライティングのおかげでまた雰囲気が違っていいのです。

入館して開演を待ちます。

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独特の深みのある赤い椅子。

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何度来てもスカラ座は

素晴らしい何とも言えない独特な雰囲気ですね。

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この会場に来ると、気持ちが盛り上がってくるのを抑えることができません。

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スカラ座のエンブレムです。

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新国際学会周遊記恒例の、天井のシャンデリア。

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目の前の椅子に英語とイタリア語の字幕が出ます。

いよいよ開幕です。

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2011年6月イタリア出張⑲ ミラノのフェラーリストア

さて、イタリア出張から現在帰国し東京で診療を続けている僕ですが、それも今日で一旦終了.明日からロシア出張が控えています。

診療再開は来週の土曜日。今日はその前の最後の診療日ですから、ぎりぎりまで治療を行う予定です(笑)。駆け込みでいらしたい方は10時以降クリニックまでお電話ください。

では、ブログ上はもうしばらくイタリア出張記にお付き合い下さいね。

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イタリアのブランドで最も人気のあるものの一つ・・・といえば、やっぱりこれでしょう。

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フェラーリです。

店の中で何が売っているというわけではないのですが、それでも人だかりが出来、道行く人が何人も足を止めていきます。

人気があるんですよね。

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実は最近クリニックFにおいでくださる患者さんから聞いたのですが、フェラーリ社は株式公開を目指しているのだそうです。

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アメリカ型の業績経営が浸透し、次期目標売り上げを上げるために、モデルチェンジを早めて、何台販売しなければならない! など、目標を上げるようになったということです。

これは・・・正直どうなんでしょうか?

フェラーリ社のように、社長の情熱でより良い車を少数作ってきたメーカーに、アメリカ型の経営がなじむとは到底思えません。

アメリカ型経営は、功罪がありますよね。

ヨーロッパのブランドは、家内工業の様に仕組みは小さいが、職人技の光る本当に良いものを作るというイメージがあります。

こうした本当に良いものというのは、値段をつけることができません。

誰でも手に入れることができない「匠の技」に対して、それを求める人に対して、相応の価値が生まれるのだと思っています。

僕がこだわるデヴァイスに特化して言えば、古くはストラディバリウスのヴァイオリンだったり、パテック・フィリップの時計だったり、近代ではエンツォの率いたフェラーリ社だったのだと思います。

これが株主に志向した経営効率を重視して、大量受注生産を始めたときには、古くからのロイヤルカスタマーが離れてしまうでしょう。

数日前に書いた、スイスの時計会社の買収劇も同じ様な状況にあるのだと思いますが、ブランディングイメージというアイデンティティを維持してほしいですね。

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2011年6月イタリア出張⑱ イタリアの公衆電話、街で見かけた彫刻

ミラノを歩いていると、ふと目を奪われるデザインや芸術がいたるところにあります。

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公衆電話。思わず誰かに電話をかけたくなりました(笑)。

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こんな彫刻も置いてあります。

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ローマ時代からこのような芸術性の高い建築に触れているのですから、センスも磨かれますよね。

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ダヴィンチの「最後の晩餐」のあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会も、構造が素晴らしいですよね。

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ドゥオーモ広場にあるヴィットーリオエマヌエーレ2世像も然りです。

 

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2011年6月イタリア出張⑰ パパラッチ

ミラノの街を歩いていいると、大きなカメラを持った取材陣がパパラッチのように望遠カメラを向けている場面によく遭遇します。

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メルカンティ広場です。 真ん中の人を皆で写真を撮っています。

この店でも、人だかりがありました。

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遠目で良くわからなかったのですが、俳優さんかサッカー選手でしょうか?

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2011年6月イタリア出張⑯ ミラノにも運河が

ミラノの街はきれいな建物と街並みで絵になる風景がたくさんあります。

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こちらはモンテナポレオーネ通りの地面で見つけたルービックキューブ

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遊び心があっていいですね。

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ドゥオーモ横にある王宮の前の新しいモニュメントも。

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ところで、ミラノにはナヴィリオ地区という、古いミラノの面影がいまだに残っている地域があると聞いていたのですが、今回初めて行くことができました。

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ミラノの中心から地下鉄で10分で到着。

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普段とは変わったミラノの風景でした。

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2011年7月 1日 (金)

2011年6月イタリア出張⑮ ACミランとインテル

ミラノといえば世界的な知名度を誇るサッカーチームがあります。

今回滞在中に知り合ったイタリア人が、

「イタリア人はサッカーやバレーなどの集団のスポーツは好きだけれど、ゴルフや水泳、陸上のような個人スポーツは好まないんだ。」

と言っていましたが、同じような話をイタリアに行く度聞いているような気がします(笑)。

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トッティのものに並んで、インテル長友佑都選手のユニフォームがありますね。

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街はもちろんお土産やさんだらけです。

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