2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑤ ボリショイ劇場新館で観た現代バレエ
急いでやってきた場所は、ロシア屈指の劇場であるボリショイ劇場です。
この巨大な旧劇場は約5年間再建工事に入っていましたが、今年の秋にいよいよ再開することになります。
今回はこの劇場の左手奥にある、ボリショイ新館に向かいました。
モスクワ到着が遅れたのもあり、開始時間20分後に劇場に到着したのですが、幕は一幕しかありません。
クロークでトランクを預け、
交渉をしたら、二階席の自由席ならば劇中でも入っても良いとこと。
皆が観劇中で、誰もいない劇場の二階に向かいます。
新館とはいえ、旧館の内装が移動してきているのでしょう。
大きさも小さくて、どの席からも楽しめる、素晴らしい劇場だと思いました。
最後は世界平和を望むパフォーマンスだったのでしょうか?
演者が流し台で国旗を洗い、それを舞台に広げてゆくパフォーマンスをしたのです。
日本の国旗も最初に舞台に登場した5枚の国旗のうちの一枚にありました。
出てきた国旗の順番に理由があるのかわかりませんが、ロシアでもこういった表現ができるようになったのですね。
どの劇場もそうですが、観劇後、楽しそうに皆帰ってゆきましたよ。
劇場外観。
この日は、そのままホテルに向かい、ぐっすり眠ってしまいました。
翌朝早くに起きて、学会会場のあるサンクトペテルブルグに向かいます。
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コメント
はじめまして、こんにちは。
先生のブログに書かれています、トリニティとは、オーロラ+リファーム+マト
リックスIRですよね。
これが、ライムライト+ジェネシス+タイタンでも同様の効果は望めますでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いします。
投稿: サン | 2011年7月15日 (金) 17時27分
サンさま
コメントありがとうございます。
クリニックFにもライムライト、タイタン、ジェネシスすべてがそろっていますが、残念ながら、
トリニティとライムライト+タイタン+ジェネシス
と同じ効果は得られないと思いますので、肌のメンテナンスを目的とする際には、この組み合わせの照射は当院では採用していません。
レーザーの機器の組み合わせが同じだからと言って、同じ効果を期待できないのです。
照射のパワーも、照射間隔も、照射密度も、照射するときの皮膚温も、それぞれのパラメーターが異なると同じ反応が起きません。
たとえ、これらのパラメータが同一だった時でさえ、機器は経時的に劣化しています。
さらに皮膚にアプリケーターを押し当てる強さや、アプリケーターの照射間隔など、照射する時のファクターが変化することによって、皮下に入るエネルギー量が大きく異なってくるのです。
レーザー機器は単なる道具のひとつですので、どのように効果を出すかは、使用する医師によって違うのですよね。
投稿: 管理者 | 2011年7月15日 (金) 18時17分
お忙しい中ご回答いただきまして、ありがとうございました。
使う人によって効果はかわってくるのですね。
もう一つ質問なのですが、フォトRFとライムライトは、効果や働きは同じと考えてよろしいですか?
何度も質問して申し訳ありませんが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
投稿: サン | 2011年7月18日 (月) 13時26分
フォトRFとライムライトは、構造も効果も目的も全く違ったものだと思うのですが、残念なことに、こういったことに対する日本語の啓蒙サイトがないのですよね。
フォトRFは、バイポーラRF+フォト
ライムライトは、フォトの一つ
です。大雑把に話すと、フォトで色を取り、RFでタイトニングを行なう為に設計されたのですが、実際にはそれだけの反応でもありません。
フォトRFとライムライトを双方を一定期間以上使った医師ではないと、コメントは残せないと思いますが、クリニックFでは、どちらの機器を使用するかは症例によって代えています。
医師の方に導入を相談された場合も、患者さんの層をお聞きしてからどちらがより優れているか、お勧めします。
投稿: 管理者 | 2011年7月18日 (月) 15時38分
ご回答ありがとうございました。
てっきり効果は同じものと思っていました。
別の質問をさせてください。
私はにきび跡に悩み、エコ2を二回ほど、二ケ月おきにうけましたが、ニキビができやすくなりました。
もう何年もできていなかったのに、こもったニキビができやすくなり、デコボコもよくなるどころか新たにできてしまいました。
保湿などしっかりしたつもりです。
エコ2などで、ニキビができやすくなることはありえますか?
他院ですので、もちろん基礎工事はしていませんが、肌がまだエコ2を受けれる状態じゃなかったのでしょうか。
質問ばかりして申し訳ありませんが、お時間がある時で結構ですので、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
投稿: サン | 2011年7月27日 (水) 22時22分
ご指摘の通り、もともと肌がエコ2を照射できる状況ではなかったのだと思います。
CO2の10600nmの波長の特徴は、蒸散です。
真皮のコラーゲンやエラスチン、セラミドも含めてエコ2の使用で過剰に蒸発させてしまったので、保湿が出来ない肌になったのでしょう。
これは医薬化粧品などの薬剤で保湿できるレベルではありません。
保湿が出来ないと、生体は皮脂を出すことによって対処をしますが、この皮脂は活性酸素と極めて反応しやすく、皮膚で酸化化合物を作ります。
この酸化脂質がニキビ菌の栄養になるので、ニキビが出来やすくなる現象は事実としてあります。
こうした事実は、海外の学会では当然のように検討されますが、治療器が普及していない日本の医学会ではまだまだ議論がなされていません。
これはあくまでも一般論で、僕は実際にサンさんの肌を診たことがありませんので、診療した後でなければ対処法についてはここではお話しできません。
新しい診療方法に飛びつくのは、どうしてもリスクを伴います。
どうぞきちんとした診断を下せる、良いお医者さんに巡り遭ってくださいね。
投稿: 管理者 | 2011年7月28日 (木) 00時07分
ご丁寧な回答、ありがとうございます。
やはり、まだ肌が耐えれる状態じゃなかったのですね。
治したいがあまりに、最新治療にすぐとびついてしまいましたが、これからは慎重にいきたいと思います。
いつか上京した際には、カウンセリングに行かせていただきます。
そのときは、よろしくお願いいたします。
詳しく説明していただき、ありがとうございました。
投稿: サン | 2011年7月28日 (木) 17時43分